<   2013年 03月 ( 11 )   > この月の画像一覧

2013年 03月 27日
ガーデンシンク設置!
e0134713_16201831.jpg

充分に暖かくなって、やっと日常に庭仕事が戻って来た。
出勤前や帰宅後にもちょくちょく庭に出て、地面のあちこちで咲いてる花をニヤニヤして眺めて歩き、足元の雑草を抜いたりしている。

でもそうなると気になるのが手の汚れ。
特に朝の出勤前に草刈りに熱中してしまい、爪の間に黒い土なんかが残ったままオフィスに行っちゃったら一日恥ずかしい。

そいういう訳で、今年は庭の水場にガーデンシンクを設置してみた。
と言っても大げさなものではなく、チャチャッと組み立てて、水栓柱の前に置くだけの簡単なものだけど。庭道具もざっとまとめてシンク下の棚に置いたら、すっきり良い感じの作業場所ができた。

e0134713_16202442.jpgシンクが完成したとたん、庭で子トカゲたちを追いかけていた末っ子が寄って来て「うわー、良いもの出来た!」と言いながら指先を洗い出す。

よーし、これで仕事中に黒い爪にギョッとしてしまうようなことともおさらばだ!


夏になったら、菜園の収穫物で簡単な屋外料理もできるかもしれないな。子供の泥んこ靴も洗うのが楽チンになるだろう。それから、えーと、アオの別荘としてのプールにも使えなくも無いような……って、それは無理か。

ガーデンシンク一つで、どんどん膨らむ期待とイマジネーション。うひひ。
これからが庭の一番良い時期到来だ。楽しみ!

e0134713_16203090.jpg

また一つ庭がグレードアップしたな……と、満足感のあまり、顎をなでなで、遠くからも眺めてしまう。ふふ。馬鹿。

e0134713_1631290.jpg華奢な骨組みだけの簡易シンクにしたので、遠くからだと全然目立たない。

外国の庭写真集にあるような石作りのも格好良いよなあとホームセンターでは思ったけど。

まあ、東京の狭い庭にはこれくらい圧迫感が無いのがちょうど良いかな。


* * * * * * * * * * * * * * *

シンクに備えつけたのは、洗剤を中にセットしておけるハンドブラシ。
ワンプッシュで洗剤が出て来る。これは庭仕事に便利!

Kitchen Garden デルデルキッチンブラシ

赤だけじゃなく、黄色や青もあって可愛い。「宇宙人みたい」と娘。
色違いで、キッチン用・浴室用にも買っちゃった。


[PR]

by macchi73 | 2013-03-27 22:19 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(4)
2013年 03月 25日
2013年3月の庭
e0134713_2283474.jpg

相変わらず、日々あっちこっちから色んな花が顔を出して、散漫な感じの庭。
今はチオノドクサやヒヤシンスなどの球根の花がどんどん増殖中。

フワッと色んなところから良い匂いがする。
こんなところに咲いてたか!って驚くこと多し。

でもこの散漫さ、なんか自然で案外好きになって来た。
目に優しいというか、その辺の放ったらかしの空地のようと言うか。
バラバラ植え、けっこう良いかもしれない(?)。

最近はたまにとても暖かい日が出て来たりして、多分そろそろ春本番の萌芽がやって来る。
庭隅に花壇用の柵をたてて、熊手で掻き集めた枯葉を溜めておく。
枯葉に覆われた庭が、緑色になるのももうすぐだ。

e0134713_2283235.jpg

頭上でも良い匂いがすると思ったら、クラブアップルの花が咲き始めてた。
アルプス乙女はまだ咲いていないので、受粉樹にならないじゃん……。
e0134713_2282922.jpg

[PR]

by macchi73 | 2013-03-25 23:18 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(0)
2013年 03月 24日
ナガハムシダマシ?ヒメナガキマワリ?→ 朽木虫
e0134713_0565130.jpg

暖かくなると、派手派手な虫が見たくてたまらない。
で、花見がてら虫探しに出かけた。狙うのは河原と山林、30km程度の中距離サイクリングだ。

今年は桜が既に満開だから、虫も4月頃から見られるハンミョウなんか見つけられたら嬉しいんだけど。まだ早いかな。
e0134713_057221.jpg

ハンミョウは河原が狙いめかもしれないなーと思って出かけたんだけど、あれ、思ってたより気温が上がらない……。

e0134713_057588.jpgちぇー!何もいないじゃーーん!

