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2012年 05月 31日
クロウリハムシ(黒瓜葉虫)
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妙にツヤツヤピカピカの虫が、同じくツヤツヤピカピカの椿の葉の上を歩いていた。
なんか漫画に出て来る紳士みたいで可愛い。シルクハットとステッキが似合いそうな。

この虫は、クロウリハムシ。
名前の通り、ウリ科にとっての害虫だ。
幼虫がウリ科植物の根を食害する。
成虫は割となんでも食べるみたいだ。葉の中心から穴をあけるようにして食べる。

周囲の草から移動してくる。
ネギやラディッシュが嫌いで寄り付かないらしい。
なので、食害を受けたくない植物の周りには、ネギなどを植えておくと良いとのこと(なんて、気休めっぽいけどな)。

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なんか今年はやたら虫が多い……。

色んなところでそう聞くので、もしかしたら気候のせいだったりするのか。



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by macchi73 | 2012-05-31 22:02 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2012年 05月 30日
庭のものを食べる、『草の竪琴』
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夜、娘と二十日大根を抜いた。
地面が暗くて良く見えなくて、大きいのやら小さいのやら不揃いになっちゃったけど、「カブ抜くのって楽しい!」と娘。

そのまま台所に直行して、娘に料理してもらう。
というか、私がやろうとしたら「ダメ!ピノコやる!ピノコやる!」と奪われた。
薄く輪切りにして塩で揉んで、出汁醤油たらして、庭の赤紫蘇とゴマとあえたら美味しかった。
庭料理って楽しい。

e0134713_22244398.jpg大人はローズウォッカで晩酌、子供たちはベリーサワーを飲む。

酒肴は紫蘇二十日大根だし。

ふ。見事に全部、自家製庭製。



* * * * * * * * * * * * * *

自給自足繋がりで。
森の草木を摘んでは、水薬を作る老女の物語。
私も摘んでは食べてみたい。ツリーハウスに住んでみたい。

『草の竪琴』(トルーマン・カポーティ)

家出して森の中のツリーハウスで暮らすことになった、老女と少年の物語。
とにかく風景や描写がノスタルジックで瑞々しい。

二人のお伴をする年取った黒人女中、街から追放されてくる変てこな名前の子どもを引き連れたジプシー女など、絵のような登場人物たちの様子が眼前に浮かぶ。少年は老女に恋をしたと言うが、「老女に」というよりは、老女が纏う失われ行くもの・懐かしいものに心が捕われたんだと思う。

過去に心が引き摺られるような、こういう追想の物語って西洋人は上手いよな。
グレート・ギャツビースタンド・バイ・ミーを足して、詩心を加えたような物語だった。

カポーティは、『冷血』(殺人事件を題材にしたノンフィクション)を一番最初に読んでたので、あまりの作風の違いにびっくりちゃったけど。その後、『ティファニーで朝食を』等々も読むに、『冷血』の方がカポーティの中では例外だったんだなと思った。『冷血』執筆後、もう何も書けなくなってしまったらしいし。

多分、怖いこと辛いこと考え過ぎて、詩心と子供心が死んじゃったんだな。

西洋人の男の、子ども時代と大人時代には、深くて暗い河がある。と見た。


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by macchi73 | 2012-05-30 22:51 | 面白かった本など | Comments(0)
2012年 05月 28日
グロキシニア(大岩桐草)
e0134713_18453227.jpg グロキシニアの育て方:

●花期は5月~10月。肉厚の大きな花は、重厚感あふれる派手さがある。
●夏の暑さと直射日光に弱いので、風通しの良い半日陰で育てる。
●花殻は早目に摘み取る。そのままにしていると、灰色カビ病の発生源になりやすい。
●耐寒温度は5℃。冬に地上部が枯れて休眠したら、球根を掘り上げておくと安全。
●植え付けは4月。浅植えにすること。
●6月頃、葉挿しや芽かきで増やせる。葉や芽を根元から掻き取って、1ヶ月間湿った土に挿しておくと小さい球根ができるらしい。


