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2012年 05月 24日
オジギソウはなぜお辞儀する(仕組みと目的)
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末っ子が「気をつけ!礼!」とオジギソウ地帯で号令を飛ばしている。
運動会の開会式で選手宣誓をやることになったので、オジギソウで練習しているそうだ。
凄く大きい声だったら声のビリビリでお辞儀するか?って。たぶん無理だろう。

だけどなんでオジギソウはお辞儀するの?と聞かれた。
「雨粒を早く落とすため?」「虫をビックリさせるため?」「寝てる?」
一緒に考えてみたが、いまいちピンと来ない。

調べてみたら、動きのメカニズムについて、色んなサイトがヒットした。
が、動きの目的については記述が少なかった。
そっかー。「何故動く」っていう表現だと、仕組みと目的、両方にとれるもんな。

【お辞儀のメカニズム】

人間の皮膚感覚と同じく、オジギソウも接触刺激を電気信号として受け取る。
刺激を受け取ると、アクチンというタンパク質の繊維束の形が変わり、葉内の水分を移動させる。
具体的には、葉の付け根から上へ水分を移動させて、葉を閉じる。

なるほど。動物には筋肉があるけど植物には無いから、かわりに水を使うんだな。
植物が呼吸につかう気孔などの運動にも、同じようにアクチンが関係しているのではないかと考えている学者もいる。

【お辞儀の目的】

動きの目的については詳しい記事が少ない。
植物の頭の中の考え(?)ってのは、ケースから類推するしかないから、メカニズムの解明より難しいのかも。

ざっと検索するに、やはり食害から自分を守るためっていう説が一番多いみたい。
「動物がオジギソウを食べ始めると、その刺激で葉が折りたたまれるので、もう食べ終わったかと誤解する」「萎れた葉っぱのふりをして、食べられるのを防ぐ」など。

「でも、夜も閉じてるね?なんで?」とは娘。そう言やそうだ。
更に調べてみたら、葉の表面積を小さくして放熱や水分の蒸散を防ぐためという説もあった。
身を縮めて、凍えたり乾いたりするのを防いでるって訳。
夜には光合成もできないだろうし、体内のエネルギーを無駄にしないために縮こまって、オジギソウも多分、眠って休んでいる。

* * * * * * * * * * *

子どもと一緒の調べもの楽しい。

でもネットだと、自分が調べたいことの周辺ばかり詳しくなっちゃって、「どういう訳かこんな方面を知ってしまった……」っていう経験が少なくなりそうだ。
自分が子供の頃は、どこの家にも各種百科事典や文学全集が置いてあって、ヒマな時には何となくページをめくっては、脈絡無く知識を得ていた気がする(でも大人は読んでいなかった節がある。本棚に並ぶ分厚い本がインテリアの一部とか、昭和ってそんな感じだった気が)。

チャイクロ(全12巻)


子どもの頃からの愛読書。余りに好きで、実家から持って来た。欠番は古本で買って揃えた。そして自分の子たちにも読ませている。

科学の本ってことらしいが、何か不思議な雰囲気があって、詩的な世界にすら感じられる。今の学研とかベネッセとは違って、ハッキリ説明しないんだよな。妙に曖昧な「推して知るべし」の世界で。そこに世界の秘密とポエジーが漂う。ちょっと物悲しいような宣伝の歌も、今でも覚えてる。

♪ チャイクロと〜 いっしょに〜、幼い心は旅に出る〜
何かを〜さがして〜
るーるるー るるるるるー♪



『どうぶつビックリくらしかた』(アネット ティゾン)

チラッと読んだら面白くって、まだ3, 4才だった上の子たちにプレゼントした本。私も若く、生活はタイトで、かなり迷って奮発した買い物だったのが懐かしい……。

ヘエエ!と唸る動物の生態が、分かりやすい絵で色々載っている。 子どもの本棚に置いておけば、時々ページを開いては雑学を仕入れ、自然系の物知り子どもになるであろう一冊。 挿絵は、バーバパパの人らしい。


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by macchi73 | 2012-05-24 23:49 | 書籍・CD | Comments(2)
2010年 09月 18日
オジギソウ(お辞儀草、眠り草、ミモザ)
オジギソウの育て方:
●寒さに弱いので一年草扱い。
●種撒きは春遅くなってから。その辺の地面にバラまいておいて、あとは放置している。
●花期は夏〜秋。チアガール(小人サイズ)が持つポンポンのような花が咲く。
●葉っぱに触ると閉じる。動きの反応がすごく良いので、子供たちは触るのが大好き。


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遠方からのお客が数名泊まりに来ている今週、遊び相手がいるので浮かれる子供たち……。賑やかだ。

庭に繁る雑草の中に、紫色のフワフワの花があちらこちらに咲いてるのが見える。
オジギソウ大好きな子供たちが葉っぱを触っては、得意そうにしている。
触られるや否や、クククーっと葉っぱを閉じるオジギソウ。面白い。

オジギソウの別名は「眠り草」。
たしかに葉を閉じて小さくなる様子は、お辞儀っていうより眠っているようにみえるかも。

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子供たちのクスクス笑いと小さな手によって次々と眠らされていくオジギソウ。
「これは大きい!……あれ、閉じないね」なんて言い合っている声がするので見たら、それはシダだった。
え、これ似てるかい!?

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必死に寝かしつけようとされていたシダ。
私には質感も佇まいも、全然違うようにしか見えませんが……。
羽っぽい形は似てるかな?


個人的にはシダよりも、ネムノキにそっくりだよなーと思う(サイズは全然違うけど)。
ネムノキも夜には葉を閉じて眠るように見えるらしいし、なんだか倍率違いの相似形みたいだ。

……なんて思って調べてみたら、オジギソウもネムノキも同じネムノキ科に属していて驚いた。
木と草で同じ科ってこともあるんだな。
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by macchi73 | 2010-09-18 15:29 | 栽培日記:夏の植物 | Comments(2)