カテゴリ:【その他】日記( 159 )

2017年 03月 14日
日々育っていく隠れ家日記
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隠れ家を作った翌日。
庭から娘の鼻歌が聴こえる。朝から一人でなにかカタカタやってる。

楽しそうなところを邪魔するのも悪い気がして、不在の隙にそっと見たら、テーブルクロスを綺麗に作って可愛い生花で隠れ家を飾っていた。さらに、木の板に自分や友人たちの名前と絵を描き、リボンで屋根と入口に取り付けている。みんなのおうちの表札らしい。

ううう。子供の細々した工夫を見ると、なにか笑いがこみ上げてきて止まらない。

これから友達がやってくるみたい。

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さらに翌日。
朝、出勤しようと庭に出たら、隠れ家が2軒に増殖してた。うわっ。

これは力作。友達みんなでやったんだな。またまた笑いがこみ上げる。小学生たち、面白すぎる。

夫にも教えたら、いつの間に、とびっくりしてた。

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そうしてまた翌日。出勤前にちょっと期待して庭を見て回る。

しとしと雨の庭に、ままごとの料理やフラワーアレンジメントの後が点々と散らばって濡れて光っている。子供たちの遊びの気配が感じられる。無人の隠れ家を覗いてみたら、たぶん濡れるのを嫌って、布類はちゃんと取り外して雨のあたらないベンチ型収納棚の中にしまいこまれていた。この生活感、本当に誰かの住処みたいだ。

しかしタープ代わりだった毛布が外されて軒先の枠組みがむき出しになってみると、飛び出た棒の先端が少し危ない気もする(心配性)。急いで部屋に戻って、穴のあきかけたノルディック柄の靴下を一組持ち出し、棒の先にクッションとして履かせておく。これで安心。しかもちょっと可愛いかも。子供たち、気づくかな。なんかにやにやする。

毎日毎日、笑わせてくれる。行ってきます。

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頭の中のBGMもNostalgic du coolなんか流れたりして。隠れ家遊びって、なんだかノスタルジック。


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by macchi73 | 2017-03-14 23:55 | 【その他】日記 | Comments(5)
2017年 02月 14日
チョコレートマカロン
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今年のバレンタインデーには、初めてマカロンを作った。

……って、私じゃなくて、末っ子がだけど。

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「作り方おしえてね」と言われたけど、私もマカロンなんて作ったこともなければ、食べたことも殆どないので、「泡立てってこれくらい?オーブン、これでいい?」とか聞かれても、説明書の通りに作るようにしか言えず。娘と同じだけの知識しかない。

それで結局、鉄板に触れてた面が薄っすらときつね色に色づいた、軽くてフンワリしたあま〜いメレンゲクッキー的な何かができた。

味見させてもらって、あはは、ちょっと香ばしいかもね甘すぎかもね、と笑ったら、娘が「うう……」と唸って頭を抱え、お母さんの評価がアブナイ……お裁縫は得意だけどお料理はそうでもないねって思われるかも……とうなだれる。

なんでだよー!お母さん関係ないだろう、ピノの料理だろう!と、笑ってしまったが、うううーみんなはそうは思わないかもよーと唸る娘。それは脅しか。よくわからないがおかしい。

が、その後、甘々のマカロンにかなりビター目なチョコクリームを作ってサンドしたら、最終的にはなかなかバランス良く美味しいお菓子になったようだ。与り知らぬところで名誉毀損される危機を回避できて、私も嬉しい。

家族みんなに「おいしいじゃん!」と言われて一安心した顔の娘。それから「マカロンって食べたことなかったなー」とか聞いて、微妙な表情。なんと家族の誰もちゃんとしたマカロンを知らないのであった。
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by macchi73 | 2017-02-14 23:55 | 【その他】日記 | Comments(3)
2017年 01月 02日
寝正月日記
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年末年始、家族はみんな夫の実家に帰省。私は体調不良で独り東京で寝て過ごす。一人で食べた肉に当たった疑惑。

夜中に便座を抱えて嘔吐の年越し、しょぼい。断熱材の無い我が家、ガランとだだっ広いタイル貼りのバスルームは底冷えが凄い。ひとり震えること地震の如し。体を丸めて唸りつつ、神頼みを無限リピートしてたら、いろんな宗教がお祈りや念仏を勧める理由が分かった気がした。

