2017年 07月 09日
エゴノネコアシ(エゴの猫足)
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小学生たちは友達で連れ立ってプールに出かけてしまった。夏の休日だなあ。暇。

大学生の娘に誘われて、学校に公演を観に行った。時間が来るまでキャンパスをぶらつく。古い建物や荒れ果てた雑草藪、大きな池なんかがあって、長閑な良い雰囲気。

同じく連れ立って散歩かなにかしているらしき人たちが、エゴノキの下で「この実可愛いね」「あ、こっちには花も」なんて話している。むむっ。
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失礼、その丸いのは確かにエゴの実ですが(ちなみに有毒です)、そちらのミニバナナの房みたいなのは花じゃないのです。エゴノネコアシと呼ばれる虫瘤なのです。バナナ部分の先端が裂けて、虫が出てきた跡が見えるでしょう?

……と、少し離れたところから心の中だけで解説を念じる。でもテレパシーがないので当然通じない。人見知り。

その後、池のほとりで時間を潰していたら、手製らしき素朴な竿で釣りをしている子がいて、何釣ってるんだろ?と思って見てたら、手に持ったザリガニを掲げて見せてくれた。お。テレパシー。
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へえ、いいね、魚も釣れるの?と、今度は音声で聞いたら、あー、いるけどこれで釣るのは難しいですね、蛇はあっちで捕まえたことあるんですけど、とニコニコ礼儀正しい言葉づかい。えっ?と思って立ち上がって来たのを近くでよく見たら、大学生のようだった。あらま。

大学生が子供に見える。もう年寄りだな、と思う。少なくとも自らの学生時代は遠くなりにけり。

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エゴノネコアシが出てくる小説。
何が書かれてる訳でもない気がして私はピンと来なかったが、内容というより文章の雰囲気を読ませる話っぽいので、面白いと思う人とそう思わない人とに分かれるのかも。芥川賞受賞作。


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# by macchi73 | 2017-07-09 17:00 | 【自然】雑草、野草 | Comments(2)
2017年 07月 08日
夏の冷たい餅デザート
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このところの蒸し暑さで台所に立つのが億劫で、蕎麦屋で冷たいものを食べて済ましたりしていたら、末っ子がわらび餅に嵌ってしまった。お店では小皿にちょこっとしか出てこないわらび餅をみて、あーあ、大きなお皿いっぱいのわらび餅を食べてみたいな……としみじみ言う。

そんなら食べましょう、その夢叶えましょう、ということで、帰宅して一緒に作ってみることにした。確か葛粉の袋の裏側に作り方が載ってたと思うんだ。

作ってみたら、やはり簡単。
葛粉80gを600ccの水で溶いて鍋にかけ、糊状になったらバットに流しいれて20分ほど蒸す。蒸し上がったら、氷水で冷やし固めて適当に切り分けるだけ。今回は、大きな塊を冷やし固めて切り分けるのが面倒だったので、蒸した餅をそのままスプーンですくってポイポイと氷水に投入するという、さらに手抜きな製法にした。
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それで冷えひえになったのを、ざるでよく水を切って、きな粉と砂糖を混ぜたものにまぶす。末っ子が、わたし黒蜜は好きじゃない、というので、蜜は作らずにそのまま皿に盛り付ける。

えっ、何これ、多すぎない!?と呆れ返る夫、お父さん夢ないこと言うなーこの量が良いんでしょー、とパクつく娘。「おいしーい!」と満足気。黒胡麻きな粉を使ったので、ちょっと写真写りは悪いかな?
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自家製わらび餅、この夏何度もオヤツに出して欲しい!とリクエストされたので、「どうせだったら粉から作るとか?お母さん、葛が生えてる場所知ってんだ。葛の根っこ掘ってクズ粉から手作りしたら、ものすごく自家製のワラビ餅だよ……あっ!」と話しながら、気づいてしまった。

これってワラビ餅じゃなくてクズ餅じゃないか!?

慌てて確認したら、やはり蕨の根からとった蕨粉で作るのがワラビ餅、葛の根からとった葛粉で作るのがクズ餅だった。って、落ち着いて考えれば当然か。がーん。

でもまあ、どっちもただの澱粉だからな。だいたい似たような味のはず。それとも実は、それぞれに独特の食感とか風味とかもあるのかな。
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# by macchi73 | 2017-07-08 22:18 | 【庭】収穫、料理 | Comments(5)
2017年 07月 06日
海老の群れ
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草木がぐんぐん伸びる。夏って成長の季節だ。針子という名前が相応しかった仔メダカたちも、いつの間にか随分大きくなっている。何匹いるんだろう。数えようと近寄ると、浮草の下にスイッと隠れる。

それで鉢に覆いかぶさるようにして、葉っぱの下、水中をよくよく覗き込んだら、鉢のぐるりの壁面に苔が生えて、まるで一面の草原のようになっていた。
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苔の上には、丸々太った大きな淡水エビが点々と。さらによく見ると、沢山の仔エビたちの姿も見える。へえ!去年川で採ってきたのが定着したんだな。

群れの様子が面白かったので、写真を撮ろうとして水を揺らしたら、一斉にピョンピョン、スイーッとあちこちに散ってしまった。しかししばらくするとまた寄り集まって、黙々と手を動かしながら苔についた微細な何かを食べている。

なんとなく、水中の苔の上の大小のエビたちが、原っぱで草を食む親馬、仔馬の群れのように見えた。

水中に広がる垂直草原。覗き込む人の顔は、地平の太陽みたいに見えたりすんのかな(絵的に怖いか?)。
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水中でそよそよ繁茂している苔の草原は爽やかにも見えるが、地上の繁茂には爽やかさのかけらもない。まるでミニチュアの熱帯雨林の趣。

週末、草刈りしないとなあ。雨降りで涼しくなってくれると良いんだけど。
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# by macchi73 | 2017-07-06 21:00 | 【生物】魚・貝など | Comments(9)