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2016年 12月 28日
クヌギカメムシ(椚亀虫)
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散歩中、点々と何匹もクヌギカメムシを見かけた。

クヌギカメムシは、晩秋から初冬くらいまで樹皮の隙間などに産卵活動を行うカメムシだが、その卵は暗緑色のゼリーに包まれた魚卵のような、ちょっと気持ち悪い見た目をしている。でも、検索したら、そのゼリーによって母の腸内共生菌が子らへ引き継がれるという、大事な役目があるようだ。
産総研:
 → クヌギカメムシの共生細菌入り卵塊ゼリーの機能を解明

孵化した幼虫は、そのゼリーを摂取することによって、栄養供給、植物適応、農薬耐性などの重要な生物機能を獲得するという。なんとなく、人間の初乳みたいだ。
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by macchi73 | 2016-12-28 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2016年 12月 27日
マダム・イン・コタツ
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雨の休日。
みんな忘年会やら何やらで今日は家には末っ子と私しかいない。薄暗い部屋でコタツに入ってごろごろして過ごす。

今ものすごくピクルスが食べたい気分、と子供が言うので、「んじゃー庭からハーブ適当に摘んできて」と、自らはコタツを出ずに言う。はいどうぞ、と雨の外界から娘が持ち帰ったのは、フェンネル、タイム、ローズマリー。

それで覚悟を決めてコタツを出て、台所でピクルス液を調合していたら(→うちの定番レシピはこちら)、娘も隣で鉄瓶でお湯を沸かし始めた。コーヒー入れてあげる、わたしコーヒー入れるのは学校でいちばん上手かもしれないよ、他の子はたぶん、豆挽いてこうやってコーヒーいれてないと思うんだ……と、得意そう。

ピクルスを大小二つの瓶に詰め、コーヒーも入ったので、続けて朝ごはんの用意。
って言っても、クリスマスイブに料理をいっぱい作ったので、ここしばらくは残り物を適当に温めたり、少しアレンジするだけで軽食は事足りているのだった。ふっふ。楽ちん。
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漬けて1時間も経ってないけれど、ピクルスも遅い朝食のお供にしてみる。
浅漬けすぎかな?と聞くと、「じゅうぶん美味しい!」と娘。確かに。バターとクリームたっぷりの料理には、ピクルスの酸味がよく合う。二人して、小瓶をペロッと全部食べてしまう。

それで、年賀状書いたり、本を読んだりして、一日こたつで過ごした。たまに洗濯、片付け、洗い物。ソファの隣のランプ以外の電気はつけないで、ずっと薄暗く。娘が、「外は雨の音、中は時計の音だ……」とつぶやく。それと紙をめくる音。無言で聴いていれば、同じ雨音でも、南と東の窓からはそれぞれ違う音色が響く。

こういうだらだらした日が一番好きだな、と娘。
えー、でも何にもしない無意味な一日だったなーって、日の終わりに後悔しちゃわないか?お母さんはそうだな、と言ったら、いやあ、色々やったらやったで、何にもしないことをしない一日だった、って後悔するから同じだよ、なんて言う。その辺りの感覚は、よくわからず。

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夜はインドカレーを食べた。そしてインド映画をみた。こたつで。

『マダム・イン・ニューヨーク』

英語を話せないインドの母親が、英語を話せる夫や子供達(学校教育が母の時代と変わり、子供たちは英語を準公用語として話せるっぽい)に軽んじられているが、ニューヨークに住む姉家族の結婚式の手伝いで、一ヶ月間、家族と離れてアメリカに滞在することになる。そこでも英語がわからずに傷つくことがあり、見つけた英語教室にこっそり通って勉強したり、クラスメートと交流したりして、自分も周囲も変わっていく話。

……ってあらすじだと月並みな感じがするが、母親役のインドの女優が落ち着いた中にも剽軽な雰囲気があり、魅力的ですごく面白かった。

素敵な女性なのに色々と傷つく場面が多くて、そんな時には私も泣きたくなった。そっか......忘れがちだが、みんなができる何かができないって一面を切り取って、何もできないみたいに扱うことはできないんだよな。

最後、こっそり勉強した英語で新郎新婦へおくったスピーチも良かった(あとで英語の先生から赤ペンコメント入っていたが)。

夫婦は対等で助け合うものだが、長い生活の中でそれを見失うことがある、そんな時は…… という話で、
It means marriage is finished?
No, that is the time you have to help yourself.
Nobody can help you better than you.
If you do that, you will return back feeling equal.
Your friendship will return back.
Your life will be beautiful.

