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2016年 08月 14日
ヒグラシ?ツクツクボウシ?
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蜘蛛の巣にセミがかかった!と娘たちが指差してる。
みたら、いまかかったばかりらしく、ぐるぐると必死で飛び回るセミがいた。

これは細い蜘蛛の糸なんか引きちぎって逃げちゃうだろうな、と思って見ていたら、1分もしないうちに、だんだんと動き回る円の半径が小さくなって、ついには止まってしまった。動けば動くほど体が巻き取られる仕組みっぽい。

ねえ逃してあげないの?と夫。
それで近づいたら、もう奥の方からいそいそと、まだ若そうな巣の主が近づいて来ていたので、やめた。インシャアッラー。自然のままに。
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道中、あれヒグラシだね、と夫。へえ、ツクツクボウシかと思った。
家の近所の公園だと「ボウシィ、ツクツク」と鳴いてるツクツクボウシはよく見かけるるので、2cmくらいの小柄なセミはみんなツクツクボウシかと思っていた。夫実家のような山だと、そうでもないのかな。でも、蜘蛛の巣にかかった彼の鳴き声は聞けず。
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山にはセミの抜け殻もたくさん。
やっぱりどこでもアブラゼミが多いっぽいけど、違う種類の抜け殻もちらほら見かける。
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セミ本体と違って、抜け殻の方は割と見分けやすい。

これら小柄で白っぽくマットな質感の抜け殻は、他のセミと違う、ツクツクボウシ独特のものだと思う。
ヒグラシの場合は、大きさや形は似ているが、もっとツヤがある質感のようだ(今回は見つけられず)。
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by macchi73 | 2016-08-14 08:58 | 名前が分らない動植物:観察中 | Comments(2)
2015年 08月 06日
センス・オブ・ワンダー
楽しかった夏休みも終わって、私は仕事の日々に戻った。
私以外の家族は全員まだまだ夏休みで、夜に仕事から帰ると、家の中にふわふわした休みの雰囲気が漂っている。

明るいうちに帰宅すれば、夕方の散歩が待っている。
ピンク色の夕焼け、蝉の声、虫捕り網を持った末っ子の駆け足、陸橋から見る小さい夜景。

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蝉の声が降ってくる木の下で、あ、と立ち止まって、「ねえ目をつぶってここ立ってみて」と娘が言った。その通りにしてみたら、「いいよ」と今度は私の体をぐるっと回して、「もう一回、目をつぶって聞いてごらん」と言う。そして、「ね、面白くない?」と聞いてくる。

まるで謎かけみたいだけど、実際にやってみればすぐに分かった。
木に向かって立てば、体じゅうが蝉の声に包まれる。背を向けて立てば、少し和らぐ蝉の声。
その後は、ずっと二人で左右にブルンブルン首を振りながら夕方の林沿いの道を歩いた。首を振るたび、蝉の声が大きくなったり小さくなったりする。珍しい音の世界を歩いている感じ。(←見ている人も、珍しい首振り親子を見てる感じ?)

暗くなれば、他の家族とも待ち合わせして、新しくできたタイ料理のお店で食事して帰る。
食後、子どもたちの絶え間ないお喋りが一緒くたになって、わあわあ言う蝉の声にまた似てる。湿ったドライヤーのような温風(熱風?)に吹かれて歩いていたら、ここは南国みたいだとクラクラした。子どもたちと一緒だと、どこにいても時々、知った風景が珍しい新しい場所みたいに感じられる。

そんな感じで、自分の休みは終わったけど、まだまだみんなの夏休みのおすそ分けをもらい中。

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ふと思い出したのは、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』。

たぶん夜の海でぞくぞくして二人で笑い合ったとき、大御所レイチェルが小さいロジャーに与えた影響より、小さいロジャーがレイチェルに与えた影響の方が大きかったのではと思う。そして、小さいロジャーは、大きくなったロジャーとは地続きの存在のようでいて、その一瞬だけのなにか別物でもある。子どもって呪物だ。

『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン)

