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2014年 05月 30日
ローズドレッシュ開花
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仕事も一段落ついてちょっと時間ができたので、少しのんびりしようと通院を理由に一日休みをとった。
で、大型古本屋を堪能の後、その隣にあったクリニックにプラッと入ったら、検査の後いきなり大きな総合病院に紹介状を出され、総合病院に行ったらライトを当てられたり何やかやした後に生体検査が必要ですといわれ、あれよあれよと言う間に手術が決まってしまった。
呆然……。ジェットコースターか。

それで一旦帰宅したら、一株だけ調子を崩していたローズドレッシュが、いつの間にか芳香を漂わせながら綺麗に茂って咲いていた。そっかー、こんな花だったんだ。

鮮やかな濃いピンクで、葉も花も小振りな感じ。ポンポン咲きの花びらはとても柔らかく、咲き進むと結び目が解けるようにハラハラ散る。こりゃとっても美味しそう。好みドンピシャの薔薇だ。

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ローズドレッシュ(Rose de Rescht)は「レッシュの薔薇」という意味。
ナンシー・リンゼイなる英人プラントハンターが、ペルシャのレッシュという町から持ち帰った薔薇らしい。
そういわれて見ると、なんだかエキゾチックな感じがしないでもない。

ちなみにプラントハンターというのはwikipediaによると、17〜20世紀半に活躍した職業で、新種の植物を求めて世界中を探検・冒険する人のことだそうだ。なんか格好良い。想像膨らむ。

手術って言っても検査用の小さいものだけど、そういう訳で仕事はこれから数日休み。
痛いの嫌だけど、なんか探検家の本でも読んで、美味しい薔薇ジュースでも飲んで、ちょっとだらだらしようかなーとか思ったり。
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by macchi73 | 2014-05-30 13:50 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(9)
2014年 05月 29日
ボリジ(瑠璃苣; ルリヂサ)
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ボリジの育て方:
●花期は5〜10月。よく枝分かれし、瑠璃色の花をたくさん咲かせる。
●若葉や花は食用にできる。葉はキュウリっぽい風味。
●アドレナリン分泌を促すので鬱などに効能があるらしい。
●種で増やす。種まきは秋か春。寒さに強い1年草なので、秋に種をまく方が大株になる。
●乾燥気味の土壌を好むが、高温多湿にはやや弱い。


去年種まきしたボリジが庭で咲いている。夏の空みたいな綺麗な色だ。
砂糖漬けにして食べられるというから植えてみたんだけど、このところ毎週末予定が入ってしまい、なかなか試せずにいる。
それに砂糖漬けは今月、ほかの草花で試しちゃったばかりだしなあ。

砂糖漬け以外に手軽なレシピないかなーとwebを検索してみたら、ボリジはワインと一緒に飲むと気力が沸くとwikipediaに書かれていた。それ簡単そう!やってみよう。

で、白ワインに浮かべてたら、青かった花がピンク色になった。
これってマロウのお茶がレモンで変色するのと同じ色調の変化だ。
どちらもアントシアニンという色素の働きで、phが酸性に傾くと赤っぽく、アルカリ性だと青く発色するようだ。

最後にワインを吸った花を食べたら美味しかった。
古代から気分を高揚させる草と言われていて、中世騎士の発奮薬だったりしたらしい。
ふーん、なんか格好良い。私も元気出るかな。
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レモンで魔法のようにパッ!と一瞬で色が変わるマロウティーとは違って、
ボリジワインはじわじわゆっくり変色する感じ。

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by macchi73 | 2014-05-29 23:06 | 栽培日記:ハーブ、果樹、野菜 | Comments(5)
2014年 05月 28日
湿気と繁茂
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このところ、時々雨が降ったりして、でも暖かくって、モワモワした湿気を感じることが多くなってきた。
「熱 + 湿気 = 繁茂」これが毎年の公式。