(尊敬と友情を失ったとき、)
それは結婚の終わりを意味するでしょうか?
いいえ、その時こそ、自分で自分を助けなければならない時です。
誰もあなたよりも上手くあなたを助けることはできません。
あなたがそうするなら、対等の感覚を取り戻せるでしょう。
あなたの友情は戻ってくるでしょう。
あなたの人生は美しくなるでしょう。

家庭内で忘れがちなリスペクトの感情だが、大事なんだなと反省。
しかし、それでもそれが失われた時は、相手じゃなくて自分がそれを取り戻すべく動く時なんだ、っていうのが現実的で良かった。

ちなみに、国際結婚などで家族間の母国語が異なる場合、マイナー言語を母国語とする親の地位が家庭内で下がってしまうことがあるというのをどこかで読んだことがあるが、その話も思い出したりして。日本だとあんまり直面することが無い問題だが、親子で生活や教育水準が違ったりする時とかは、起こり得る話かもなと思ったり。


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by macchi73 | 2016-12-27 23:55 | 書籍・CD | Comments(6)
2016年 12月 26日
コミミズク(昆虫の方の)
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これなにかな?変な顔の虫、と夫に呼ばれた。
あー、これはヨコバイの仲間なんだけど、たしか鳥の名前と同じなんだよなー、そうだコノハズクだ……なんて、したり顔で昆虫博士を演じてみる。たぶん、樹上での擬態が得意だから木の葉って感じだったか?

で、家に帰ってから検索したら、そんな名前の虫はいなかった。

それでよく調べたところ、正解はコミミズクだった。
名前の由来は、次のようなことっぽい。由来を知れば、もう今度は忘れないと思う。

(1)鳥類の「ミミズク」に似た耳みたいな突起を持つ昆虫を「ミミズク」と命名。
(2)昆虫の「ミミズク」に似た、もっと小型の虫を「コミミズク」と命名。


しかしコミミズク(昆虫)には、ミミズク(昆虫)にある突起がないので、もはやミミズク(鳥)には全く似ていないという事態が生じている。それで間違っちゃったんだなー、なんて言い訳。

樹上での擬態が得意なのは本当の話。
ぴったりと樹上に張り付けば、ヘラ状の頭部のせいで、樹皮の表面と滑らかなカーブで一体化して木の一部にしか見えないという訳だ。ま、命名には全く関係なかったが。


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←ミミズク、鳥バージョン。

ちなみにこちらの名前の由来は、ツクってのがフクロウの古名で、耳みたいな羽が生えてるフクロウだからミミズク。



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by macchi73 | 2016-12-26 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(3)
2016年 12月 25日
クリスマス卒業
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いつもは早朝から子供3人でくすくすガサゴソうるさいクリスマスが、今年は静かなものだった。
というのも、サンタからのプレゼントが末っ子にしか届かないという事態が初めて発生。上の双子たちは揃って成人に達してしまったからね、もうサンタ的には子供じゃないんだな。

午前中、二階に上がった末っ子がいつまでも降りてこないので見に行ったら、ベッドに埋まって顔を隠していた。どうやら今年のクリスマスはそんなに嬉しさ爆発の朝ではなかったようだ。なんだよ今年のプレゼントはピンと来なかったの?と聞いたら、それもあるけど(うわ)そういうことじゃない……と、顔を隠したまま布団に潜り込む。しばらく一緒に隣に寝そべってたが、なんとなく、気持ちは分かる気もした。

お昼、大学生の長女と一緒にランチの買い物に出る。
お日様が燦々と照る中、二人で小さいお店を色々見て歩くのは楽しいが、街全体も例年よりのんびり落ち着いていて、なんだかクリスマスの賑やかさが少ないみたい。それとも自分の気持ちの投影なのかな。

お店を見ていた長女が、「あ、これピノ子にそっくり」と言う。
見たら廃材から作った小さなロボが籠にいっぱい入っていて、全部デザインが違って面白い。中から3体、きょうだい其々にそっくりなロボを探し出してお土産に買って帰る。
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帰り道、むかし双子たちとよく散歩した道を歩いていたら、当時の小さな双子の柔らかな様子が鮮やかに目の前に浮かんできて、懐かしさにぶん殴られたみたいで少しクラクラした。あの時のチビスケたちと、今の大人になった双子たちは、同じ人間だけど同じではない。あのチビスケたちは今も君らの中にいるのか?

