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カテゴリ:子ども自然学習( 21 )

2016年 08月 21日
【夏休みの自由工作】小学校で使う小物を自分で作る
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「お母さん、体操着袋が破けたから直して!それとお道具袋も新クラブになったから新しく作ってよ。あと、給食袋も面白い形のヤツ作ってくれる? 絵、描くから」と娘に言われた。むむ、なんか面倒くさいリクエストの香り。

で、「ピノコも高学年になったんだから、もう自分で作ってみても良いのでは?たぶん面白いと思うよ」と提案すると、そっかーじゃあ夏休みの自由研究はそれにしようかなと言う。良いと思う!賛成!

そして数日後、「こういうのが作りたい、作り方教えて」と見せられた完成イメージ図が、めちゃくちゃユニークかつ面倒そうなデザインで笑った。初回からいきなり高望みなヤツだな。まあ、やりたければおいおい試すとしても、まずは基本の概念やミシンの使い方を覚えるために、ランチョンマットから作ってみてはどうか?と提案。

それで、毎日、時間があるときには私も付き合って、簡単なものから一つずつ作ってみることにした。


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1. ランチョンマット(平面を作る)

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こんなものを作りたいという実物大の図を描いて、その周りにぐるっと1.5cmくらいの縫い代をつけた型紙を作る。

まあランチョンマットの場合はただの長方形だから、実際には型紙は脳内イメージを持つだけにして、表布と裏布を重ねていきなりハサミで切っちゃってOK。表と裏の布は、柄や色の違うものを選ぶとリバーシブルみたいで良いかも。

e0134713_1519088.jpg二枚の布がずれないように慎重に切ること!丁寧な良い子なら、待ち針で二枚の布を固定してから切れば、失敗なく綺麗にできると思う。

ピノコには「えー面倒くさい!待ち針って絶対?」と問われて、「自信があるなら好きにすれば良し」とか答えたら、案の定、多少いびつな形になってしまい、ミシンがけのときにツケが回ってきた。まあこれも経験。


それでできた長方形の2枚の布に、名前を刺繍したり、ワッペンを貼ったりして飾り付けする。
二枚縫い合わせてしまってからだと、刺繍の裏糸が反対側に出ちゃうからね。刺繍は縫い合わせる前にやらないといけない。

e0134713_1515561.jpg周囲1-2cmは、縫い代に使われることをよく考えること。

刺繍や飾り付けは、思っているより少し中央寄りにつけることになる。


飾り付けが終わったら、二枚の布を中表にして三片を「コ」の字にダーっとミシンで縫って裏返せば、綺麗なランチョンマットがほぼ完成。

最後の一辺を袋の中に縫い代を織り込むようにしてアイロンがけして、縁から7,8mmくらいのところを表からステッチをかけるようにミシンがけすれば、出来上がり。

e0134713_151533.jpg完成したランチョンマット。

背後には、何か難しそうなイメージ図も……。本当にそんなの作れるのか?作ったとして、立体にした際、思ったように使えるものになるのか?

それはこれから分かってくるはず。


以上、だいたい何を作るにしても基本は同じだと思う。
  • (1)イメージ図を描いて
  • (2)裁縫用の実物大型紙にして、
  • (3)縫い目を綺麗に隠すような構造を考えて縫う
  • (4)その際、どのステップでも、常に3Dのイメージを持ちながら作業すること。

三次元世界の中で何かを設計する時にはいつも感じることだけど、どんな薄い布にも厚みはあるし、どんな細い線にも太さはあるし、完成品では隠れて見えない縫い代は絶対必要だし。現実では、いつでも、そういう細かいゴチャゴチャを計算に入れないと上手くいかない。この世ってそうなんだなって、裁縫や工作すると実感できるよね。


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2. 体操着袋(平らな巾着袋を作る)

次は、体操着袋が欲しいというので、さっきのランチョンマットと同じような手順で、平らな巾着袋を作ってみる。

入れたいものがちゃんと入るよう、布の上に体操着を置き、実際に袋状にして包んでみて、必要な布のサイズを割り出す。体操着にも厚みがあるから、布の上に置いてぐるりを切るだけじゃ、パッツンパッツンの袋になっちゃうからね。

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気をつける点は、さっきのランチョンマットと違って、袋になった内側も見えてしまうということ。
だから、切った布の縁がボサボサして糸くずを出してこないように工夫しないといけない。

布をボサボサさせない方法は、2種類ある。
「布の縁が表に出てこないような構造を考える」か、「ギザギザミシンで端の始末をしてしまう」かだ。
後者の方が頭を使わなくて小学生でも失敗がないので(←失礼な物言い)、とりあえず今回は、布地の縁には全てギザギザミシンをかけてしまおう。

そして、ランチョンマットと同じことに気をつけながら、名前の刺繍や飾り付けをする。
ずっと愛着持って使えるように、飾りは色々と自分でアイデアを練ろう。
ピノコが思いついた、アイロンで貼れるフェルトを使うっていうアイデア、とっても良いと思う!

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布の準備ができたら、いよいよ袋状に縫う。
袋は丈夫さが命なので、よく引っ張られると思われる箇所は、返し縫いなどして、強度を上げることを心がけると良いよ、と娘に言ったら、親の仇のように返し縫いミシンをしている。あ、必要なとこだけ、一往復やれば十分かも……。

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(1)まず、ランチョンマットと同じく、布を中表に合わせて3辺を縫う。
袋状になったら裏返してみて、これから自分がどんなモノを作りたいのか、そのためにはどこをどんな風に縫えば良いのかを、じっくり考えてみること。

(2)図のオレンジの囲みの部分は、ちょっと難しいところ。
どうやって縫ったら思った通りの形になると思う?よく考えて、縫い方の構想を固めたら、縫ってみよう。

思いつかなかったら、または自信がなかったら、または慎重派のキッズは、先達の知恵を借りるのもありだと思う。裁縫の本や、インターネットの動画を参考にしてみよう。



(3)紐を通す部分を縫ったら、完成!
紐を通す時には、ヘアピンを紐の先っちょにつけてガイドにすると楽ちん。

出来上がったら、入れようと思ってたものを実際に入れてみよう。サイズと形は、思ってた通りにできたかな?


