<   2015年 03月 ( 9 )   > この月の画像一覧

2015年 03月 30日
子供と庭の物語
e0134713_23154862.jpg

泊まりで子供たちがいっぱいいて、家が賑やか。

朝から庭でパタパタ足音がする。見れば裸足で遊ぶ子供たち。
以前一緒に種まきした家庭菜園を収穫してサラダを作ってくれたり、庭の花を摘んでテーブルを飾ってくれたりする。

e0134713_23161795.jpg

macchi〜!macchi〜!と呼ばれて出れば、木の上から・塀の上から笑い声がする。
樹上を見上げたら、ここがピノコのお気に入りの場所なんだー、ちょうど本棚になる枝もあるから、こ〜んなに分厚い本一冊ここで読んじゃったんだよーとか自慢している娘を発見。

e0134713_23163729.jpg

かと思えば、チビ友人の今の家は、窓の外でリスを見かけたりもする素敵な場所らしい。
みんなで遊びに来なさいよ、とチビ友人。行く行く〜!と娘。絶対だよ、じゃあまた明日ね、それから夏休みもね、と勝手に遊ぶ約束をしている。

うーん……家、海を越えてすごい遠いんだけど。わかっているのかなあ。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

子供たちの友情の前には、時間や空間の隔たりもなんのその。

『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス)

子供用にと思った本だったのに、自分が夢中になって読んでしまった。分野としては児童文学だけど、幻想小説、タイムトラベルSFって感触もあり。すごく面白い。

真夜中の13時を知らせる時計の音とともに少年の前に出現する、謎の庭園。その庭園で、少年はハティという少女と友達になり、毎晩の庭園探索を続けるが……という話。
 それ以降、トムは二度とこの小さなハティを見かけたことがなかった。そのつぎに庭園に出ていったとき、トムが見たのはもうすこし大きくなった、いつものハティだった。そのときも、それからあとになってからも、トムはハティに彼女の両親のことをたずねてからかうようなことはぜったいにしなかった。ときにハティが、もったいぶったようすをして、じぶんはとらわれの身の王女だという、あのいつかの話をくりかえすことがあっても、トムはぜったいにまぜっかえしたりはしなかった。

物語の筋としてはもしかしたら意外性は少ないのかもしれないけど、名作になるためには、ストーリーだけじゃなくて文章自体もとても大事なんだと感じた。とにかく優雅な庭園の描写が素晴らしい。こんな庭、自分だって絶対毎晩探索したくなる。


[PR]

by macchi73 | 2015-03-30 23:23 | 面白かった本など | Comments(0)
2015年 03月 29日
年年歳歳花相似
e0134713_2302499.jpg

ここ数日の暑さで、庭のユスラウメが満開。すでに風にひらひら舞い散り始めている。綺麗。

外国暮らしの幼馴染み一家が泊まりに来た。久しぶり。

中年は中年同士で・ティーンズはティーンズ同士で・チビッコはチビッコ同士で、別々の部屋に陣取ってすごす。見事な世代の断絶だ。それぞれの積もる会話の断片を聞くと、年代別の悩みや驕りが色濃く出ていてなんか笑う。

気づけば自分たちが出会った頃の年齢に子供達がなってしまっていて「うわ時間って速い!」と愕然とするが、目の前の生意気なハイティーンたちの言動の中に、幼い頃の彼らの姿と、若い頃の自分たちの姿が重なって見える気がする。

歳歳年年人不同……だとしても、何才になっても友達は友達。
e0134713_2303744.jpg

[PR]

by macchi73 | 2015-03-29 23:55 | 【その他】日記 | Comments(10)
2015年 03月 28日
コバンソウ(小判草)
e0134713_1302560.jpg

お客さんたちを案内していたら、芝生の周辺に、ちょっと目立つ草を発見。
遠くからなのでよく見えないが、シュッとした草の上部に緑がかった小さな花がたくさん俯いて咲いている。むむむ。私の中の野草レーダーが反応!