恐怖のジャングル化を防ぐために、このあたりで一度庭仕事をしなくては……。

「熱 + 湿気 + 繁茂 = 薮蚊」にグレードアップするのは避けたい。がんばろう。がんばってくれ、私。
うごけー、体! ひらけー、ごま!
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しかしそんな風に考えながらも実際は体は動かず、湿気に満ちた薄曇りの庭を見ながら、暗い台所でコトコト料理とかするのって意外と良い気分だったりする。怠惰&無気力に宿る快感。眠い目で、ぼんやり麻痺して逃避。

そんな腑抜け状態で。
庭に点在する野良イチゴを摘んで、近所の果物屋さんの閉店セール苺と合わせてジャムを煮た。体が重い。眠い。

これは前にAmeliaさんから教えてもらったレシピ。
苺に砂糖をまぶして滲み出してきた果汁だけでジャムにする。
苺の粒を崩さないように煮て、最後にレモンとラム酒を少々加えて加熱して完成。
バターを塗ったパンに挟んで、子供の手抜き弁当とする。

あーあ、こうやって逃避しつつぼんやり過ごしている間に、勝手に色んな問題が片付いたら良いのになあ。
あーあ、今からでも「あなたはイギリス貴族の末裔でした」なんつって郵便屋さんが電報持って来て、馬に乗って美しい領地を駆け回る生活とかになんないかなあ。あ、それかその領主の庭番の末裔ってことでもOKだなー。
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子供が巡らせがちな(?)甘い妄想プロトタイプ。
今読んでも面白い『小公女』と、著者のイラスト込みで幸せすぎて笑ってしまう『あしながおじさん』。
もう少ししたら、娘にもきっと読ませたい。




こっちは、それが現実だったとしたらきっとこんなだぜ……という、逆妄想。
『不幸な子供』ではお父さんが迎えに来るけど、変わってしまった子を我が子とはもう認識できない。
キプリングの『めぇー、めぇー、黒い羊さん』では、やっと迎えに来てくれた大人にも、辛かった子供の時間(と、大事な何か)はもう取り戻せない。




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by macchi73 | 2014-05-28 23:55 | 書籍など | Comments(2)
2014年 05月 20日
旅立ちの春
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庭の巣から、メジロが巣立った。
一つだけ孵らなかった卵があったが、他は全て無事に巣立てたようで嬉しい。

シジュウカラの飛行訓練も庭でよく見かけるようになった。
先の大雪で斜めに倒れた木の上に(←まだ片付けてない……)、小鳥たちが押し合いへし合いして、賑やかに飛び立ったり戻ったりを繰り返している。楽しそう。きょうだい同士でじゃれ合う、鳥の言葉が分かるような気がする。

e0134713_212994.jpg縁側で鳥を見る子。鳥の飛行訓練場はちょうど縁側から真正面の場所なので、面白く見ている。

ちなみに夫は、庭のハンモックに陣取っている。

まだ虫さされもせず、爽やかな風を安心して楽しめる季節を堪能。


縁側でそんな風景を眺めていると、今年植え替えしたゼフィリーヌ・ドルーアンがすぐ隣で咲いてる。
これは植え替えて成功だったな。縁側がバラの香り。とっても良い。
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縁側に寝そべったままバラを摘める手軽さで、咲いては摘んで、少量ずつジュースやジュレにしている。
バラエキスは若返りの効果があるというし、お年寄りたちに送ることにしよう。
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そしてこの頃は、帰宅すると時々風変わりなハガキが届いている。

昨日は知らない猿から届いていた。

何となく比喩めいた内容に見えて、「これは母親不在への子供からの切実な訴えなのか!?」とギクッとしたが、20分ほど考え込んでいたら、ああアレか!と思い出すことがあり、ホッとした。
これって、2年くらい前によく娘に聞かせていたデタラメ話の登場人物、ブーブー猿からの手紙だ。サルノコシカケに座って、風に吹かれてブーブー鳴くのが好きな猿という設定でお話してたんだった。

私はもうすっかり忘れていたけれど、知らない場所で幸せに暮らしていたんだなあ!良かった。

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「緑豊かな人間の家」のブーブ氏より、「猿の王国」のお猿の大王宛のハガキになっている。