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3. お道具袋(マチのある立体的なポーチを作る)

次は、カメラの形のボックス型のポーチが作りたいと、デザイン画を見せられた。おお、だんだんと難しくなってきたね。それではまず、型紙を作ってみよう。

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方眼紙の上に、入れたいものを実際に置いてみて、必要な面積と高さを割り出す。


そしたら、そのサイズを基に、方眼紙の上に直方体を展開してみる。展開図の書き方は、たぶん、小学校の算数でもう習ったよね。

展開図ができたら、最初に描いたデザイン画を見てカメラの柄も書き込んでみること。

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図面が完成したら、切り取って、完成模型を作ってみる。
思った通りの形になってるか?ちゃんと中身は入りそうか?

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そしたらいよいよ、紙ではなくて布を切るか……と思うだろうけど、ちょっと待った!
このまま展開図と同じ布を切っちゃうと、全部で何辺を縫わなくちゃいけないか、数えてみて欲しい。全部の辺をいちいち縫うのは、大変じゃないか?面倒くさいよね?

そこで、お母さんの裁縫豆知識をちょっと聞いてくれ(たいして知らないけど)。
前に作った平面の体操着袋と同じような平らな袋を作って、その角に「三角マチ」という縫い方を施すと、いきなり立体的な袋になるんだよね。焼き芋買った時にもらう茶色の紙袋と同じ構造だって言えば、分かるかな?

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つまり、上の図で言えば、点線の部分で開いた面積の二枚の布を切って、平らな袋を作れば良い訳。
ということは、今つくった展開図を利用して、どういう型紙をつくれば良いか、分かるかな?

分かったら、表布と裏布を重ねて、いよいよ布を切ってみよう!

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正解です!

展開図で欠けている部分も紙を貼って埋めて、ただの一枚の長方形にすれば良いのでした。さらに、縫い代としてぐるりに1cm足すことも忘れないでね。

今度は待ち針でちゃんと止めてるから、重ねた布もずれてない!経験から学んだね、賢い!



そして、これまで作ったものと同様、布を中表に重ねて袋状に縫ったら、袋の角を開いて、三角マチを縫ってみよう。
三角マチで注意すべき点は、三角形の底辺(縫う部分)が、最初に欲しかった高さと同じ長さになるような三角にすること!

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これで袋部分は完成です。
次は、型紙に描いたイメージ画をその通り切り取って、カメラデザインの蓋を作ろう。

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フェルトで作ったカメラのレンズに刺繍をしたら、蓋に縫い合わせる。
そして蓋を本体に縫い付ける時には、肩ひものフックを引っ掛けるループも二カ所にとめておく。

この辺りはちょっと複雑な構造だから、手縫いでゆっくりやってみよう。

e0134713_15144255.jpg案の定というかなんというか、何度か失敗しては、ほどいて縫い直したりする。

蓋を縫い付ける時に、あらかじめリボンのループを本体と蓋の間に挟んでおかなくちゃいけないとか、マチを生かすためには袋の口にプリーツを入れないとガバガバしちゃうとか、試行錯誤してみないとわかんないよね。

あとは、綺麗な直方体感を維持するために、展開図どおりに切った薄いプラ版を、袋の底にしいておこうか。


最後に、蓋をとめるマジックテープをくっつけて、完成!!

サイズもピッタリ、とっても良くできました。頑張ったことをここに褒め称え、お母さんからは、使ってないバッグの肩ひもを進呈します。

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4. 給食袋(とんでもなく自由なデザインで作ってみる)

ここまで色々作ってみて、だいたい、人類にとって袋とはどういうものかということ(?)が分かって来たことと思う。

それでは再度問う。
最初の案の、特殊なデザインの袋を作ろうとまだ思うかい?ちゃんと使えるものになると思うかい?毎日使って不便じゃないかい?と聞いたら、「うん!作る!」と言う……。

そうか。そしたらちょっとデザイン変えて、刺繍や飾りで表現するっていうのもアリだと思うよ、と提案したら、メチャクチャ嫌そうに「えー、ヤダつまんない」と言われた。

そうか。まあ、やってみないと結果は分からないよね。失礼した。ガールズビーアンビシャス。

お母さんも楽しみにしてるよ。夏休みも、そろそろ終わりが見えてきた。頑張れ!

(現在、鋭意製作中)→完成した!



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小さい時、リクエストされた通りのものを私が作ると、 喜んでニコニコしていたチビを思い出す。それがいつの間にか、ぜんぶ自分で作れるほど大きくなったかと思うと、ちょっとしみじみ。楽チンになったなあ。

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子どものタイプにもよると思うが、最初から本の通りにやって本と同じ完成品ができるよりも、最初のデザインは自分でやって、それが現実化する方が、「頭の中のイメージが実現した!ものを作った!」って感じはするのかなーとか思った。なので、素敵なデザインが色々載ってる本より、基本のやり方が図解でわかり易い本などが一冊ある方が良いかもしれない。


 
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by macchi73 | 2016-08-21 07:00 | 子ども自然学習 | Comments(3)
2015年 08月 31日
【夏休み自由研究】豆電球のランプ
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子供の夏休み最終日。
特別に仕事を早く上がって帰ってきたら、末っ子が晴れ晴れとしていた。宿題全部終わったらしい。ギリギリセーフで良かったね。

それで「自由研究は、もう前に作った貝殻のランプシェードでもイイよねえ。うちのランプのコンセント、ちょっと使わせてちょうだい」とか言ってる。むっ!日和の香り。それって研究か?ただの工作じゃないか?