作家レイチェルが彼女の姪の子である小さなロジャーと一緒に自然の神秘に触れる日々を綴ったコンパクトな一冊。その後、ロジャーは5歳の時に母を失い、レイチェルに育てられた。

原本の扉に記された、編集者からの短いコメント:
レイチェル・カーソンはこの『センス・オブ・ワンダー』をさらにふくらませたいと考えていた。しかし、それを成し遂げる前に、彼女の生命の灯は燃え尽きてしまった。
生前、彼女がねがっていたように、

この本をロジャーにおくる
生前のレイチェルが本をおくりたいと願ったのは、彼自身の人生を生きている本物のロジャーだったか?それとも記憶の中の小さいロジャーだったか?と考えたとき、後者なんじゃないかなあとか、ふと思ってしまった。

訳者は書いている。
一九八〇年、私はこのロジャーと対面することになった。(中略)私が会ったロジャーは、ボストンに住む、背の高いがっしりとした青年になっていた。その頃は音楽に関する仕事をしていて、ナイーヴな繊細な神経の持ち主のように見受けられた。レイチェルのことは、まだ子どもだったのでよく覚えていないなどと語っていたが、誇りに思っているのは確かだった。『沈黙の春』の業績に対して与えられた数々の賞のうち、レイチェルが最も喜んだという、シュバイツァーメダルを大切そうに出してきて見せてくれた。私はもう一度、メインの潮風の下でロジャーに会いたいと願っている。聞くところによると、現在ロジャーは、コンピュータ関連のビジネスマンで、二児の父ということだ。
それで私は、また勝手に想像。
『センス・オブ・ワンダー』は確かに人生の素晴らしい瞬間を切り取った本ではあったけど、大人になったロジャーの中でのレイチェルの存在は、そんなに大した割合はなかったんではないか、とか。少なくとも、レイチェルが小さいロジャーを思い出したようには、大きいロジャーはレイチェルを思い出さなかったのでは、とか。

子どもと一緒に過ごす一瞬って、それ自体でキラッとした輝きがある(こともある)っていうだけのもので、実はそれ以外の大した意味はなく、子どもたちはどんどん色んなものを後ろに置いて進んでいく。だから自分もそこに居合わせてラッキーくらいの気持ちで、その短い瞬間を、センス・オブ・ワンダーを、適当に楽しむくらいで良いかもなと思ったり。


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by macchi73 | 2015-08-06 23:52 | 書籍・CD | Comments(3)
2014年 08月 15日
セミいろいろ@東京の公園(アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ)
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週末、夫と末っ子と一緒に、住宅地の中の公園まで昆虫採集サイクリングに行ってみた。
蝶やトンボを追っかけたいなーなんて思ったのに、そんなに飛ぶ虫の姿は見つけられず、なんだか色んなセミの声だけが大きく響く……。

で、こうなったら公園にいるセミ全種類を捕まえよう!!と、セミ採集することになった。

e0134713_21183240.jpgセミといえば、捕まえるとワジャー!!!と大きな悲鳴を上げて強力に羽ばたきまくるものが多いので、ちょっとビビって腰が引け気味の娘。

捕まえたいけど、持つのが怖いよう……と最初は言っていたが、最後の方は「メスなら大丈夫なんだ!!」と発見し、鳴いていないセミを狙うようになっていた。


アブラゼミ: 油蝉

市街地で一番よく見かけるセミといえば、アブラゼミ。どこにでも沢山いる。

翅が不透明なのが一番の特徴。
体は全体に濃い褐色で、裏側は粉っぽくて白っぽい。
写真の個体には腹弁が無いので、これはメスだな。

鳴き声は「ジージー」という大音声。たまに夜に「ジッ!」と一声だけ鳴くのも、このセミ。
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ツクツクボウシ: 法師蝉

「オーシィ、ツクツク、オーシィ、ツクツク」という特徴のある鳴き声の周りを探し回って、鳴き声の主を捕まえた。

体は灰色がかった黒色で、緑色の模様が入っている。小柄でお腹が細長い。羽は透明。
オスの体を裏側から見ると、腹弁が尖っていてWの字のように見える。
なぜか木の幹ではなく枝にとまっている個体が多かった。