この一ヶ月間、軒下で、次々に蕾を上げてずっと花を絶やさずに咲いている花。
「この花綺麗だよね~」と娘が気に入っていたけれど、名前が分からずにずっとそのままにしてあった。
以前、温泉に行った時に露店で買ったんだけど、タグはついてなかったんだよなあ。

葉も花びらも厚ぼったく、水気をたっぷり含んだ感じの手触り。
花はとても大きくて存在感がある。

本日、花屋さんで見かけたのでタグを見た。
「グロキシニア」というブラジル原産のイワタバコ科の花だった。

本当は温室で育てるべきらしいが、今の軒下でかなり機嫌が良い感じなので、とりあえずこのままで育ててみる。
耐寒温度5℃なら、軒下で越冬できる可能性もそんなに低くはないと思う。

e0134713_18464062.jpg 蕾が丸く膨らんで行く様子が面白い。

六角形の塊が、段々角張った風船のように膨らんで、最後に外側から一層ずつ咲いていく。



* * * * * * * * * * * *

家族の急用で、半日勤務にした今日。
学校が休みの末っ子と一緒に過ごす。

娘とランチを食べに出たら、「ピノコ、お父さんと歩くと疲れちゃうから自転車の方が良いけど、お母さんとだと長ーく歩いても疲れないんだよね。お父さんは寄り道しないしね。寄り道は、お母さんと歩く楽しみだね」とか言う。いつも一日中一緒の夫と娘に、何となく引け目を感じているところがあるので、散歩同好者としての意義を見出して楽しい。それとも娘なりのリップサービスか。
お日様がカンカン照りで、街が白っぽくて暑い。

帰宅後、家に入ったとたん、急激に空が黒くなり、雷雨になって驚く。
こんな天気の急変、夏みたいだなあ。

家で仕事のメールなどしてたら「やめて欲しいな」と娘。
そうだ、帰りは遅いにしても、今年は仕事は家に持ち込まないと決めたんだった(ブログにも)。

で、リクエストにより絵本『おばけびょうきになる』を読んでたら、「あ!お腹破けてるヌイグルミの手術しよう!」と、裁縫セットを出す娘。
小道具も色々持って来て、発病から手術、退院、散歩リハビリ……どんどん本格的なごっこになるので、笑った。
私は殆ど観てるだけ。

ごっこ遊びが一通り終わったら、「一緒にくっついて昼寝する?」と言い出して、クタッと寝てしまったのにも笑った。
子どもの生活って、たわいもない。

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「はさみ」「はい」「違う、大きいヤツ」って、絵本の真似。

手元にこの鋏しか無いんですけど……。



『おばけ、びょうきになる』(ジャック・デュケノワ)

子どもって怪我とか手術の真似っ子好きだよな。
実際行くってなると、べそかくくせに。


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by macchi73 | 2012-05-28 19:07 | 栽培日記:夏の植物 | Comments(4)
2012年 05月 27日
春蒔きのネモフィラ、開花する
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今年の3月、種がまきしたくて仕方無くなってネモフィラを撒いた場所に、ヒョロヒョロのネモフィラが咲き始めた。

秋撒きすると、その辺一面青いパネルみたいになるネモフィラだけど、春蒔きだと、なんか野草みたい。
大きいオオイヌノフグリみたいな。

庭隅の地面がチラホラ青くって、これはこれで雰囲気があって良いかもだ。
(それとも庭主の欲目で、ただの雑草茫々か?微妙)

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この週末は、イベントが色々で賑やかだった。
土曜日はずっと外で過ごしたら、なんだかグッタリしてしまう。太陽光線が強くなって来たなあ。
夕方には泥のように眠る。

