2017年 07月 22日
夏休み始まりの喩え話(いろんな生物・無生物)
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帰ったらいきなり夏休みが始まっていた。家庭内にぐだぐだした空気が充満している。末っ子が宿題ノートの傍で何かブツブツ言っている。

おかあさんはチーター、これ絶対。
それでレイク(姉)が鹿でしょ、それも白鹿、
マリオ(兄)がサルで、
おとうさんはアザラシのすごい大きいやつ、何だっけ。
「セイウチ?それかトドかな?」
うん、それ。そしたらピノは何だと思う?
「これって何の話」
何に似てるかってこと。言って。
「子猫かな」
じゃあネコ科だから子供のチーターにしよう。それか、おかあさんが大カンガルーでピノが子供カンガルーでもいいよ。そしたらポッケに入れる。

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虫はねー、自信あるよ。
レイクは花カマキリ。どう?
「言い得て妙。うまいね」
それでおかあさんはオニヤンマかアシナガバチで、
おとうさんはコガネムシ、
マリオは一匹だけ早めに羽化したセミ。それかツノゼミ。
「なんで早めに」
そういうイメージ。ピノは何だと思う?
「てんとう虫でしょ」
じゃあナナホシがいい。フタホシは嫌だよ。


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花は難しいな。
レイクはコスモス。ほっそりしてピンクだから。
「いいね、おかあさん的には百合」
それもあり。スズランでもいい。
それで、おとうさんは金木犀かラフレシア。
「なんでその二択」
大きくて、かぐわしいから。
「香りでラフレシアって嫌でしょ」
じゃあ金木犀。
おかあさんは大きい皇帝ダリアかタチアオイで、
マリオはヒマワリだね。
「確かに」
ピノは何だと思う?
「ピノもヒマワリだな、チビひまわり」
同じのダメでしょー!
(えっ、さっきチーターと仔チータだった……)
「じゃあ、一面のお花畑」
それ花じゃないでしょ!一個、一個で。
(何ルールなんだ)
「じゃあポピーかな。ピノは花畑いっぱいのポピー、色とりどり」
(偉そうに)まあ、いいでしょう。

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プーさんだったら、マリオがプーで、レイクがピグレット、おかあさんがティガーでおとうさんがロバだね、ロバの名前、何だっけ?
「イーヨー」
そしたらピノは?
「クリストファーロビン」
それ人間だからダメ。
「そうだ、ピノはルーに似てるよ、カンガルーの」
そしたらお母さんもカンガに変えてもいいよ。本当はティガーっぽいけど。


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海だったら、おとうさんってウミガメっぽくない?
「っぽいね」
おかあさんが巨大シャチで、レイクがペンギン、マリオがオットセイ。
「子供たちを捕食しちゃうなあ。クジラに変えて」
ピノは?ピノは?
「元気なイルカかな」
うーん、でもラッコがいい。
「そうね、ラッコにも似てる」

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飲み物だったら、おかあさんはコーヒー。
「もはや生物でもない」
おとうさんは牛乳。本当はカフェオレのイメージだけど、コーヒーをおかあさんに使っちゃったから。
「それ、イメージっていうか、単にいつも飲んでるものだよね」
いいの、いいの。レイクはトマトジュースかなあ?
「ただの好物じゃん。イメージ的にはロゼとか」
あ、じゃあシャンペン!レイクはシャンペン!
「賛成、発音はシャンパンで」
ピノは何だと思う?
「ヤクルトかカルピスだな。それでマリオがメロンソーダ。物凄い緑の」
うわっ、マリオ、メロンソーダ似合いすぎ!!
「さらにアイス入れてフロートにする」
フロート!すごい、マリオだ!!あ、チェリーも入れる、赤いの入れよう!あはははー!!!


と、なぜか笑い転げる娘。
夫は「何をさっきから……」と呆れ顔。
その後、さらに喩えは鳥類や深海生物や文房具、空想上の動物、神話やゲームの登場人物やらに広がっていくのだった。マイナー分野に進むにつれ、意外と博覧強記の顔を見せる娘。

「でさ、これって喩えの宿題なの?」
ううん、全然関係ない。楽しいね。

−−これから夏休み。ぐだぐだの、わくわくだ。

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娘の、虫に関する自信の根源の本。「これ面白いんだよ、なんか読んじゃうんだよ」と強烈プッシュ。

『ミョ〜な昆虫 大百科』(川崎 悟司)

なぜか昆虫の図解のほかに、美女のイラストが意味なく点々と見られるが(しかもやや劇画風)、それもまた何ともいえずミョーな雰囲気を強めていて良い。


作者のサイトがまた面白い。多分、すごい好きな趣味で描いてるから子供を惹きつけるんだと思う。
 → 古世界の住人オフィシャルサイト



川崎悟司氏の本を探してみたら、昆虫だけでなく、いろいろ出してるようだ。コンビニ本で安いが、図鑑より子供の食いつきがメチャ良いので、これからの夏休みにオススメかも。




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# by macchi73 | 2017-07-22 12:00 | 【こども】自然学習、自由研究 | Comments(5)
2017年 07月 16日
夏休み前の庭整備
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明日からしばらく出張などで不在なので、出かける前にエイヤっと草刈りをした。
庭の爬虫類たちを殺さないよう慎重に、でも徹底的に、バーッと刈る刈るボーイで地面を均一に刈り込んで行く。こうして芝生風に風通し良くしておけば、お母さん不在の間も快適に過ごせるだろう?
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それから、「……自分、しばらく留守にしちゃいますけど寂しいっすか?」と鼻の下をこすりながらシャイな感じで大学生たちに聞いてみたら、ううん全然大丈夫、気をつけて、とニッコリされた。くそう、寧ろ嬉しそうとは。昔は数日程度の別れでも、寂しいよって、ペタペタくっついて来てたものなのによう。
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ま、実際は上の子たちは双子のせいか、二人揃ってればご機嫌に過ごしていたので半分リップサービスだったんだろうなとは思うが。そのリップサービスすらしてくれなくなった今日この頃って訳か。ちぇ。末っ子だけが、「一ヶ月超えたら寂しくなると思う」と微妙な気遣いを見せてくれる。が、その寂しがりラインも微妙だな……。

