2017年 07月 10日
薹が立つ、鬆が入る、ガスパチョを作る
e0134713_21364757.jpg

庭の野菜がどんどん育ってしまって収穫が追いつかず、食べ頃を逃してしまうことしばしば。

去年収穫し忘れていたチコリを放置していたら、花茎がぐんぐん伸びて薹が立って、薄青い花を幾つも咲かせた。綺麗。
e0134713_21364565.jpg

その隣には、ずらりと花を咲かせたラディッシュ畑(でもこちらはとても地味な花)、ナガメの餌場になっている。

時々図鑑を見ながら、

「ジンメンカメムシ、私は小さいとき確かに庭で見たことあるのに……」

と不本意そうに呟く娘が見たのは、このナガメだったのではと私は疑っている。(日本に人面亀虫はいないはず)

薹が立ったとは言え、根っこは赤く盛り上がっていたので、試しに引っこ抜いて食べてみたが、固くて辛くて鬆(す)が入って美味しくなかった。根菜は、花を咲かせちゃうとダメっぽいな。
e0134713_2136442.jpg
梅の枝の上や、アジサイの花の中にはキュウリの黄色い花。バラの花の陰には、色づいたピーマン。いたる所に遍在するミニトマト。
e0134713_21364210.jpg
藪の中に蔓を伸ばし、密かに巨大化してしまったピクルスキュウリを見つけた。あーあ、また収穫時期を逃してしまったかな?と食べてみたら、プリップリで水分たっぷり。あれっ、これは美味しい。

こんなに膨らんでしまっては、チビキュウリとしての見た目の面白さは無くなってしまったが、味は全く問題なし。果菜は意外と収穫時期は長いのかも。
e0134713_23473220.jpg

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

夏菜園の定番野菜、トマト・キュウリ・ピーマンがあれば、お手軽冷製スープのガスパチョがおすすめ。
我が家は家族全員ガスパチョが大好き。毎日でも良いくらい好きだし火も使わなくて簡単なので、夏の野菜消費のための定番料理となっている。手抜きしたい時は、これとパンだけでも十分満足。
e0134713_231284.jpg
【ガスパチョのレシピ】
トマトと夏野菜をミキサーにかけて、冷蔵庫で冷やしてからいただく。トマトは主役だから絶対必要だけど、あとは生食する夏野菜を数種類、適当に入れちゃえばOK(ピーマン、キュウリが定番だけど、パプリカ、セロリ、パセリ等も入れても美味しい)、調味料の分量も味見してお好みで増減しちゃってOK。晩に多めに作って冷蔵庫で寝かし、次の日の朝ごはんにすると、味が馴染んでもっと美味しい。

●トマト 3個(主役なのでもっと多くても。ただし真っ赤に完熟した味の濃いのを使いたい)
●ピーマン 1個
●キュウリ 1本
●玉ねぎ 1/4個
●にんにく 1片
●食パン 1枚(とろみ付け目的。バゲットでも良い。量も適当)
●水 50cc(なめらかになる程度。適当)
●オリーブオイル 大さじ2(私は多めでも好き)
●白ワインビネガー 大さじ1(普通の穀物酢でも何でも良い)
●塩、胡椒、クミン 少々(クミンは無くてもOK)



[PR]

# by macchi73 | 2017-07-10 23:55 | 栽培日記:ハーブ、果樹、野菜 | Comments(4)
2017年 07月 09日
エゴノネコアシ(エゴの猫足)
e0134713_2223751.jpg
小学生たちは友達で連れ立ってプールに出かけてしまった。夏の休日だなあ。暇。

大学生の娘に誘われて、学校に公演を観に行った。時間が来るまでキャンパスをぶらつく。古い建物や荒れ果てた雑草藪、大きな池なんかがあって、長閑な良い雰囲気。

同じく連れ立って散歩かなにかしているらしき人たちが、エゴノキの下で「この実可愛いね」「あ、こっちには花も」なんて話している。むむっ。
e0134713_2223540.jpg
失礼、その丸いのは確かにエゴの実ですが(ちなみに有毒です)、そちらのミニバナナの房みたいなのは花じゃないのです。エゴノネコアシと呼ばれる虫瘤なのです。バナナ部分の先端が裂けて、虫が出てきた跡が見えるでしょう?