「まさかあれはバイモユリ、別名アミガサユリ!?」と、心ときめく。
が、プレゼンの方向性など相談しているスーツ集団の中では言い出せず(←当たり前)「あとでチェックしよう……」と、場所を心に刻んで通り過ぎる。

そんなこんなで、今週は来客続き。
通常の仕事が机に山盛りになってしまったので、週末に出勤して端から片付ける。
でもいつもだったら嫌な週末出勤だけど、今日はそんなに嫌じゃないんだなー。ふふふ。
で、仕事の合間に休憩がてら、気になっていたあの場所にそそくさと向かう。

そしたら、全然バイモユリじゃなかった……。

イネ科のシュッとした草の先に明るい黄緑色の花穂をたくさんつけているのは、コバンソウ。平べったい花穂の形が小判みたいだから、そう呼ばれる。ヨーロッパから明治頃に観賞用に運ばれてきた草だが、今ではその辺でも雑草のように見かけられる帰化植物だ。

e0134713_1302729.png

でも、よくよく見れば独特の形で面白い草だと思う。
この形は、小判っていうか、ちょっと昆虫みたいだな。

午後、とりあえず仕事も片付き、春休み中の家族と遅いブランチにする。
今日は気温がとっても高くて、みんな上着なしでやってきた。ハワイ食堂でお腹を膨らまして、それから卓球とバドミントンしたら大人二人はゼイゼイ息が上がって倒れて笑われ、そこから古本屋で立ち読み&本を買って帰る。
夕風もモワッと暖かくて、子供達を見るともう半袖ハーフパンツで素肌に風を当てている。ずいぶん日が長くなったのに気づく。
地味だけど楽しい一日だねと言ったら、ピンク色の夕焼けを浴びてニカっと笑う長女。春休みっぽい。
[PR]

by macchi73 | 2015-03-28 23:55 | 【自然】雑草、野草 | Comments(0)
2015年 03月 22日
春の山菜さがし(近所で!)
e0134713_22205764.jpg

日曜の遅い午後。
ねえお休みだし山菜とりに行きたい、フキノトウとか食べてみたいの、と子供にいきなりリクエストされた。

ええー、今からか。お母さん山菜のある場所なんて知らないし、これから山に行ったら夜だよーと答えたら、「そっか、残念……」と大人しく引き下がる。そんな風に引き下がられると、ちょっと気になる。

あ、そういえば庭にもフキは少し生えている……と思い出して確認したが、フキノトウは見つからなかった。
でもフキならその辺の野原や土手なんかでもたくさん群生してる場所があるよなーと思い、フキノトウの季節はもう過ぎてるかもしれないけど、ダメもとでちょっとサイクリングがてら行ってみる?と提案。「行く!」と、なぜか縄跳びとか遊び道具を持ってはりきる娘。
e0134713_22212153.jpg

それで川沿いをサイクリングしながら見ると、フキはけっこういろんなところに生えている。
ここなら色んな汚れや農薬も関係ないねと思われる場所を見つけては、フキノトウを探してみる。
すると、フキノトウ狩りをする人々は割と存在するらしく、フキノトウのあったと思われる茎はいつも途中で切られていることが判明した。そっかー、フキノトウって人気なのか。結局、見つけられたのは開きかけのヨレっとしたフキノトウ、一株だけだった。
e0134713_2222083.jpg

ありゃま、がっかりかな?と思ったら、意外に喜んでいる娘。
やったー!本当にあった!と小躍りし、フキと一緒に摘んで帰って晩御飯に食べてみよう!と言う。
ちょっと健気さを感じ、「あ、これも食べられるんだよ」と柔らかい新芽を出しているヨモギも少し摘んでみる。それに庭にいっぱい生えてるユキノシタも食べられるって聞いたことがあるから一緒に料理してみようか……とか話しつつ、夕焼けの川辺をしばらく歩いた。

暖かい夕方、土手には色んな花木が満開で、もうすっかり春だなーと感じる。
山茱萸、河津桜、日向水木、白木蓮……色とりどりの花が、すでにハラハラ散っては地面を染めていたりする。
e0134713_22221996.jpg

あ、春のはずだよ、そういえばもうお彼岸じゃん!とか思い出し、途中のお店に入っておはぎを買った。
そしたら、隣の八百屋さんでフキノトウやらタラノメやらが売られているのを発見。ラッキー。

夜、庭のユキノシタも摘んで、晩御飯は野草の天ぷらにする。
フキノトウ、ほろ苦くってふっくらしてて美味。ヨモギ、ユキノシタ、タラノメもとっても美味しい。
すごーい!全部おいしーい!春の味だねーと、満足な子供を見て、私も満足。
e0134713_22232756.jpg