住所から推理するに、たぶんブーブ氏は王国を巣立った後に、うちの庭(裏庭にサルノコシカケがある)に居着いたってことなんだと思う。

我が家から去った猿から届いたハガキじゃなくて良かった……と、何となく少し安心したりして。娘はまだ我が家のことを良い場所だと思ってくれてるんだなと思って(深読み過ぎ?)。


ブーブー猿も良い住処を見つけたようだし、私の仕事の方も、軋轢はありつつも長時間労働への人員数改善要望が何とか通って一安心。まだ色々と整備が大変そうだけど、とりあえず今月は帰宅を早めることを第一にして少し体力回復しようとか思う。

早く帰れた日には、娘と一緒に、庭のブーブ氏が住んでいると思われる辺りを少し綺麗にしようかな。

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春は誰にとっても旅立ちの季節……。そんな物語。

『ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 』(スティーブン・キング)

四季にちなんだキングの中短編(春は希望の泉/転落の夏/秋の目覚め/冬の物語)の前巻。春と夏が収録されている。

春編の『刑務所のリタ・ヘイワース』は、読後感がとっても良かった。
決してへこたれず、リスクを冒してでも自由へ向かう高揚感!
現状が酷くても、「先に良いことが待ってる」「自分には行ける」っていう希望さえあれば、人は心に自由を持ち続けられるもんかもなと思った。しかし私の心は囚人と同じくぬるい不自由に慣れ親しんで、自由への意志が麻痺してしまっているかもしれない……。
すっかり興奮してるようだ。あんまり興奮してるおかげで、手がふるえて、鉛筆が満足に握れない。これは自由人だけが感じられる興奮だと思う。この興奮は、先の不確実な長旅に出発する自由人にしか分からない。
一方、夏編の『ゴールデン・ボーイ』は、前途洋々の少年が転落していく辛い話。
前途洋々ただ中のモンスターチックな少年はとても嫌な感じだったけど、少し分別がついて転落におびえるようになった辺りからは、読んでいる自分も少年と一緒に絶望したりした。ああ、あんなことさえしなければ!

嫌な子供にも、決定的な転落からのセーフティネットはあって欲しい。子供に分別がつくのって、実行力がつく少し後になること多いもんな。巡り合わせによっては、その間に大変なことしでかしちゃうことありそうだ。最低限の分別さえつけば、別にもっと嫌な大人になっちゃったって楽しく暮らせるチャンスはいっぱいあるのに。(それに嫌な子供が嫌な大人になるかどうかは誰にも分からない)


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by macchi73 | 2014-05-20 22:34 | 【庭】収穫、料理 | Comments(4)
2014年 05月 15日
庭の新顔(オナガとカワラヒワ)
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庭にオナガ(尾長)が来るようになった。
水色の羽が綺麗な大きな鳥で、前から好きだったので嬉しい。

オナガはカラスの仲間だけあって、人の生活の近くで暮らす習性があり、無人の森などには住まないようだ。モノトーンとブルーグレーのシックな見た目に似合わない悪声で鳴くのを聞くと、あーカラスの仲間だなあと思う。

1970年代までは日本全国で見られたが、今では関東以北にしか見られないようだ。
分布が変わってしまった原因は不明ということで、気になる。

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夫が「変な鳥が庭に来てるんだよ。スズメみたいだけど、なんだかちょっと変な感じ」と言って写真を見せてくれた。スズメっぽい地味な色だが、鳴き声が変わっているという。

写真を見せてもらうに、この肌色のクチバシが目立つ感じは、シメ(鴲)じゃないかなあと思う。
→ ご指摘により、カワラヒワと判明。
シメもカワラヒワもスズメ目アトリ科(ヒワ属)で肌色で太めのくちばしが似てるが、シメの方が大柄で、カワラヒワの方がフワっとした感じ。次からは判別できそうだ。