絶望に地面を転げ回り、跳ね回り、最後は動かなくなった娘。


じゃあ、山の方に行ってみようよ!桜も見られるだろうし!と、気を取り直して、更に北西へ進路をとる。
しばらく行くと自然公園のようなものがあり、良さそうな倒木を発見!
e0134713_057960.jpg

これは期待できるよー、綺麗に光るオサムシとかセンチコガネとかが越冬中かもしれないよー!と樹皮をめくってみたら、黒く光る地味な虫がいらっしゃった。体長1cmちょっと。迫力は無い。

「ほらね、いたいた!」と叫んではみるが、あまりの地味さにシーンとした顔の娘……。
e0134713_0571261.jpg

しばらく歩き回ったが、珍しい虫はみつからず、山の上の人造湖まで辿り着いてしまった。
空も湖面も鉛色で、ちょっと寒々しい……。

娘が「なんかつまんなーい」と呟いた。グサリ。あ、お母さんいま傷ついた。
e0134713_0571464.jpg

じゃあ帰りますか……と、しょんぼり自転車に乗る。

帰り道に華やかな桜の名所があったので、上の子たちも呼び寄せて、曇天の夕、花見をしながらご飯を食べました。
さっきとは打って変わって、楽しそうな末っ子。御馳走ときょうだいと、花見の浮かれた雰囲気が伝染したっぽい。

でもなんだかお母さんは身も心も少し寒い。これが花冷えって言うのかな。
e0134713_1055100.jpg

夜、「地味な虫の方が同定が難しくって、ある意味面白いんだよ」とか負け惜しみを言いつつ図鑑をめくるが、特徴が無さ過ぎてどう調べれば良いものやら。

ハムシダマシ科のナガハムシダマシ(長葉虫騙)か、ゴミムシダマシ科のヒメナガキマワリ(姫長木廻)だと思うんだけどなー。どちらも「○○ダマシ科」なだけに、なんか特徴がイマイチはっきりせず、頭を抱えるのであった。

→ 後日、姿の似たアオバナガクチキを捕まえて思うに、クチキムシの集団越冬だったのかな?と思う。

e0134713_0571946.jpg「ふーん」と、虫の話には全然興味を示さず、今日観た風景をマインクラフトで再現している娘。

ゲーム脳になるぞー。目え悪くなるぞー。


残念。今日の遊びはちょっぴり失敗だったかな。

まあ、こういうこともある。

もっと暖かくなったら、絶対、今年は派手派手な虫を捕まえるぞー!
[PR]

by macchi73 | 2013-03-24 23:56 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)
2013年 03月 20日
花の宴
e0134713_0173039.jpg

週の中日の休日って嬉しい!
友達が山の幸を持って来てくれたので、お昼から庭で花見をしながらのBBQにした。

ま、花見って言っても、小さいユスラウメの花だけど。
ま、私が「花見る?花見る?」って言っても、みんなの視線は御馳走に釘付けだけど。
庭の縁側や縁台で飲み食いしてると、薄ピンクの花びらがヒラヒラ舞って来て、けっこう風情あるような。

e0134713_0173510.jpg
早朝(私の感覚では夜?)に山まで行ってとってきたという食材が、次から次へとテーブルに並んでいく。

料理の上手な人たちが、色々美味しいものを作っていく。

イワナの塩焼き、甘草、クレソンのお浸し、フキノトウ味噌、イノシシのコンフィ。お酒色々、パンやお菓子やスープ、母国の食材を使った料理など。


料理は絶品、お酒も美味しく、子供たちもいっぱい来てて、キャーキャー賑やかで楽しい。みんな楽しんでるかな?と各部屋をぐるっとしてみたら、誰か一人、いや一匹を忘れているような……。