そしたら娘曰く:
「だって、自分で回路作ってやってみたけど、豆電球が切れちゃうんだもん」
「電池1個だけだと大丈夫だったんだけど、それじゃ暗くてランプっぽくないし」
「だけどそれで電池3個つないだら、電気は明るいけど、電球がバチって2回とも切れちゃったんだよー」
「あと豆電球は1個しか持ってないから、全部切れたらイヤだから、その後やってない……」

すべて了解した。
それ、結構イイ線の実験になってると思うけどな〜。じゃあ最後のダメもとで、お母さんが見てるから、電池2個でやってみよう。電球が切れるのは、電池のパワーが強すぎると熱くなって燃えてちゃう訳だから、パワーを落とすか丈夫な電球にするかどっちかで解決できるしね……。

で、試したら、電池2個なら直列でも電球は大丈夫そうだった。明るさも充分。やった!
ただし、娘のやり方(ただ銅線をねじって留めて接続する)だと回路が不安定なので、ちゃんと接続パーツを使って回路を組むようにし、回路の各パーツがぐらつかないように紙粘土で台を作って固定してやってごらん……と少し教える。
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それで私は他の用事をして、戻って来てから見たら、スイッチまでちゃんと組めてて、いきなり良い感じに進化していた。
「電池のところが見えてると格好悪いから、そっちも貝とかガラスで隠したんだよ。それでここがスイッチで、ここを外すと電池替えもできる」とか、工作部分はたいへん凝っていて宜しい。銅線の剥き方、回路の基本的な組み方なんかも、一人でちゃんと覚えたのか、上手なもんだった。

クイッ、とスイッチを入切すれば、球体のランプが光ったり消えたり。綺麗じゃん。
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つまり、娘は一人だと作業が雑。そして最後の最後で、飽きてしまって詰めが足りないとこがある。方向性としてはちゃんと良い実験になってたのになー。勿体無い。
ただ、誰かと一緒に話しながらだと、凝り性の部分もちゃんと発揮されるようだ。まあ、好きで好きでやってることって訳でもないしな。当たり前っちゃ、当たり前か。

出来上がってみれば、かなり満足気で嬉しそうな娘。
何がわかった?と聞けば、「電池1個だと暗い」「電池2個だと、まあまあ明るい」「電池3個だととても明るいけど、電球が切れる」「でも並列だと、電池が何個でも明るさは変わらない(暗い)」。

OK、いま自分がお母さんに話したその事を、そのまま図と文にまとめてランプに添付しなさい……と、結局、宿題に口を出してしまう母であった。ま、手伝ってないけどね。
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(そして後で見たら、電気の回路のことより、海で貝殻を集めた絵日記風の部分の方に重きが置かれたレポートになってたのが、ちょい笑った)

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すべりこみセーフの夏休み自由研究。多少やっつけだが、身についたことも無くはないのでOK。

今回使ったのは、これが2セット。



アーテック 豆電球基本実験セット(単3型)


銅線がいっぱい入っているので、色んな組み方が試せて良い。

1セット200円前後で安いし。


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by macchi73 | 2015-08-31 22:24 | 子ども自然学習 | Comments(3)
2015年 08月 12日
海のランプの作り方(予備的自由研究)
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ビーチコーミングで拾って来た貝殻やシーグラスをずらりと並べて、使い道を娘と相談してたら、「良いもの見つけたよ!」と言って、ランプシェードの写真を持って来た。
へえ、綺麗!さっそく試してみよう!!
作り方の参考サイト:
-Cafe*SNOW*FLOWERS- ~シーグラスとビーチクラフトのおみせ~

シーグラス(ビーチグラス)のランプシェードの作り方


簡単にまとめると、糊を含ませたティッシュペーパーを、膨らました風船に巻いて乾かし、その上に貝殻やガラスをボンドで貼っていくだけ。そして完全に乾いたら、中の風船に針などさして破裂させる(これがドキドキして楽しい!)。

材料はいちいち窓にかざして、綺麗に光を通すものを選びながら進めた。
夫からもらったピカピカ貝殻も使おうかと思ったけど、それらは殻がしっかりとして厚く、あまり光を通さなかったので、また別の工作に使おうと思う。
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風船が割れた後に残る球体のランプシェードを電球にかぶせれば、海のランプの出来上がり。光源の写真って難しくて、実際の色味が表現できなかったんだけど、目で見ると本当はもっとずっと綺麗だ。
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大きな貝殻なら(これはウニ殻だけど)、そのままランプにかぶせるだけでも結構いい感じ。
電球を固定する台にも、拾った大きな貝殻を使ってみた。
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色付きの和紙が手元にあったので、ティッシュペーパーの代わりに使ってみた。
すると光に色がついて綺麗だけど、桃色はちょっとミスチョイスだったかも。水色系を使う方が、海の雰囲気が出そうだ。
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100円ショップで売ってた水風船(パンパンに膨らましても直径10cm程度)をベースにするなら、ソケットはE12程度がちょうど良い。中身の電球は、電球色よりもクリアタイプの方が綺麗だったのは意外。


美しいレイアウトにしようと真剣に取り組んでいる娘を見て、このまま遊び呆けて夏休みが終わってしまった場合は、これを自由研究として提出しちゃえば良いのでは?と思ったり。でも、自由研究にするなら、豆電球と乾電池つかって、ちゃんと回路から自分で組ませる方が良さそうかな(今回の工作だけだと、研究要素がちょっと少ないかも)。


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by macchi73 | 2015-08-12 21:34 | 子ども自然学習 | Comments(4)
2015年 08月 01日
2015夏休み・英国ドライブ旅行
2015年の夏休み、ロンドン〜イギリス西部〜南部海岸を車で移動しながら見つけた動植物などのメモ。
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【目的】
できるだけ日本では見られない地形や風景、動植物を子どもたちと一緒に見たい。
なので自然・地形的なものを見ることに主眼を置き、西部コッツウォルズに広がるムーア(湿原)と、南部に広がるチョーク層の海岸地形を見ることを2大目的とする。あとは子どもたちの反応も見つつ、適当に。

【目標】
1) 西部に広がるムーアで、色々な動植物を見る。
2) 南部海岸でとれるという化石を発掘する。
3) 日に一度は Cream Tea を食べる(クロテッドクリーム美味しすぎ!)