荷物の準備しながら、お母さんは、実はちょっと寂しい。でもま、だいたい出がけの時が一番の寂しさピークだけどな(←負けず嫌い)。ごはん食べろよ、宿題しろよ、お風呂入れよ、歯あ磨けよ。 行ってくるよ。
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サイクリング中に見かけたカモの親子。こちらはまだお母さん慕われ中っぽいや。


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夜。夕食の買い物ついでに透明なビニール製のテーブルクロスを買って帰宅したら、ごおごお言う突風とともに、昔近所に住んでた友達&子どもたちが遊びに来てた。で、おニューのテーブルクロスを広げた上で、一緒に小麦料理。友達は中国北方育ちで小麦粉を魔法のように操るので、その技を見てはうっとりする。前はいつもこうやって一緒にご飯食べてたよねえ、と久々の懐かしい味をいただく。

このところ、チビの時によく遊びに来てた子供たちが急に顔を見せることが続いていて面白い。連絡先知らないから昔の記憶を辿って来てみたよーと言う子供もいて、方向感覚なのか記憶力なのか、凄いなと笑ってしまったり。小さい時はみんなコロコロ集まって一つの群れみたいに見えてたもんなのに、今はみんなそれぞれ暮らす国々も場所もバラバラで遠く遠く離れて、進路も家庭状況もめちゃくちゃバリエーションがあり、嗜好も価値観も性格も大きさも喋り方も全然違っててびっくりする(たぶん、小さい時だって、そうだったのかもしれないが)。それでも会えば幼馴染の気安さが漂い、お互い積もる近況やら思い出話やら、全然違っても楽しそうに過ごすもんだなと面白く思う。

そういう時、なんて言ったらいいかわからないけど、風だけじゃなく、時間がごおごお流れてるようなこの世界を感じるんだよな。時間のエントロピーの風に吹かれて、物事は何でも散り散りに拡散して行く。その中で昔偶然会って・今も会える人って凄く良い。今選んで知るチョー素晴らしい人たちより、昔っから知る偶然の人たちの方が懐かしい(って、当たり前か)。時間と共に価値が増す。時間ってそれだけで価値だと思う。
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# by macchi73 | 2017-07-16 23:55 | 【その他】日記 | Comments(4)
2017年 07月 15日
アオバハゴロモ(青葉羽衣)とクサカゲロウ(草蜉蝣)
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最近、庭の色んな植物の茎に、白いフワフワの綿のようなものがついている。

病気か?害虫か?アブラムシで蝋物質出すタイプって多いからなあ……と思って近くでよく見たら、アオバハゴロモが点々と枝の裏にいるのに気づいた。君、足元にそんないかにもベタつきそうな得体の知れない白いフワフワあるところ、よく集えるね、嫌じゃないの、という感じ。

それでもっとよく見たら、フワフワの中に微かに動くものあり。フワフワと見せかけて、虫の隠れ家だったか!
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それでそれで、もっともっとよくよく見たら、アオバハゴロモと謎の白い綿々の虫、顔立ちがそっくりじゃないか!?

……近親者の予感。

で、調べたら、やっぱりアオバハゴロモの幼虫だった。フワフワをまとってフワフワの中に隠れることで、目くらましの効能があるらしい。うーん、遠くからでもフワフワに白く覆われた枝って目立つから、目くらましより目印になっちゃってる気もするが。
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それでそれでそれで、もっともっともっと良く見たら、子である綿虫に小突かれているアオバハゴロモを発見。白いフワフワ虫にお尻をガンガン小突かれて、ヨロヨロと前に進むアオバハゴロモ成虫。うわー、アグレッシブ。反抗期か?それとも虫だとやっぱり、幼虫は成虫を近親関係にある者だとか認識しないのか?
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それでそれでそれでそれで、もっともっともっともっと良く見たら、どうもお尻を小突いてるヤツって、周りのフワフワ幼虫たちと雰囲気も動き方も違う。

下の写真、左がアオバハゴロモの幼虫たちで、右が小突き虫。アオバハゴロモの方がどこかヒツジっぽい雰囲気だとしたら、右のヤツはなんかオオカミっぽい気配がある。背中のフワフワが盛り上がり過ぎてて、アオバハゴロモから剥いだ皮を被って変装しているようにしか見えないんだけど……。
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っていうか、裏側から見たら、胴体が丸見え。二本の鎌のような大顎を持ったこの姿ってよく知ってる。クサカゲロウの幼虫じゃん!

アオバハゴロモは草の汁を吸う虫だけど、クサカゲロウの幼虫って肉食。羊の皮を被った狼。アオバハゴロモの皮を被ったクサカゲロウか。

クサカゲロウの幼虫には、背面に鉤状の毛を持ち、そこに植物や獲物の死骸などを引っ掛けて背負うタイプがいるらしい。Wikipediaによれば、アリなどの攻撃から逃れるためのカムフラージュという説もあるようだが、もしかしたら変装して獲物に近づくためってのもあるんじゃないの?と疑ってみたりして。




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# by macchi73 | 2017-07-15 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)