子供3人、いつもくっついてキャアキャア騒がしく転がり回って遊んでたのは、たぶん時間にしたら7, 8年くらいのもので、家族全体の歴史の中ではそんなに長い期間ではないと思う。でも多分、これから「家族」って聞いた時に思い浮かべてしまうのは、その賑やかでうるさくて大変だった短い期間のことなんだろうなあと思ったり。特に、生まれた瞬間が賑やかさのピークで、遊び相手の二人に一足先に巣立たれてしまう末っ子にとっては、これから色んなイベント縮小が続いて、少し寂しいのかもな。

ロボットを見るなり、うわー!Shiftキーのが欲しいけど、オレンジのをとるのを期待されている気がする!!だって見るからにオレンジがピノでピンクがレイクでシフトがマリオに似てるもん!と笑う末っ子。
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機嫌は直って、大学生が自分たちの用事で出かけるまで一緒に遊んだりプレゼント交換したり。若者たちは忙しいねえ。ピノもそのうちそうなるんだね。お楽しみ。

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ショックの一因でもあったかもしれない、なにかいつもと毛色の違うサンタからのクリスマスプレゼント......。これも何かからの卒業を意味するのか!?

『新版 学習まんが 日本の歴史』

でも午後になったら、楽しそうに読み進めていた。

歴史好きではないかもだが、本好き、漫画好きだもんね。


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by macchi73 | 2016-12-25 23:55 | 書籍・CD | Comments(2)
2016年 12月 24日
Warmer and Warmer
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家族全員にお揃いのネックウォーマーを作った。

夫と末っ子には紫、双子たちにはグレー。
さらに娘たちにはそれぞれのネックウォーマーと揃いのレッグウォーマーも。

生地は柔らかくてもちもちのプードルファーと、ニット生地のリバーシブル。とっても暖かい。皆これでヌクヌクの冬を過ごすが良い。
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翌朝、出来上がりを見せたら、おおー、あったかい!と早速装備する家族たち。

それから子供たちは他の服もなんとなくお揃いっぽい感じにアレンジして、「ドーナツ買ってくるねー!」「俺はバイト」とか言って、そろって街へ出かけて行った。

むむ、その若者風習はどっかで見たことがある。双子コーデっていうやつだな、仲良しアピールの馬鹿っぽい風習だぜ、やめろやめろ(←友達いない系)……とか言いそうになったが、並んだ子供たちの様子が、あまりに愛らしかったので、やめた(←親バカ系)。

参考にしたのは、次のサイト:
【レッグウォーマーの作り方】
・pit-a-pat my life: リバーシブルレッグウォーマーの作り方
・サイズ参考・型紙はこちら:La-suila 簡単可愛いレッグウォーマー

→ファーのふんわり圧力でずり下がらない感じだったので、リブ生地は無しにした。丈は記載より長めにした。

【ネックウォーマーの作り方】
・l’espoir ハンドメイドと子育て日記:ネックウォーマー 作りかた♪
・縫い方は、ここが見易い:Coco Ribbon 基本シュシュの作り方(Aタイプ)

→筒モノのリバーシブルの縫い方、最初ちょっと混乱してメビウスの輪的な何かを作りそうになってしまったが、シュシュの作り方が参考になった。

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by macchi73 | 2016-12-24 14:57 | 出来事・その他 | Comments(2)
2016年 12月 24日
冬休み開始
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今年の仕事、完了!

ただいまからクリスマス休暇突入。年明けまで気がかりは何もない。

夜中から徹夜で家族へのクリスマスプレゼントも作成完了。ねむー。

クリスマスが済んだら、庭仕事もしようっと。
いま庭は手入れされてなくて野趣溢れまくりだけど、香りの強い花々が咲いてて、外で過ごすのは楽しそう。
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by macchi73 | 2016-12-24 07:00 | 出来事・その他 | Comments(0)
2016年 12月 23日
成虫で越冬する蝶(ウラギンシジミ、ムラサキシジミ)
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昨夜は12月も下旬だっていうのに、台風みたいな生暖かい雨と風だった。

で、今朝は台風一過って感じの良い天気。なんと20度超え!

