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2014年 02月 09日
大雪日記
e0134713_1223346.jpg大雪の日。
職場からの帰り道の風景がモノクロで、いつもの街ではないみたいだ。

面白いから途中まで出ておいでよーと夫に電話したら「夜中だし寒いしめんどうくさいからイイ」と、心底嫌そうにガチャ切りされた。そうだった、そういえば夜中だった。迷惑電話ですまない。

なのに家についたら夫がいない。
携帯を見たら、何か色々電話やメッセージが入っていた。途中で気が変わって家を出たらしい。

それでまた夫を探しに家を出た。

しばらく行ったら、シーンとした広い白い道の向こうから、黒い点みたいな人影がヒョコヒョコ歩いて来るのが見えた。小さい点がだんだん大きくなって、見たら凄く物悲しい風情の夫だったので笑った。

何となく全体的に濡れた感じでショボショボしている。ウォータープルーフの反対の人だ。
悲しそうな顔で、さささ寒いよ、と言う。私は全然寒くない。

家について、庭先に一緒に大きい雪だるまを作った。
というのは勘違いで、気づいたら一人だった。
あれ? 夫のことは夢だったかな?

部屋に入ったら温々した夫がいた。ショボショボが治ってふっくらしている。
揚げたての熱いトンカツとコーヒーが出されたので食べて、深夜に胃を重くする。

雪だるま製作中に気づいたが、庭のフェイジョアがこの雪で盛大に折れてしまっていた。
(おかげで雪だるまは腕を手に入れた)

庭一面に芽吹いていた小さなネモフィラたちが心配だ。
今年の春には青一面の庭になるかと思っていたんだけどなあ。
フカフカの雪の布団の下が、小さい草にとってはそれほど居心地悪くないことを祈る。

明日は子どもと雪遊びしよう。

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雪だるまつながりで。
不条理なストーリーに、影絵風の挿絵が可愛い本。

不条理の向こうに何かの存在が感じられる本って完成度高いと思うけど、この本にはそういう腑に落ちる感覚は無かった。単に、謎が来て・通り過ぎて行った、という気分。ぽつねん。

『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』(アンドリュー・カウフマン)

銀行で、怪しい強盗に遭ってしまった人々に、その後起こる事件の数々。

ある女は砂糖菓子になり、ある男はオフィスがファンタジックに水槽化し、そして主人公の妻は三角数に従って身長を失って行く……。

e0134713_8161217.pngその中で、夫が雪だるまになっちゃう妻のエピソードがあったんだけど、挿絵がちょっと怖かった。妻は夫を助けたかったのか?何を思ってたのか?って曖昧な印象で、何となくたまに思い出してしまう。特にショボショボに濡れた夫を見た時には。


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そして翌日も雪を堪能。筋肉痛。

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by macchi73 | 2014-02-09 01:35 | 【その他】日記 | Comments(5)