2017年 11月 03日
ツマグロキンバエ(褄黒金蠅)の疑惑
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秋のバラの花の上に、ツマグロキンバエが集まっている。ハエではあるが、成虫の食べ物は花の蜜のみで、腐肉や糞に集まる習性はないクリーンなベジタリアンだ。吸蜜の際には口吻がみよーんと伸びて象みたいな顔になる。

初秋に花の上でしょっちゅう見かけるハエではあるが、その幼虫時代は謎に包まれており、どんな生活をしているか不明らしい。地表を耕すとメスが寄ってくる習性があることから、蟻の巣への寄生が疑われたりもしているようだ。

そんな謎に包まれた過去を持つ普通種のハエだが、今朝はバラの蕾の上で青虫を突いているのを見かけた。たまたま近くで遭遇しちゃっただけかな?と思ったんだけど、嫌がって体を伸縮させる青虫にしつこくちょっかいをかける様子は、何か目的もありそうな……。

君ら花の蜜しか食べないベジタリアンだよな?もしかしたら青虫に産卵しちゃったりするのかな?まさか寄生蝿という一面が見られたりするのでは!?としばらくワクワクして見ていたが、そのうち暴れる青虫の振動で、地面の藪に落ちて見えなくなってしまった。最後まで見届けたく思ったが、出勤前だし朝の会議に遅れそうなので諦めた。

ありふれた蝿ではあるが、もしまた芋虫系にちょっかい出してるの見たら、その菜食主義が本物かどうかも怪しんでみようと思う。
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# by macchi73 | 2017-11-03 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2017年 10月 17日
揚げカスタードの金木犀餡かけ
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雨ざあざあで部屋が真っ暗な週末。私は仕事。

夜に帰宅したら、大学生が末っ子に見せたいドラマがあるといって、リビングに布団を敷いてビデオナイトになっていた。ビデオのお供に長女が紅茶を沸かして来たのを見て、今こそ夫と私の金木犀シロップ対決の時だ!と二つの瓶を並べ、「どっちが美味しい?」とブラインドテイスティングを試す。

大学生は「こっちの方がスッキリしてて美味しい。紅茶に合うね」と私が仕込んだシロップを選択。「もう一つの方は、少しエグみがある気がする」と言う。そうでしょうとも、そうでしょうとも!が、末っ子は「でも、こっちの方が金木犀の香りと特徴を活かしている気がするな」と夫のシロップを選択。くそう。本当か!?

それで私もテイスティングしてみたが、うーん、どうかな、悔しいけれど確かに花の特徴は夫のレシピの方が出ていると感じた。甘ったるいくらいが金木犀らしい。

翌朝、朝食の一品に玫瑰鍋炸を作った。
カスタードを冷やし固めてから衣をつけて揚げる中国のお菓子だ。最後に浜茄子や金木犀のシロップをかけて食べる。だいぶ前に『沈夫人の料理人』っていう漫画で読んで、金木犀の時期になったら作ってみようと思っていたんだ。
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レシピを検索して、少し固めのカスタードクリームを作って熱々に揚げる。それから夫のシロップをかける。

漫画では、カスタードクリームに砂糖は入れてなかったんだけど、ウェブのレシピでは砂糖の入った普通のカスタードクリームを作っていたので、そのようにしてみた。「プリンみたいで美味しい」と娘。でも、なんか普通のデザートっぽい味だなー。ちょっと漫画で読んでイメージしていたものと違う。中華を感じない。

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それで夜に再度トライ。
今度はカスタードに砂糖は入れずに作った。中華風の演出として、バニラエッセンスの替わりにアーモンドエッセンスを入れてみる。また、Youtubeの料理動画を参考にして、金木犀シロップは片栗粉でとろみをつけた餡にしてかけてみた。結果、中はトロッとして外はサクサク、だいぶ美味しく改良された。
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しかし正直、漫画で想像していた美味しさには届かず。というか、どんな味か想像できないけどなんか美味しそう!という、漠然とした期待だけで作っちゃったしな。でもやっぱり一度は本物を食べてみないと工夫する方向も分からない。今度、お店に本物を食べに行ってみよう。

ちなみに、カスタード揚げ本体は「こんなもんなのかな、普通だな」っていう感想だったが、金木犀餡は透明なオレンジ色が綺麗でかなり美味しかった。良い匂いの透明でキラキラする餡の中だと、ぷちぷちした花までジューシーに美味しさを増す感じで、これはオススメ。他の料理にも使えそうだし、むしろ金木犀餡だけで独立したデザートとしてもいけると思う。

夫がやってきて、あれー俺のシロップの方が多く減ってるね?なんでかな、はてはてフッフーン、とニヤニヤするのは悔しかった。お菓子には夫シロップが美味しい。でも、お茶に入れるのなら私のだって美味しい。

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『沈夫人の料理人』(深巳 琳子)

夢のように美味しそうな料理が次々出てくる漫画。

どの料理も、シンプルにではあるが、料理人・李三の手際が最初から最後まで描写されるので、そのまま真似すれば自分でも本当に作れるのかな?って想像が膨らむ。


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# by macchi73 | 2017-10-17 00:28 | Comments(4)
2017年 10月 09日
金木犀のシロップ
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朝、大きなシーツを干すために屋根に上ったら、巨木になった金木犀が豪華で圧倒された。庭から見上げるのと全然違う。視界全部がオレンジ色だ。濃厚な甘い香りは今がピークかもしれない。屋根の上で、甘い空気を目一杯吸い込む。うっはー。ウキウキする。

それで夜、屋根の上での月見がてらに花の盛りの金木犀を摘んで、夫と一緒にシロップを仕込むことにした。
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しかしそこで夫婦の意見が食い違う。

ウェブのレシピにちゃんと従って砂糖とリキュールだけで作ろう、と主張する夫。いやいや薔薇シロップなど色々なシロップを作ってきた経験から言わせてもらえば、やはり一振りの酸味は加えたいところですよ、とレモン果汁を足そうとする私。更に言うと、花は煮込まずに生花に熱いシロップを注いで密封してシロップに香りが移るのを待つだけで良いと思うのです、私は。花のシロップを作り続けてきた私としては。

議論は決裂し、それぞれ一瓶ずつのシロップを仕込むこととなった。では来週末にでも味比べしましょうと言ったところ、いや完成は一ヶ月後でしょうと、ここでも意見が分かれる。ハッ、船頭多くして船山に登るだねえ、と私。あーあ、macchiは夫唱婦随の理を知らずだな、ってな夫。

でもまあ、とりあえず私は来週末には味見するつもり。だいぶ前に本で読んだ、作りたい金木犀料理があるんだよね。ふふふ。楽しみ。
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# by macchi73 | 2017-10-09 22:10 | 【庭】収穫、料理 | Comments(4)