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2016年 08月 31日
大室山とシャボテン公園(恐怖のルート87!)
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娘と2泊3日の二人旅の最終日。
朝から雲行きが怪しく天気が荒れそうなので海には行かずに、ホテルの目の前の大室山にちょっと登って早めに帰宅することにした。
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大室山は伊豆高原駅からバスで15分ちょっとの駅近の火山。
駅からもすぐ近くに見えるが、泊まったホテルからだと窓を開けてすぐ目の前だった(徒歩1分)。

ちなみに、朝の散歩に出たところ、山の麓ではなぜかクジャクがうろついていた。

「ナニッ!大室山にはクジャクが生息しているのか!?」と野鳥観察心がハッスルしそうになったが、宿の方によると、すぐそばのシャボテン公園ではクジャクや猿が放し飼いにされており、そこからたまに抜け出して山の方まで遠征してきているということのようだ。「えっ、放し飼い?見に行きたい!」と、いきなり今度は娘の目が輝く。了解、できたら登山の後にはシャボテン公園にも寄ってみよう。

大室山は、お椀を伏せたような丸っこい形の火山で、麓から頂まではリフトに乗って行く。荷物があれば、麓のロッカーに預けて行くと楽チンだと思う。
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リフトに乗る前にはまだ晴れていたのに、山の半ば程まで来たら、いきなり真っ白な霧のような雲のようなものが足下に流れてきて、視界が悪くなる。

「うわー、すごい!リフトで雲の上まで来た!下界は雲の下だ!」と喜ぶ娘。

いやー、いくらなんでもこの高さでそれはないだろ。単に途中で一帯の天気が変わっただけだろうと思う。
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で、頂上についた時にはかなりの本降りになってしまったので、団子屋さんで団子を食べたりしながら雨宿りする。晴れていれば火口底におりてアーチェリーなどできたようだが、天候不順で本日は中止となっていた。となると、何もない山の上で、やることないんだよなあ。

でもせっかく登ったんだから火口縁をぐるっと歩いてから下山するかと、お鉢巡りの散策に出たら、いつの間にか雨は止んで濃霧と風だけになっていた。「おお、さすが山の天気は変わりやすいねえ」と、何か満足気な娘。ううーん、そうなのかな……ここ、山っていうほど山なのかな……と、まだ腑に落ちない私。大室山は標高580mとはいえ麓と頂の高さの差は260m程度しかなく、サンシャイン60や都庁なんかとそんなに高さは変わらない。スカイツリー(634m)よりはかなり低いし……。そんな高層ビルで、地上と屋上と天候が違うってこと、あるっけ?
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どんどん乳のように濃くなる霧と、バホバホと合羽を鳴らして吹き付ける風に、テンションが上がっていく娘。やたらはしゃいでいる。見晴らしがとても良さそうな地形なのに眺望を楽しめないのは少し残念だが、これはこれで面白くてよかったかな。
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で、真っ白な世界で遊びながら40分くらいかけてゆっくり火口縁を一周して、下山のリフトに乗ったら、またちょうど山の半ばくらいから視界が良くなって、麓に着く頃には晴れになっていたという……。

「ほら、やっぱり山と下界の違いじゃない?」と娘。えー、お母さんは、高さのせいじゃなくてちょうどお天気の変わり目だっただけだと思うんだけど……自信なくなった。大室山くらいの高さで、麓と頂にそんなに差が出ることってあるのか?


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下山して、まだお昼前。天気が保ちそうなのでシャボテン公園も見に行くことにする。公園へのシャトルバス乗り場は駅舎みたいな形をしていて、大室山のすぐ向かい(徒歩2分)。

公園内は、期待に違わぬ放し飼いさ加減。
まずは園の内外をつなぐアーケードの上をすでにリスザルが何匹も飛び回っていてびっくり。子どものテンション上がる!小さいリスザルが、さらに小さい子猿を背中にのせて走り回っているのを間近で見られたりして、面白かった。お土産屋さんなどの扉には「動物が入ってくるから開放厳禁」の注意書きがあったりして、ときめく。

また、放し飼いではなくとも、多くの動物にエサをあげたり触れたりする仕組みがそこかしこに仕掛けられていて、とにかく動物に触りたい娘にとってはとても面白かったようだ。カワウソにエサをあげる時に手のひらを触れ合ったり、カピバラを撫でたり、ペリカンにエサをねだられて囲まれたり、楽しそうにしていた。
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しかし、そこでふと思うに、なんで動物園じゃなくて、シャボテン公園っていう名前なんだ?
ということで、高原竜の洞窟入口(と書かれてたけど、どうみてもグリフォンにしか見えない)を通って、シャボテンゾーンにも入ってみることにする。