日曜日には朝から遊びに来た友達みんなと、カップルでチームを組んでスクラブル
ゲーム中でない友人たちは、庭でBBQしたり、縁側で「庭、気持ちいいなあ」なんて言って寛いでる。
開け放した家の中を爽やかな風が吹き抜けていて、ホントBBQ日和だねえなんて話しつつ。
まったりゲームしていると、庭や二階や奥の部屋から楽しそうな子供たちの声が聞こえて来て、なんか懐かしい気分になる。

庭の緑が急に濃くなり始めた気がする。
草の間から、走り回る子供たちが時々チラチラ見える。
もう夏も近いな。

今回のゲームは、海外帰り、外国人カップルなどとも一戦交えることができてとても楽しかった。
語学では圧倒的に負けているくせに、ゲームでは優勝。ふっふ。
そろそろ、もっと骨のあるヤツを探さねばなるまい。
(なんてね。スクラブル未経験者もいるのに「面白いから!」なんて強引に相手してもらったくせに言う)

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by macchi73 | 2012-05-27 20:24 | 栽培日記:春の植物 | Comments(4)
2012年 05月 25日
ハナムグリ(花潜)
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リビングの窓辺にバレリーナが咲き始めた。良い匂いがする。
バレリーナってこんなに香る品種だったんだっけ。今年初めて気がついた。

匂いを嗅ごうとして近付いたら、花の中に頭から突っ込んでいるおかしな姿勢の虫がいる。
逆立ちして後脚をピローンと伸ばしているのは、何か意味があるのか。
探してみたら、一匹だけじゃなく、他の個体もこんな体勢だ。変なの。

この虫はヒラタハナムグリ。
ちょっと見はコガネムシにそっくりだが、大きさはとても小さい。
体長 1cm未満。黒っぽい体に、白い斑点がある。

ハナムグリ、とタイピングしたら「花潜」と変換された。
花に潜って花粉を食べるからハナムグリ。いかにも。潜ってる。
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by macchi73 | 2012-05-25 06:40 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2012年 05月 24日
オジギソウはなぜお辞儀する(仕組みと目的)
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末っ子が「気をつけ!礼!」とオジギソウ地帯で号令を飛ばしている。
運動会の開会式で選手宣誓をやることになったので、オジギソウで練習しているそうだ。
凄く大きい声だったら声のビリビリでお辞儀するか?って。たぶん無理だろう。

だけどなんでオジギソウはお辞儀するの?と聞かれた。
「雨粒を早く落とすため?」「虫をビックリさせるため?」「寝てる?」
一緒に考えてみたが、いまいちピンと来ない。

調べてみたら、動きのメカニズムについて、色んなサイトがヒットした。
が、動きの目的については記述が少なかった。
そっかー。「何故動く」っていう表現だと、仕組みと目的、両方にとれるもんな。

【お辞儀のメカニズム】

人間の皮膚感覚と同じく、オジギソウも接触刺激を電気信号として受け取る。
刺激を受け取ると、アクチンというタンパク質の繊維束の形が変わり、葉内の水分を移動させる。
具体的には、葉の付け根から上へ水分を移動させて、葉を閉じる。

なるほど。動物には筋肉があるけど植物には無いから、かわりに水を使うんだな。
植物が呼吸につかう気孔などの運動にも、同じようにアクチンが関係しているのではないかと考えている学者もいる。

【お辞儀の目的】

動きの目的については詳しい記事が少ない。
植物の頭の中の考え(?)ってのは、ケースから類推するしかないから、メカニズムの解明より難しいのかも。

ざっと検索するに、やはり食害から自分を守るためっていう説が一番多いみたい。
「動物がオジギソウを食べ始めると、その刺激で葉が折りたたまれるので、もう食べ終わったかと誤解する」「萎れた葉っぱのふりをして、食べられるのを防ぐ」など。

「でも、夜も閉じてるね?なんで?」とは娘。そう言やそうだ。
更に調べてみたら、葉の表面積を小さくして放熱や水分の蒸散を防ぐためという説もあった。
身を縮めて、凍えたり乾いたりするのを防いでるって訳。
夜には光合成もできないだろうし、体内のエネルギーを無駄にしないために縮こまって、オジギソウも多分、眠って休んでいる。