ピークが8月末〜9月なので、夏の終わりを告げるセミと言われるらしい。
まだこの先、夏は長そうだけどなー。
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ミンミンゼミ: ミンミン蝉

「ミーン、ミン、ミン、ミン……」という、いかにも蝉らしい声でなく。

体は短く丸っこいシルエットだが、翅が長い。
とても鮮やかな緑色の体と透明な翅が美しいセミだと思う。
裏返してみたら、丸っこい腹弁が目立っていた。

乾燥を好むが、暑さにやや弱い。
そのためか、涼しい地域では黒い体の黒化型、温暖な東京では緑と黒の模様の標準型、暑い地域ではほぼ緑一色のミカドミンミン型……というように、体の色で暑さを調節しているようだ。
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クマゼミ(おまけ): 熊蝉

これは公園にはいなかったんだけど、比較のために、先日式根島で見つけたクマゼミも載せておく。

体は大きくて黒くてピカピカしている。腹板がオレンジでとても目立ち、鳴き声はシャーシャー。
南方系のセミなので暑い地域にしか生息していなかったが、近年は関東でもたまに発見されるようだ。
ただし、これは温暖化のせいという説と、南方の樹木の人為的な移植についてきてしまったのではという説がある(クマゼミは元々の生息地に留まろうとする性質が強く、分布拡大に積極的ではないとも言われる)。
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by macchi73 | 2014-08-15 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2014年 08月 06日
式根島の林で見つけた虫: オオトモエ(大巴蛾)、ノコギリクワガタ(鋸鍬形)、クマゼミ(熊蝉)
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自転車では入れないような暗くて細い林道の遊歩道を虫取り網を持って歩き回ったら、2回も同じ蛾を捕まえた。式根島にはこの蛾が多いのか?

ヤガ科トモエガの仲間で、一際大きいので大巴(オオトモエ)と呼ばれる。10cmくらいある。
トモエガの特徴である巴紋(目玉みたいな模様)に加え、白いラインが特徴的。
よく見るとボディにも二重線が入っていて、おしゃれなデザインかも。
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娘が「見つけた!」と拾い上げたのは、ノコギリクワガタの雄。

残念ながら死骸だったが、赤褐色の光沢のある体に、湾曲したノコギリ型の角が格好良いクワガタだ。

もっと小型の個体の場合は、角は湾曲せずにまっすぐらしい。

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次に見つけたのは、メス。

やはりこちらも赤味のある体色で、他のクワガタに比べて丸っこい体型で可愛い見た目。

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式根島のセミは、シャーシャー鳴く。
うちの周りでは聞かない鳴き声だねーなんて話していたら、声の主を捕まえた。
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光沢のあるゴツい体で、透明な翅には緑色と橙色のラインが入っている。
自宅周辺だと翅が不透明なアブラゼミばかり見ているので、「透明な翅って綺麗だなー」なんて思っていたが、世界的にはセミの翅は透明なのがスタンダードで、翅が不透明なアブラゼミの方が珍しいタイプらしい。

クマゼミの体の裏側のオレンジの板状の部分は腹弁という器官で、内部に振動膜があり、ここをフタのように開け閉めすることで音程を変えたりするようだ。腹弁の色はセミの種類によって違っており、クマゼミの場合はオレンジ色をしている。
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今回使った図鑑はこちら。
虫の名前がわからない時にはいつも質問しているサイト、むし探検広場から出版されたばかりの出来立てホヤホヤの昆虫図鑑だ。


『昆虫探検図鑑1600 -写真検索マトリックス付-』(川邊透)


「この虫ってなんていう名前だろう?」という種の同定機能に絞った作りで、見た目(大きさと色)で感覚的に検索できる「写真検索マトリックス」ポスターがついていたりして、虫に詳しくなくてもお目当の虫を見つけやすい。