シャボテンゾーンの連絡路は、なぜかブラックライトを多用して、おどろおどろしい雰囲気のトンネルが多い。トンネルの途中、小さい男の子が、これ以上進むのはイヤだよう!と泣いて、お父さんお母さんを途方に暮れさせていた。なんだろう、この内装は。大室山の噴火を表現してたりするのか?ちなみに、小学生にはとてもウケが良い内装でもあった。
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そして冒頭からいきなり、サボテンではなく円谷プロ系の展示。
ちゃんと読まなかったのでよく分からないが(←ちゃんと読め)、写真から判断するに、ウルトラマンのエピソードに、大室山から高原竜が生まれた回などがあったのだろうか?
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しばらく行くと、やっとサボテン系の展示が始まった。
サボテンの見せ方はなかなか凝っていて、意外なことにけっこう面白かった。時おり、異国情緒あふれる風景など。
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すごい巨大なサボテンたちの世界や、すごい臭い多肉植物の花も体験できる。
うわっ臭い!!オエッ!……ガガイモ科の仲間には庭でもおなじみの園芸植物も多いけど(カロライナジャスミンとか)、芳香出したり腐臭出したり、匂いで虫をおびき寄せるのが得意っぽいな。
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そして、やたらサボテン食をプッシュしている園内。
それがサボテンの味なのかどうなのかイマイチ分からなかったが、ソフトクリームはなかなかフルーティで美味しかった。テキーラも売ってれば、絶対に飲んじゃうのになあ!お酒を置くのは難しいのかな?
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いろんな種類の小さいサボテンが沢山生えていて、そこから引っこ抜いて好きに寄せ植えを作って良い場所もあった。私はあまり知らない世界だが、多肉愛好家だとワクワクプレイスなのかもしれない。
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そんな感じで夕方まで遊んで、東京に戻る。
帰りはやはり土砂降りになってしまい、大雨で電車が止まったりして足止めもあり、でもこの湿ったグズグズ感も、なんだか旅っぽくて楽しい。
駅で電車の再開を待つ間、大室山カレーというワサビ味のカレーを食べてみた。これはなんというか……面白い味。これから大室山を思い出す時に、一緒に思い出すことになるだろう。
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今年の二人旅も楽しかったね〜と話しつつ、やっと動き出したスーパービュー踊り子号でビューンと帰宅。夜には家族に写真やお土産見せて、「でもやっぱり家が一番いいなあ!」とか娘のお決まりのセリフ聞いて、夏休みのイベントはおしまい。今年もつきあってくれてありがとう。

夏休みも残り数日。新学期に備えて生活リズム整えよう。

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気になってウルトラマンは視聴してみた。
すごい!!そのまんまシャボテン公園と大室山がストーリーの現場になってる!うわっ、娘と乗ったリフトもミニチュア化されて、あんなことに!行った場所だと思うと面白さ倍増だ!これからシャボテン公園に行く人たちは、絶対にウルトラマン見てから行った方が良いと思う。

ウルトラマン「恐怖のルート87」(1966年、25分)
詳しくはこちらのサイトにも:

>> 気まぐれ特撮道:特撮ロケ地巡り~伊豆半島編④(シャボテン公園・大室山)

ウルトラマンのこの話以外でも、ショッカーのアジトにされたり、怪人牧場(なんかすごい!)にされたり、怪人の人間狩りの現場にされたり、シャボテン公園&大室山、特撮で活躍しすぎ!格好良すぎ!!



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伊豆高原駅の待合室でずっと流れていた伊豆半島紹介動画。
そうそう、人に自信をもって「ここ良かったよー!」ってオススメできるのは、こういう旅スポットなんだよなあ。多分いつ行っても感動が待っているだろう安定性がある。



でも、そっからポロッと外れたもっさりルートでも、自分で行ったときにはなんか楽しかったなーってとこや、一緒に行った人と「あそこも楽しかったよね〜」って後々も笑っちゃう感じの場所って、あるよな。同じ楽しさが他の回でも再現されるかは、かなり自信ないけど……。これは出来事の一回性とか偶然性、ってやつに関わってると思う(あと、事前の期待の低さか?)。
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by macchi73 | 2016-08-31 07:00 | 【その他】日記 | Comments(4)
2016年 08月 30日
ナンヨウツバメウオ@子どもとダイビング
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小学生の娘と一緒に、夏の終わりのダイビングをした。

ダイビングでは大きな魚や銀色にキラキラ光る魚の大群などを目の前で見られて楽しく、娘もきっと喜ぶだろうと思ったが、娘の感想は「うーん、楽しいけど、シュノーケリングの方が好きだなー」だった。あらま。どうもダイビングの際に装備を着脱する時間が億劫で好きではないらしい。

ダイビングを上がった後、「ピノはもっとシュノーケリングがしたい!」というので、二人で一緒にその辺を泳ぐ。確かに、シュノーケリングでも色とりどりの小魚は沢山見られるし、身軽にくるくる動けるから子どもには楽しいかもね。
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水面ですいすい魚を見ながら沖の方に出たら、足下のずっと下の方でダイビングをしてる人たちが見えるのも、なんとなく面白い。海って広さだけでなく深さもあって、棲んでるものや泳いでる魚の大きさも違うんだねー、深いとこには大きい魚、浅いとこには小さい魚だ、今日は両方見たね、とか話す。
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午後遅くなってきたら、これから来る台風の影響で波のゆれが大きくなって来たようで私はちょっと酔っちゃった感じ。「えー、私は全然平気!」と元気な娘を尻目に、「いやあ、もう帰ろう、夕方になっちゃうよ」と、青い顔でフラフラ移動。

岸へと戻る水面に、枯葉やゴミがけっこう浮いて漂ってるなと思ったら、その中に赤くて平たい魚がいた。枯葉に擬態してるのか?