……と、少し離れたところから心の中だけで解説を念じる。でもテレパシーがないので当然通じない。人見知り。

その後、池のほとりで時間を潰していたら、手製らしき素朴な竿で釣りをしている子がいて、何釣ってるんだろ?と思って見てたら、手に持ったザリガニを掲げて見せてくれた。お。テレパシー。
e0134713_2223260.jpg
へえ、いいね、魚も釣れるの?と、今度は音声で聞いたら、あー、いるけどこれで釣るのは難しいですね、蛇はあっちで捕まえたことあるんですけど、とニコニコ礼儀正しい言葉づかい。えっ?と思って立ち上がって来たのを近くでよく見たら、大学生のようだった。あらま。

大学生が子供に見える。もう年寄りだな、と思う。少なくとも自らの学生時代は遠くなりにけり。

* * * * * * * * * * * * * * * * * *

エゴノネコアシが出てくる小説。
何が書かれてる訳でもない気がして私はピンと来なかったが、内容というより文章の雰囲気を読ませる話っぽいので、面白いと思う人とそう思わない人とに分かれるのかも。芥川賞受賞作。


[PR]

# by macchi73 | 2017-07-09 17:00 | 【自然】雑草、野草 | Comments(2)
2017年 07月 08日
夏の冷たい餅デザート
e0134713_2273637.jpg

このところの蒸し暑さで台所に立つのが億劫で、蕎麦屋で冷たいものを食べて済ましたりしていたら、末っ子がわらび餅に嵌ってしまった。お店では小皿にちょこっとしか出てこないわらび餅をみて、あーあ、大きなお皿いっぱいのわらび餅を食べてみたいな……としみじみ言う。

そんなら食べましょう、その夢叶えましょう、ということで、帰宅して一緒に作ってみることにした。確か葛粉の袋の裏側に作り方が載ってたと思うんだ。

作ってみたら、やはり簡単。
葛粉80gを600ccの水で溶いて鍋にかけ、糊状になったらバットに流しいれて20分ほど蒸す。蒸し上がったら、氷水で冷やし固めて適当に切り分けるだけ。今回は、大きな塊を冷やし固めて切り分けるのが面倒だったので、蒸した餅をそのままスプーンですくってポイポイと氷水に投入するという、さらに手抜きな製法にした。
e0134713_2273432.jpg

それで冷えひえになったのを、ざるでよく水を切って、きな粉と砂糖を混ぜたものにまぶす。末っ子が、わたし黒蜜は好きじゃない、というので、蜜は作らずにそのまま皿に盛り付ける。

えっ、何これ、多すぎない!?と呆れ返る夫、お父さん夢ないこと言うなーこの量が良いんでしょー、とパクつく娘。「おいしーい!」と満足気。黒胡麻きな粉を使ったので、ちょっと写真写りは悪いかな?
e0134713_2273246.jpg

自家製わらび餅、この夏何度もオヤツに出して欲しい!とリクエストされたので、「どうせだったら粉から作るとか?お母さん、葛が生えてる場所知ってんだ。葛の根っこ掘ってクズ粉から手作りしたら、ものすごく自家製のワラビ餅だよ……あっ!」と話しながら、気づいてしまった。

これってワラビ餅じゃなくてクズ餅じゃないか!?

慌てて確認したら、やはり蕨の根からとった蕨粉で作るのがワラビ餅、葛の根からとった葛粉で作るのがクズ餅だった。って、落ち着いて考えれば当然か。がーん。

でもまあ、どっちもただの澱粉だからな。だいたい似たような味のはず。それとも実は、それぞれに独特の食感とか風味とかもあるのかな。
[PR]

# by macchi73 | 2017-07-08 22:18 | 【庭】収穫、料理 | Comments(5)