夏休み、子供に「写真検索マトリックス」もたせて昆虫採集に出かけたら面白そう。


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by macchi73 | 2014-08-06 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2013年 08月 16日
セミの羽化
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去年は蝉の抜け殻を色々集めて比較したので、今年は蝉の羽化を見ようって決めてたんだった。
で、夜のウォーキングで足を伸ばして、木立のある公園へと行ってみた。

蝉の羽化がよく見られる時間帯は、日没後から夜中まで、19時〜24時辺りらしい。
雨後に地面が少し柔らかい日が狙い目だ。
ということは今日は羽化観察に良い夜のはず。

ヘッドライトをつけて、足元を照らしながら林の中を歩く。
地面に大き目の穴がボコボコあいている場所を見つけたら、その近くの樹木の根本から地上2mくらいまでの場所をぐるりと探してみる。
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そしたら見っけ!
植え込みの中、地上150cmくらいの幹上に、白っぽく光るヤツを見つけた。
背中がちょっと割れて、姿を現し始めているところ。
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40分以上かけて、やっと綺麗な蝉の姿になった。
まだ翅は薄い緑白色で、段々と色が抜け始めている。地底湖みたいな綺麗な色だ。

少し離れた場所には、同じフォルムで、でも完全に色づいた成虫が止まっていた。
そっかー、これが完成形か。
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しかし通路から外れた薮でゴソゴソやってると、通行人が来た時のアクションに迷う。
だいぶ前から音や独り言(「あー蝉の羽化って面白いなあ!フンフン」とか)で存在をアピールしておいて、いきなり脅かすことの無いようにすべきか。無駄に驚かせないよう、そのまま息をひそめて通り過ぎて行くのを待つべきか……。

帰宅して、セミの羽化の時期について調べてみた。
下記のサイトがセミ観察について綺麗にまとまっていて便利かも。
今日見たのはアブラゼミだけど、今の時期、ニイニイゼミあたりも探せばいそうだな。

Super Media Kids: みんなでつくろうセミマップ
http://www.ntt-east.co.jp/kids/kenkyu/report01.html

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by macchi73 | 2013-08-16 01:29 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2013年 08月 10日
胃之頭町の夜散歩(栞と紙魚子)
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夏休みなので、子供たち(自分の子もそうでない子も)を家で見かけることが多い。
子どもが沢山ウロチョロしているなーと思うと夜には花火したり泊まって行ったりして、家の中が賑やかだ。ハンモックを一つ、キャンプ用の簡易ベッドを二つ出して、お泊り用に提供する。

お泊りの常だが、いつまでも寝ないで騒ぐ子供たちにうんざりする。
で、一緒に夜中の庭に出て虫の観察をしたりする。
夜はうるさくしてはダメだ。ほら、揚羽蝶も寝ている。羽化した蝉は翅を乾かしている。静かによく探して観察すること。えー見たい見たい……と、ひそひそ声になる子らや良し。

が、それも一時だけで、またベッドに戻るとやがてキャーキャー言い出すのであった。
ウルサイ!それ以上起きてると怖い話するよ!と怒ると、怖い話はイヤだ〜と隠れる。
良かった。ホントは手持ちの怖い話はもう無いので、話して〜とか言われたら困る。

そうして翌日。
ワタシ2時間しか寝てな〜い!ワタシは1時間!ワタシなんか30分だよ〜!とか、よく分からない自慢をエスカレートさせてるのを見て、子どもって馬鹿だなーと思う。
私が見た時はぐーぐー寝てたけどなあ。

朝ご飯にパンケーキを焼いたら、うわー嬉しい!という子たちと、こんなのイヤだ〜!という子たち。ムカ。
悲鳴と笑い声がするので見たら、カナヘビの尻尾を持ってぶら下げている。うわ。
疲れる。けど面白い。かも。
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怖い話でも仕入れるか〜と思って、諸星大二郎を開く。
ホラーコメディのはずだが、全く怖くないノホホンとした『栞と紙魚子シリーズ』。
むしろ読むと、何かが補給されていつも元気回復する。



うちの近所が舞台になってて、漫画の中によく知った景色や地図が出てくるので不思議な気分だ。
私も歩き回っているうちにこんな変な世界に迷い込んで、それで平気で戻って来たいなあ!