魚に詳しそうなダイバーの方に聞いたら、これはナンヨウツバメウオの幼魚で、本当はもっとずっと南の海で暮らしている魚らしい。これも台風の影響で、こっちまで流されてきちゃったのかな?水面でぐったりしてるので、私と同じく大きな波に酔って(魚なのに?)弱っちゃってるのかと思ったら、もともとそういう動きの魚だということだ。
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ダイバーの方々が、台風の影響で、もう今日明日は潜れないね、とか話している。

海から上がったら、少し体が震えた。うわー、これは夏も終わりか?なんだか寒い……もう秋だ……と呟いたら、お母さんが水で冷えてるだけでしょーあったかいもの飲んでご飯食べなさーい!と子どもに言われる。なんだ、そっか。

かなり遅いランチ食べて、温泉で温まって回復。
それから宿にチェックインして、すぐに意識を失って、夕食まで1時間ほど泥のように眠る(その隣で、娘は宿に備えつけの子供推理本2冊読んで、フフ、お母さんイビキかいてたよ……とか余裕の表情)。

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ボンベやウェイトの装着には、イヤそう〜な顔をしていた娘だが、ダイビングで借りたウェットスーツは「フィットしてるしプカプカ浮くし!」と、とっても気に入っていた。いつもは、持ち運べる浮き輪タイプのシュノーケリングベストをつけている。



泳ぎがあまり得意じゃない夫と子どもがいつも海で使っているジャケット。

小学生中学年くらいからは、大人と兼用のこのサイズでいける。

浮力が大きすぎて潜りができないのが欠点といえば欠点だけど、空気の出し入れが凄くうまい仕組みになっていて素早くできるし、たたむととても小さくなるので重宝してる。


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by macchi73 | 2016-08-30 07:00 | 【生物】魚・貝など | Comments(0)
2016年 08月 29日
カエルウオ@大淀小淀
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夏休みも終わりが見えて来たのに、今年は一回も海に行ってない。
慌てて休みをとって(?)近場の良さそうなところを探して、小学生の娘と二人旅することになった。

でも大きな台風も来そうな気配もあるし、自分が泳ぐのに熱中している間に小学生が流されたりしたら嫌なので、とにかく波がなくて安全なとこはないか……と探したら、伊豆の大淀小淀というところが良さそうな感じ。大きな潮溜まりが天然のプール状になっていて、波がなくて安全っぽい(もちろん、台風が来ちゃったらダメだろうけど)。

それで行ってみた。
東京から伊豆高原駅までは2時間くらい。駅を降りるとお店が色々集まったモールになっているので、お腹が空いていれば腹ごしらえも可能。

駅ビルのトイレで水着をワンピースの下に着込み、「やまも口」を出て目の前のスーパーでスポーツドリンクとお菓子と水の2Lボトルを買って、「つり橋」という看板に従って歩く。
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大淀小淀までは川沿いの道を15分くらい歩く。
観光散策ルートっぽく、道案内も出ていて景色も良く、木陰で涼しい道のりで楽しい。
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途中には橋や小さな滝もある。そして最後は、海に流れ込む大きな滝が見られる。
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滝の左の道には何かしらの景観地があるような看板が出ていて面白そうな気配があるが、ここは右に曲がって森の中に入って行く。するとしばらくして、左手の木立の合間から、眼下に綺麗な海が見える。
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林の中の少し開けた場所に出ると、観光マップ看板と、大淀小淀への下り階段がある。
かなり急で滑りそうな階段を気をつけて下ると、二つの自然のプールが見える。
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この辺の岩場は、近くの大室山からの溶岩が海で冷やされてできた柱状節理(大小さまざまな亀甲模様)になっている。平たい柱型の岩が多いので、適当な場所に陣取ったら、ワンピースを脱いで水中メガネをつけて、いざ海へ!
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向かって左側の大きな方が大淀で、右側の小さな方が小淀。
小淀でも子どもには十分な広さと深さで、魚もいっぱいいた。大淀は大人でも全然足がつかない深さで(3mくらい?)、ぱっと見より広くて楽しめた。
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ここで軽く魚を見てから、歩いてすぐの吊り橋や八幡野海岸にも観光に行こうかなと思ってたんだけど、小学生がシュノーケリングに熱中してしまって、「いいよー、もっとここで泳ごうよ」と移動しないので、結局半日くらいシュノーケリングだけで過ごしてしまった。ま、いっか……。