【旅程】
⚫︎1日目:Cotswolds 観光
ロンドンから西進してコッツウォルズ方面を通り抜けつつ、ブリストルあたりまで行く。
⚫︎2日目:Dartmoor 観光
宿から南下して、ムーアの広がるダートムアまで行く。
⚫︎3日目:Cornwall 観光
ダートムアから西進して、行けるところまで。できれば英国最西端ランズエンドまで。
⚫︎4日目:Jurassic Coast 観光
南部海岸沿いにLyme Regis〜West Lulworthあたりまで東進し、化石を探しつつロンドンへ向かう。
⚫︎5日目:London 戻り
たぶん予定通りには行かないので、予備日。この日じゅうにロンドンに戻ればOK。

【達成度】
★★★★

⚫︎天候もあり、それほどきっちり旅程通りにはならなかったが目標は全て達成。とにかく楽しかった!
⚫︎ランズエンドまで行けなかったのはちょい残念。
⚫︎予想外に気に入った場所で長居したり海水浴してみたりで、子どもたちが喜んでたのは◎。
⚫︎4日目は、恐ろしいことに宿無しとなった。が、それもまた楽し。
⚫︎クロテッドクリーム、食べまくり!(太っ……)
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 植物


Rosebay Willow Herb(ローズベイ ウィローハーブ):
イギリスの広野に群生していることの多い紫色の花。茎は直立して、大人の背ほどに伸びる。
広く開けた場所が好きで、山火事の跡地・森林の伐採跡地・林道沿いの湿った草地などに群落をつくることが多いらしい。日本ではヤナギランと呼ばれ、高原で晩夏〜秋に咲く。

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Heather(ヘザー):
同じく紫色で群生する花だが、こちらは主にコーンウォールの荒野(ムーア)で見られた。
膝下くらいの低さで荒地を這うように覆う逞しい植物で、釣鐘型の小さな花をたくさんつける。

別名、ヒース(Heath)とも呼ばれる。
嵐が丘のヒースクリフの名前にも影響しているんではないかと思う。

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Gorse(ゴース):
紫色のヒースと同じく、コーンウォールの荒野(ムーア)を覆う、黄色い花。
日本ではハリエニシダと呼ばれる。茎には細かい棘が生えていて、足を踏み入れると痛い。

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Black Berry(ブラックベリー):
イギリス旅行中、あらゆる藪に生えていた。
この写真は、ちょっと臭いテムズ川の河原一面を覆っていたもの。
ブラックベリーって、イギリスでは雑草なんだなー。東京の庭だと、苗を買ってきて植えるのに。

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Nettle(西洋イラクサ):
一見シソっぽくも見えるが、触ると途端に皮膚が痛くなる。
イギリス人には馴染みの雑草らしいが、日本人にはそんなに馴染みがないので、今回の旅行でも子どもが何回か痛い目にあってしまっていた。

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名称不明(調べ中):
テムズ川のほとりや、市街地の路地にたくさん生えていた草。
一瞬、まん丸のアザミかな?と思ったんだけど、葉っぱが丸いので、種が違うっぽい。
これ、なんという花だろう……? 日本では見たことがない気がする。

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アザミと違って、葉はトゲトゲしていない。

ちなみに一番下の葉は、こんなに巨大……。



 動物


羊:
ムーアでもそれ以外でも、やたら色んな場所で見かけた羊。イギリスってヒツジだらけだ。柵の中ではなくて、普通にその辺の野原にいることが多いが、近づくとジワジワと距離をとる。

e0134713_23495251.jpg顔が黒いのと白いの、毛がモコモコなのとすでに刈り取られてしまっているのとがいた。

「毛が刈り取られてしまっているヒツジとヤギって全然見分けがつかないよ……」と夫が言ったら、みんなに一斉に「えー、つくでしょ!」と言われてしまっていた。



山羊? 羊?:
「それじゃあ、あれはどう見てもヤギだよね!?」と、夫に確認された怪しい獣たち。えーと、私にはヒツジに見えるんだけどなー。

でも改めてジッと見ると、なんだかワイルドで山っぽくも見えるし、ヤギとヒツジの区別って何だ!?

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山羊:
1日目の宿の庭にいた獣。これは明らかにヤギでしょう。

e0134713_23574672.jpgちなみに、朝起きて窓から見たら、子供用の遊具の上にこのヤギがスックと立ってこちらを見ていた。なんだか凛々しかった。

ヤギは高いところに登る癖があるのかな?



馬:
ダートムアやニューフォレストなどの国立公園を散策していると、色んな馬が自由に野を行くのを見ることができた。ずんぐりした体型のが本当の野生馬だと聞いたんだけど、残念ながらそれは見られなかった気がする(みんな格好良い姿だった)。

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馬はそれぞれ性格がかなり違うようで、こちらが近づくとゆっくり遠ざかる馬、全然気にしない馬、自分から寄ってくる馬などがいた。そして、なぜか夫だけが馬に威嚇されていた。

馬に蹴られると大変なことになるので、決して後ろ付近に立ってはいけないそうだ。

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牛:
牛もイギリス中どこでも見かけた。白、茶、まだら、毛もじゃなど、色んなタイプがいたが、中でも黒地にお腹の部分だけ白いタイプが、割と広範囲で見られた気がする。ちなみに、牛は近づいても全く逃げない。

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リス:
庭のゆったりした住宅地でも割と見かけるようだ。ヘッジホッグ(ハリネズミ)と並んで、可愛いマスコットと思われているっぽい(ハリネズミは残念ながら今回は見られず)。

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野うさぎ:
旅行中、散策をしていて何度か前の藪から飛び出すのを見かけたのだけど、素早すぎて写真は撮れず。グレーっぽい茶色に、白いお尻がとっても可愛かったのに、とっても残念だー。