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by macchi73 | 2013-08-10 00:49 | 書籍・CD | Comments(0)
2012年 08月 27日
セミの抜け殻の見分け方
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刈る刈るボーイと夫に草刈りしてもらった。今夏の2回目の草刈り。
綺麗に刈り揃えられた雑草は緑の絨毯のようだ。窓のそとの緑を見て和む。
もうグラウンドカバーなんてのは、雑草でも何でもOKなんじゃないか?なんて思う。

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草刈り跡から、セミの抜け殻を見つけた。
大きいのと小さいの、明らかに違う種類のセミっぽい。

で、娘と一緒に抜け殻によるセミの見分け方を調べてみた。
セミの抜け殻の見分け方ポイントは5つ。

1. 大きさ
2. 色艶
3. えりの線
4. おへその出っ張り(本当のおへそではないが……)
5. 腹部の縞
6. 頭部(毛深さ・形)
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(1) まず、大きさについて。
この辺(東京・住宅地)で見られるセミだったら、だいたい次のように見分けられる。
・大(3cm〜)なら、クマゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ。
・中(2.5cm前後)なら、ヒグラシ、ツクツクボウシ。
・小(2cm前後)なら、ニイニイゼミ。

(2) 次に、色艶について。
・大型の3種(クマ・アブラ・ミンミン)の抜け殻はどれも艶がある。クマゼミは薄茶色、アブラゼミ・ミンミンゼミは赤茶色。
・中型種では、ヒグラシは艶があり、ツクツクボウシは艶消しのマットな質感。
・小型のニイニイゼミは、地表近くで羽化するためか、常に泥まみれになっている。

(3)えりの線は、クマゼミとアブラゼミ・ミンミンゼミを見分けるポイント。
・黒いラインになっていれば、アブラかミンミンゼミ。
・色がついていなければクマゼミ。

(4)腹部にデベソのようなでっぱりがあれば、それはクマゼミ(他のセミには無い)。

(5)お腹の縞は、大型種を見分けるポイント。
・単純な濃淡2色であればアブラゼミかミンミンゼミ。
・3色の縞(焦茶・白・薄茶)になっていれば、クマゼミ。

(6)頭部の見分けかたは次の通り。
・大型種では、アブラゼミは毛深く平たいおでこ、ミンミンゼミは毛が少なく丸いおでこ。
・中型種では、ヒグラシなら平たいおでこ、ツクツクボウシなら丸いおでこ。

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以上の特徴を以てして今回見つけた抜け殻を見てみると、大きい方は3.5cmで、デベソはついていないから、アブラかミンミンゼミだ。頭部が平たくて毛深いので、多分アブラゼミの方だな。

小さい方は2.6cmだから、ヒグラシかツクツクボウシ。
艶のない質感と、丸く出っ張ったおでこの形から、ツクツクボウシの方っぽい。

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「お母さんがセミの抜け殻で一番好きなところは、目が透明なところだな」と言ったら、末っ子が「オームみたいだよね。外してみたい」と言った。

オーム知ってんのか!

ナウシカが公開されたのって自分が小学生の頃だったよなーなんて思って、なんだか遠い気分になる。


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追記。

子供とセミの抜け殻探しにはまり、ニイニイゼミとミンミンゼミも見つけた。
左から、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ。
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【ニイニイゼミ】

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体が丸っこくて小さい。
何故か、必ず泥だらけなので見分けやすい。

ニイニイゼミが泥だらけの理由はよく分かっていない。
「湿った土を好むため」「地表近くで羽化するため」「体表に毛が多いため泥がつきやすい」などがよく挙げられている。
泥だらけでいると、乾燥を防いだり、保護色になったりというメリットもあるので、わざと泥だらけなのではという説もある。