小淀にはちょっと大柄なハゼみたいな魚(柄は何種類かいるようだ)がやたらいっぱい泳いでいるんだけど、近づくとすぐに壁面の穴に隠れてしまう。
壁面に沢山あいている穴に、ヒュッ!とお尻から後ろ向きに入って、頭を出してこっちを見てたりする動作が可笑しくて、変な魚だなー!と娘と追っかけ回す。カエルウオという魚らしい。
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他にも、尻尾がチェッカフラッグみたいになっているギンユゴイという魚の群れや、割と大きなオレンジ色がかった魚など、何種類かの魚が見られた。
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十分楽しんだら、スーパーで買ってきた2Lペットボトルの水で頭と顔と手足を洗い流し、体をよく乾かして、またワンピース羽織って戻る。大淀小淀は海水浴場ではないので、シャワーなどの設備はない。

水から上がった帰り道は、体が重くて眠くてだるくて、宿に着いたらすぐに眠ってしまった……。
夜には露天風呂と海の幸を楽しんで、また眠る。
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天気もまだ良さそうだし、明日はもっと深いとこ行ってみようか。
もっと面白い魚がいっぱい見られるかもよ!

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子ども連れの快適な道中は、軽い荷物から。


子どもと二人っきりでしょっちゅう水に浸かっている道中のため、貴重品(財布と携帯しかないけど)は防水ウエストポーチに入れて、ハイキング中もスイミング中も腰につけておいた。

あとの無くしても問題ない荷物(着替えとか)はリュック一つに全部まとめて、ずっと駅やら岸やらに置きっぱなし。身軽。



一応、携帯だけは念のため二重に防水しとく。ポーチから出しておけば写真撮影も可(携帯では殆ど撮影はしなかったけど)。

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by macchi73 | 2016-08-29 15:02 | 【生物】魚・貝など | Comments(4)
2016年 08月 27日
夏休みのお客たち
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最近、毎日のように黒猫が庭に来てるのを見る。
近づいてもそんなに逃げなくて、この辺りは自分の縄張りだと思ってるっぽい。窓辺のピアノを引いてると、ちょうど窓の外のすぐそこ、視線の高さの塀にのんびり伸びてこっちを見てたりして、お、聴いてんのか?と面白く思う。

ただ、庭のメインストリート(?)にフンをすることがあるのが困り物。夫はフンを踏んだ(疑いのある?)履物はためらわず捨てる主義なので、「一度でも汚染された地面を踏んだものはもう終わりだろ!!」と、家族の履物が失われ、なにか大変なことになっている。靴が全部なくなる前に、ネコ氏とはフンに関する協定を結びたいところ。

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ガマガエルも見かける。
面白がって捕まえてみると(ごめん)、ずっしりと重くて「うわあ!すごい!」と思う。力も強い。
庭に棲みついているのは、おそらく3匹。仲良くそろって納屋の隣の板の裏にいることが多いようだ。
ガマって長生きだったりするようだし、こういうのって家族だったり、毎年の仲間だったりするのかな?それは無いか?
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そして、こちらはアカガエル。
ガマガエルに比べて滑らかな肌が美しいと家族からは好感度たかい。
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先日は、帰宅して自宅の扉を開けたら、やあ、急に来たよー!と、1万キロくらい離れた場所に暮らしているはずの友人家族が寛いでて、びっくりした。一緒に晩御飯食べて、ビール飲んで夜中まで話し込んで、その日は泊まって行く。そして翌日からはうちの子が一緒について行って不在。

あー、この行き当たりばったりな感じ、いかにも夏休みだ……。

日々、帰宅するとお客さんたちがいたり、お昼の遊びの名残の空気が残ってたり、夜に浴衣きてお祭りに出かけたりで、いま、家族たちは長い休み中なんだもんなあと感じる。みんなの夏休み感漂う自由な生活につられて、私もなんだか開放感。ほんのり浮かれた気分。

ま、実際は私は普通に毎日出勤なので、夜遊び・寝不足・不規則な生活で多少フラフラしつつ。朝はお粥を作ったりしている。養生。
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お粥レシピは、吉田戦車の『おかゆネコ』(全6巻かな)を参考に。漫画も面白いし、おすすめ。



シンプルな白粥に色々トッピングつけたり、乾燥ホタテや生姜と炊いて中華粥にしたり。

炊き上がったお粥をハンドミキサーでポタージュ状にしちゃう簡易版の割粥レシピが、消化に良さそうな優しい食感でほろりとしてしまった。疲れ中年……。

漫画の影響を受けて、家族なんかは変なトッピング(チョリソーハム+とろけるチーズとか)を入れて、「イタリアン粥!」なんて言ってる。それも意外にいける。


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by macchi73 | 2016-08-27 07:00 | 【生物】爬虫類・両生類 | Comments(2)
2016年 08月 26日
ムモンホソアシナガバチ(無紋細足長蜂)
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公園の木道の裏に、スリムな蜂が巣を作っているのを見つけた。