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シメカワラヒワもオナガも、うちの庭ではこれまで殆ど見たことがなかった鳥だ。
庭で身近な自然観察をして感じることだが、年々、生物のバリエーションが増えて来ている気がする。
これは草茫々の私の庭が、鳥たちに超小規模自然スポットとして認識された結果か?とか考えて嬉しくなったりする。

……というのは嘘で、多分、毎年毎年、虫・雑草・野鳥を調べているうちに、自分の知っている生物が増えて来たせいなんだろうな。名前を知っているものは、存在を認識しやすい。
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by macchi73 | 2014-05-15 23:55 | 【生物】野鳥 | Comments(3)
2014年 05月 14日
薔薇とウドン粉病
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東通路の入口に今年植えたばかりのマダム・イザーク・プレールのウドンコ病が酷い。
残念だが、これは咲けないだろうなという蕾を摘み取って回った。

我が家でこんなにウドンコ病が出たことって無かったけどなあ、弱ってる株を買っちゃったのかなあ、とか思いながら、通路の奥に歩いて行ったら、壁一面につるアイスバーグが咲いていた。
アイスバーグはこんなに丈夫なのに……と思ってよくよく見たら。

アイスバーグの花首も、結構ウドンコ病にやられまくっちゃってるじゃん!

そうかー。
ウドン粉病にかかりやすい品種・かかりにくい品種っていうのもあるかもしれないけど、「ウドン粉病にかかっても気にしない品種」っていうのがあるんだなあ。

つるアイスバーグは、ウドン粉病になっても、全然問題なく綺麗な花を咲かせる。
マダム・イザーク・プレールは、ウドン粉病になると蕾がうまく開きにくい。
そういうことっぽい。

e0134713_1951087.jpg東通路のアイスバーグ。

ウドン粉病の花や茎を刈り込んだ後でも、まだまだ花が沢山残っている。
(けど、どうせなら花を刈り込む前に写真を撮れば良かった……)



これまで気にしていなかったアイスバーグのウドン粉病だけど、気づいたからには、発症している部分は全部ザックリ刈り込んで処分してみた。ツルが伸び過ぎで鬱蒼としていたところもだいぶ刈り込んで風通しが良くなったし、もしかしたらこれでウドン粉病も無くなるかもしれない。

バケツ一杯くらい刈り込んでしまったウドン粉病のアイスバーグは、捨てるのも勿体ないので花瓶に挿した。
家の花瓶が全部アイスバーグになった。

これから咲きそうな蕾も沢山ついていて、切花としては長いこと楽しめそう。
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by macchi73 | 2014-05-14 23:55 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(7)
2014年 05月 13日
庭の草花の砂糖漬け
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あのねー、ピノコは毎朝花をガムみたいに食べながら学校に行ってるんだー、と末っ子が得意気に教えてくれた。
前にエディブルフラワーの物語を読んで、庭の食用可能な花を学習してから、ずっとそうしているそうだ。

「そして通学路で友達に話しかけられたら口の奥に収納してお喋りしている」とか言う。
それって美味しいの?と聞いたら、「ううん、味は無い」と答える。……味が無いのに食べてるのか。

どうせなら美味しい花にしてやろうと思って、花の砂糖漬けを作ってみた。
作り方は簡単。よく溶いた卵白を食べられる草花に塗って、グラニュー糖をまぶして乾かすだけ。

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【草花の砂糖漬けの作り方】
(1) 食べられる草花を良く洗ってから、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
(2) 卵白をよく溶いてサラサラの状態にしてから、刷毛で(1)に塗る。
(3) 卵白を塗った草花にグラニュー糖をまぶし、クッキングペーパーの上に並べて乾かす。
(4) 一晩くらい置いて、しっかり固まったら完成!完全に乾いた砂糖漬けは日持ちもするようだ。

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作る前は、単に甘いだけの砂糖菓子になるのかなと予想していたが、出来上がったらちゃんとそれぞれの草花の味がして美味しいものだった。サクサクっと食べると、甘味と草花の香りが広がる。