裏庭で冬眠に入っていたはずのミドリガメが目を覚まし、成虫で越冬するタイプの蝶が庭でも道でもパタパタ飛んでる。調子狂うね。でも楽しい。

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青く光る翅が眩しいムラサキシジミ。
冬の間は枯葉の裏に止まって越冬してることが多いはずなんだけど、翅の裏側は枯葉みたいな色柄なんで、いつも気にして探してるのに全然見つけられない……。くやしい。
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翅裏が真っ白でマットな質感のウラギンシジミ。
普通に飛んでると純白は目立つが、越冬時に照葉の樹木の葉っぱの裏なんかにじっと止まってると、葉っぱの反射や葉裏の質感に紛れて、けっこう見つけられない……。くやしい。
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ちなみに、ウラギンシジミは、成虫で越冬するのは雌だけらしい。
今の時期、翅の表が黒地にオレンジレッドの派手な柄が入るオスはぜんぜんおらず、見かけるのは黒地に青白紋のメスばかり。

↓これは今日みかけたメス。翅の柄は青っぽくて地味な感じ。
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↓ こちらが今年の9月に見かけたオス……って、オレンジレッドの柄がほとんど見えてない!!見かけた時(仕事中)は、おお〜燃えるような赤だ〜!ってわくわくして追っかけたんだけど、建物を越えて飛んで行ってしまったんだよな。飛翔力に驚いた記憶あり。
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そんなこんなで、いつも探してもなかなか見つけられない越冬蝶を、今日はいっぱい見られて楽しかった。

ちなみに子供も、目を離してるとすぐに見えなくなるのであった。
私は、探し下手かもしれない。(下の写真にも子供がいるの、分かるかな?)
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by macchi73 | 2016-12-23 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2016年 12月 22日
ツムギアリ……じゃなくて蛾の巣網
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散歩してたら、椿の並木に、葉っぱを糸で綴った何かの虫の巣のようなものがあった。
サイズは小5の握りこぶしくらいかな。けっこう大きくて、ずっしりしてる。

糸が密に張られていて中はよく見えないが、覗き込むとみっちり、ごしゃごしゃと何かが詰まっている。手に持っていた小枝でちょっとだけ表面を裂いて中身を見てみようとしたが、糸で編まれた表面は弾力があって、枝でグイグイ突いたくらいでは傷つけることはできなかった。

春にオビカレハの幼虫(天幕毛虫)が作った巣の残骸なのかな?とも思ったけど、その割にがっしりしてて状態が綺麗な気がする。それに、オビカレハがつくのはバラ科の枝の又部分が多いっぽいけど、これは椿の葉っぱ部分だし。違う虫の巣なのかも……?

気になって、指で裂いて中身を見ようとしたら、一緒にいた夫が、嫌そうに「やめた方がいいよ」と言う。かわいそうって意味かな?と思って、ほんのちょっと裂いて覗くだけだから大丈夫だよ、すぐ戻すし、と言い訳したが、「もう……いいよ、行こう!早く!」と、物凄く嫌そう。なんで?と聞いたが、いいから!と、取り付く島もない。

それで追っかけながら、「なんでよう」「いいから!」のやりとりが繰り返される、あー、これは子どもたちと夫がよくやってる問答だ……。妻、子供ポジションに堕ちたり。がーん。

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で、家に帰って、謎の巣のことは忘れて、蟻関係の本をいろいろと読んでた。

そしたら本に出てきたアリの話を読んで、「えっ!あれってツムギアリの巣じゃないの!?」と胸がワクつく。

が、もっと調べたら、ツムギアリの分布は主に東南アジアで、日本だと琉球諸島に仲間がいるくらいらしい。うーん、じゃあやっぱりなんかの蛾なのかなー。ううーん、開いてもっとゆっくり見てくれば良かったなあ!
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→ 結局、気になりすぎて、もう一回見に行った。それで、おそらく幼虫で越冬する蛾の巣網らしいのはわかったが、詳しいことは調べ中。マエジロマダラメイガかなあ? アリじゃなくて、ちょい残念。

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なんでそんなにムリヤリ蟻の巣にしたい気分なのか?