色もなんだか淡く、見るからに痩せっぽっちの弱そうな蜂なので、かなり近づいて覗き込むようにして写真を撮る。
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それから家に戻って調べたら、これはホソアシナガバチの一種で、弱そうに見えても刺激すれば刺してくる攻撃的なハチだと書かれていた。うわ。冷や汗。周りをブンブン飛ばれても、気にせず覗き込んでたや。刺されなくて良かった〜。
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ホソアシナガバチの仲間には、わりとよく見られるムモンホソアシナガバチ(無紋細足長蜂)と、希少種のヒメホソアシナガバチ(姫細足長蜂)の二種類がいるらしい。

どうせだったら希少種の方だと嬉しいなと思って見分け方を調べたら、ヒメホソアシナガバチの方は、頭部の鼻っ面のあたりに縦の黒線が入っているという。それで画像を拡大してよく見たら、今回の蜂たちには、そんな黒線は入っていなかった。

よって、これはムモンホソアシナガバチ。
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by macchi73 | 2016-08-26 07:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2016年 08月 25日
エチゼンクラゲのポーチ
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今年の夏休み自由工作の、娘デザインの給食袋、やっと完成!

−−このエチゼン君っていうクラゲの形の給食袋作りたいんだよ、袋なんだけど着せ替え人形になっててー、頭のところが紐でキュってしばる巾着袋みたいになっててー、形は丸くてふっくらしててー、学校の机の横に腕とか足で掛けられるようになってるのがイイんだけど。頭のとこを逆さまの巾着にして、首のところの紐はスカーフで隠すとか、どうかなあ……

と、最初にデザイン画を見せられた時は、「いやあその方法で作っても、重力もあるし、君の絵みたいにならないよ、クタッとしたり、使いにくいと思う。普通の袋にクラゲのアップリケつけるくらいでイイじゃん」なんて話したんだけど、どうしてもやりたいと言うので、現実的なやり方を色々と相談したんだった。

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娘によれば、エチゼン君とはゲームに登場するクラゲのキャラクター。

洋服屋さんをやってて、オシャレなヤツらしい。


で、丸っこい形のがまぐちポーチのハンドメイドキットがあるのを見つけて、そちらの型紙を少しアレンジして頭部に使うことにしたのだった。キットと言えども金具と布を縫い付けたりが結構大変で、子どもの力では苦労していたようだが、こちらはなかなか良い感じに準備できた。

そうして、それから頭部に合わせて体も作ったんだけど、こちらは何度もやり直して、ものすごく苦労した……。

最初は、頭部と同じ帆布で、単純に体の形を袋状に縫ってみたが、布が固くて複雑な形の袋なので、どうしても裏返らない、とか。

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じゃあ、パーツは単純な形にして、最後に縫い合わせればイイかなとやり直したら、やはり布が固すぎて細かい細工に向かず、思った感じならなかったのでこれも失敗、とか。

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それで手持ちの布の中から、伸縮性のある似た色のものを探し出して手足を作ったら、今度は良い感じにできたけど、どうやって体幹と縫い合わせたら綺麗にくっつくのかよくわからず、中表やら中裏やら試して何度もやり直したり、とか。

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ここの構造は本当に難しく、親子ともども非常に不機嫌になった……(←短気同士)。

体をくるんとひっくり返して、手足がやっとちょうど良い角度で綺麗につながって出てきた時には、かなり嬉しかったなー。



で、何度もやり直しが続くと、自分でやりたいと言ったくせに、だんだんと「ああーもう!また変になったー!」「なんでこんなに固いんだ」「ううーもうやだ……」とか、不機嫌になりだす娘。

つられて私も、それは自分が面倒な形を選んだんだから仕方がない、面倒が嫌なら一般的な形にすれば良かったんだよ、袋なんて先人の知恵で最小の工程で最大の便利さが既に用意されているんだから、それがベストソリューションってやつなんだよ!とか、なんだか怒り気味。

しかし、そんなこんなで日数もかかったが、やっとできたら、やっぱり凝ったぶんだけ嬉しい!良い出来じゃん!すごい!
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ということで、人類の叡智の結果のベストソリューションを使わず、自分のやり方で凝ってしまえば、そのぶん面倒が待っていることが分かったと思う。

でも、自分のやり方で結果を出せた時は、充実感もひとしおという部分もあると分かったと思う。

なので、今後はその両方をよく天秤にかけて、頑張ることと頑張らないことを決めて、面倒な方をやると決めたんだったらブーブー言わないのが良いと思う。

今回のは、君の意見通り、こだわってやって良かったと思う。

それと、お母さんも自分も、短気でお天気屋というのは覚えておいて良いかもと思う。すぐプリプリして、すぐ良い気分になるんだよね。

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使ったのはこちらのキット。


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by macchi73 | 2016-08-25 07:00 | 【その他】日記 | Comments(3)
2016年 08月 24日
オオホシオナガバチ(大星尾長蜂)
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窓を開けてドライブしてたら、お尻にすごい長い針をもった蜂が侵入してきた。
細長いシルエットを見て、最初、カゲロウの仲間かな?と思ってよくみたら蜂だった。