痕跡だけなら、いろんなところにあったんだけどな。可愛くない。

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 野鳥


Magpie(カササギ):
イギリスのどこでも非常によく見かけた。オナガに似てるが、もっと鮮やかな青で、模様の出方も違う。
大陸ではありふれた鳥であるカササギだが、日本には殆どいないので、天然記念物に指定されている。

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Blackbird(クロウタドリ):
ツグミに似た黒い鳥で、くちばしだけが目立って黄色い。ビートルズのブラックバードとは、この鳥のことのようだ。日本ではあまり見かけない。

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その他、野鳥は色々見たので、まだ調べ中……。鳩なんかも日本とちょっと違ってたようだ。

 その他


Glastonburyの羊の糞にとまっていた、赤い蝶。
キューガーデンで入手した図鑑によれば、たぶん Small Tortoiseshell Butterfly。

e0134713_21493644.png日本ではコヒオドシ(小緋縅)と呼ばれ、高山にしか生息しない蝶だ。

氷河期にユーラシア大陸から日本に南下してきて、その後高山帯にだけ取り残されたものと考えられている(日本の高山蝶は、全て同様の由来を持つ)。



クラゲ。海水浴中に見つけて、ヒヤッとした。大きい。

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昔の生物、化石。Charmouthの砂浜で見つけた。

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by macchi73 | 2015-08-01 00:59 | 子ども自然学習 | Comments(10)
2015年 06月 09日
龍舌蘭の繊維で布を織る
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仕事帰り、子どもを夜の華道教室に迎えに行った。
今日の花材はリュウゼツランだ。鋭く尖った大きな葉を、娘が剣のように構えている。格好良い。
これはニューサイランと言う竜舌蘭です、繊維が利用されたりもするみたいですよ、と先生。

ええっ、植物性繊維!?
ついこの間、友達からも似たような話を聞いた気がする。予期せぬシンクロニシティに、実験心がムクムクと……。

で、帰宅してから竜舌蘭について調べてみたら、やはり葉から繊維をとることができるようだ。竜舌蘭で作った縄は水を吸うと1/4くらいまで収縮する性質があり、そのため戦前の推理小説では、殺したい人物の首にリュウゼツランの縄を巻いて雨の降る日に放置するというトリックなどが散見されたりするらしい……って、ずいぶん回りくどいトリックだなあ!人に縄を巻いて放置できる時点で、もっと普通にナニできる気がするけど。

それで子どもから、葉っぱを2枚もらって繊維にしてみた。
次の動画なんかを念頭に置きつつ、自宅では圧搾機などないので、剣山でワシワシと繊維をほぐして大ダライでザブザブ洗ってみる。
【参考サイト】
NPO法人 Science Film Museum(http://www.kagakueizo.org):
暮らしに役立つ熱帯植物2-1:
→(C-12)驚異の繊維・サイザルとロープづくり
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そして一晩干したら、翌朝には白っぽい繊維になった。
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その夜、自家製リュウゼツラン糸で何をしようかなーなんて、わくわくしながら早めに仕事を終わらせた。帰路途中で良いことを思いつき、100円ショップで針金櫛(2コセット)を買って帰宅。

お菓子の木箱と櫛を使って機織り機を作ってみた。制作費100円、工作時間15分。
針金の櫛を上下に組み合わせ、経糸を偶数は上の櫛、奇数は下の櫛に留める。
で、櫛を上下させて、経糸が交互にスライドすることで生じた隙間に、緯糸を通して織り上げるという仕組み。

ニューサイラン布、上手くできるかなー?
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完成!
昨夜、繊維をとってすぐは、緑金色でなんとも美しい糸になるなと思った。
一晩干したら、ふわっと白く膨らんで、さらに期待が膨らんだ。
で、機織りしてみたら……なんかボサボサの、貧乏っぽいゴザになってしまった……。
これはニューサイラン糸のせいじゃなくて、機織機の構造や作業が雑だったからだろうな。もしかして、糸を紡げばもっと綺麗だったかな?
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そんなこんなしていたら、出かけていた夫がご馳走を持って帰宅。
macchi, 今日なんの日だか覚えてないの?と言われて最初わからず、少し考えたら、なんと結婚記念日なのだった。

で、一緒に機織りしていた娘が、結婚記念日工作をしてくれた。
そして、「きょうはお父さんとお母さんの20回目の結婚記念日です。これは結婚記念で南の島でのんびりするお父さんとお母さんです。これはピノコとお母さんが作った糸で編んだハンモックです……」なんていろいろとナレーションをつけながら、iPadで動画撮影を始める。
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楽しそうな粘土細工の夫婦に笑う。夫も、上手いなあ!と感心している。

ふと、龍舌蘭のハンモックも、水に濡れたら1/4に縮むんだろうか……とか思う。
アレをナニするトリックに使われるんじゃなくて、寛ぎハンモックに使われたんで良かった。

娘の可愛いナレーションの入った動画は保存しておこうと思う。
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むかし、これが欲しくってなー。
買おうか買うまいか迷って、構造をジロジロ眺めた日の経験が役立った。



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by macchi73 | 2015-06-09 23:55 | 子ども自然学習 | Comments(4)
2014年 08月 20日
【夏休みの自由研究】草木染め(いろいろな植物と、媒染方法)
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このところ、「自由研究」「草木染め」という検索キーワードでこのブログに来る人が多いみたい。
なんでだろう、草木染めが流行ってんのかな?なんて思っていたところに、末っ子が「夏休みがもうちょっとしかないよー。自由研究、何しようかなあ」とか暢気なことを言ってるのが聞こえた。

分かった、それだ!

きっと夏休みも終わりが見えてきて、慌てて自由研究のテーマ探しをしているキッズが多いのではないか?

