カテゴリ:【庭】収穫、料理( 139 )

2015年 03月 22日
春の山菜さがし(近所で!)
e0134713_22205764.jpg

日曜の遅い午後。
ねえお休みだし山菜とりに行きたい、フキノトウとか食べてみたいの、と子供にいきなりリクエストされた。

ええー、今からか。お母さん山菜のある場所なんて知らないし、これから山に行ったら夜だよーと答えたら、「そっか、残念……」と大人しく引き下がる。そんな風に引き下がられると、ちょっと気になる。

あ、そういえば庭にもフキは少し生えている……と思い出して確認したが、フキノトウは見つからなかった。
でもフキならその辺の野原や土手なんかでもたくさん群生してる場所があるよなーと思い、フキノトウの季節はもう過ぎてるかもしれないけど、ダメもとでちょっとサイクリングがてら行ってみる?と提案。「行く!」と、なぜか縄跳びとか遊び道具を持ってはりきる娘。
e0134713_22212153.jpg

それで川沿いをサイクリングしながら見ると、フキはけっこういろんなところに生えている。
ここなら色んな汚れや農薬も関係ないねと思われる場所を見つけては、フキノトウを探してみる。
すると、フキノトウ狩りをする人々は割と存在するらしく、フキノトウのあったと思われる茎はいつも途中で切られていることが判明した。そっかー、フキノトウって人気なのか。結局、見つけられたのは開きかけのヨレっとしたフキノトウ、一株だけだった。
e0134713_2222083.jpg

ありゃま、がっかりかな?と思ったら、意外に喜んでいる娘。
やったー!本当にあった!と小躍りし、フキと一緒に摘んで帰って晩御飯に食べてみよう!と言う。
ちょっと健気さを感じ、「あ、これも食べられるんだよ」と柔らかい新芽を出しているヨモギも少し摘んでみる。それに庭にいっぱい生えてるユキノシタも食べられるって聞いたことがあるから一緒に料理してみようか……とか話しつつ、夕焼けの川辺をしばらく歩いた。

暖かい夕方、土手には色んな花木が満開で、もうすっかり春だなーと感じる。
山茱萸、河津桜、日向水木、白木蓮……色とりどりの花が、すでにハラハラ散っては地面を染めていたりする。
e0134713_22221996.jpg

あ、春のはずだよ、そういえばもうお彼岸じゃん!とか思い出し、途中のお店に入っておはぎを買った。
そしたら、隣の八百屋さんでフキノトウやらタラノメやらが売られているのを発見。ラッキー。

夜、庭のユキノシタも摘んで、晩御飯は野草の天ぷらにする。
フキノトウ、ほろ苦くってふっくらしてて美味。ヨモギ、ユキノシタ、タラノメもとっても美味しい。
すごーい!全部おいしーい!春の味だねーと、満足な子供を見て、私も満足。
e0134713_22232756.jpg

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

しかしなんでまたフキノトウなんて食べたくなったの?と聞いたら、田舎でもらった漫画に出てきたからと言う。見せてもらったら、フキノトウを摘んで食べるシーンが美味しそうに描かれていた。
あー、これは真似したくなるねえ。

『ふらいんぐうぃっち』(石塚千尋)

のんびりした田舎の若者の日常漫画。

こんな風にゆっくりした時間で暮らせたらいいよなー。

雰囲気は『よつばと!』に似てる感じだけど、主人公が幼児ではなくて高校生で、ちょっとファンタジー要素含む。


「そして次はコゴミを食べたい!」と新たな野望を語る娘。
先日の生花の花材がコゴミ(食べられない硬い品種)だったけど、同じような形で山菜として食べられるコゴミもあると聞いたらしい。
コゴミってクサソテツだよな?
園芸品種のクサソテツと同じもので良いのなら、裏庭にもあるんだけど……。
[PR]

by macchi73 | 2015-03-22 22:41 | 【庭】収穫、料理 | Comments(4)
2015年 02月 14日
八朔のオランジェット風
e0134713_20133545.jpg

金曜日、ランチで時々行っている喫茶店から、庭にすずなりの柑橘類のおすそ分けをもらった。
これなんだろう、八朔かな。鼻をくっつけると、スーッと爽やかな匂いがする。
皮が剥きにくいしそのまま食べるのは酸っぱいからマーマレードにすると良いと聞く。無農薬だから皮ごとOK。