動き回る気力もないので、水道水に砂糖と塩を投入したものを枕元に置いて摂取して過ごす。経口補水液のつもり。ハンドメイドだがほっこりしない。ちょっと虫の餌っぽい。

こういう時に家族がいればなあとフラフラしながら少しだけ思う。その一方で、家族からの電話やメッセージ連投がしんどすぎて、電話を遠くに隔離したりもする。

三日目、固形物も摂取しようと林檎を薄切りして食べたら気力回復。もしかしたら途中からはただの空腹による不具合だったかもしれない。

コーヒーを淹れようとしたがフィルターが見つからず、キッチンペーパーを適当に折ってフィルター替わりにしたら、どういう訳かタバコの吸殻液みたいな味になってしまった(飲んだことないが)。とんでもなく不味い。オエッとなって廃棄。いつも家族がいれてくれる美味しいコーヒーを思い出す。

それから携帯に送られてきている写真とメッセージを見て、とても天気の良い正月だったと知る。あーあ、釣り行きたかったなあ。

四日目、みんなが帰ってくる前に、キレのない動きで家の清掃と洗濯を少々。抱きつきすぎて友情を感じ始めた便器を特にピカピカに磨く。トライ滅菌。

門扉が開く音がして、家族が帰る。うわー、お母さんが何か薄くなってる!本当だスカスカだ!とか抱きつかれて面白がられる。無音で無臭で冷たくガラーンとしていた家が、いきなり明るく賑やかで美味しい匂いになっていく。食物と飲物が、自分が動かなくても出現する。この数日の静謐が消えてくのを名残惜しく思いつつ、やっぱり人がいるのも良いかもな。

そんなこんなで、家族のありがたさを思い知った年末年始でした。
やりたかったことは何もできなかったが、減量だけは目覚ましい成果。

今年もよろしく。

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出発前に息子がセットして行ってくれた音楽リストのリピート再生で、耳にこびりついてしまった曲。変に好きになっちゃったような、もう聞きたくないような。

曲調から80年代の何かっぽく、YMOとか角川映画なんかを思い出してたら、全然今の曲だった。


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by macchi73 | 2017-01-02 17:00 | 【その他】日記 | Comments(12)
2016年 12月 25日
クリスマス卒業
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いつもは早朝から子供3人でくすくすガサゴソうるさいクリスマスが、今年は静かなものだった。
というのも、サンタからのプレゼントが末っ子にしか届かないという事態が初めて発生。上の双子たちは揃って成人に達してしまったからね、もうサンタ的には子供じゃないんだな。

午前中、二階に上がった末っ子がいつまでも降りてこないので見に行ったら、ベッドに埋まって顔を隠していた。どうやら今年のクリスマスはそんなに嬉しさ爆発の朝ではなかったようだ。なんだよ今年のプレゼントはピンと来なかったの?と聞いたら、それもあるけど(うわ)そういうことじゃない……と、顔を隠したまま布団に潜り込む。しばらく一緒に隣に寝そべってたが、なんとなく、気持ちは分かる気もした。

お昼、大学生の長女と一緒にランチの買い物に出る。
お日様が燦々と照る中、二人で小さいお店を色々見て歩くのは楽しいが、街全体も例年よりのんびり落ち着いていて、なんだかクリスマスの賑やかさが少ないみたい。それとも自分の気持ちの投影なのかな。

お店を見ていた長女が、「あ、これピノ子にそっくり」と言う。
見たら廃材から作った小さなロボが籠にいっぱい入っていて、全部デザインが違って面白い。中から3体、きょうだい其々にそっくりなロボを探し出してお土産に買って帰る。
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帰り道、むかし双子たちとよく散歩した道を歩いていたら、当時の小さな双子の柔らかな様子が鮮やかに目の前に浮かんできて、懐かしさにぶん殴られたみたいで少しクラクラした。あの時のチビスケたちと、今の大人になった双子たちは、同じ人間だけど同じではない。あのチビスケたちは今も君らの中にいるのか?