作り方のコツは、卵白も砂糖も薄付きにして、あまりモッタリさせないこと。甘い香りの草花が向いているようだ。

今回作った砂糖漬けの結果は次の通り:

●アップルミント:一番人気。文句無しに美味しい!
●バラ:香りの良い品種を使ったら、いかにもバラのお菓子という味。美味。
●ラズベリー:美味しいが、もともと甘いので砂糖漬けにする必要性は低い。
●金蓮花:薄い花びらなので砂糖の味しかしなかった。ただし鮮やかな花色で綺麗。
●インパチェンス:味はあまりないが、肉厚の瑞々しい食感が良い。
●矢車菊:花弁が小さいので砂糖漬けしないでそのまま飾りに使う方が見栄えが良い。
●カモミール:花が小さいせいか、香りが消えて砂糖の味だけになった。
●都忘れ:菊特有の苦みで、砂糖漬けに不向き。見た目は綺麗。
●ローズゼラニウム:焼き菓子ではあんなに美味しいローズゼラニウムが意外に地味な仕上がりだった。砂糖味。


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出来上がった砂糖漬けは、娘と一緒にケーキに飾ってみた。
庭のバラで作った薔薇ジュースと一緒におやつにした。庭づくし。
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ちなみに、ケーキは手作りではない(手抜き)。
近所のケーキ屋さんのバタークリームロールケーキを買って来て、周りにコアントロー入り生クリームを塗っただけ。

それでも十分美味しかったけど、花の砂糖漬けの繊細な味を楽しむには、フワフワの手作りシフォンケーキとかだと更に良さそうだ。
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by macchi73 | 2014-05-13 23:15 | 【庭】収穫、料理 | Comments(2)
2014年 05月 12日
プチルビーの収穫
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抜いても抜いても広がって、庭隅をぐるりと包囲するようになった野良プチルビーが果実をつけ始めた。

一株植え付けたプチルビーだったが、まさかこんな勢いで広がるとは思わなかった……。
庭仕事中にプチルビーの棘で痛い目に遭うことも多いので、植えたことをちょっと後悔していなくもない。

500円玉大の果実という宣伝で植えた苗だったけど、実際には1, 2cmくらいの小ぶりの果実しかできたことがない。まあ、何にも世話しないで、見つけたらブチブチ抜いているくらいだからな。肥料とかが足りないのかな。

e0134713_18512684.jpgでも小粒ながら味はちゃんとしたラズベリーだし、庭のあちこちでちょこちょこ収穫できる果実があるっていうのは悪くない。

娘と摘んで回って、お菓子の飾り付けに使ったりする。


そんな感じで、超大実ラズベリーという前評判からは期待はずれだったプチルビー。
だけど、花は大きくて日陰でも次から次へと咲き、とっても綺麗なんだよな。
果実としてより、花としての価値が高いかも。
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散歩中に立ち読みした本。
幻の遺稿「船の中のこと」ってのが素っ気ない描写で何となく面白く、やっぱり続きが読みたくなって、買いに戻った。ずいぶん歩いた。

佐野洋子 追悼総特集: 100万回だってよみがえる(文藝別冊)

佐野洋子だったら、私は「百万回生きた猫」は好き。
一方、いかにもキャラが立ったエッセイは、サバサバ成分過多の酔っぱらいみたいで(失礼か……)、それほど好きじゃない。

色んな人が寄せる佐野洋子への追悼メッセージ——特に女性作家たちからの——は、妙にありがちでパンチが無かったという感想。まあでも同性の先達には、こういう感じになっちゃうよな。リスペクトっていうのか?