で、裏庭行って見たら、冬眠明けのアオがのそのそ歩いていた。

そっか、お前も御馳走食べたいよねえ……と思って、食事を与えてみたらパクパク食べる。
これまでいつも食欲を見せ始めるのは4月以降だったから、今年は花も亀も早いみたい。

e0134713_0173834.jpg

途中、あったかい小雨が降ったり止んだり、お客が来たり帰ったりして宴は続き、晩ご飯食べてお開きとなった。

そうして夜。
眠る直前にベッドで娘が、私の顔に手を回して、今日はすっごく楽しかった……と満足そうに深々と言った。窓の外には名残の杏の花が見える。絵に描いたようないかにも優しい春の夜って感じで、多幸感。

友達のおかげもあるし、一部は気温と湿度と風景のおかげもあると思う。
季節って良いな。地球に感謝。
[PR]

by macchi73 | 2013-03-20 23:42 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(3)
2013年 03月 17日
モデルチェンジ結果
e0134713_0255479.jpg

暖かくなったら、庭のあちこちから色んな花が顔を出して来た。
今年の庭は、生えている植物は例年と殆ど変わってないが、レイアウトがかなり違う。
去年の秋にモデルチェンジして、植物群を点々と庭に配置する植栽にしたんだよな……。

自然な野原の感じを出したかったんだけど、結果やいかに!?
自分だと欲目が入ってしまってなかなか長閑で良い感じにも見えるけど、何も知らずに見たら、野放図な荒れた庭に見えちゃうかな?
うーん、まだ早春の状態では判断できない。

ただ一つ、ちょっと失敗だったかなと思うのは……。

歩くたび、色んな植物の芽出しを踏んでしまう!がーん!

足元でポキ、パキっという感触がして慌てて見ると、球根の芽を踏んで折っちゃってたりする。ショック。
このレイアウトだと、地面から色んな芽が伸びて来る今の時期が最も庭歩きに危険な時期かもしれない。
とりあえず、小さな芽の隣には大きめの石など置き、ちょっとは踏まれにくくしておく。
e0134713_025588.jpg

* * * * * * * * * * * * * * * *

春の陽気に誘われて、末っ子が「お弁当作って〜!今日はお弁当持って学校で遊ぶ〜!」と、お友達と校庭開放に出かけてしまった。

e0134713_027104.jpgおかげで午前中から夕方まで、ずっと集中して庭仕事ができた。

バラと果樹への寒肥も終えたし(って、もう時期的に寒肥じゃないけど……)、庭中の枯葉もだいぶ片付いて嬉しい!

庭を掘り返してたら、越冬中の虫の幼虫など出て来る出て来る!ポイポイとその辺の地表に放り出しておくと、今度は虫を食べにジョウビタキが寄ってくる。面白いなー。

* * * * * * * * * * * * * * * *

なんて昼には土中の幼虫たちを小鳥の生贄にしておきながら、夜にはこんな本など読んでいる。

色んな生物がいて、色んな出来事が起こる庭って良いなー。
今年もやっぱり庭で楽しもう!となんだか庭心が刺激される本。春の夜の読書楽しい。

『虫といっしょに庭づくり』

無農薬・無化学肥料で庭づくりをしてきた植木屋さんが、長年の経験と観察をもとにあみだした農薬を使わない“虫退治”のコツを庭でよく見る145種の虫のカラー写真とともに解説します。
無農薬で庭づくりをするには、虫を知ることがいちばんの近道
……
知れば知るほどますます庭づくりがおもしろくなる!

(amazon 『内容紹介』より)。


[PR]

by macchi73 | 2013-03-17 00:39 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(4)
2013年 03月 14日
オキナグサ(翁草)
e0134713_1885787.jpg

翁草の育て方:
●4〜5月、柔らかい白い毛に覆われた花を咲かせる。
●風通しと水はけの良い場所を好む。
●寒さにはとても強い。高温多湿には弱い。
●日光を好むが、暑い夏には日陰になるような場所に植える(落葉樹の木陰など)。
●施肥は春と秋に緩効性の肥料を与える。花期の前後は薄い液肥を週一程度。
●冬には地上部は枯れるので、地際で刈り込んでよく日に当てるようにする。
●大きくなったら、春・秋に株分けして増やせる。また、花後にできたタネをそのままとって蒔きしても発芽する。発芽から2年くらいで花が見られる。


娘を花屋に放ったら、「これフワフワで猫みたいで可愛い〜」とオキナグサを持ってきた。
花後の綿毛姿が、白髪の老人(翁)みたいだからというのが名前の由来。

でも、猫みたいと言われれば確かにそうも見える。そう言えば、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に「猫草」ってのが出てきたが、それにも似てるかも……。

