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2015年 12月 27日
ジグモ(地蜘蛛)
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草刈りしていたら、バラの茎の上に、まるっと大きい蜘蛛を見つけた。2cmはありそう。
手を近づけて茎を揺らしてみても、じっとして動かない。寒くて動けないでいるのか?

蜘蛛のいる場所の少し下辺りから地面まで、バラの茎に沿って、蜘蛛の糸で編まれたトンネルのような袋のようなものが続いている。たぶんこれが巣だよな。ってことは、これがジグモか。巣はたまに見かけるけど、本体は初めて見た。
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動いているところを見たく、近くからホーッと息を吹きかけていたら、足がピクッとして、少しずつ動き出した。その場でもぞもぞとターンして、巣の方へとゆっくり向かう。
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見ていたら、前脚と頭でチョイチョイチョイっと袋を押し分けるような動作の後、網が縦に裂けて、入口ができた。そこから中にもぐり込んで行く。面白い。地面の中はどうなっているのか、袋を引っ張り上げてみたい気はしたけど、寒い時期で動きも悪いみたいだし、止めておいた。(地表に見えているのと同じくらい、地中にも巣は伸びているらしい)
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このようにお腹が丸い外見なのは、雌らしい。
ジグモの雌は、卵から孵って成虫になるまでに3〜4年、成虫になってからも数年生きる(雄は1年)というので、この個体も、もしかしたらけっこうな年齢かもしれない。

雄の方は、お腹が小さく脚が長く、だいぶ違う姿をしている。ただし、大きくてピカッとした鋏角は、雄雌の両方に共通した外見だ。

Wikipediaなどによれば、ジグモはこの大きな鋏角を自分の腹部に曲げてやると、自分の腹を切り裂いてしまうことから、子供らに「ハラキリグモ」と呼ばれて遊ばれていたらしい。虫には人間みたいな痛覚はないと思うので(あっても悪いことばかりで良いこと無さそう)、ジグモは他の虫がこの袋の上を歩いた時に襲いかかって捕食するというから、しょっちゅう袋を切り裂いているせいで、鋏に押し付けられたものは何でもつい反射で裂いちゃうのかもしれないな。
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by macchi73 | 2015-12-27 20:47 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)