夜。
ソファでうたた寝してたら、末っ子が「独自のチョコ製法を確立したから、食べてみて」と口に小さな何かのカケラを放り込んできた。冷たくて舌の上で溶けていくソレは、確かにチョコの味がする。
これどうしたの?と聞いたら、バレンタインのチョコの代わりだよという。チョコもココアもカカオが原料なんでしょ、だからココアの粉と砂糖とバターを練り合わせて冷やして固めてみたんだ、ピノコ特製チョコレートだよと得意そう。

そういえば、ずっとチョコを買ってくれと言われていたのに、忘れていた……。バレンタインだったのか。

で、ちょうど良いから、ピノコ特製オランジェット作ってみる?と、レシピを教えた。
⚫︎柑橘ピールの作り方:きらきらレモン・オレンジピールの作り方!
(上記を参考に、果汁で皮を煮る感じでやってみたら、甘酸っぱくて美味しいピールになった。
前に柚子で作ってみた時の様子。)

翌朝はやくから、カーテンも開けずに金色に染まった部屋で、八朔ピールを作る娘。
ピノコ特製チョコでコーティングされた、ほろ苦くて美味しいオランジェット風のお菓子が出来上がった。
e0134713_20134778.jpg

それから一緒に散歩に出かけて、帰りに製菓用チョコを買って帰宅。
八朔ピールの煮汁(ジュレみたいになってる!)と一緒に煮溶かして、柑橘風味の生チョコを作った。

e0134713_20161329.jpg
我が家の生チョコレシピはこちら。

今回はいつものレシピに柑橘ジュレをスプーン2杯くらい加えたら、柑橘風味の美味しい生チョコになった。


それから学校から帰って来た上の双子たちが紅茶を入れてくれて、みんなでバレンタインのお茶会をした。普通のチョコで作ったものも美味しいけど、ピノコ特製チョコのほろ苦さが、お母さんの好みにはバッチリでした。

e0134713_201733.jpg左がピノコ特製チョコで、右が普通のクーベルチュール。

子供達は右を好んでたけど、苦くてざらりとした感じの左側も、コーヒーのお伴にすごくいい感じだと思う。

ココアと砂糖とバターで、本当にチョコっぽくなるんだなあ!よく思いついたなあ!と感心。


[PR]

by macchi73 | 2015-02-14 20:29 | 【庭】収穫、料理 | Comments(3)
2014年 11月 15日
秋の庭整備
e0134713_22332846.jpg

子供が全員不在の土曜日。
夫がよく行く喫茶店が少し遠くに新店舗を出したというので、二人でサイクリングで行ってみた。
近所にオシャレな感じの市場やお店も出ていたので楽しく見て回り、私はパンジーの苗を、夫は丸々太った野菜を買った。どれも大事に育てられたっぽい感じに満ち満ちている。

で、家に帰って門を開けたら、庭隅に干からびかけたポット苗が幾つか転がっているのが見えて、ぎくり。
植える気力がなくて、放置したまま毎日眺めているだけだった花苗だった。腕の中の瑞々しいパンジーとの彩度の差が凄い。

それで、せっかくの秋晴れの休日だし、本格的に庭仕事することにした。
庭全体を覆った落ち葉や、庭隅のバケツに貯めたままだった草木灰(←8月から放置!)をすき込んで、ザクザク庭土を天地返しする。みるみる土が黒くふっくらしてくる。
e0134713_2233341.jpg

地面を掘るたび、何かの根っこや球根、蛹や爬虫類の卵が出てくる。
草木はすっかり金色になって種をつけている。
去年の零れ種のネモフィラやクリスマスローズ、アオイや金蓮花の小さな芽吹きもたくさん。
庭を回ってそれらを収穫し、放置していた花苗と一緒に、耕したばかりの柔らかい黒い土に埋めた。
e0134713_22362969.jpg

最後に、庭隅にブロックで基礎を作って、軒下の縁側を材に解体してガーデンデッキに組み直し始めたところで、子供達が次々と帰宅。呼ばれて私も家に入る。昼間に買った野菜で、夫が美味しいご馳走を作ってくれた。

明日はデッキを完成させて、防水塗料を塗ろう。
何色が似合うかな。
e0134713_22372854.jpg

[PR]

by macchi73 | 2014-11-15 22:31 | 【庭】収穫、料理 | Comments(0)
2014年 09月 29日
ヤマボウシの実
e0134713_23571428.jpg