面白そうなので、赤と白の二株を買って帰宅した。
娘が自分専用スペースに植えている。

夏にはレモンの木陰になる場所だけど、まだ今は日の光が当たって和毛が柔らかそうに光っている
山野草らしいからちょっと難しいかもしれないけど、こぼれ種で増やせたら楽しいだろうなー。猫がいっぱい並んでるみたいで。
e0134713_1884654.jpg


2013/3/29
ポコポコ新しい花を上げて来たなーと思ってみてたら、2週間ほどたって、最初の一人が翁化していた。
シルバーグレイ(と言うには乱れ過ぎか?)の翁にしなだれかかる美女の図。

e0134713_21413842.jpg


2013/4/18
さらに2週間ほど過ぎた頃。いつの間にか、仲良く共白髪。

袋をかぶせておくと、熟した種が収穫できて良いらしいけど。
このまんまにしといて、こぼれ種で増えることを期待。
e0134713_21441795.jpg


2013/4/27
さらにしばらくしたら、白髪の質感がフワフワになっていた。
e0134713_0191586.jpg

ちょっと触ったらゴッソリ抜けたので(ごめん!)、庭のあちこちに取って撒きしておく。

e0134713_0203654.jpg
掌いっぱいの抜け毛……。ちょっと怖い。

でもこっから子孫が増えますように。


[PR]

by macchi73 | 2013-03-14 23:57 | 栽培日記:春の植物 | Comments(2)
2013年 03月 14日
アシナガバチの新女王
e0134713_018295.jpg

葉っぱの上にハチを見つけた。今年初のハチ目撃だ。
一瞬小さいスズメバチかと思ったが、華奢な体型を見るにアシナガバチっぽい。
2cm弱の小さな体と、お腹が黒と茶色のボーダーの地味な模様であることから、多分キボシアシナガバチ(黄星足長蜂)だと思う。

アシナガバチとスズメバチの見分け方だが、スズメバチと比較して、アシナガバチは頭が小さくて細い腰をしている。また、巣の形状も、スズメバチのようなドーム型ではなく、ハニカム構造が丸見えのいかにも蜂の巣らしい形状だ。

探してみたら去年の巣らしいものが近くに落ちていた。
ただしアシナガバチは去年の巣をまた利用することは無く、毎年春にイチから作り直すようだ。

ちなみにアシナガバチは女王蜂以外は越冬しないので、この蜂はきっと新しい女王蜂だと思われる。
そう思ってみると、ちょっと高貴な佇まいかな。

e0134713_018746.jpg

越冬した女王蜂は、これから一匹だけで巣を作り、せっせと働き蜂を産んでは仲間を増やしていき、初夏頃、働き蜂も充分増えたら、あとは労働は働き蜂たちに任せて産卵に専念することになる。

9月頃にアシナガバチの王国は最盛期を迎え、10月頃には新女王蜂とオスの蜂が数匹生まれて交尾を始め、その後、気温が下がるに従って仲間達は死に絶える。

そうして交尾の終わった若い女王蜂だけが生き残って越冬し、また次の春が来たら、たった一匹で新しい巣と仲間達を作り始める訳。

今は一人ぼっちの若い女王。
新しい王国目指して、がんばれ!
[PR]

by macchi73 | 2013-03-14 00:42 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(3)
2013年 03月 10日
カメ災難
e0134713_0483332.jpg
日曜日、朝から20℃超えで、すごく暑い!
娘と庭で、零れ種で殖えに殖えたクリスマスローズを摘んだりして遊んでいたら、汗ばんで来た。
こりゃあもう春本番も良いとこだと思い、「そろそろアオも起こしてみようか〜」と、まだ冬眠中のカメにちょっかいを出してみる。

