「ほっ」と。キャンペーン
<   2017年 02月 ( 4 )   > この月の画像一覧

2017年 02月 26日
冬の野鳥と鳥媒花
e0134713_1325322.jpg

冬の庭は虫も花も少なくてガランとした印象だが、鳥類は夏より多くやってきている気がする。草が茂ってない分、目に付きやすいだけかもしれないが。

今年は、庭の金木犀の幹の上をうろつくコゲラ(小型のキツツキ)を初めて見た。キツツキの住む庭なんて面白いから、居ついてくれたら嬉しいけどなあ!

この時期、庭で見かけるのは、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラが圧倒的に多い。どこにでもいそうなのに意外とやってくる頭数が少ないのは、カラス、スズメ、ハトかな。この傾向は、たぶん庭の花の蜜を目当てにやってくる鳥が多いからだと思う。ツバキやウメの花に頭を突っ込んで、顔に花粉をつけて飛び立っていくメジロをよく見かけるし。

e0134713_813583.jpg
(↑写真は、12月下旬に皇帝ダリアの蜜を吸うメジロ)

そんな風に、虫がまだいない寒い時期に咲くツバキやサザンカは鳥に花粉を運んでもらう戦術をとっており、鳥媒花と呼ばれる。鳥媒花の植物は種類が少ないため、花にとっては同じ種類の植物に花粉を運ばれる利点があり、鳥にとっても他の鳥と餌の争いを少なくできる利点がある。

鳥媒花は、wikipediaなどによれば、次のような特徴を持つことが多いようだ。
  • 鳥が止まりやすいようにしっかり固い花の作り
  • 色は赤系(=鳥は赤をよく認識する)
  • 虫を呼ぶための芳香は持たず(=鳥は虫に比べて嗅覚は弱い)
  • 昼に花を咲かせ(=夜行の鳥ってそういないしな)
  • 薄いが大量の蜜を出す(=鳥が満足する量をって感じか?)
  • 花期が長い

蜜を大量に出す、という記述に心惹かれて、庭で咲いていたツバキの花芯に指をつっこんでちょっと味見してみたが、大量の花粉が粉っぽいばかりで味は殆どしなかった。虫の多い時期に、香り高く濃い甘い蜜を少量湛える夏の小花たちの方が、人間がチュッと吸って楽しむには良いかもしれない。人間の味覚は、あっまーいものに慣れてるからな。

ちなみに、私のように花粉を運ばないくせに花の蜜を味わおうという行為を、盗蜜という。
もう少ししたら咲き出す、裏庭のアンズの花に集まるシジュウカラやスズメ、ワカケホンセイインコなんかも盗蜜者たちだ。メジロやヒヨドリが、花に嘴を差し込み優しく蜜を吸うのに対して、盗蜜する鳥たちは、花ごと千切って食べてしまう。

【冬から早春に、庭で見かける鳥リスト】

ほぼ毎日見かける定住者は、多い順に、
ヒヨドリ
・メジロ (*庭に巣もある
・シジュウカラ(*庭に巣もある
・スズメ(*庭に巣もある
キジバト
カラス

毎日ではないがちょくちょく姿を見かけるのは、
・ツグミ(*動画あり
・ジョウビタキ(年によって、メスが来たり、オスが来たり)
ハクセキレイ
ムクドリ
オナガ
ワカケホンセイインコ

一度、または数回見たことがあるだけなのは、
・ウグイス
モズ(*早贄もたまに見かける)
・カワラヒワ(*公園で撮影)
・コゲラ(*公園で撮影

[PR]

by macchi73 | 2017-02-26 14:00 | 【生物】野鳥 | Comments(3)
2017年 02月 14日
チョコレートマカロン
e0134713_1174529.jpg

今年のバレンタインデーには、初めてマカロンを作った。

……って、私じゃなくて、末っ子がだけど。

e0134713_1174316.jpg

「作り方おしえてね」と言われたけど、私もマカロンなんて作ったこともなければ、食べたことも殆どないので、「泡立てってこれくらい?オーブン、これでいい?」とか聞かれても、説明書の通りに作るようにしか言えず。娘と同じだけの知識しかない。

それで結局、鉄板に触れてた面が薄っすらときつね色に色づいた、軽くてフンワリしたあま〜いメレンゲクッキー的な何かができた。

味見させてもらって、あはは、ちょっと香ばしいかもね甘すぎかもね、と笑ったら、娘が「うう……」と唸って頭を抱え、お母さんの評価がアブナイ……お裁縫は得意だけどお料理はそうでもないねって思われるかも……とうなだれる。

なんでだよー!お母さん関係ないだろう、ピノの料理だろう!と、笑ってしまったが、うううーみんなはそうは思わないかもよーと唸る娘。それは脅しか。よくわからないがおかしい。

