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2013年 05月 10日
ジョウカイモドキ(擬浄海)とジョウカイボン(浄海坊)
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この時期の虫探しのグレートスポットと言えば、「白いフワフワの花」!!
房状に小花が集まって咲くタイプの花木を探せば、色んな種類の甲虫が見つけられる可能性が高い。
子供たち、覚えておくように。

……そんな蘊蓄を垂れながらニワトコの花の上を探していたら、青と黄色の小型の甲虫を見つけた。
微かにカミキリムシっぽいが、触覚がそんなにゴツくないし、翅も柔らかそう。
体長5mmほど。とっても小さいけど、近付いてよーく見ると、青い翅には鈍い光沢があって綺麗。

この虫は、ツマキアオジョウカイモドキ(擬褄黄青浄海)だ。
名前の由来は、体が青くて、チラッと裾から黄色が見えて、ジョウカイボン(浄海坊)という虫に似ていることから。
甲虫目 カブトムシ亜目 カッコウムシ上科 ジョウカイモドキ科。
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じゃあさ、本家のジョウカイボンってどんななの?と思ったら、そちらも見つけた。

こちらは体長1cmちょっと。
更にカミキリムシに似てるが、やはり翅が柔らかく、頭部もカミキリと違って平べったい感じの顔つきだ。
甲虫目 カブトムシ亜目 ホタル上科 ジョウカイボン科。

ジョウカイボンっていう変な名前(クラムボンみたいじゃないか?)は、平清盛の法名「浄海坊」から来たとの説があるようだが、真偽は不明。ジョウカイボンによく似た虫に、カミキリモドキというのがいるのだが、そちらと混同されての命名ではないかと言われている。カミキリモドキは有毒で、触ると皮膚が熱を持つため、高熱で無くなった平清盛に繋がるとか何とか……ずいぶん回りくどい命名だなあ。本当かなあ。

ちなみに、ジョウカイボンとジョウカイボンモドキは、そんなに近種ではないようだ。
かと言って、先日触れた「ベイツ擬態」と言う訳ではなく、単に食性・生態が似てるので、雰囲気が似て来てしまったというだけっぽい。
どちらも草花の上で他の昆虫を待ち伏せして捕食したり、たまに花粉を食べたりしている。
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じゃあさ、更に本家本元の高熱作成虫であるカミキリモドキってどんななの?と思ったが、そちらは見つけられなかった。まあそんなに上手い事いかないか。

調べたところによると、カミキリモドキは、もう少し胸部と頭部が円筒形でほっそりした姿をしているようだ。
また見つけたら、姿の比較をしてみたい。
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できたらまた、週末にでもおでかけしよう。カミキリモドキ探そう。外遊びにも良い季節だしね。


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2015年10月追記

2年くらいすっかり忘れてたが、カミキリモドキに会った
確かに似たような格好してるが、胸部が円筒形だ。
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by macchi73 | 2013-05-10 00:45 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)