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

しかしなんでまたフキノトウなんて食べたくなったの?と聞いたら、田舎でもらった漫画に出てきたからと言う。見せてもらったら、フキノトウを摘んで食べるシーンが美味しそうに描かれていた。
あー、これは真似したくなるねえ。

『ふらいんぐうぃっち』(石塚千尋)

のんびりした田舎の若者の日常漫画。

こんな風にゆっくりした時間で暮らせたらいいよなー。

雰囲気は『よつばと!』に似てる感じだけど、主人公が幼児ではなくて高校生で、ちょっとファンタジー要素含む。


「そして次はコゴミを食べたい!」と新たな野望を語る娘。
先日の生花の花材がコゴミ(食べられない硬い品種)だったけど、同じような形で山菜として食べられるコゴミもあると聞いたらしい。
コゴミってクサソテツだよな?
園芸品種のクサソテツと同じもので良いのなら、裏庭にもあるんだけど……。
[PR]

by macchi73 | 2015-03-22 22:41 | 【庭】収穫、料理 | Comments(4)
2015年 03月 16日
挿し木の誘惑(『自己流園芸ベランダ派』)
e0134713_0182371.jpg

末っ子が生花教室から持ち帰った花の名前を聞いたら、ガマズミだという。

ガマズミって、山に生えてるアレか!?
夏には白い花を咲かせ、秋には赤い実をつけるというアレか!?
その果実はなかなかの美味で果実酒にもなるという、アレか!?

で、末っ子から一本、一番エネルギーが充実した感じの枝をもらって庭に挿木をした。

ふふ。今年の秋の楽しみが一つできた。どうか根付きますよう、ナムナム。
e0134713_0183520.jpg

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

実は末っ子の花材から挿木するのは、これが初めてではない。
……というより、これはと思う花材は、たいてい挿木を試していると言っても過言ではない。

庭に来た小学生が嬉しそうに「あーネコヤナギだー」と言ってるそれ、それも生えてるんじゃなくて挿木してるだけなんだよね。やはり末っ子が花材として持ち帰ったものを、捨てるのが勿体なくて地面に挿してしまったのであった。
e0134713_0191356.jpg

でも我ながらおかしいと思うのは、数年前にもネコヤナギを挿木して、そして巨大化させてしまって、手に負えなくなって抜いたという経験もあるのだった……。なのにまた、このまま捨てるのは忍びないと言って挿木してしまう。このガーデナーの心性や如何に。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

そんなことを思っていたら、同じ症状を呈している人をみつけた。

『自己流園芸ベランダ派』 (いとうせいこう)

ベランダ園芸に勤しむ人間を「ベランダー」と呼び、その植えては枯らす不毛でありながら豊かな園芸生活の日々を綴った一冊。

その中で、著者が花束によく入っている「細くて緑色の茎がクネクネしてるだけのやつ」(←トクサか富貴竹のことか?)が挿木で根付き易いという事実に気づいた時の喜びについて書かれた一節を発見した。そうか……ケチな根性から挿木をしていたのか、私も。
もらった花束から鉢を作ろうとするケチな根性は、全ベランダー共通のものだろう。わらしべ長者的というか、無から有を生みたがるというか、カスピ海ヨーグルトの生産にも似たお得な感じが我々を刺激する。

正直なところ、同著者の園芸エッセイとしては、前に出版された『ボタニカル・ライフ』の方が、構成がちゃんと考えられているというか、いちいちオチも用意されていて読んでて面白い。『自己流園芸ベランダ派』は、ただもうそのまま、"オレの園芸覚書"くらいの内容で、よく言えば自然、悪く言えば漫然とした印象だった。ただ、同じようないい加減な園芸仲間だと、そういうのあるある、的な面白さはそこここにある。

私が、そうそう、そうなんだよなあ!と思った一節は下記。草木に対して、だんだん「こうすれば良いかも」ってな勘は磨かれてる気はするんだけど、それが本当かどうかは、実際のところ、分からないんだよな。
……(略)……
にもかかわらず、エンジェルズ・トランペットは咲いた。咲いたどころの話ではなく、むしろ花期が長くなった。