が、その後、甘々のマカロンにかなりビター目なチョコクリームを作ってサンドしたら、最終的にはなかなかバランス良く美味しいお菓子になったようだ。与り知らぬところで名誉毀損される危機を回避できて、私も嬉しい。

家族みんなに「おいしいじゃん!」と言われて一安心した顔の娘。それから「マカロンって食べたことなかったなー」とか聞いて、微妙な表情。なんと家族の誰もちゃんとしたマカロンを知らないのであった。
e0134713_1174051.jpg

[PR]

by macchi73 | 2017-02-14 23:55 | 出来事・その他 | Comments(3)
2017年 02月 12日
夏みかんのオランジェット
e0134713_122977.jpg

お昼休みにランチに出たら、お店の窓の外にたわわになっている夏みかんを袋いっぱいもらった。ずっしりしてて冷たくて、いかにも美味しそう。

それで翌朝。
娘が台所のテーブルに並んだ夏みかんをフムフムと見て、「葉っぱと枝がついてるみかんって普通より嬉しいね」という。きっと立派な枝がついてるコレが栄養いっぱいで良いミカンだと思うよと、選んでくれたものをヨーグルトに混ぜて食べたら、たしかに甘くてジューシーだった。

e0134713_12279.jpg

その週末。寝坊して起きてお茶を沸かしていたら、また台所に娘がやってきて、友チョコを作ろうという。パジャマのままで、お茶飲みながらのだらだらクッキング。私も残りの夏みかんでオランジェットを作った。

オーブンを使ってる台所は暖かくて、窓を開け放してても寒くない。窓の外は明るく晴れてて、冬の風が気持ち良い。

夏みかんのオランジェットは美味しくできた。
娘の友チョコもなんとか無事にできたようだ。

e0134713_122520.jpg

夜、すべてのチョコを可愛くラッピングし終わって満足した末っ子と、長女の公演を観に出かけ、夜の街をぶらついて帰る。街もバレンタインデーでキラキラ。
[PR]

by macchi73 | 2017-02-12 23:55 | 庭料理 | Comments(0)
2017年 02月 11日
立春の候
e0134713_0455694.jpg

直行直帰の仕事で、いつもより少しゆっくり目に家を出たら、庭の梅が咲いていた。
花の満開はもう過ぎたっぽいけど、それでも庭を通って門扉まで、近くを通ればふんわり梅の香りがする。春だなー。

まだ寒い時期に「春だなー」って思うのって、なにか新品感があって嬉しいものだ。新春とか立春とかいう言葉の、めでたい感じ。

先月今月は、一人でいろいろと馴染みのない場所に行く仕事が多くてちょっと楽しい。

昼間いろんな乗り物に乗って遠くまで足を伸ばしたり、いろんな人に話を聞いたり、すごい設備使わせてもらったり試験受けたり、いつもと少し違う動きをしていると、仕事もそろそろ飽きたと思ってたけどやっぱり楽しいかもなと思ったり。一人で移動すること、シーンとした知らない建物を歩きまわること、ずらっと並んだ資料や設備を見ることが、けっこう好きかもなと思う。あまり仕事の本質に関係ない部分なので、そんなに人には言えないが。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

帰り道、以前よんで面白かった漫画の映画がやってたので観て帰った。

『この世界の片隅に』

原作つきの映画って原作の方が面白いことが多いけど、これは映画もかなり良かった。

特に、小さい子の悲しい場面の表現が、派手ではないけど、漫画にはない映画ならではの見せ方で、ちょっと衝撃だったと思う。

振り返れば喪失したものたちとの過去も含んで、この世界が続いていくのは美しい、かも。



---

そのちょっと前に子供と観た映画のことも思い出した。
どっちも「喪失に対してどうするか」っていうところを含んでいるところで、少し共通するところがあるかなと思ったり。で、コメントにも書いたが、二つの映画で解決方法が全然違うのが面白かった。

『君の名は』

現実には絶対に起こりえない「あの時こうだったら……」の実現が許容される世界ということで、その時点で私は「え、それアリなの?」と、少し脱落気味だったかもしれない。

が、実はまだ生々しい喪失の痛みの最中にいる場合は、こういう物語の方が心惹かれたり癒やされたりするのかも?と、後で思い直したり。無くした場所、無くした人の、そうではない未来が生き生きと実現される世界を夢想する……。

そういう意味で、失われなかった世界の物語も、この世には必要なのかもしれないね……とか言ったら、息子にはそういう話じゃないよ!と強く言われた(息子は監督のファンっぽい)。適当な見方ですまない。


[PR]

by macchi73 | 2017-02-11 23:55 | 書籍・CD | Comments(2)