「暑いな〜早く秋にならないかな〜」なんてちょっと前までブーブー言ってた末っ子を黙らせるべく、「Wait and see, 庭がアゲラタムで埋め尽くされて彼岸花が咲いた頃から気温がグッと下がるであろう、ナムナム」……なんて話していたら、本当にお母さんの言った通りになった!凄い!占いみたい!と驚かれる。

私もちょっと驚いた。
庭の植物の移り変わりを毎年記録してると、自然の中の兆しとかリズムってのが感じられて面白い。
毎年決まった同じようなことが起こるけど、毎年ちょっとずつ違うとこがある。

今年の庭のちょっとした異変としては、庭のヤマボウシが実をつけた。
これは苗を植え付けた2008年以来の出来事。

この果実って食べられるらしい。
試しに摘んで、ブドウみたいにチュルッと食べたら、ネットリした独特の食感がある甘さで、秋なのに南国フルーツを思わせる味わい。野生の果実としては、かなり面白いイケル味だと思う。
甘い!これ美味しいよ!と、末っ子にも好評。
e0134713_23571777.jpg

ただなー、プチプチした種が入っているのと、皮がちょっと固くてジャリジャリしてるのが勿体ない感じ。皮の食感はそのまま食べてもザラメみたいで美味しいと書いてある記事もあったけど、やっぱりちょっと食べにくいと思う。

で、いつものようにお菓子にトライ。
生で全部食べちゃおうよーという末っ子を制して、「どうせなら一手間かけて、もっと美味しく食べようよ」と、桃と一緒にカスタードパイに焼いてみた。
e0134713_2357205.jpg

で、その結果……

ヤマボウシの実は、生で食べるのが一番美味しい。

パイに焼いてみても、ブチブチした種もジャリジャリした皮も、無くはならないのであった。
そして生で食べた時は甘いと思った味も、桃やカスタードと並べると目立たなくなり、かわりに野生の微かな苦みが目立つようになってしまう……。

今回の一手間は失敗。ま、こんなこともある。
[PR]

by macchi73 | 2014-09-29 23:56 | 【庭】収穫、料理 | Comments(4)
2014年 09月 23日
オニグルミ(鬼胡桃)のフロランタンサブレ
e0134713_18572543.jpg

秋晴れの爽やかな日、山の病院に入院している人の見舞いに行こうと自転車を漕いでいたら、道中にクルミがいっぱい落ちている。

頭上を見ると、林縁にずっと生えている木にたわわについている果実の中身がクルミということっぽい。そっかー、クルミって木の実の種なんだな……って、そりゃそっか。
e0134713_1858532.jpg

これは山に生えるオニグルミ(鬼胡桃)という種類らしい。普通のクルミより先が尖った形をしている。

とにかく大量に落ちているので、面白くなって拾い集めてみる。
が、地元の人に、山クルミの殻はたいへん堅固で割りにくく、そのうえ中身は小さいから拾っても食べるのは大変だよと聞く。金槌で割るのが一番だけど、間違って殻を食べて痛くしないようにねと教えてもらう。
e0134713_1858854.jpg

で、webでやり方を検索してみたら、水に浸してから煎るとパックリ2つに割れるようになるという。
やってみたが、2つに割れた状態から実を綺麗に取り出すのが至難の技で、結局ボウルいっぱいのボロボロのクラッシュドクルミが……。

仕方ないので、粉々クルミでも問題ないと思われるフロランタンに焼いた。
オーブンから漂う香ばしい良い匂いに、家族がみんな集まって来た。
e0134713_18593993.jpg

生地にも混ぜ込んだオニグルミの香ばしさが効いていて、とても美味しいお菓子になった。
サクサクホロホロしている。「おいしーい!!」と家族たち。
山のお日様の風味がする。

で、豆煎餅が好きでそればっか食べてるという入院患者に送った。
豆煎餅じゃないけど。 似たようなもん。
e0134713_18594636.jpg

[PR]

by macchi73 | 2014-09-23 19:11 | 【庭】収穫、料理 | Comments(2)
2014年 09月 08日
南瓜名月
e0134713_2238046.jpg