* * * * * * * * * * *

子どもと一緒の調べもの楽しい。

でもネットだと、自分が調べたいことの周辺ばかり詳しくなっちゃって、「どういう訳かこんな方面を知ってしまった……」っていう経験が少なくなりそうだ。
自分が子供の頃は、どこの家にも各種百科事典や文学全集が置いてあって、ヒマな時には何となくページをめくっては、脈絡無く知識を得ていた気がする(でも大人は読んでいなかった節がある。本棚に並ぶ分厚い本がインテリアの一部とか、昭和ってそんな感じだった気が)。

チャイクロ(全12巻)


子どもの頃からの愛読書。余りに好きで、実家から持って来た。欠番は古本で買って揃えた。そして自分の子たちにも読ませている。

科学の本ってことらしいが、何か不思議な雰囲気があって、詩的な世界にすら感じられる。今の学研とかベネッセとは違って、ハッキリ説明しないんだよな。妙に曖昧な「推して知るべし」の世界で。そこに世界の秘密とポエジーが漂う。ちょっと物悲しいような宣伝の歌も、今でも覚えてる。

♪ チャイクロと〜 いっしょに〜、幼い心は旅に出る〜
何かを〜さがして〜
るーるるー るるるるるー♪



『どうぶつビックリくらしかた』(アネット ティゾン)

チラッと読んだら面白くって、まだ3, 4才だった上の子たちにプレゼントした本。私も若く、生活はタイトで、かなり迷って奮発した買い物だったのが懐かしい……。

ヘエエ!と唸る動物の生態が、分かりやすい絵で色々載っている。 子どもの本棚に置いておけば、時々ページを開いては雑学を仕入れ、自然系の物知り子どもになるであろう一冊。 挿絵は、バーバパパの人らしい。


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by macchi73 | 2012-05-24 23:49 | 【こども】自然学習、自由研究 | Comments(2)
2012年 05月 23日
カラスノエンドウ(烏の豌豆)
末っ子に起こされた。早起きして遊ぼうと言う。
庭に出たら、ポスト周りに小さい豆が沢山できている。
カラスノエンドウだ。

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「この豆で小人料理作ろう!」と末っ子。
開いてみたら、ホントにエンドウ豆のミニチュア版みたい。

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カラスノエンドウは、昔は作物としても栽培されており、豆や若葉(豆苗)は食用にできる。
今でも山菜として食べる人も多い。
が、生豆を大量に食べた場合には神経毒があり、家畜がそれで中毒したりもするようだ。

毒も微量にあるからわざわざ食べなくて良いよ……と話したが、料理を試したくて仕方が無い娘。
「小人さん用だから~!自分でやるから~!」と主張して、どうしてもと茹でてみる。
茹で上がりを見るに、うーん、ちょっと固くて塔が建ち過ぎかな。
食べるとしても、もう少し若い豆の方が美味しいかもね。

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ところで豆摘みをしている時、小さな蟻がカラスノエンドウの黒い点に集まっているのが気になった。
娘が料理に勤しんでいる間に調べたら、その黒い点は「花外蜜腺」というものだった。
ここに甘い蜜をためてアリを呼ぶらしい。

