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2014年 08月 24日
おうちで藍染め(叩き染め、生葉染め)
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草木染めと言えば、やはり王道は藍染め!!

そう思って、休日の遠出がてら藍染め工房に立ち寄り、小学生でもできる簡単な藍染めのやり方を聞いてみた。
そしたら、通常の藍染めは専門の設備が必要だけど、生葉染めなら家庭でもできるという。

e0134713_043278.jpg藍染めの染料となるのは、タデアイ。見た目はイヌタデなどにちょっと似ているタデ科の植物。

藍染めの濃い藍色は、このタデアイを発酵させたスクモという染料でしか出せないそうだ。

スクモを作る設備を見せてもらったが、土間にあいた穴で何ヶ月も発酵させる(冬季はフタ付きの穴で炭を起こして保温したりする)らしく、確かにこれは一般家庭で試すのは無理だなー。

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ただし、薄い青ならスクモではなくタデアイの生葉でも染められるそうだ。

試しに手のひらで生葉を揉んでみるように言われてやってみたら、最初は緑色に染まっていた手のひらが20分くらいしたら青っぽく変色した!

布を染める時も同じように、生葉をすり潰した染液に浸けてから空気にあてて酸化させれば青い色に染まると言う。

見本として工房で染めた生葉染めの絹のストールを見せてもらったら、とても淡い水色ですっごく綺麗!これは俄然やる気が沸いちゃう!!


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それで自宅のタデアイ(丸葉藍という品種で、ちょっと工房のとは違うけど)で早速試してみた。
ウェブで検索したら、藍の生の葉でできるのは「生葉染め」の他に「叩き染め」という手法もあるらしい。せっかくだから、両方試してみよう!

【藍の叩き染め】

叩き染めは、葉っぱを布に叩き付けて直接染める手法。
とても簡単で、染まりにくい木綿などでも濃い色で染められる。

布の上に葉っぱを起き、その上にラップを乗せて、まんべんなくハンマーで叩いて染める。
葉の形を残すように叩けば、可愛い模様にできる。

最初は緑色だが、干しているうちに段々と濃い藍色になる。
急いで藍色にしたい場合は、消毒液のオキシドールをかけて酸化を早めると良いらしい。
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【藍の生葉染め】

生葉染めのためには、タデアイの葉と茎を一緒にミキサーにかけ、青汁ジュース的な藍汁を作る。
汁ができたら、すぐにガーゼなどで葉を濾して取り除く。これが染液となる。

e0134713_0481992.jpg手が染まるとなかなか色が取れないため、必ず手袋をして行うこと!!

今回、うっかり手袋無しで作業したら、爪が青黒く染まってしまった。がーん。

ま、2日くらいで落ちるらしいし、娘は夏休み中だから大丈夫かな。私は明日も仕事だけど。仕方ない、手元は隠して仕事するか……。


藍の生葉液での染める力は30分しか持たない(酸化してしまう)ので、液ができ次第、すぐに染めたい布を漬け込み、布を液の中で揉んだりして、よく染み込ませる。
液の酸化で青く染める仕組みのため、できるだけ液は泡立てたり空気に触れさせないようにする。

e0134713_0493410.jpg常温でも良いが、お風呂くらいの温度まで温めた方が染まりは良いらしいと書いているサイトがあったので、鍋で少しだけ熱してみた。

青というより濃い緑色だけど、これが本当にあの綺麗な水色になるんだろうか……。


30分以内に布地を染め終え、絞って一旦干す。
直射日光下で干すのが良いという説と、陰干しが良いという説を見かけたが、目的は乾かすことではなく空気にあてて酸化させ、緑色を青色に変えるためらしいので、どっちでも大丈夫な気がする。
今回は、風通しの良い日陰で乾かしてみた。
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2, 30分干したら、水洗いする。
そしてまた20分くらい空気に晒し、更に水洗いする。
すると、布から徐々に緑色が流れ出し、青い色が発現した。ヤッター!!

……と思ったら、一番大きな布だけは、水で流してもあまり青くならず、緑色っぽいままだ。
うーん、なんでだろう。すぐに空気に晒さず、叩き染めしたりしてモタモタしてたせいで緑色で定着しちゃったのかな?ショック。

仕方ない。とりあえず一緒に干しておく。
せっかくの藍染めなのに青くならないなんて……とガッカリしていたら、「それが草木染めだよ、でもこの緑色も良い色だからイイじゃない」なんて娘が言う。むー。ポジティブシンキングか。

ま、大きい布はまだ乾ききってないし。
時間が経つにつれ、大きい布の方も段々青くなるんだったら良いなー。時間に期待しよう。
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by macchi73 | 2014-08-24 23:55 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(0)
2010年 08月 25日
タデアイ(蓼藍)
タデアイの育て方:
●種まきは5月。
●花期は9月。花穂をそのままにしておくと、秋に種を採取できる。
●7〜11月くらいまでに、繁った葉を収穫して染料に使う。
●乾燥を嫌う。日光を好むが、半日陰で育てた方が発色は良いらしい。
●防虫効果があるので、鑑賞目的の花などのコンパニオンプランツなどに良さそう。


藍染め工房を見学。
玄関に放置されているプランターにイヌタデが蔓延っているのを見て、「放置鉢には雑草が繁る。分かります、分かります、最近暑いですしね……うちの庭も同じですよ……」なんて密かに共感を覚えて親し気な視線を投げかけたら、「これが藍染めの原料になるタデアイです」とのこと。なんだ。

よくよく見ると、イヌタデにそっくりだけど葉の感じが少し違うかな。
以前、山歩き中に見かけたハナタデにも良く似ている。

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これ、栽培したら自宅で藍染めができますかね?と聞いてみたが、タデアイはそのままで染料になる訳では無いので、本格的な藍染めは難しいとのこと。
ただし、生の葉で染める「生葉染め」というものもあるらしい。それ楽しそう。

うちの東側の庭なんて、いつもイヌタデに覆い尽くされてるからなー。どうせなら、イヌタデの替わりにタデアイを蔓延らせることができたら面白いんだけど。

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工房の広い土間には、タデアイの仕込まれた壷が地中に埋められて並んでいた。独特の香りがする。発酵臭かな。

周りの物干竿には、様々な度合いに染まった反物が干されていて、薄青から濃藍までの綺麗なグラデーションを作っていて綺麗。
一度染めただけでは薄青色にしか染まらず、それを何度か重ねて濃い藍色を作るそうだ。


2010/9/28
近所の花屋さんで、タデアイが売られていた。
葉っぱが少し丸くて工房で見た株とは少し雰囲気がちがうんだけど、ものは試しで二株購入。

花が沢山咲いている。イヌタデと混ざらないようにプランターで育てて、今年の冬には種を収穫しよう。
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by macchi73 | 2010-08-25 20:04 | 栽培日記:秋の植物 | Comments(2)