最初は枯葉のベッドから引っ張り出されてちょっと迷惑そうだったが、すぐに日差しに暖められたらしく、思っていたより機敏に動き出すアオ。
e0134713_0483728.jpg
さっそく娘にいじりまくられ、あちこち引っ張り回されていたが、なんとなく従順な態度だ。
以前のように「シャー!」と威嚇の声を出すこともなく、逃げもせず、少しは懐いたかなー喜んでるのかなーって感じがする(それともまだ眠くて本調子が出てないだけか?)。
e0134713_0484286.jpg
納屋の冬眠スペースも片付けて、亀庭に水を張って、今日からまた屋外で暮らしてもらうことにする。
で、「暖かくて気持ち良さそうだね〜!そうだ!亀庭に食べられる菜っ葉を植えてあげよう!」なんて思いつき、菜っ葉を買いにGO!
花屋さんへと急ぎながら、額に汗をかき「なんか夏みたいに暑いね〜」と話していたのだが……。

道の途中で、突如、妖しい突風が!
水色だった空が、端からみるみる黄色く染まり、道が暗くなってきた。

e0134713_0592755.jpg細い露地で、ゴオゴオ言う風と黄色い砂埃に恐れをなし、娘とブロックの陰に隠れる。

さっきまで暑かった空気が、どんどん冷えて行くのが分かる。

コレ何?と聞かれて、「多分黄砂かな?でも変てこな風景だね……」と顔を覆いながらジリジリ進んだら、花屋さんたちはガラス戸の向こうに避難(?)して、みんなで空を見上げていた。
そうして菜っ葉を購入して、黄色い世界をまた突っ切り、何とか無事に帰宅。
その頃には、ブルっと震えるくらい、外は寒くなっていた。
どうやらこの奇怪な天候は、南風と北風がぶつかった嵐が砂塵を巻き上げる煙霧という現象らしい。こう寒くなったのを見るに、多分北風が勝ったんだな。

出かける前の意気込みは消え、「寒いから、菜っ葉はまた明日以降に植えようか……。ね。」とひよる娘と私。

結局、外には、冬眠から叩き起こされた上、冷たい北風にさらされて殺風景な庭で夜を越さなくてはならなくなった亀が一匹残されただけなのであった……。申し訳ない。
e0134713_0484539.jpg

[PR]

by macchi73 | 2013-03-10 23:57 | 【その他】日記 | Comments(3)
2013年 03月 09日
アズマヒキガエル(東蟇蛙)
e0134713_0403631.jpg

ここ数日、家族を寝かせてから夜のウォーキングに出かけている。
家から3kmくらいの西・東・南に、夜遅くまでやってるカフェやバーが一軒ずつあるので、そこまで行って一杯コーヒーなど飲んで、また帰ってくるという次第。

春の夜って、色んなところから甘い花の匂いが漂ってきてうっとりする。
真っ暗な露地なんかで、梅の花がフワーっと浮かび上がってると、脳内で祝祭物質が分泌されるようで浮かれる。

春に浮かれるのは人間だけではないようで、今日はガマガエルが歩いているのを見つけた。
普段は草むらとかでひっそり暮らしているガマたちだが、繁殖期になると一斉に水場に移動するので、街中でも見かけることが多くなる。

暗い中ではよく見えなかったが、光を当ててみたら、背中に小さいパートナーを乗せている。大きい方の体長が 16,7cmくらいかな。
オス(上)が体に手を回してしっかりしがみついた様子と、メス(下)がゆっくり落ち着いてのそのそ歩く様子が、なんだか暢気で可愛い。
ガマガエルは毒があるので外敵から襲われることが殆ど無く、そのため動きがゆっくりでもOKなんだそうだ。ライトを当てても全然動じない。

ちなみに、カエルは体外受精するので交尾はしない。
この姿勢は包接(ほうせつ)と言って、オスがメスにしっかり抱きついてメスの腹を押すことにより、卵が放出されるという仕組み。オスはその卵の上に精子を出して受精させる。

この辺りで見られるガマガエルには、「ニホンヒキガエル」と「アズマヒキガエル」の2種類がいるが、「目から鼓膜までの距離 < 鼓膜の直径」なのがアズマヒキガエルで、「目から鼓膜までの距離 ≒ 鼓膜の直径」がニホンヒキガエルらしい。ってことは、この夫婦はアズマヒキガエルっぽいかな。

微笑ましく思いつつ、更にウォーキングを続けたら、別の通りでは車に轢かれたガマガエルを数匹見つけた。あー。可哀相だけど、これも春の風物。
何もなければ10年くらい生きるガマガエルだけど、動きが遅いから車に轢かれちゃうんだよなあ。
e0134713_040393.jpg