子供3人、いつもくっついてキャアキャア騒がしく転がり回って遊んでたのは、たぶん時間にしたら7, 8年くらいのもので、家族全体の歴史の中ではそんなに長い期間ではないと思う。でも多分、これから「家族」って聞いた時に思い浮かべてしまうのは、その賑やかでうるさくて大変だった短い期間のことなんだろうなあと思ったり。特に、生まれた瞬間が賑やかさのピークで、遊び相手の二人に一足先に巣立たれてしまう末っ子にとっては、これから色んなイベント縮小が続いて、少し寂しいのかもな。

ロボットを見るなり、うわー!Shiftキーのが欲しいけど、オレンジのをとるのを期待されている気がする!!だって見るからにオレンジがピノでピンクがレイクでシフトがマリオに似てるもん!と笑う末っ子。
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機嫌は直って、大学生が自分たちの用事で出かけるまで一緒に遊んだりプレゼント交換したり。若者たちは忙しいねえ。ピノもそのうちそうなるんだね。お楽しみ。

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ショックの一因でもあったかもしれない、なにかいつもと毛色の違うサンタからのクリスマスプレゼント......。これも何かからの卒業を意味するのか!?

『新版 学習まんが 日本の歴史』

でも午後になったら、楽しそうに読み進めていた。

歴史好きではないかもだが、本好き、漫画好きだもんね。


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by macchi73 | 2016-12-25 23:55 | 【その他】日記 | Comments(2)
2016年 12月 24日
Warmer and Warmer
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家族全員にお揃いのネックウォーマーを作った。

夫と末っ子には紫、双子たちにはグレー。
さらに娘たちにはそれぞれのネックウォーマーと揃いのレッグウォーマーも。

生地は柔らかくてもちもちのプードルファーと、ニット生地のリバーシブル。とっても暖かい。皆これでヌクヌクの冬を過ごすが良い。
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翌朝、出来上がりを見せたら、おおー、あったかい!と早速装備する家族たち。

それから子供たちは他の服もなんとなくお揃いっぽい感じにアレンジして、「ドーナツ買ってくるねー!」「俺はバイト」とか言って、そろって街へ出かけて行った。

むむ、その若者風習はどっかで見たことがある。双子コーデっていうやつだな、仲良しアピールの馬鹿っぽい風習だぜ、やめろやめろ(←友達いない系)……とか言いそうになったが、並んだ子供たちの様子が、あまりに愛らしかったので、やめた(←親バカ系)。

参考にしたのは、次のサイト:
【レッグウォーマーの作り方】
・pit-a-pat my life: リバーシブルレッグウォーマーの作り方
・サイズ参考・型紙はこちら:La-suila 簡単可愛いレッグウォーマー

→ファーのふんわり圧力でずり下がらない感じだったので、リブ生地は無しにした。丈は記載より長めにした。

【ネックウォーマーの作り方】
・l’espoir ハンドメイドと子育て日記:ネックウォーマー 作りかた♪
・縫い方は、ここが見易い:Coco Ribbon 基本シュシュの作り方(Aタイプ)

→筒モノのリバーシブルの縫い方、最初ちょっと混乱してメビウスの輪的な何かを作りそうになってしまったが、シュシュの作り方が参考になった。

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by macchi73 | 2016-12-24 14:57 | 【その他】日記 | Comments(2)
2016年 12月 24日
冬休み開始
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今年の仕事、完了!

ただいまからクリスマス休暇突入。年明けまで気がかりは何もない。

夜中から徹夜で家族へのクリスマスプレゼントも作成完了。ねむー。

クリスマスが済んだら、庭仕事もしようっと。
いま庭は手入れされてなくて野趣溢れまくりだけど、香りの強い花々が咲いてて、外で過ごすのは楽しそう。
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by macchi73 | 2016-12-24 07:00 | 【その他】日記 | Comments(0)
2016年 12月 03日
自作ハモネロ(生ハムホルダー)
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ハモネロを買いたしと思へども ハモネロはあまりに高し

年末のご馳走シーズン、そう嘆いて遠い目をする人は多いと思う。

それで自作してみたらとっても安価に簡単にできたので、図面や材料など参考までにアップしておく。
参考にしたのはこちら:
グルメソムリエの【美味しい話】

ハモネロ(生ハムホルダー)って色んな凝った格好良いシェイプがあるが、このタイプは身近な材料だけですぐに作れるのが良いと思う。

* 材木のカット *

●食材が触れるので無塗装板が良いと思う。ホームセンターで1000円くらい。
●組み立て後の長さは40〜50cm、幅は20〜30cmくらいあれば良さそう。
●ちょっと厚め(2〜4cm)の板を使うと見栄えが良い。
●今回は、縦20×横45×高さ32cm(板厚2cm)のサイズにした。