簡単にするとこうなる。
(1)剪定したら咲いた。
(2)剪定せずに咲いた。
さて、以上二つの事実から俺はどんな解答を導けばいいのだろうか。

……(略)……
また「基本的に剪定は欠かせないが、剪定せずとも咲く場合がある」という人もいるだろうし、「剪定はいらない。だが、剪定しても咲く」という人があるかもしれない。もう何が何だかわからない意見だが、実は園芸書がそんな感じだ。
植物というものは機械と違って、”こうすれば絶対にああなる”とは決まっていない。

……(略)……
だが、我々ベランダーはなるべくその事実を認めずにいたがる。自分の知識と判断と労働とで花を咲かせたと思いたいからだ。
エンジェルズ・トランペットが咲いた要因を、俺は結局は知り得ない。

ちなみに、この本を読んだ後、娘の花材の中にトクサを発見して、つい挿木してしまった。
特別に好きでもないし、庭に欲しい草木でもないんだけど。
[PR]

by macchi73 | 2015-03-16 00:45 | 面白かった本など | Comments(5)
2015年 03月 15日
クリスマスローズ増殖
e0134713_22573731.jpg

今日は夫のお父さんとお母さんが子供たちの進学祝いにやってきて、食事会をした。賑やか。
庭に花を綺麗に咲かせてるのねえ、と言われて見たら、今年も庭のあちこちの隅にクリスマスローズがぽこぽこ咲いていた。へえ!この間まで葉っぱばかりだったのに、いきなり花が目立つようになったな。

なんか、クリスマスローズって高価なイメージがあるが、庭だとこぼれ種でどんどん増える。
たまに交雑するのか、いつの間にか色や柄のバリエーションも増えたりしているようだ。
(でも、花屋さんで見かける高価なタイプは、うちのと違って増えにくい性質なのかもしれない)

最初に苗をもらって植えた時は「斑点が気持ち悪いヒョロッとした地味な花」というイメージだったが(失礼)、こう増えてみると、それなりに一つの風景をつくって風情を漂わせ始めており、年々好きな花になりつつある。

増やすコツは、とにかく花が咲いたら放置しておくこと。そのうち種がぷっくり膨らんできて、こぼれ種からその辺にたくさんの小さな芽を出し始める。発芽してから花を咲かせるまでに3年くらいかかるので、放置して4年目くらいから急に増殖を始めた感あり。混み合ってきたら、数年に一度、株分けするのも良いようだ。
e0134713_22575549.jpg

e0134713_2258187.jpg

e0134713_2258815.jpg

e0134713_2258215.jpg

[PR]

by macchi73 | 2015-03-15 23:08 | 栽培日記:春の植物 | Comments(0)
2015年 03月 14日
多摩動物公園
e0134713_16545.jpg

【多摩動物公園】
公式HP: http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/
⚫︎JR立川駅まで行ったら、あとは多摩モノレールで6駅15分(310円)。モノレール楽しい。
⚫︎入場料:小学生まで無料、大人600円。
⚫︎ライオンバス: 360円、子供100円(10〜15分おきくらいに発車してた)
⚫︎園内はかなり起伏に富んだ地形だが、無料のシャトルバスが巡回してるので利用すれば楽そう。休憩所はあちこちにあってのんびりできる。食事は軽食&安価。園内はどこもスペースが広くて清潔。のどかな自然公園みたいで散策だけでも楽しい。芝生もある。ジャングルの中に解き放たれた蝶と過ごせる昆虫園が素晴らしい。
⚫︎3月の曇りの土曜に行ったらお客は少なく、広いせいもあるかもしれないが、体感としてはガラガラだった……いつもそうかはわからない(いつもだったら心配かも)。


だるい休日。
気分転換によく知らない電車でも乗ってぶらぶらして来るか……と出かけようとしたら、それならお母さん多摩動物公園っておもしろいと思うよ、と息子が教えてくれた。

あー、名前は知ってる……けど、そういえば行ったことなかったかな?
で、モノレールも乗りたいし、末っ子と一緒にでかけてみた。
末っ子は、ヨッシャー、ポッケにお菓子入れて行くか!と言う。