調べたら、ヒメバチ科のオオホシオナガバチという蜂っぽい。
木の中にいるキバチやカミキリの幼虫に、この長い産卵管を突き刺して卵を産み付ける寄生蜂。

人を刺すことはない。
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by macchi73 | 2016-08-24 07:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)
2016年 08月 23日
イトトンボ(糸蜻蛉)、ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)
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夏で水辺に行くことが多いせいか、イトトンボとハグロトンボを最近よく見かける。

特にハグロトンボは、近所の川でも「うわー、ハグロトンボしかいない!」っていうくらいたくさんの群れが舞っている場所があったりして、すっかり馴染みの虫になった。基本的に、鬱蒼とした暗い川辺が好きみたいだ。

どっちも飛び方がふわふわと優美なので、明るい場所で力強く飛ぶキラキラした蜻蛉たちとは違う趣があって良い。

明るい水辺で遊ぶのも好きだが、暗い水辺でぼーっとするのも良いもんだと思う。
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体長3cm前後のとても華奢な体にクリアな青色が美しいイトトンボ系は、いろんな場所で何種類かをみかけている気がするんだけど、ちょっと判別ついていない。

黒地に真っ青な模様が等間隔にならぶタイプや、胸とお尻だけ青くて、腹部はメタリックカラーのタイプなど見かけたが、個体差なのか、種が違うのか、迷うところ。とっても小さいので細部を見るのが難しいのと、乱暴に捕まえたら弱ってしまいそうな感じがあり、なかなか調べられずにいる。

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by macchi73 | 2016-08-23 07:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2016年 08月 22日
ミントのシフォンケーキ
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あまりにも雨ザーザーなんで、休日出勤はやめた。(←適当……)
持ち帰り仕事が多くなっちゃうのは問題なんだけど、まあほぼ作文だから家でやろ。

それで、お盆休みに親戚で集まった時に教えてもらったレシピでシフォンケーキを焼くことにした。
シフォンケーキは失敗ばかりという話を前にしたら、親切にも、失敗知らずのレシピを持ってきてくれたのだった。感謝。なので、今回は教えてもらったコツをきっちり守り、レシピ原理主義でやろうと心に決める。

しかし冒頭から、卵白6個・卵黄5個というチャレンジングな材料リストに衝撃を受け、「主よ、なら卵黄も6個にしちゃって問題ないですよね……?」と心がぐらつく。だけど、今回はきっちり正確にやるのだ!私にはいつもそれが足りないのだ!と思い直し、余った卵黄1個はその場でパクッと食べてレシピを死守。これでよし!と思って顔を上げたら、夫がメチャクチャ引いていた。

まあそれは良いとして。
結果、とっても上手にできた。すごいしっとり、ふんわり、きめ細かい!
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子どもに(豪雨の)庭でアップルミントを摘んできてもらい、遊びに来てたお友達も一緒にケーキとお茶にする。「すごく美味しい!」と、全員一致で頷いて、こりゃ会心の出来だ、満足だ……と思ったら。

テーブルの上にポツンと残っているベーキングパウダーの袋を見て、入れ忘れてたことに気づいた。うわっ。

でもまあ結果オーライ。
重要なのは、ベーキングパウダーの有無ではなく(←適当……)、教えてもらった「メレンゲは容赦なくしっかり泡立てること」「粉を混ぜる時には『グルテン生成』と唱えつつ、いままでよりしっかり混ぜること」というポイントだったっぽい。

苦手だったシフォンケーキだが、何かコツをつかんだような、今後はイケるような気に満ち満ちている。もらったレシピにはハーブや果物のシフォンケーキへのアレンジも載ってたから、明日からは他のも試してみようっと!
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by macchi73 | 2016-08-22 07:00 | 【庭】収穫、料理 | Comments(0)
2016年 08月 21日
【夏休みの自由工作】小学校で使う小物を自分で作る
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「お母さん、体操着袋が破けたから直して!それとお道具袋も新クラブになったから新しく作ってよ。あと、給食袋も面白い形のヤツ作ってくれる? 絵、描くから」と娘に言われた。むむ、なんか面倒くさいリクエストの香り。

で、「ピノコも高学年になったんだから、もう自分で作ってみても良いのでは?たぶん面白いと思うよ」と提案すると、そっかーじゃあ夏休みの自由研究はそれにしようかなと言う。良いと思う!賛成!