e0134713_149991.jpg蜜を求めて集まったアリは、カラスノエンドウの花や葉を食害する虫を追い払ってくれるという。

なので、花~若い実の時期が、一番よく蜜を出す時期っぽい。

今の時期は豆も大きく育ってしまっているので、それほどは蜜は出してないようだ。


そんなこんなで庭をぐるりと一周して、集めた食材で小人の朝ご飯を作った。
おお、結構おいしそう。

e0134713_1483379.jpg豆はカラスノエンドウ。

イチゴはヘビイチゴ。

オクラっぽいのは、カタバミの種(熟したものに触れると、勢いよく爆発して種をまき散らすのでビックリした!)。

ナスっぽいのは、なんだろ、蛍袋の蕾かな。


庭に繁ったカラスノエンドウ、カタバミ、ヘビイチゴを見て「雑草庭だ……」と溜息をつきつつ、けっこう雑草も綺麗だし面白いよなと思う。
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by macchi73 | 2012-05-23 06:20 | 【自然】雑草、野草 | Comments(6)
2012年 05月 22日
コヒゲボソゾウムシ(小髭細象虫)
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夜、娘が「良いものあげる〜」と、寄って来た。
差し出したハンカチを開いてみたら、緑色の綺麗な虫がいた。
台所の窓辺で捕まえたと言う。

体長6mm程度。
全身が緑色に光っていて、触覚と脚だけは赤い。
頭の形からすると、ゾウムシの仲間っぽい。

調べてみると、コヒゲボソゾウムシという名前で、ちょっと珍しいゾウムシらしい。
「緑の宝石」と書かれている記事があったので娘に教えたら、ニマニマして、「緑の宝石か〜」と嬉しそう。

e0134713_12143752.jpg二人でジロジロ観察した後は、一緒に窓から外に戻した。

ちょっと珍しいゾウムシ、庭で増えたら面白いかもね。


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by macchi73 | 2012-05-22 23:00 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(0)
2012年 05月 21日
こどもと金環日食
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いつも朝寝坊な息子が早起きして、日食観察の準備をガタガタやってる。
私も末っ子と観測準備しようとしたが、2つ用意しておいた日食眼鏡が1つしか無い。
慌てて探し回るが、見つからない。がーん。

仕方ないので日食眼鏡は末っ子に譲り、私は急いでピンホール板を作成した。
夫は園芸用の黒ビニールシートで何か準備している。
この手のものに興味が無い長女だけは「今日のご飯、良いねえ!」と一人でパクパク食事中(観測に集中できるよう、昨夜、具沢山のパウンドケーキなどを作っておいたから)。

父、母、息子、末っ子、それぞれの観測方法。
一番エキサイティングな観測結果を得られるのは、どれだ!?


e0134713_21313185.jpg私の即席ピンホール。

よくよく見ると、全部の穴が同じ形に欠けてるのが分かって面白いが、迫力に欠ける。
日食眼鏡で見るのとは、欠け方が反対になるんだな。なんでだろ。

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末っ子はオーソドックスに日食眼鏡を使う。

「おー、欠けてる欠けてる!」という声を聞くと羨ましくなって、時々交代してもらう。やっぱり眼鏡を通して直接見る方が、感動は大きい。


e0134713_2133930.jpg夫は黒ビニールを重ねて、カメラで撮影。

それって目を痛めるんじゃ……!?と聞いても、いや子どもの頃からこれで太陽見てるから、と自信満々だ。

でもなー、小さくないか。

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息子(マリオ)は、天体望遠鏡を経由して天井に太陽を投影。

段々欠けていく太陽……。
うわー、これは見応えがある!!

結局、夫を除く全員が息子の部屋に集まって天井のスペクタクルを見ながら、交代で日食眼鏡を使うことになった。


太陽がちょうどリング状になった時、近隣からも「おおー」って声が聞こえてきて、笑った。
どこでもみんな観察してんだなー。

すごいじゃん!やるじゃん!と息子を絶賛している最中、部屋隅に私の日食眼鏡がバラバラに壊れて落ちているのを発見した。
ん?これは……?
慌てて「あ、それも観察に使おうと思って」と目をそらす息子。がーん。
さっき探しまわってる時に何か言ってくれよー!