立川から動物園まで、モノレールが走る多摩丘陵は傾斜がきつくて、なんだかダイナミックな地形だ。映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のモデルになった場所らしい(映画、見てないけど)。
出かける時は曇っていたのが、途中で日が差してきて、空から丘の上にカーテンみたいな光の線を作ったりする。斜面にびっしり並んだ住宅地は、ふだん見慣れない景色でおもしろい。時々、末っ子のポッケから粒チョコを取り出して二人でパクパク食べながら行く。
e0134713_174454.jpg

動物園では、手始めに昆虫館に入った。
二重の扉を通り抜けると、むわっと暑いジャングルの中、そこらじゅうを色とりどりの色んな蝶が舞っている。求愛ダンス中の蝶、交尾中の蝶、口吻を伸ばして吸蜜中の蝶、いろんな姿が間近で見られて、末っ子の目が興奮でピカピカ光りだす。
草むらあたりにじっとしていると、パタパタいう蝶の羽音がすぐそこに。
蝶の翅の風圧を顔に感じることって、あまりない。心拍数上がる。
e0134713_17594.jpg

昆虫館のあまりの面白さに、これはしょっぱなから一番良いとこ見過ぎたな……と思い、次はもっと地味そうな小動物ゾーンに行ってみる。そしたら、この先にあるモグラ展示がおもしろいと話しているカップルがいた。行ってみたら、本当に面白かった。パイプや土の中を縦横無尽に動き回るモグラが見られるのも楽しかったが、それより何より、一緒に展示されているトウキョウトガリネズミが小さい!大人の親指の先くらい。その小ささで、ちゃんとせこせこ動いている。世界最小の哺乳類らしい。あまりの小ささに、末っ子ともども、胸打ち抜かれる。
e0134713_18161.jpg

それからまた、遠くに見える変な宮殿目指して歩いたら、ライオンバス停があったので乗ってみた。
肉片を吊ったガラスに面して座り、寄ってくるライオンの大きな顔をすぐ間近で見る。ややびびっている娘の様子を見て、心がムズムズ温かくなる。事前にサファリパークでの怖い事例をたくさん話しておいた甲斐があったな……(←悪趣味)。
e0134713_182912.jpg

そんな感じで閉園まで、ゆっくり歩いていろんな動物を見た。
動物園のくさいニオイって嫌じゃない、というかむしろ好き、なんだか落ち着くんだよねと末っ子が言う。私も同意。

あちこちにテラスやベンチもあるので温かい飲み物を飲みながらぼんやり休憩してると、時々、上空を変な形の大きな鳥が飛んでいくのが見える。さっきから見かけるアレ、どう見ても動物園の鳥っぽいよね?でもまさかね?とか話しつつ隣の木を見ると、なんと樹上にコウノトリが巣を作りまくっている。うわー、まさかの放し飼いだー!と、娘と笑った。

全体的に山林の中みたいな雰囲気の動物園で、自然公園を散策してるみたいだった。静かでのんびりした気分になった。今まで行った動物園の中で、一番好きかもしれない。

明日は家事しよう。
e0134713_185510.jpg

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

帰宅して携帯から写真を取り込もうとしたら、末っ子が幼稚園児くらいの時に撮った動画を発見した。
小さな孫をトランプ勝負でさんざ打ち負かして囃し立てたら泣かれて、苦笑いしている父が写っていた。
ちょい泣けた。たぶん、今日の動物園で笑った分。

e0134713_1232136.jpg
BGMはRadiohead
(動画はBu Huaという上海の女性が作ったもの)

ちなみに以前、同じ人が作った猫の動画を見た時、上の子は面白がって、末っ子は、これはよくないはなしだよーと泣いたんだった。



[PR]

by macchi73 | 2015-03-14 23:00 | 【その他】日記 | Comments(3)
2015年 03月 03日
ひなまつり(に関係ない日記)
e0134713_0521851.jpg

ひな祭りだけど、ちょっと前から玄関に挿しておいた桃の枝の花は開かなかった。あらま。

その代わり、庭の梅が満開だ。
2008年に植えて7年目、こんなにたくさんの花が綺麗に咲いたのは初めてのことだ。
すこし埃っぽい庭で甘い匂いを嗅いでると、このまんま、一人でどっか遊びに行きたいなーと思う。