今日明日と、早く帰る約束をした。
今日はお月見、明日は家族の誕生日故。

で、年に1、2を争う繁忙期ではあるが、とりあえず今日の約束は守った!
嬉しくなって、子どもとお月見クッキングをした。

作ったのは、カボチャ団子、カボチャ餡のうさぎ饅頭、そしてカボチャのポンデケージョ(チーズ、プレーン、胡麻、金時豆の4種類)! カボチャ過ぎ、作り過ぎ、お腹いっぱい過ぎ。

しかも、飾りのつもりで残ったパンプキンシードを皿に散らしたら「ウサギの耳が散らばる惨劇!?」「何かフン的な……」との辛口批評。

でも楽しかった。
曇天で、月も出ていないけど。
テーブルの上の南瓜名月だ(栗、芋名月はあっても、南瓜は無いか?)。
e0134713_22375254.jpg

あいにくまだ庭のススキは穂を出していなかったので、テーブルには庭で摘んだ草花を飾った。

エノコログサ、メヒシバ、スズメノヒエ、ヤブマメなどの雑草をメインに、終わりかけの盆花と野良ミニバラ、それから西洋藤袴と風知草……。イネ科の雑草が繁る中に、ほんの少しの花という風情。これが今の庭の縮図。

ずっと庭仕事もしてなかったけど、もう夏も終わりだ。そろそろ、やるか。
e0134713_22365655.jpg

[PR]

by macchi73 | 2014-09-08 22:58 | 【庭】収穫、料理 | Comments(2)
2014年 07月 01日
ミントシロップの作り方
e0134713_23155015.jpg

【ミントシロップの作り方】

(1)ミントをザル一杯摘んで、よく洗って水を切っておく。
(2)水に多めの砂糖を入れ、鍋で煮溶かす(水:砂糖=1:1くらい)。
(3)アクセントとして、レモン汁または洋酒をほんのちょっとだけ振り入れる(今回はブランデー)。
(4)沸騰して少ししたら火を止めて、(1)のミントを適当にちぎって投入し、蓋をして10分くらい蒸らす。
(5)コーヒーフィルターかガーゼで(4)を漉し、煮沸消毒した瓶に保存する。


* * * * * * * * * * * * * * * * *

連日の雨を受けて、アップルミントの薮が勢力を拡大してきたので、ワッシと刈り込んでミントシロップにした。

草花でシロップを作る時に共通するコツは、鍋でグツグツ煮込まないことっぽいと最近知った。
沸騰した砂糖液に漬けて余熱で蒸らすくらいでちょうど良い。

できあがったミントシロップは、薄い緑色でいかにも涼しげ。
普段は炭酸水で割ったりロックで飲んだりするんだけど、今回は末っ子の思いつきでかき氷のシロップにすることにした。戸棚の奥からいつものかき氷機を引っ張りだして、今年最初のかき氷を作る。

そしたら美味しい!
冷たい氷と、スーッとした甘さが良い感じ。これは夏の定番になりそうだ。
これからミントの薮はぐんぐん伸びる。
e0134713_23154841.jpg

[PR]

by macchi73 | 2014-07-01 23:55 | 【庭】収穫、料理 | Comments(0)
2014年 06月 14日
ベビー野菜のグラッセ
e0134713_2371988.jpg

3月末に種まきした野菜が、段々と食べ頃になってきた。
娘に育て方を教えたら、大きく育てる株を選別しつつ、水やりしたり盛り土したり、なかなかマメに世話していて感心だ。

今日も熱心に間引き作業をしていると思ったら、友達に電話して「あのね、庭に小さい野菜あるから一緒に料理しない?」とか誘っていた。農作業と炊事のお誘いか……。小学生にしてはシブイ遊び方だ。
e0134713_2371719.jpg

それで遊びに来た友達と一緒に、三種のミニ野菜(ベビーキャロット・ベニーオニオン・ベビーリーフ)を収穫して、これで料理したいと言う。で、せっかくのミニな姿を丸ごと楽しめるよう、グラッセの作り方を教えた。

【根菜のグラッセの作り方】
(1) 野菜を水でサッと下茹でする。
(2) 水を切り、白ワイン・水・砂糖で柔らかくなるまで煮る。
(3) 茹で汁を捨て、バターを投入して炒める。
(4) 最後に少し塩で味を整え、スイートフェンネル(またはパセリ)を刻んで振りかけて完成!