ということで、娘にも「自由研究、草木染めはどうよ?どっかで流行ってるっぽいよ」とか言ってみる。
マイブログ検索キーワードの真似。自己模倣。

でも、前にもやった事を自由研究としてまたやるのも退屈なので、娘と一緒に草木染めに関する資料を読み、いろいろな媒染方法というものを試してみることにした。

Step1. 媒染液作り

草木染めとは、植物の汁で布地を染めること。
ただし、植物の汁だけでは、洗ったり日光に当たったりするだけで、すぐに色落ちしてしまう。
なので、布地に色素をしっかり定着させるための薬を使う。その薬を媒染剤という。

媒染剤にも色々な種類があるようだが、家庭で簡単に作れるのは「ミョウバン液」「銅媒染液」「鉄媒染液」の3つ。色々作って発色の違いを実験しても良いし、どれか一つだけを使うなら、簡単でキレイに発色しやすい「ミョウバン液」がオススメ。

【媒染液の作り方】
●ミョウバン液:スーパーで100円くらいで売っている焼きミョウバンを水に溶かすだけ。
●銅媒染液:お酢に銅をつけて数日置いておくとできる。漬けておくのは 10円玉でも良い。
●鉄媒染液:お酢に錆びた鉄をつけて数日置いておくとできる。錆びた釘やクズ鉄などを使うのが良いが、無ければ釘を塩水につけて錆びさせてから使うのでもOK。

また、色素を定着させるための媒染液とは違うが、植物を煮る時に加えて発色を変えるためのPH調整剤としては、灰汁やお酢が使える。一般的に、赤みを出したいならお酢を、青みを出したいなら灰汁を使うと良いのではないかと思う(この辺は、本当にそうかは実験してみないと分からないけど……)。

【PH調整液の作り方】
●灰汁:水に灰を混ぜて数日置いておき、上澄みを使う。染汁をアルカリ性にする。
●お酢:台所にある酢ならなんでもOK。染汁を酸性にする。

色々な媒染液やPH調整液を使うことで、同じ植物の汁でも、染まる色を変えることができるらしい。
面白そうなので試してみよう!

e0134713_19112171.jpg●「錆びた鉄は無いかな〜」と言ったら、末っ子が宝物箱からゴソゴソと五寸釘などを出してきたので(拾い集めていたらしい)、鉄鍋に酢と一緒に漬けておき、鉄媒染液を作った。

●園芸店で売っている草木灰をバケツに入れて灰汁を作った。

●十円玉をお酢につけて銅媒染液を作った。

●ミョウバンは台所にあった漬物用のものを使う。



Step2. 布地の準備

草木染めでは、動物性の布(絹、毛)は染まりやすいけど、植物性の布(綿、麻)は染まりにくい。
もし綿などを染める場合は、無調整豆乳に布地をよく浸してから、よく絞って、カラカラになるまで干しておくと染まりやすくなる。

豆乳をつけたまま干したら布が臭くなっちゃうのでは?という心配はご無用。
試してみたら、枝豆の香りが微かにする布になった。
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Step3. 草木染め(色んな植物で染めてみよう)

草木染めは、どんな植物でも試すことができる。
でも、まずは台所にあるモノで試すのが楽チンかもしれない。

台所に常備されていそうな野菜でオススメなのは「ナス」と「玉ねぎ」。
どちらもハッキリした色が出るので、染めて楽しいと思う。

ナスで染める場合は、皮だけを鍋で煮た汁に布地を漬ける。
あとの詳しい手順は、こちらの記事を参照のこと。
途中までは黒くてガッカリするような色だけど、ミョウバン液に漬けた瞬間に、パッ!!と色が変わるところが快感。
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Step4. 草木染め(色んな媒染液を試してみよう)

同じ植物の汁で染めても、媒染液を変えると出来上がりの色が違ってくるらしい。
玉ねぎ染めで実験したら、ミョウバン液ではオレンジ色・銅媒染では茶色・鉄媒染では焦茶色になった。

e0134713_2049438.jpg一番上から時計回りに、鉄媒染液、銅媒染液、ミョウバン液、タマネギで染めた布。

絞り染めの中心だけを鉄媒染液、銅媒染液につけてみたら、パッと濃い色に変わった。

その後、全体をミョウバン液に浸すと、絞り染めの外側は濃い黄色に発色した。


ちょっと失敗したなーと思ったのは、鉄媒染した部分を絞った手で布のほかの部分にも触ってしまい、所々黒っぽい染め上がりになってしまったところ。

媒染液が付いた手で染めた布を触ると、すぐに反応して発色してしまうので、同じ布を別の媒染液で染め分ける時は注意が必要だ。特に、鉄媒染はとっても濃い暗色に発色してしまうことが多いようなので、作業は慎重に。
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Step5. 作品作り

そんな感じで草木染めの基本を押さえたら、あとは研究として面白くまとめるだけだ。

原料の草と染め上がりの布を並べて色見本帳を作るのも面白そうだし、色素や媒染の仕組みについて本で調べて実験結果と比較したレポートにするのも良さそう。

娘に「どうする?」と聞いたら、野原の草で色んな色に染めた布をパッチワークみたいにして手提げバッグを作ろう!と言う。自由研究っていうか、単にバッグが欲しいだけか?

夏休み終わりまで、あと10日ほど。
どんなバッグが作れるかなー。楽しみだ。

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10日後。日々、その辺の草木を摘んでは染めを試して、バッグ完成!
バッグには、草木染めクイズの単語帳を作ってくっつけて、今年の自由研究とする。間に合ったー。
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by macchi73 | 2014-08-20 21:36 | 子ども自然学習 | Comments(8)
2014年 07月 25日
夏の企画展ごっこ
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世間でも色々と夏休み企画イベントなどやっているのに触発されて、我が家の末っ子博物館スペースでも夏の企画展をすることになった。タマムシの標本も完成したばかりだし、テーマは昆虫展で行ってみよう!

