2017年 03月 29日
ツクシの砂糖漬け
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ここ最近、ヨモギの餅やイタドリのジャムなど、春の野草でお菓子を色々作ってみたが、娘が一番興奮していたのはツクシの砂糖漬けだった。

理由は、ツクシの軸が透き通ってキラキラしてるから。

すごい!透明!綺麗!宝石っぽい!お母さん、もっと近くで見てごらん、オレンジ色のとピンクっぽいのと黄色のとがあるよ、この綺麗さは写真だと分からないよ!と大はしゃぎ。カリカリに乾いたら秋まで持つんだって!ピノの誕生日までとっておいて、これでケーキ飾りたい!なんて言っている(たぶん量的に秋までもたないだろ……)。
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レシピは簡単(なのでピノコに任せて私はほぼ手を出さず)。
ツクシの袴をとって砂糖で煮てグラニュー糖をまぶして乾かすだけ。ただし、完全にカリカリに乾くまでは自然乾燥だと2、3日かかる。短気な人は待つのが辛い。私は辛い。オーブンで低温を保って乾かせば数時間で完成させられそうに思うんだけど、「でもお母さんのいう方法で焦げたり失敗したら、ピノ怒っちゃうと思う……『くぉらー!何する〜macchi〜!!』ってなるよ」という娘の呟きにびびって、今回は自然乾燥でやってみた。
【娘が従ったレシピ】
coopad: ♪春を感じる♪ 土筆(つくし)の砂糖漬け

そして肝心の味の方だが、見た目だけじゃなく、なかなかの美味しさ。
前に草花の砂糖漬けを作ったときは、香りがあるミントやバラが美味しかったから、香りのないツクシなんてただ甘いだけで見た目の面白さしかないんじゃないのかなー?と想像していたんだけど、ツクシの持つ苦味がいい感じに効いている。お茶請けに良いというのも納得。

そして我が雑草庭には、まだまだ摘めども尽きぬツクシがある……。
いままで庭で見れば複雑な気分だったツクシ&スギナだが、こんな楽しい料理があれば、これからはちょっと嬉しく見れるかな。

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# by macchi73 | 2017-03-29 07:00 | 【庭】収穫、料理 | Comments(4)
2017年 03月 28日
イタドリのジャム
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川辺にイタドリの赤い新芽がいっぱい出ている。

その赤さを見て思い出したが、イタドリの茎はルバーブみたいにジャムにできると以前どこかで読んだことがあるんだった。竹みたいに伸びてきた若い茎ををポキっと折って、山菜として食べるのも一般的みたいだ。試してみよう。

しかし川辺に下りてみると、どのイタドリもまだまだ短く、地上には赤い葉と細い茎がチラリと顔を出してる程度で、まだ茎の収穫は難しい状態だった。おそらく茎の食べごろは4〜5月のもよう。

仕方ないので、赤い葉をつけた先端5cm程度の細い茎だけを摘んで収穫して、そこだけでジャムを作ってみることにする。
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【イタドリジャムの作り方】
(1)イタドリの先端5cm程度の柔らかい茎と赤い葉を摘んでよく洗う。
(2)微塵切りにして小鍋に入れ、砂糖をまぶしておく。
(3)しばらくするとヌメリのある汁で砂糖がしんなりしてくるので、そこにレモン汁と洋酒と水少々を振って、15分ほど煮込む。
(4)茎まで柔らかく煮えたら、ハンドミキサーでペースト状にして出来上がり。


最初、けっこういい感じに赤いシロップ状のジャムができたんだけど、瓶に詰めるときに「やっぱりもうちょっと固めにしようかな?」と出来心(?)でもう一度火にかけて他のことをしてしまい……。ウッカリ放置しすぎて固いペーストになってしまった。色も赤というより、暗赤色にドス赤く。

味はレモンと洋酒が入っているので、普通にそこそこ美味しい酸味のジャムになった。
が、これがイタドリ本来の味かどうかがよく分からない。味を知るためには、レモンなどは無しで作ってみる方が良かったかな。家族たちからは「アンズのジャムと似てる風味がする!」との評。
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【参考レシピ】

●切り撮りLittle Garden: スイバの赤ジャム
→イタドリではなくスイバの葉を利用したジャムだが、イタドリもスイバもルバーブも、シュウ酸を多く含む酸っぱいタデ科の草ということで、多分似たようなものだろう。

●花へんろ:イタドリジャムと醤油漬け
→ジャムだけでなく、おつまみも作れるっぽい。来月、もっと茎が伸びてきたらためしてみようかな。

●CHEFケータの頭の中:ルバーブのコンフィチュールが甘酸っぱい初恋の味だった
→ルバーブジャムは食べたことはないが、見た目は近いものができた気がする。味も近いのかな?

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# by macchi73 | 2017-03-28 07:00 | 【庭】収穫、料理 | Comments(2)
2017年 03月 27日
ヨモギハエボシフシ(蓬葉烏帽子付子)、ヨモギ草餅
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娘と土手で蓬摘み。柔らかそうな若芽を選んで摘む。ヨモギらしい良い匂いがする。

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娘が「へえ!ヨモギって赤い花が咲くんだねー」というのでみたら、一部の株に、点々と赤い粒のようなものがついていた。

あ、これは花じゃなくて虫瘤だ。ハチかハエが産卵した跡が膨らんで個室のベッドみたいになってるんだよ、中には小さい芋虫が入ってるはずと教えたら、「それでは一つだけ失礼して……」と、割ってみる娘。ふんふん頷きながら中を覗き見ている。

e0134713_16103968.jpgヨモギの茎や葉に見られるこの赤い瘤は、ヨモギエボシタマバエの産卵跡(ヨモギバ烏帽子フシ)かな。

ポツンポツンと一粒ずつ点在するのが普通のようだが、たまにこんな風に虫コブ同士がくっついて、けっこう大きなコブになっているものも見られた。



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翌日は雨の日曜日。起きるなり、ヨモギ餅を作る。

ヨモギを湯がいていると、台所に良い匂いの湯気が漂って、なにかリラックスした気分になる。
あっ!確かヨモギ蒸しっていうエステがあるんじゃなかったっけ!?と、よく知らないことを寝ぼけ頭でひらめいて、鍋の近くに直立して湯気にあたってみたりする。

それから餅とヨモギをつく。薄暗いキッチンに、ゴッ、ペタ、ゴッ、ペタ、という音が響き渡る。カンボジアの友達からもらったバットのように大きな擂粉木が大活躍だ。音を聞きつけて娘がやってくる。
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つきあがったなめらかな草色の餅を、娘と二人で丸める。

春らしい緑色がミドリガメのアオ−−目下裏庭で冬眠中の亀11才−−を無意識に思い出させたのか、ふと気づいたら手元にミドリガメ型の草餅が一つできあがっていた(嘘)。アオもそろそろ、冬眠明けかもしれないなあ。
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一方、小豆餡があまり好きではない末っ子は、串団子をきな粉でいただくことにしたようだ……と思ってよく見たら、串団子ではなくて芋虫型のお団子だった。うわっ、それもちょっと食品センスとしてどうなんだ!?まさかヨモギエボシタマバエの幼虫なのか!?
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しかし形はともあれ芋虫型であれ、フレッシュな若いヨモギで作った草餅は、爽やかな香りでとっても美味しかったです。
レシピはこちらを参考に、ただしヨモギはフレッシュで:
 木内製粉(株):草もちの作り方

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# by macchi73 | 2017-03-27 07:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)