料理中。
煮えるまで少し時間がかかるよ、その間はリビングで遊んでたら?と言っても、「いいの、包丁楽しいの」とずっと台所で色んな草を刻んだりしてる。食べない部分(人参やタマネギの葉)までみじん切りしている。
そっか、これはおままごとなんだな。
e0134713_2371455.jpg

最後、綺麗に盛りつけしたら、オオウ!と歓声。
ぱくぱく食べて「ウワー、甘い!」「この野菜甘みがあるね〜」とかグルメっぽいコメントまで出して嬉しそう。

はは。敢えて言わないけど。
それ、砂糖の味だから。
e0134713_2371136.jpg

[PR]

by macchi73 | 2014-06-14 23:55 | 【庭】収穫、料理 | Comments(4)
2014年 05月 20日
旅立ちの春
e0134713_21273227.jpg

庭の巣から、メジロが巣立った。
一つだけ孵らなかった卵があったが、他は全て無事に巣立てたようで嬉しい。

シジュウカラの飛行訓練も庭でよく見かけるようになった。
先の大雪で斜めに倒れた木の上に(←まだ片付けてない……)、小鳥たちが押し合いへし合いして、賑やかに飛び立ったり戻ったりを繰り返している。楽しそう。きょうだい同士でじゃれ合う、鳥の言葉が分かるような気がする。

e0134713_212994.jpg縁側で鳥を見る子。鳥の飛行訓練場はちょうど縁側から真正面の場所なので、面白く見ている。

ちなみに夫は、庭のハンモックに陣取っている。

まだ虫さされもせず、爽やかな風を安心して楽しめる季節を堪能。


縁側でそんな風景を眺めていると、今年植え替えしたゼフィリーヌ・ドルーアンがすぐ隣で咲いてる。
これは植え替えて成功だったな。縁側がバラの香り。とっても良い。
e0134713_2130820.jpg

縁側に寝そべったままバラを摘める手軽さで、咲いては摘んで、少量ずつジュースやジュレにしている。
バラエキスは若返りの効果があるというし、お年寄りたちに送ることにしよう。
e0134713_21335148.jpg

そしてこの頃は、帰宅すると時々風変わりなハガキが届いている。

昨日は知らない猿から届いていた。

何となく比喩めいた内容に見えて、「これは母親不在への子供からの切実な訴えなのか!?」とギクッとしたが、20分ほど考え込んでいたら、ああアレか!と思い出すことがあり、ホッとした。
これって、2年くらい前によく娘に聞かせていたデタラメ話の登場人物、ブーブー猿からの手紙だ。サルノコシカケに座って、風に吹かれてブーブー鳴くのが好きな猿という設定でお話してたんだった。

私はもうすっかり忘れていたけれど、知らない場所で幸せに暮らしていたんだなあ!良かった。

e0134713_2140310.jpg
「緑豊かな人間の家」のブーブ氏より、「猿の王国」のお猿の大王宛のハガキになっている。

住所から推理するに、たぶんブーブ氏は王国を巣立った後に、うちの庭(裏庭にサルノコシカケがある)に居着いたってことなんだと思う。

我が家から去った猿から届いたハガキじゃなくて良かった……と、何となく少し安心したりして。娘はまだ我が家のことを良い場所だと思ってくれてるんだなと思って(深読み過ぎ?)。


ブーブー猿も良い住処を見つけたようだし、私の仕事の方も、軋轢はありつつも長時間労働への人員数改善要望が何とか通って一安心。まだ色々と整備が大変そうだけど、とりあえず今月は帰宅を早めることを第一にして少し体力回復しようとか思う。

早く帰れた日には、娘と一緒に、庭のブーブ氏が住んでいると思われる辺りを少し綺麗にしようかな。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

春は誰にとっても旅立ちの季節……。そんな物語。

『ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 』(スティーブン・キング)

四季にちなんだキングの中短編(春は希望の泉/転落の夏/秋の目覚め/冬の物語)の前巻。春と夏が収録されている。

春編の『刑務所のリタ・ヘイワース』は、読後感がとっても良かった。
決してへこたれず、リスクを冒してでも自由へ向かう高揚感!
現状が酷くても、「先に良いことが待ってる」「自分には行ける」っていう希望さえあれば、人は心に自由を持ち続けられるもんかもなと思った。しかし私の心は囚人と同じくぬるい不自由に慣れ親しんで、自由への意志が麻痺してしまっているかもしれない……。
すっかり興奮してるようだ。あんまり興奮してるおかげで、手がふるえて、鉛筆が満足に握れない。これは自由人だけが感じられる興奮だと思う。この興奮は、先の不確実な長旅に出発する自由人にしか分からない。
一方、夏編の『ゴールデン・ボーイ』は、前途洋々の少年が転落していく辛い話。
前途洋々ただ中のモンスターチックな少年はとても嫌な感じだったけど、少し分別がついて転落におびえるようになった辺りからは、読んでいる自分も少年と一緒に絶望したりした。ああ、あんなことさえしなければ!