それは、先日読んだ『裏山の奇人』(小松貴)が面白かったので、それ関係で、好蟻性生物の調査をしてる人の本などいろいろ読んでるところだから。

『昆虫はすごい』(丸山宗利)

昆虫についてのアレコレを、網羅的に順を追って説明してくれてる感のある一冊。読み終われば、色んな切り口で、昆虫というものをざっと見渡した気分になれる。

「あー、これ知ってる!読んだ or 自分でも見たことある!」って話と、全然知らない面白い虫の話が良い感じに入り混じってて、そんなに詳しくはないけど虫に興味ある人(=私)や子どもたちが、飽きずに読める内容だった。

一つ一つの項目は短くあっさりしてるので、よく知らなくて面白そうな部分については別途もっと詳しく調べたい感じが残った。



……で、せっかくだから好蟻性生物についてもっと知りたいと思い、続けて同著者の『アリの巣をめぐる冒険』も読んでみる。

『アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に』(丸山宗利)

こっちは著者の専門の好蟻性生物にフォーカスをあてつつ、学者としての歩みも分かる本。『昆虫はすごい』は虫自体の話だったが、こちらの本は、虫と、虫をめぐる昆虫学者の話という感じ。

昆虫の研究に関わる色んな人や場所が登場するが、その中に出てくる人の名になにか見覚えがあり、よくよく思い出したら、前にこのブログで変な虫を見つけたときに種名を教えてくれた当時大学院生の方だった。びっくりした。すごい!
本の趣旨とはちょっと離れるが、遠い憧れに思っていた昆虫研究話が少し身近に感じられて、なんだか嬉しく。


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by macchi73 | 2016-12-22 22:00 | 書籍・CD | Comments(2)
2016年 12月 21日
キマダラカメムシ(黄斑亀虫)
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公園で、うちの庭では見かけないカメムシを見た。

黒い体に黄色のラインとドットが入って、ちょっとお洒落な感じ。なんだか派手な印象だなと思ったら、国内に生息するカメムシ最大種っぽい。大きい虫にはスター性を感じる。

この虫はキマダラカメムシ。東南アジア原産の帰化種で、近年急速に分布を広げているらしい。
東京都で観察されたのは2010年とのこと。

さらに画像を調べてみたら、幼虫は「琵琶かリュートみたいだね」と子供と話し、ギター虫とか適当に呼んでいたカメムシだった。あー、これだったら、けっこうその辺でちょくちょく見かけてるな。

e0134713_133393.jpg手持ちには、あまり良い写真が無かったので、ギターっぽさが伝わらないのが残念だ……。

「キマダラカメムシ 幼虫」というキーワードで画像検索をかけると、リュートやマンドリンそっくりな姿がいっぱい出てくる。



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リュート。
近所の街角でもたまに演奏している人を見かけるが、典雅でとても良い音色だと思う。


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by macchi73 | 2016-12-21 23:55 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2016年 12月 18日
冬のオオキノメイガ(大黄野螟蛾)
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黄色の綺麗な蛾がいた。
これもフユシャクの仲間かなーと思って図鑑を見たけど、全然似てるヤツがいない。

おっ、こんなに派手なのに図鑑に載ってないよ!珍しいのだったらどうする?と末っ子に言ったら、「もし新種だったら命名は『キバネマダラフユシャク』がいいな」と笑う。へえ、自分の名前入れたりしなくていいんだ?と聞いたら、少し考えてから「キバネマダラピノコ」と言った。黄色の羽を生やして、水玉模様になった娘が想像された。

それから落ち着いて、フユシャクのページだけでなく蛾全体を対象にして調べたら、オオキノメイガ(大黄野螟蛾)という蛾のようだった。このように腹部末端に毛束があるのはオスで、メスはもっと腹部が太くて尻尾に毛が生えていないらしい。

しかし図鑑やインターネットの記事では、オオキノメイガの出現時期は6−9月というのが多く、長くても6−11月という記述ばかり。冬の蝶ではないようだ。

すごいサバイバルしてここまで生き残ちゃったのか?それとも特殊な場所にいたせいで羽化の時期がみんなとずれちゃったのか?それとも、成虫で越冬できたりもするのかな。

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by macchi73 | 2016-12-18 07:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)