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2015年 10月 17日
アロニアのヨーグルトチーズケーキの作り方
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アロニアとは、別名チョークベリー(たまにチョコベリー、チョコレートベリーとも)。
アントシアニンをはじめとするポリフェノールやカロテノイドを非常に多く蓄えていて、とっても栄養価が高い果実らしい。

−−ただ、苦くてとてもそのままでは食べられないのだけどね

と仰ったのは娘の華道の先生。
お花の活け方だけでなく、植物談義があるのが楽しい教室だ。
でもピノコちゃん、こういうの好きそうだからお料理に試してみる?と、ホホホと笑って、沢山の果実がついた枝をくれた。娘、嬉しそう。

それで試しに洗って一粒食べてみたら、グワッ!シブい!口中に強烈な渋々の膜がこびりついた。これは確かにとてもじゃないけど食べられないや。見た目はジューンベリーにも似て、美味しそうなんだけどなあ。

アロニアを食草とするムラサキイラガの幼虫だけが、モクモクと美味しそうに枝の上で食事中。
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食べられるものが目の前にあるのに、食べられない。悔しいことです。つまらないことです。

で、webで食べ方を調べたら、「冷凍→解凍」を4, 5回繰り返すことで渋抜きができるらしい。

それは試してみるしかあるまいな……と食い意地のままにスックと立ち上がり、アロニアは花瓶から台所に移された。実を毟る。そして冷凍。
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時々思い出したように常温で解凍して、一粒食べてみる。
が、いつまでたっても苦い。これはダメだ……。

そのうち、アロニアは冷凍庫の隅で忘れられた。そして数ヶ月。


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土曜出勤した今日、帰宅したらもう真っ暗だった。
すっかり日が短くなったなあ。このごろ休みがとれないなあ。

せめて何か一つでも休日っぽいことをしたくて、良いものはないかと、家の中の色んな扉をガタガタ開ける。そして冷凍庫の中に、忘れられたアロニアを発見。

試しに一粒かじったら、渋くない!!遂にやった!

これは何回も凍らせ、解凍し、また凍らせた結果なのか?それとも、ずっと凍らせっぱなしだった結果なのか?

渋味が抜けたからと言って、ぜんぜん美味しい果実でもなかったという事実は少しひっかかるが(まあ、ウリは栄養価だからな……)、それでもなんだか嬉しい。今日の休日の証にコレを使わない手はない。

休日の遅い夕食までは、あと2, 3時間ある。
夜のデザートに、チョークベリーのケーキを作ることにした。

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時間をかけずに、夕食の準備の邪魔にもならずに作れるデザートってなんだ?と考えれば、レアチーズケーキしかない。レシピは3ステップ。火もほとんど使わないし、とっても簡単。助手ピノコよ、手を綺麗に洗ってこっちおいで。

【ステップ1:タルト型を作る】

ダイジェスティブビスケットを砕き、バターと捏ね合わせて、タルト型に敷き詰める。
材料の量は、タルト型の全体に行き渡るくらいの枚数を、目分量で。

「うわー、手がバターでヌルヌルするよ〜」と娘。

綺麗に砕いて型の縁までぴっちり敷き詰めたら、ラップして冷凍庫で寝かせておいてちょうだいね。まかせたよ。

その間に、お母さんは次のステップの材料準備をするね。
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【ステップ2:フィリングを作る】

ヨーグルトとクリームチーズと砂糖をざっと混ぜる。
量はだいたい、ヨーグルト:クリームチーズ:砂糖=1.5:1:0.3(150g:100g:30g)くらいかな。
今回は、手元にあった、水切りヨーグルトときび砂糖を使った。普通のヨーグルトと砂糖でもOK。

「うわー、手が冷たくてしびれるよ〜」と娘。

ダマを潰して滑らかにしたら、大さじ2の水でふやかしておいたゼラチン1袋(5g)を湯煎して、混ぜるからね。そしたら、ステップ1で作った型に流し込んで冷蔵庫で冷やし固めておいてちょうだいね。たのんだよ。

その間に、お母さんは次のステップの材料準備をするね。
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【ステップ3:トッピングを作る】

チーズケーキが冷蔵庫で固まる間に、トッピングを作ろう。
渋抜きの済んだチョークベリーに洋酒と砂糖を振りかけて、小鍋で煮る。

「うわー、お酒の匂いで酔っ払うよ〜」と娘。

このまま焦がさないようにかき混ぜて、お酒が蒸発してイイ感じになったら、ケーキの上に飾り付けてちょうだいね。その間に、お母さんは、後片付けするね。よろしくね。

ハイ、それで完成だよ! 簡単レシピでしょ?

…… そしたら、娘が顔をあげてニヤッとして、

「うん、デザートの時には『企画・お母さん、お料理・ピノコ』ってみんなに言ってね」

と言った。確かに。
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なにかブラッディな仕上がり……

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夕食後。
家族みんな分の紅茶を沸かし、「ピノが作ったケーキですよー」と、デザートをサーブするために飛び回っている末っ子、得意そう。

「ん。アロニア、薬っぽい味がする」「いや杏仁豆腐の風味が微かに」「うーん、この味はどこかで知ってる……」などの感想が飛び交う。チーズケーキ美味しい、アロニアは微妙、というのが家族の総意か。

可笑しく思いながら、お皿にせっけん洗剤(弱アルカリ性)をかけたら、赤っぽかったアロニアの汁が青黒く変色した。おー、アントシアニンだな、疲れ目に効くかもな、って思ったり。



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by macchi73 | 2015-10-17 22:29 | 【庭】収穫、料理 | Comments(2)
2015年 07月 15日
ウスムラサキイラガ(薄紫刺蛾)@アロニアの上
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娘からプレゼントをもらった。
「面白い虫だよ。名付けてグリボー」

ほら見てと、いつものように得意気に手の上を這い回らせているのを「ふーん」なんて眺めてたら、私の中の痛虫アラートが発動。ちょっと待った!それは危ない形の虫かも!ちょっと触るの止めなさい。

それでステンレスバットの上でよくよく観察すると、緑に黄緑のドットのある薄い甲羅をのっけたイモムシといった様子。
甲羅部分は少しだけ固くて紙のような質感だけど、その下のイモムシ本体はジェリーのように透明で弾力がある。綺麗。その透明な体をモゾモゾ波打たせて歩いているのをつっつくと、吸盤みたいにピッタリと床に密着し、平たくなって剥がれなくなる。確かに面白い姿ではある……。

多分これはウスムラサキイラガの幼虫じゃないかと思う。
漢字で書くと、薄紫刺蛾。文字のごとく、刺されると痛いイラガ(刺蛾)の仲間だ。
ムラサキイラガとも似ているが、黒い体毛が根元だけ太く、先は細いのが特徴。
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「グリボーは今日の花材のチョコレートベリーにくっついてたんだよ」と娘が教えてくれる。
あんまりグリボーって呼ぶなよ……多分これ痛い虫だから飼わないぞ……とか内心思いつつ。

チョコレートベリーってなんだ?
ウスムラサキイラガの食草はアロニア、別名チョークベリーだから、ますます怪しい。
調べたら、やはりアロニア=チョコレートベリーだった。チョコレートと呼ばれる由来は載ってなかったが、チョークベリーがチョコベリーとなって、そっからチョコレートベリーというキャッチーな名前になったのでは?と想像する(違うかも、適当)。

グリボーのことはどうしたら良いのか迷いつつ、とりあえず雨の夜である今は、私の机の上でチョコベリーと一緒に元気にしてる。
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by macchi73 | 2015-07-15 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)