嫌な子供にも、決定的な転落からのセーフティネットはあって欲しい。子供に分別がつくのって、実行力がつく少し後になること多いもんな。巡り合わせによっては、その間に大変なことしでかしちゃうことありそうだ。最低限の分別さえつけば、別にもっと嫌な大人になっちゃったって楽しく暮らせるチャンスはいっぱいあるのに。(それに嫌な子供が嫌な大人になるかどうかは誰にも分からない)


[PR]

by macchi73 | 2014-05-20 22:34 | 【庭】収穫、料理 | Comments(4)
2014年 05月 13日
庭の草花の砂糖漬け
e0134713_15463494.jpg

あのねー、ピノコは毎朝花をガムみたいに食べながら学校に行ってるんだー、と末っ子が得意気に教えてくれた。
前にエディブルフラワーの物語を読んで、庭の食用可能な花を学習してから、ずっとそうしているそうだ。

「そして通学路で友達に話しかけられたら口の奥に収納してお喋りしている」とか言う。
それって美味しいの?と聞いたら、「ううん、味は無い」と答える。……味が無いのに食べてるのか。

どうせなら美味しい花にしてやろうと思って、花の砂糖漬けを作ってみた。
作り方は簡単。よく溶いた卵白を食べられる草花に塗って、グラニュー糖をまぶして乾かすだけ。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

【草花の砂糖漬けの作り方】
(1) 食べられる草花を良く洗ってから、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
(2) 卵白をよく溶いてサラサラの状態にしてから、刷毛で(1)に塗る。
(3) 卵白を塗った草花にグラニュー糖をまぶし、クッキングペーパーの上に並べて乾かす。
(4) 一晩くらい置いて、しっかり固まったら完成!完全に乾いた砂糖漬けは日持ちもするようだ。

e0134713_1546428.png

作る前は、単に甘いだけの砂糖菓子になるのかなと予想していたが、出来上がったらちゃんとそれぞれの草花の味がして美味しいものだった。サクサクっと食べると、甘味と草花の香りが広がる。

作り方のコツは、卵白も砂糖も薄付きにして、あまりモッタリさせないこと。甘い香りの草花が向いているようだ。

今回作った砂糖漬けの結果は次の通り:

●アップルミント:一番人気。文句無しに美味しい!
●バラ:香りの良い品種を使ったら、いかにもバラのお菓子という味。美味。
●ラズベリー:美味しいが、もともと甘いので砂糖漬けにする必要性は低い。
●金蓮花:薄い花びらなので砂糖の味しかしなかった。ただし鮮やかな花色で綺麗。
●インパチェンス:味はあまりないが、肉厚の瑞々しい食感が良い。
●矢車菊:花弁が小さいので砂糖漬けしないでそのまま飾りに使う方が見栄えが良い。
●カモミール:花が小さいせいか、香りが消えて砂糖の味だけになった。
●都忘れ:菊特有の苦みで、砂糖漬けに不向き。見た目は綺麗。
●ローズゼラニウム:焼き菓子ではあんなに美味しいローズゼラニウムが意外に地味な仕上がりだった。砂糖味。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

e0134713_15463616.jpg

出来上がった砂糖漬けは、娘と一緒にケーキに飾ってみた。
庭のバラで作った薔薇ジュースと一緒におやつにした。庭づくし。
e0134713_15465017.png

ちなみに、ケーキは手作りではない(手抜き)。
近所のケーキ屋さんのバタークリームロールケーキを買って来て、周りにコアントロー入り生クリームを塗っただけ。

それでも十分美味しかったけど、花の砂糖漬けの繊細な味を楽しむには、フワフワの手作りシフォンケーキとかだと更に良さそうだ。
e0134713_15463985.jpg

[PR]

by macchi73 | 2014-05-13 23:15 | 【庭】収穫、料理 | Comments(2)