年度末の押し込みで、いつも数字とか進捗とかそんなことばっかり考えている。
先月父が死に、今月は子供たちが卒業して大学生になろうとし、毎日家族たちは色んな面白いことをお喋りしてるのに、そういうことは遠くで起きてることみたいに感じられたりする。私って、泣きもしなければ笑いもしない。なんかつまらない人間だよなー。

ずっと前からそうだったか?と考えたら、そうでもなかったと思う。感じはハッキリ思い出せないけど、出来事としては覚えている。

時期的に、これってプレ更年期とか鬱とか、そういう何かでは……と本気で怪しんで、生活にメリハリつけるなど試し中。可能な限り仕事は早めに終わらせて、末っ子に付き合ってちょっと駅前でバドミントンして帰ったりする。時に「夕方だからピノコを送って来たー」とか上の子たちまでやってきて、一緒にラリーしたりしてみんな凄く笑ってるのに、自分だけ、なんとなく平坦。

これは中年みんなが通る道なのか?それとも個別の問題なのか?自分のことだと判断しにくいもんだ。

e0134713_0522179.jpgいっぽう、君はいつもたのしそうだ。感服する。

それで今日も子供たちと運動して帰って、それからあまり熱心でもないひな祭りをしたのに、眠る時、末っ子がいつものように私の首に腕を回して、すっごい楽しいひな祭りだったよ……と囁いた。えっ?そうか?それほどの何かがあったか?と自分としては腑に落ちないが、つくづく思うのは、子供の声って甘い。いまはお母さんは感受性が鈍ってて分からないが、本気でそう感じてくれてることを強く祈る。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

脳内リピート曲はCream of Gold
数年前までは、疲れた時とかピンチの時とかには夫の顔が思い浮かんだものなのに、今では力一杯思い出そうとしてもまったく思い浮かばないのがコワイ。
(これも中年みんな通る道か? 個別の問題か? PNRなのか? 判断できず)

Time is a one way track and I am not coming back,
I dream in beige why'd you leave me so far now,
Time tired you're tainted through,
wind, songs and substitutes,
I dream in beige why'd you leave me so far now.



* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

お、ひなまつりの日に合わせて、『ひなまつり』の新刊でてる。
読んで笑った。(←笑ってるじゃん!)


『ひなまつり 8』(大武 政夫)


いま、全8巻、安定走行中。

これは揃えて良い漫画。子供に読ませてもOKだ。


[PR]

by macchi73 | 2015-03-03 23:55 | 面白かった本など | Comments(14)
2015年 03月 01日
雨水、啓蟄
e0134713_19101721.jpg

2月末日、家族全員連れて実家の葬儀に出たら、なぜか霊前でチンチロリンが始まる。大声の飛び交う真剣勝負の中、我が末っ子が大勝して小遣いを倍増させていた。おそらく亡き父が賽の出目に細工してくれたんだろうとか思う。

金曜の深夜バスで行き、土曜の深夜バスで戻るというハードスケジュールだったので、朝、全員ヨレヨレで自宅に戻る。気づけば日付はもう3月。門をあけたら、庭で黄色い福寿草がポカッと咲いてた。

毎年同じことを書いているが、この花を見ると、庭に春が来たなーとしみじみ思う。
庭の新しい一年の始まりだ。

昼からは雨。
底冷えはなくなって、ほんのり暖かい雨という感じ。
そういえば、今は二十四節気の雨水くらいで、週末は啓蟄になるようだ。

wikipediaによれば、雨水とは、雨が降って土が湿り気を含み始め、草木が芽吹き始める時期だという。
そう思って庭を見ると、本当だ、いろいろと芽吹いている。
e0134713_19105250.png

そして啓蟄とは、大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくる時期だ。
ちょっと気になって、我が家の冬眠者を確認したら、モゾモゾ動き始めていた。

おおー。暦通り、週末には陽気地中にうごき、ちぢまる亀、穴をひらき出ることになるか?

e0134713_19113552.jpgもぞもぞと葉っぱが動いている。

どこだか分かるかな?

e0134713_19121685.jpgまだちょっと寝ぼけ気味っぽいけど、おはよう、また会えて嬉しいです。

今年も一年、楽しくやろう。


[PR]

by macchi73 | 2015-03-01 19:25 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(4)