そして数日後、「こういうのが作りたい、作り方教えて」と見せられた完成イメージ図が、めちゃくちゃユニークかつ面倒そうなデザインで笑った。初回からいきなり高望みなヤツだな。まあ、やりたければおいおい試すとしても、まずは基本の概念やミシンの使い方を覚えるために、ランチョンマットから作ってみてはどうか?と提案。

それで、毎日、時間があるときには私も付き合って、簡単なものから一つずつ作ってみることにした。


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1. ランチョンマット(平面を作る)

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こんなものを作りたいという実物大の図を描いて、その周りにぐるっと1.5cmくらいの縫い代をつけた型紙を作る。

まあランチョンマットの場合はただの長方形だから、実際には型紙は脳内イメージを持つだけにして、表布と裏布を重ねていきなりハサミで切っちゃってOK。表と裏の布は、柄や色の違うものを選ぶとリバーシブルみたいで良いかも。

e0134713_1519088.jpg二枚の布がずれないように慎重に切ること!丁寧な良い子なら、待ち針で二枚の布を固定してから切れば、失敗なく綺麗にできると思う。

ピノコには「えー面倒くさい!待ち針って絶対?」と問われて、「自信があるなら好きにすれば良し」とか答えたら、案の定、多少いびつな形になってしまい、ミシンがけのときにツケが回ってきた。まあこれも経験。


それでできた長方形の2枚の布に、名前を刺繍したり、ワッペンを貼ったりして飾り付けする。
二枚縫い合わせてしまってからだと、刺繍の裏糸が反対側に出ちゃうからね。刺繍は縫い合わせる前にやらないといけない。

e0134713_1515561.jpg周囲1-2cmは、縫い代に使われることをよく考えること。

刺繍や飾り付けは、思っているより少し中央寄りにつけることになる。


飾り付けが終わったら、二枚の布を中表にして三片を「コ」の字にダーっとミシンで縫って裏返せば、綺麗なランチョンマットがほぼ完成。

最後の一辺を袋の中に縫い代を織り込むようにしてアイロンがけして、縁から7,8mmくらいのところを表からステッチをかけるようにミシンがけすれば、出来上がり。

e0134713_151533.jpg完成したランチョンマット。

背後には、何か難しそうなイメージ図も……。本当にそんなの作れるのか?作ったとして、立体にした際、思ったように使えるものになるのか?

それはこれから分かってくるはず。


以上、だいたい何を作るにしても基本は同じだと思う。
  • (1)イメージ図を描いて
  • (2)裁縫用の実物大型紙にして、
  • (3)縫い目を綺麗に隠すような構造を考えて縫う
  • (4)その際、どのステップでも、常に3Dのイメージを持ちながら作業すること。

三次元世界の中で何かを設計する時にはいつも感じることだけど、どんな薄い布にも厚みはあるし、どんな細い線にも太さはあるし、完成品では隠れて見えない縫い代は絶対必要だし。現実では、いつでも、そういう細かいゴチャゴチャを計算に入れないと上手くいかない。この世ってそうなんだなって、裁縫や工作すると実感できるよね。


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2. 体操着袋(平らな巾着袋を作る)

次は、体操着袋が欲しいというので、さっきのランチョンマットと同じような手順で、平らな巾着袋を作ってみる。

入れたいものがちゃんと入るよう、布の上に体操着を置き、実際に袋状にして包んでみて、必要な布のサイズを割り出す。体操着にも厚みがあるから、布の上に置いてぐるりを切るだけじゃ、パッツンパッツンの袋になっちゃうからね。

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気をつける点は、さっきのランチョンマットと違って、袋になった内側も見えてしまうということ。
だから、切った布の縁がボサボサして糸くずを出してこないように工夫しないといけない。

布をボサボサさせない方法は、2種類ある。
「布の縁が表に出てこないような構造を考える」か、「ギザギザミシンで端の始末をしてしまう」かだ。
後者の方が頭を使わなくて小学生でも失敗がないので(←失礼な物言い)、とりあえず今回は、布地の縁には全てギザギザミシンをかけてしまおう。

そして、ランチョンマットと同じことに気をつけながら、名前の刺繍や飾り付けをする。
ずっと愛着持って使えるように、飾りは色々と自分でアイデアを練ろう。
ピノコが思いついた、アイロンで貼れるフェルトを使うっていうアイデア、とっても良いと思う!

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布の準備ができたら、いよいよ袋状に縫う。
袋は丈夫さが命なので、よく引っ張られると思われる箇所は、返し縫いなどして、強度を上げることを心がけると良いよ、と娘に言ったら、親の仇のように返し縫いミシンをしている。あ、必要なとこだけ、一往復やれば十分かも……。

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(1)まず、ランチョンマットと同じく、布を中表に合わせて3辺を縫う。
袋状になったら裏返してみて、これから自分がどんなモノを作りたいのか、そのためにはどこをどんな風に縫えば良いのかを、じっくり考えてみること。

(2)図のオレンジの囲みの部分は、ちょっと難しいところ。
どうやって縫ったら思った通りの形になると思う?よく考えて、縫い方の構想を固めたら、縫ってみよう。

思いつかなかったら、または自信がなかったら、または慎重派のキッズは、先達の知恵を借りるのもありだと思う。裁縫の本や、インターネットの動画を参考にしてみよう。



(3)紐を通す部分を縫ったら、完成!
紐を通す時には、ヘアピンを紐の先っちょにつけてガイドにすると楽ちん。

出来上がったら、入れようと思ってたものを実際に入れてみよう。サイズと形は、思ってた通りにできたかな?