そうなれば、まずは展示物のセレクトと入れ替えだ。
どんどん物が追加されて、この頃ややゴチャついていたケースの中身を全部出して、棚卸ししてみた。
そして企画展のテーマに合わないものは、ラベルをつけて整理して保管倉庫に回すことにする……って、ケースの下に置いた紙箱にしまうだけだけど。

おー、だいぶすっきりした。
所蔵品を整理していると、「次は海の企画展もできそうだね」「ピノコが拾った良いもの特集ってのもできるよね」とかアイデアも出てきて良い感じ。
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次に、ポスターを作る。

どんな企画なのかをお客さんによく分かるように作るのが大事だよ、ほらチラシ見本も色々あるから見てごらんよ……なんて言ってたら、「お母さんは今は見ないで!あとで出来たらみせるから!」と、追い払われてしまった。どうやら制作に口を出されるのは嫌らしい。ちぇ。私はうるさいお母さんかよー。

e0134713_139236.jpgそうして出来上がって見せてくれたポスターのコピーは……

『ど』んなに見てもタダ!
『う』りはリアルさ楽しさおもしろさ。
『だ』んだんとりこになっていく
『!』いつのまにか毎日見るようになる

なんだか怪しい催眠コピーみたいで笑った。


それから展示品をいい感じにレイアウトする。
主な展示物は、これまで作った紙粘土昆虫、昆虫プラモデル、標本等だ。
展示用にラベルがつけられているのを見たら、『ねむるタマムシ』『ちょうがはばたく時』など、微妙に詩的で面白い。昆虫名とかじゃないんだね。

ちなみに、ここでも私が曲がりを直したりすると「いいの、わざとパラッとした感じに置いてるんだから」と娘に警告される。ハイすみません。でも気になるんだよー。
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それで最後に、家にある昆虫っぽい小物なども幾つかレイアウトし、見栄えを整えて完了。
どうかな、面白そうな感じになったかな?

これから長い夏休み、外の博物館なんかも色々見に行こう。
それで、見せる側の人たちはどんな工夫してるかっていう視点でも考えてみるのは面白いかもね。
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飾り付けとか楽しそうなところは口を出すなと言い、細かいものの片付けや整理は手伝ってと言う。子どもってわがまま。



長い休み、子どもがリビング常駐で四六時中なにか作っていて、どんどん部屋が散らかっていく……。

そんな時には紙箱にラベルつけて、関連するものは全部まとめて放り込めばスッキリ。


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by macchi73 | 2014-07-25 14:21 | 子ども自然学習 | Comments(5)
2014年 04月 28日
庭の花の再生紙作り
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再生紙の作り方:
(1) 古新聞紙を千切って水と一緒にペットボトルに2,3日浸けておく。糊など入れなくとも、これだけで材料OKらしい。
(2) 紙がふやけて溶けて来たら、よく振る。絵の具をちょっと入れて色をつけても良い。
(3) 紙すき枠に網をセットして、(2)を流し込む。
(4) 網から水分だけを濾し捨てて、表面を平らにならし、飾りを入れる場合は表面に配置する。
(5) 表面が平らになるように透明プラ板をあててギュッと押し、数日乾かす。


春。子どもたちのとっている新聞やら通信講座やら、色んなものの更新の時期だ。
片付けないなら全部止めてスッキリさせちゃうぞー!!と子どもたちを脅すと、「えー!やるからー」と片付け出す。
別に毎月の楽しみとして続けても良い気がするけど、でも紙がバサバサ増えるのが嫌なんだよなあ。

とか思っていたら、子ども新聞から春のプレゼントで紙すきセットが届いた。
これは……溜まって邪魔になる古新聞を使ってやれってことか!?

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で、新聞紙から再生紙を作ってみた。
……というか、私が仕事に行ってる間に、子どもが作っていた。

庭の花の押し花を色々と散らして、なかなか格好良い。
押し花がまだ生っぽかった部分だけ、色がちょっと出て滲んじゃったけどね。その辺、次は工夫かな……とか話していたら。

仕事から帰宅すると、また新しい紙がセットされている。
良い匂いのローズマリーがセットされていたり、色々工夫しているようだ。
どうも紙すきが趣味になったっぽい。楽しそうで良いことだと思う。

で、何となく引き続き継続することになった新聞だが……。
ちゃんと読まれてから再生紙に回されているのか?ちょっとだけ気にかかる今日この頃。

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ペットボトルに材料さえ仕込んでおけばすっごく簡単、いつでもできる。
私もやりたくなっている。材料分けてくれよー。

紙すきセット(はがきサイズ)

新聞紙だと色がついちゃうけど、牛乳パックを使うと、綺麗な白い再生紙も作れるようだ。

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by macchi73 | 2014-04-28 23:55 | 子ども自然学習 | Comments(0)
2013年 12月 22日
ジオラマ風・海の立体図鑑作り
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先週、海で拾ったジャラジャラがリビングにまだある……捨てない限りずっとある。
たまに踏ん付けて「イテッ!」となる。
子供との思い出の始末には、いつも頭を悩ませる。
もう使わないくせに、捨てるって言うと嫌がるんだよなー。

で、一緒に整理することにした。

まずは大量のジャラジャラをテーブルにぶちまけ、同類をグループにまとめていく。
ビニール袋にゴチャゴチャに入っていた時はゴミっぽかったが、分類・整理して行くと、なんとなく標本っぽい趣が漂って来る。
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せっかくだから、分類ついでに名前を調べてみることにする。
さあ図鑑を調べる練習だよ!と言いたいところだが、貝類に特化した図鑑が手持ちに無かったので、iPadで貝類図鑑ページを見ながら探して行くことにした。
参考ページ:『材木座海産貝類』
… よく知っているつもりだった「タカラガイ」の中にも色々種類があったりして面白い!
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それで名前が分かったものについては、グループから 2,3個、特に綺麗な個体をピックアップしてみる。
おおー。段々と綺麗に見えて来た。これらに名前をつけて標本にしてみよう。
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標本のタイプは色々あるけど、今回は紙粘土が手元にあったので、浜辺のジオラマっぽくすることにする。
紙粘土を台座にして、その上に貝などを適当に配置して行く。
紙粘土の下は、段ボールなどを土台にしておくこと。
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配置が終わったら、海岸に落ちてたガラスをネームタグにして置いて行く。
貝の名前については、「うーん、それちょっと違うんじゃ」と私と子供の見解が違うものもあったが、まあ子供本人が調べるのが大事ということで、細かいことは言わないように我慢、我慢(これが辛い)。