それとは対照的に、本当に個人的な付き合いがあった人たち(同級生や元夫、息子など)がチクッとこぼす困った人だった感は、何とも興味深かった。たぶん遠い人には豪放磊落の身振りができても近しい人には難しい人だったんだろうなー。でも、そっちの難しくって対人関係に満たされない部分の方が、創作には役立ったんだろうとか思って、ちょっと悲しく思ったり。

「つい良いお母さんを演じてしまう」という岸田今日子と「私は私でしかいられない」佐野洋子の対談も面白かった。しかし自分が子供だったら、やっぱ岸田今日子の子供に生まれたいとか思う。葛藤を抱えた母の「私は私」に対抗するには、子供にもエネルギーが必要そうだ。


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by macchi73 | 2014-05-12 23:55 | 【庭】収穫、料理 | Comments(2)
2014年 05月 11日
バラの虫害(ハモグリムシ; 葉潜虫)
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バラの葉に虫害が出ている。
葉が齧られてしまうのは毎年のことなので気にしていないんだけど、今年の虫食いは変な感じだ。
しかも隣り合ったバラたち全部に被害が出ており、被害の出た株(アンブリッジローズ、スターリングシルバー、ジャストジョーイ)は花付きが明らかに少ない。

葉の中の柔らかそうな組織だけ食い荒らされているこの状態は、以前スナップエンドウに発生したエカキムシ(絵描き虫=ハモグリバエ)に似てる。
ただ、ハモグリバエは蛇行した食害跡だったけど、今回のは広く食い荒らされている。
webで画像検索してみたら、ハモグリガ(葉潜蛾)かハムグリハバチ(葉潜葉蜂)の食害跡っぽい。

それで喰われた葉を取り除きつつ、株全体をよくよく調べてみたら、小さな青虫を発見。

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透明な体の芯に葉の緑が透けて見え、結構綺麗な幼虫だ。
いつものチュウレンジバチの幼虫に似て頭部が丸くしっかりしてるから、多分ハチの仲間かと思う。
ということは、今回の食害はハモグリバチかな?

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葉潜虫の食害を防ぐには、マラソン乳液やオルトランを散布するのが良いらしい。
でも、うちの庭では末っ子が「エディブルフラワー!」とか行って、しょっちゅう庭の草花を摘まみ食いしてるからなあ……。
とりあえず、幼虫がモリモリ食べ中の葉はすべて取り除き、幼虫と一緒に庭隅のコンポスター行きとした。

綺麗なピカピカの葉しか残さなかったので、これでだいたい駆除できたと思って大丈夫かな。
これから春後半、アンブリッジローズ、スターリングシルバー、ジャストジョーイにも無事たくさんの花がつきますよう。
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by macchi73 | 2014-05-11 13:44 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(6)
2014年 05月 06日
緑爆発の予感
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5日ほど家を明けて帰宅したら、いきなり庭の緑が濃くなっていた。
やばい、例年の夏の雑草ジャングルが近づいて来た気配。

ジャスミンの蔓があちこち絡み付いて伸びて、良い香りを振りまいている。
出かける前には咲いていなかった花が満開になっている。

e0134713_14115720.jpgここに引っ越ししてきた時から生えていた巨大なオオツルボ。

球根がガンガン殖えて、今年はなんと30株になっていた。ううー、綺麗なんだけど葉っぱも鬱蒼とよく茂って、面積喰うんだよなあ……。


それから庭の色んな場所に、西洋オダマキ各種が咲いている。
冬には枯れて消えてしまうが、毎年毎年、春になると必ず大株になって咲くオダマキは、爆発的にはびこりもしないし、放置庭においての優等生だ。
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4月に美しかったネモフィラは、伸びきってかなりゴチャゴチャと野方図な感じに……。
もう刈り込む方が良いんだろうなあと思いつつ、なんとなく勿体なくてできずにいる。
零れ種を見込んで、枯れるまでこのままにしておいて、最後に雑草と一緒に刈り込んじゃおうかな。
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このボサボサさ加減、そろそろ刈る刈るボーイの出番かもしれない。
でも、去年カナヘビを飼育してからというもの、ボーイを使おうとすると「カナヘビ巻き込んじゃったらどうするの!?」と責められるので、何となく納屋にしまい込んで使えなくなっているんだよな……。

今年の春は、草は刈りたし・カナヘビ見たしで悩ましい。うーん。
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by macchi73 | 2014-05-06 14:00 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(2)