e0134713_21421251.jpg天井に投影だけじゃなく、手元でも見られて面白い。

いつもは生意気な末っ子も、「マリオ、凄いなあ!」なんてちょっと尊敬の一言。


* * * * * * * *

日食観察に於いて、息子が父親を超える瞬間を目の当たりにしてしまった今日。
夫だけ、悔しそうにして知らんぷり。なんと。これは男の戦いだったか。

我々大人を超えつつあるティーンズの親をやっていると、そこここに小さな葛藤はある。
でもそんな次元を軽く超えてしまっている、面白い親の書もあり。
たまーに読み返しては、励みにしたりする。

『育児日記』(山田風太郎)

育児をしよう!という気負いはゼロの、子ども観察日記。
山田家の日常が淡々と綴られているだけ。

それもそのはず、元々育児日記として書かれたものではなく、風太郎が自分の日記から、子供に関係する部分を抜き出して巣立っていく子供に贈ったものだそうだ。

子どももそうだが、子供の周りの大人(奥さんとか)の描写が多くて、そこが何となく良い感じ。

これを貰った子供は、きっと面白く読んだんじゃないかな。
自分が小さい頃、世間は(& 若かりし親たちは)こんな感じだったんだーってのは、誰でも興味ありそう。

それに、膨大な日記から子供に関する部分だけをチマチマ抜き出している父・風太郎の姿を想像するとかなり笑える。子供もきっと笑ったと思う。


『娘に語るお父さんの戦記』(水木しげる)

水木しげるの戦争体験記。
これも別に父親視点が入っている訳ではなくて、ただ地の文の一人称が「お父さんは……」になっているだけって感じがする。
「お父さんは」を「私は」に変えても全く違和感無いが、まあ多分、娘に語りたかったんだろう。

戦争の怖さというより、不快さ・不自由さが伝わってくる。
若いお父さんが怒られたりいじめられたり(本人全然気にしないが)死にそうになったり、とぼけた友情を育んだり。
そんな本を読んだ子どもは、「はは。お父さんってバカ。戦争って嫌。」とか思って、なんか気楽に人生楽しんで行けそう。


『シズコさん』(佐野洋子)

これは前述2冊と打って変わって、親子の葛藤満載の本。
筆者が子どもの目線で母親を綴っている。
相手を離れたところから観察する面白い視点は無くて、もう恨み辛みにまみれた一騎打ちって感じ。読んでいて、やや胸痛い。

登場人物の性格もあるだろうけど、子どもとの距離として「子ー母ー父」ってのがありがちだから、母子には確執が生まれやすいのかなあ。怖いな。

でも、最後の最後で執着を昇華できて、子ども側が少し吹っ切れてるのを読むと、なんとなく救いにならなくもない。多少親子関係に失敗しても、子どもの側には最後までチャンスがあると思えば。

でもやっぱ、大人から子供への影響って大きいもんだと思うので、子どもの貴重な時間を、あまり葛藤消化にばかり使わせないような大人ではありたいもんだと思う。それが難しいのかもだけど。


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by macchi73 | 2012-05-21 22:15 | 【こども】自然学習、自由研究 | Comments(4)
2012年 05月 20日
アカガネサルハムシ(銅猿葉虫)
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葡萄の葉の陰に、七色に光る綺麗な虫を発見。
写真だと色が潰れちゃうけど、赤〜金〜緑にカラフルに光ってる。

タマムシの幼虫に違いない!と思って、夫と娘を読んで見せびらかした。
うーん、でも玉虫にしては丸過ぎない?と夫。
多分、幼虫だからだよ。幼虫って結構なんでも丸いよ、生物って子どもは丸いんだよ(適当)、と私。

部屋に戻って調べたら、玉虫ではなくアカガネサルハムシという虫だった。
カブトムシ亜目ハムシ科サルハムシ亜科。
成虫は葡萄や薄荷の葉を食べ、幼虫は地中で根を食べる。
こんなに綺麗なのに、葡萄の害虫なのか……。

娘が捕まえたら、手の上を歩き回ってくすぐったいと笑っている。
「指輪虫っていう名前にしたら良いよ〜」って、まさにそんな感じ。

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by macchi73 | 2012-05-20 12:45 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(6)