[PR]

by macchi73 | 2013-03-09 23:45 | 【生物】爬虫類・両生類 | Comments(3)
2013年 03月 08日
一月はいぬ、二月は逃げる、三月は去る
e0134713_7284454.jpg

末っ子の学校行事のため、午後休をとった。
で、まだ明るい夕方、一緒に徒歩でてくてく帰宅。花屋に寄り道。
風は暖かくて道は埃っぽく、子どもの手は湿っていて、あちこちに梅と沈丁花の香りが漂っている。
いつの間にか、すっかり春だ。

途中、嬉しそうに立ち話している可愛い制服カップルを見かけた。と思ったら、片割れが息子だった。
ルートを大きく反対側にとって、邪魔しないように通り過ぎる。ふ。

帰宅後は、久しぶりに庭で過ごしてみる。空気がぬるい。
私が熊手で枯葉・枯れ枝などの冬の残滓をザクザク片付けた後に休憩してたら、末っ子は庭隅の自分専用スペースの整備を始めた。割れた鉢からこぼれ出た土をセダムで法面緑化し、フィギュアをレイアウトしている。
無意識なのか、ずっと出鱈目な鼻歌を歌っている。
面白く思ってじーっと見てたら、こっちを振り返って、「ここに小さいカブの種まきしたら小人の良い畑でしょ〜」と言う。
e0134713_7251625.jpg

すぐに薄暗くなってきた。
家に入ろうとして、冬の間に購入して庭隅に山積みにしてある堆肥に目がとまる。
あー!娘の観察をしている場合ではなかった。「冬の土作りしてないうちに寒い時期が終わっちゃったじゃん……」って気付いて、頭を抱えてしまう。

寒肥の時期は過ぎたが、これから果樹とバラに施肥しても大丈夫だろうか……。
変な時期に施肥すると、結実しなかったりするんだよなー。

でも山盛りの堆肥、次の冬まで取っておけないし。
仕方無いから、今週末にでもやるしかないなー。庭仕事開始。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

暖かくなったし、早寝早起きに生活を切り替えよう!と決心したその日。
早めに入ったベッドの中で手に取った本が面白すぎて、結局いつもに増して夜更かしして読み切ってしまった。
で、翌朝は春眠にどっぷり。 全然ダメだー。



『わたしは英国王に給仕した』(ボフミル・フラバル)


英国王に給仕した給仕長に教えを受け、エチオピア皇帝に給仕したチェコの給仕人ヤンの物語。

チビで才覚があるヤンはお金が大好き。それと女の子の裸のお腹を花で飾るのも好き。
小さい頃は、おばあさんと黒い夜の中、公衆浴場のトイレの窓からヒラヒラ飛んでくる白い衣類を捕らえて洗って売っていた。

そんなヤンが、給仕になり、英国王に給仕した給仕長に教えを受け、自らもエチオピア皇帝に給仕してピカピカの青い勲章をもらい、一流ホテルを渡り歩いて経験を積み、白い靴下をはいた敵方ナチスの女の子と結婚し、ユダヤ人から奪ったレア切手を売ってお金持ちになり、ついには夢だったホテルオーナーになって、でも元からリッチなホテルオーナーたちからはアウトサイダーとして扱われ、 落ちぶれ、年老い、世界の果てのようなところに辿り着く。

最初は変てこで楽しい物語だったのが、途中で重苦しくなってきて、こりゃ泣きたいような気分だなって思ってたら、何故か、最後の最後でブハーっと吹き出しちゃった。
面白くて笑うってのとは、ちょっと違うかもだけど。何だこれ。

仲間の一員として認められたいのに、どこに行っても余所者扱いされるポジションにおさまってしまうヤンは、なんかちょっと変で、哀しいような可笑しいような。

「これからする話を聞いてほしいんだ」で始まり、「今日はこのあたりでおしまいだよ」で終わる各章は、映像が目の前に浮かんでくるようなエピソードと登場人物のオンパレードで、まるで映画を観てるみたいだった。
すっごく面白かった!

[PR]

by macchi73 | 2013-03-08 07:30 | 面白かった本など | Comments(2)