最後に、接着剤代わりに私のジオラマ用モデリングウォーターを流し込んで完成!
でも、紙粘土だけでちゃんと固定できるので、別にモデリングウォーターは無くてもOKだったみたい。
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ここまでやると、ジャラジャラも十分に活用した感が出て来る。満足そうな子供。
そのタイミングを逃さず「あとの残りは、庭に回そうか(←決して捨てると言わない)。貝は酸性土を中和するよい材料になるよ」とか言って、踏むと痛い思い出整理も完了!
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by macchi73 | 2013-12-22 16:14 | 子ども自然学習 | Comments(3)
2013年 08月 04日
【夏休みの自由研究】 カナヘビの飼育観察(巻物風日記)
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文化祭で使うから古い着物地くれる?と長女に聞かれて、桐箪笥をひっくり返して探したら懐かしい生地が色々出て来た。うわーこれ綺麗!これ貰う!と華やかな柄物や艶のある生地ばかりを選り出して満足気な長女。紬なんかは興味が無いらしい。

それから末っ子と一緒に図書館に散歩に出る。
爬虫類の飼育図鑑とカナヘビの絵本を借りて、今年の自由研究はカナヘビの飼育記録にするとのこと。
どういう風にしようかなー、去年葉っぱを貼ったみたいに、なんか面白くしたいんだよねーと、色々考えている。

で、長女のために出した端切れや反物を眺めつつ、巻物風はどう?と提案したら「いいねえ!」と乗って来た。
それで一緒にそれらしいものを作ってみたら、結構たのしい。

早速、観察スケッチや飼育方法などを描き始める娘。
後半はまだ白紙だが、卵の孵化で埋められる予定だそう。
カナヘビ赤ちゃんの観察、上手くできると良いね。

紐の付け方で悩んで、巻物の作り方を調べてみた。

【巻物の作り方】
TRIPOD DESIGN official blog 巻物の作り方

外装の生地を全体に貼ってしまったが、芯棒の1周ぶんだけで良かったとは……。
最初からちゃんと調べてから作れば良かったなあ!

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ん?我々のことをスケッチしてるの?

なんとなく興味深そうな挙動をするカナヘビたち。


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以下、これまでの飼育記録のメモ。
今は卵の孵化を待っているところ。孵化予定日は再来週だ。

▼ 6月8日 カナヘビ捕獲

庭でカナヘビ捕獲
捕まえた場所の地表をごっそり水槽に移動して、テラリウムみたいにして飼うのが良いようだ。
水と生き餌を切らさないことを約束して、飼育を許可する。
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▼ 6月20日 カナヘビ脱皮

皮膚がカサカサしてるなと思ったら、脱皮した。順調に大きくなっているので一安心。
庭からバッタやヨコバイなどの幼生を捕まえて与えるとよく食べる。あとシジミチョウも好きなようだ。

ペットショップでコオロギ成虫を買ってきて水槽に入れたら、繁殖してしまった。
成虫だとまだ大きすぎるみたいだ。でも増えた仔コオロギをよく食べているので、結果オーライ。
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▼ 6月23日 カップリング?

気づいたらもう一匹増えている。友達を増やしたんだーと言う。
カナヘビは群れで暮らす習性があるようで、すぐに仲良く絡まり合って暮らしている。

カナちゃんという名前をつけてたはずなのに、いつの間にか二匹の見た目の区別をかねて「ヤセッチョ」「デブッチョ」という呼び名になってしまっている……。
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▼ 7月13日 産卵(1回目)

デブッチョが下半身を土中に埋めている。
暑すぎるのかな?と思ってよく見たら、なんと卵を産んでいた。
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卵は常温で1ヶ月ほどすれば孵るらしい。
飼育サイトで調べた注意点は次の通り。

【カナヘビの卵の世話】
● 卵の上下を変えてしまうと、中で赤ちゃんが窒息死してしまうというので注意すること。
● 卵は脱脂綿の上などに置いて、毎日霧吹きして湿気を保つこと。
● 乾燥もダメだが、過湿でカビさせないようにも注意。


湿気の管理などがしやすいように、卵は飼育ケースとは別の容器に移動した。
これから毎日ちゃんと卵の世話もするんだよーと話し、可愛い霧吹きを雑貨屋さんで購入する。
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▼ 8月3, 4日 産卵(2回目、3回目)

デブッチョがまた二日連続で産卵した。これで卵は4つ。

しかし1回目に生んだ卵2個のうち、1つが膨らまない。触ると少しヌルついている。
どうも霧吹きが過ぎて過湿にしてしまったらしい。
(日に一度の霧吹きを、家族全員がやっていた疑惑あり……)

脱脂綿を捨てて、土での管理にする。
不調な卵はもうダメっぽいけど、もしかしたら持ち直すかもしれないので、庭隅に戻しておいた。

先月生まれた卵は、もうだいぶ膨らんでいる。
孵るのは、多分あと2週間ほど先のはず。楽しみだ。
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▼ 8月18日 孵化(1回目)

7月に生まれた卵が孵化した。
出て来たチビカナヘビはとっても小さい!!
けど、これがあの卵の中に入っていたと思うと、卵のサイズに比較してかなり大きい感じもする。
よく上手いこと収まってたなー。

最初の餌はテラリウムで繁殖したチビコオロギたち。
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▼ 9月2日 観察終わり

夏休み終わり。
無事に卵も全て孵り、元気なカナヘビたちを庭に放した
今日から子供たちは学校、カナヘビたちは庭で過ごすことになる。
まだ虫がたくさんいる庭で、どんどん食べてどんどん太り、元気に冬眠に入れますよう。
で、また来年、元気な姿を見ることを期待!
私もカナヘビたちのため、これからも、無農薬、無草刈りで、自然のままの草ぼうぼうの庭を維持するからね!(単に手抜き……)


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by macchi73 | 2013-08-04 22:42 | 子ども自然学習 | Comments(6)