【ミンミンゼミとアブラゼミの見分け方】

ミンミンゼミとアブラゼミは、とても似ているので見分けにくい。

比較すると、ミンミンゼミの方が薄く、色はアブラゼミの方が濃い。

また、頭部を比較すると、オデコが丸く出ている方がミンミンゼミ。

触覚も少し違っていて、ミンミンゼミの方は段々と節が細かく先細りになっているが、アブラゼミの触覚は太さが平行で、節が長い感じ。

左がミンミンゼミで、右がアブラゼミ(だと思うんだけど……ちょっと自信ない)。

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あとは、市街地で一番見つかりやすいのはアブラゼミだから、住宅地で見つけたら大抵アブラゼミの方だと思う。ミンミンゼミは、割と自然が豊富な場所でないといないようだ。
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by macchi73 | 2012-08-27 20:16 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)
2012年 08月 26日
蝉の抜け殻の白い糸
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子供が大勢遊びに来た週末。
セミの抜け殻探しをしたら、ニイニイゼミ・アブラゼミ・ツクツクボウシの抜け殻を見つけることができた。
どの抜け殻も、背中にピョロンと白い糸が見えている。
セミの抜け殻を熱湯でふやかしてから半分に切ると内部が綺麗に確認できるので、セミの抜け殻の解剖(?)をしてみると、白い糸は全て抜け殻の脇腹に開いた小さな穴(気門)へと繋がっている。

「この穴って何だか分かる?」と子供に聞いたら、「息してるとこ」と言う。あっけなく正解。ちぇ。
脱皮する時には体表だけでなく体内の皮膚も剥けるんだねーと話したら、「鼻の穴の皮までむけるって感じかあ……」と言い得て妙。

そんなこんなで、小学生が女の子ばかり大勢遊びに来て、そのまま泊って行った今週末。
庭でBBQしたり、かき氷作ったり、ハンモックで漫画を読んだり、亀と遊んだり、とっても賑やか。
今回は、色々な場面で少女集団の華やかさと恐ろしさを見た。
小学校 低学年〜中学年の女の子たち、なんて可愛く、なんて厳しい。

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丸い亀にハーネスを付けるという無理のある試み。

しばらくは楽しく遊んだが、亀が本気を出したら外れることが判明。当たり前か。


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黄色い声の台風一過の後、やっと落ち着くことができたアオ。
亀は孤独が好きな生き物なのだった……。
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子供が寝静まった後は、大人たちは朝方まで飲みつつ、「これ面白いぜ」「それ好きならコレもでしょ」の自慢大会となった。Apple TV に動画その他を飛ばして大画面にて次々と披露。楽しい。

しかし早朝、大人が眠りに陥落するのと同時に、きちんと身支度まで済ませて起き出してきた少女たちに、「なあに、おじさんたち結局泊ったの?こんなとこで寝て疲れない?」とか冷たく言われて、ちょっとトホホ。絵的におじさんたちの負け。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ [DVD]

今回、一番キャッチーだったのはコレかな。
有名どころだけど画で見たことなかったので、派手で面白かった。

ミュージカル嫌いと言うヤツはコレを見てみろとは推薦者の弁(私はミュージカルもの好き)。


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by macchi73 | 2012-08-26 13:14 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2012年 08月 21日
セミの穴
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子供たちと河川沿いを散歩していたら、地面にポコポコと変な穴が空いている。
これはセミの幼虫が土中から出て来た時の穴に違いない。

で、辺りの樹木を探してみると、いるいる!セミの抜け殻がいっぱい。

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おおー!お宝がいっぱいだあ!

……でも、そんなに集めてどうする気!?


ちなみに、我が家の庭でもセミの羽化は至る所で見つかる。

こちらは、どういう訳か庭の洗い場で羽化していたアブラゼミ。
羽化中、水に濡れたらまずいんじゃないのか。
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by macchi73 | 2012-08-21 23:59 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2010年 08月 21日
蝉の抜け殻
庭のあちこちに蝉の抜け殻。

アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボーシ、ヒグラシ……庭では色んな蝉の声が聞こえるけれど、抜け殻だけでは、どの蝉のものかは分からず。
多分、一番よく見かける濃い茶の抜け殻が、一番沢山鳴いているアブラゼミだな。

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by macchi73 | 2010-08-21 01:21 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)