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3. お道具袋(マチのある立体的なポーチを作る)

次は、カメラの形のボックス型のポーチが作りたいと、デザイン画を見せられた。おお、だんだんと難しくなってきたね。それではまず、型紙を作ってみよう。

e0134713_15145650.jpg方眼紙の上に、入れたいものを実際に置いてみて、必要な面積と高さを割り出す。


そしたら、そのサイズを基に、方眼紙の上に直方体を展開してみる。展開図の書き方は、たぶん、小学校の算数でもう習ったよね。

展開図ができたら、最初に描いたデザイン画を見てカメラの柄も書き込んでみること。

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図面が完成したら、切り取って、完成模型を作ってみる。
思った通りの形になってるか?ちゃんと中身は入りそうか?

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そしたらいよいよ、紙ではなくて布を切るか……と思うだろうけど、ちょっと待った!
このまま展開図と同じ布を切っちゃうと、全部で何辺を縫わなくちゃいけないか、数えてみて欲しい。全部の辺をいちいち縫うのは、大変じゃないか?面倒くさいよね?

そこで、お母さんの裁縫豆知識をちょっと聞いてくれ(たいして知らないけど)。
前に作った平面の体操着袋と同じような平らな袋を作って、その角に「三角マチ」という縫い方を施すと、いきなり立体的な袋になるんだよね。焼き芋買った時にもらう茶色の紙袋と同じ構造だって言えば、分かるかな?

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つまり、上の図で言えば、点線の部分で開いた面積の二枚の布を切って、平らな袋を作れば良い訳。
ということは、今つくった展開図を利用して、どういう型紙をつくれば良いか、分かるかな?

分かったら、表布と裏布を重ねて、いよいよ布を切ってみよう!

e0134713_15144858.jpg正解です!

展開図で欠けている部分も紙を貼って埋めて、ただの一枚の長方形にすれば良いのでした。さらに、縫い代としてぐるりに1cm足すことも忘れないでね。

今度は待ち針でちゃんと止めてるから、重ねた布もずれてない!経験から学んだね、賢い!



そして、これまで作ったものと同様、布を中表に重ねて袋状に縫ったら、袋の角を開いて、三角マチを縫ってみよう。
三角マチで注意すべき点は、三角形の底辺(縫う部分)が、最初に欲しかった高さと同じ長さになるような三角にすること!

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これで袋部分は完成です。
次は、型紙に描いたイメージ画をその通り切り取って、カメラデザインの蓋を作ろう。

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フェルトで作ったカメラのレンズに刺繍をしたら、蓋に縫い合わせる。
そして蓋を本体に縫い付ける時には、肩ひものフックを引っ掛けるループも二カ所にとめておく。

この辺りはちょっと複雑な構造だから、手縫いでゆっくりやってみよう。

e0134713_15144255.jpg案の定というかなんというか、何度か失敗しては、ほどいて縫い直したりする。

蓋を縫い付ける時に、あらかじめリボンのループを本体と蓋の間に挟んでおかなくちゃいけないとか、マチを生かすためには袋の口にプリーツを入れないとガバガバしちゃうとか、試行錯誤してみないとわかんないよね。

あとは、綺麗な直方体感を維持するために、展開図どおりに切った薄いプラ版を、袋の底にしいておこうか。


最後に、蓋をとめるマジックテープをくっつけて、完成!!

サイズもピッタリ、とっても良くできました。頑張ったことをここに褒め称え、お母さんからは、使ってないバッグの肩ひもを進呈します。

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4. 給食袋(とんでもなく自由なデザインで作ってみる)

ここまで色々作ってみて、だいたい、人類にとって袋とはどういうものかということ(?)が分かって来たことと思う。

それでは再度問う。
最初の案の、特殊なデザインの袋を作ろうとまだ思うかい?ちゃんと使えるものになると思うかい?毎日使って不便じゃないかい?と聞いたら、「うん!作る!」と言う……。

そうか。そしたらちょっとデザイン変えて、刺繍や飾りで表現するっていうのもアリだと思うよ、と提案したら、メチャクチャ嫌そうに「えー、ヤダつまんない」と言われた。

そうか。まあ、やってみないと結果は分からないよね。失礼した。ガールズビーアンビシャス。

お母さんも楽しみにしてるよ。夏休みも、そろそろ終わりが見えてきた。頑張れ!

(現在、鋭意製作中)→完成した!



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小さい時、リクエストされた通りのものを私が作ると、 喜んでニコニコしていたチビを思い出す。それがいつの間にか、ぜんぶ自分で作れるほど大きくなったかと思うと、ちょっとしみじみ。楽チンになったなあ。

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子どものタイプにもよると思うが、最初から本の通りにやって本と同じ完成品ができるよりも、最初のデザインは自分でやって、それが現実化する方が、「頭の中のイメージが実現した!ものを作った!」って感じはするのかなーとか思った。なので、素敵なデザインが色々載ってる本より、基本のやり方が図解でわかり易い本などが一冊ある方が良いかもしれない。


 
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by macchi73 | 2016-08-21 07:00 | 【こども】自然学習、自由研究 | Comments(3)