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2012年 08月 20日
シデムシ(死出虫)の幼虫
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イベント会場の駐輪場で変な虫を見つけた。
黒くて節のある長い虫。体長3cm。
一瞬、先月初めて知った「ハネカクシ」に雰囲気が似ている気がしたが、調べたら違った。

e0134713_0154510.jpgつついたらコロンと丸くなった。

巨大な団子虫かワラジムシ、または磯にいるフナムシみたいだ。

ちなみに幼虫のうちはグロテスクな姿だが、成虫になると割と普通の甲虫っぽい見た目になる。


シデムシという虫で、死出虫、埋葬虫と書く。
動物の死体を見つけると、毛などを除去して防腐処理を施し地中に埋める習性から、そんな名前がついたようだ。

埋めた死体には卵を産み付ける。
そうして孵化した幼虫は、隣の穴で待っていた母親に世話されて育つ。
この世話は幼虫が蛹になるまで続く。

子どもをまめに世話する習性も昆虫の中では珍しいと思うが、それ以外にもカッコーのような托卵行為や、鳴き声でコミュニケーションをとるなど、ちょっと変わった行動をする虫みたいだ。
(シデムシの世界:http://www8.tok2.com/home/taketyan/Silphidae.html

ちなみにカッコーはモズなどの他の種の鳥に托卵するが、シデムシは自分と同じ種のメスに卵を托す。
そのため、卵の世話をしているメスは、自分の子以外を世話して育ててしまう可能性を低めるため、産卵から一定時間内に孵化した子ども以外は殺してしまう(明らかに他のメスの子だから)。
なんだか似たような話は、サルやライオンでも聞くような……。

ただの習性なのかもしれないが、なんだか自分の子孫を残すための策略を色々と考えているように見えて面白い。
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by macchi73 | 2012-08-20 23:24 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)