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* 組み立て方 *

参考までに材料も。でも、家にある釘とか紐とかでも十分だった。工夫すれば金具も無しで、釘や木片で代用可。

木割れ解消ビス(40mm):生ハムの足首を縛って固定するため、V字溝の隣に2本飛び出させておく。多少おしゃれに(?)赤銅タイプを使ってみたりして。
革紐:今回は見栄えも考えて革紐を使ったが、機能的にはビニール紐で十分だと思う。
ステンレススリムビス(65mm):プラスドライバでしっかりねじ込んで、板同士を留める。
ステン曲板2列穴(200mm):肉が触れる部分なのでステンレスが良いかな。ハムを挟み込むように適当に曲げて使う。
ステン金折(50mm):補強用につけたが、不要だった気もする。
さら木ねじ(16mm):金折や曲板をとめるのに使った。そんなに強度は不要なので釘でも良い。

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で、組み立て始めたら20分もかからずに完成。チョー簡単!
しかし売ってるお洒落ハモネロに比べて味気ない感じは拭えない。うーん、と唸っていたら、夫が「絵でもつけたら?」と言う。それで、ハンダゴテを熱して、ハムの元であるブタの絵を焼きつけた。
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前に末っ子が自作のパチンコに可愛い絵をつけていたので、きっと簡単だろうと思ったのに、ハンダゴテだとペンみたいにスラスラ動かせなくてヘンテコなブタになってしまう。ごまかすために後手後手で文字やキノコを足したりして、どんどんバランス悪くなっていき、最後は「蛇足になるからもう止めた方がいいよー」と娘に忠告されて、触るのをやめた。うう。私にありがちな結末。
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で、実際にハムをホールドしてみらこんな感じ。おおっ、結構カッコイイんでは!?
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全然、売ってるハモネロに負けてないじゃーん!なんて良い気になってから市販品を見たら、やはり売り物は格好良いのであった……。高いけどね。


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by macchi73 | 2016-12-03 07:00 | 【その他】日記 | Comments(4)
2016年 11月 15日
夜散歩@野沢温泉村
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夜、子供おすすめの村の宿はすぐに取れそうになかったので、近所の野沢温泉村に泊まった。素泊まりになったけど、村には食べるところは色々あるので、全然OK。温泉街だけに、イタリアンのお店なんかも浴衣のまま入れて、なんだかちょっと面白かった。

野沢温泉村には6カ所の源泉があり、それぞれお湯の特徴が違うっぽい。それで、それらの源泉を楽しめる「外湯」と呼ばれる小さな銭湯チックな建物が村に十数カ所も点在していて、早朝から夜遅くまで、何度でも自由にお風呂を楽しめるようになっていた。外湯、扉をあけるとすぐにお風呂と荷物置き場という超シンプルな作りだったりして、不思議な感じで楽しい。

外は寒いが、村中に温泉が流れているので、道端の格子蓋の上に立つだけでも、ほんのり温泉の温かさを感じたりできる。散策で冷え切ったらその辺の外湯に入ると、また体がポカポカする。高温の湯が多くて、熱風呂好きの私はとっても満足!
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それと、なんといっても、夜には真っ暗なのが良かった。

村の観光スポット的なところにスタンプ台が色々と設置してあって、地図をたよりに何個か集めると景品がもらえたりするんだけど、夜に回ったら、本当に真っ暗な道が多く、携帯を懐中電灯代わりにジリジリ進んだりする。鼻をつままれてもわからないような真っ暗闇もあり、娘が、え、本当にここ前に進むの?真っ暗の中に入っちゃうの?こわいよお母さん、とぴったりくっ付いてくるのが面白かった。それで一番真っ暗な高台に着いたら夫が立っていて、足下には温泉街のポツポツした暗い灯、空には一面の物凄い星屑!!しばらく夫のガイドでプラネタリウムを楽しむ。いつも思うが、星見物は夫を尊敬する稀な機会だ(ひどい)。とても楽しかった。

翌朝は、冷たい小雨。
しとしと静かで冬っぽくていい気分。温泉街を散策する。温泉だけでなく、足湯や温泉卵作り場(?)、飲泉スポット、お土産屋さん、食事処、居心地良いカフェなど、色々あって面白かった。水が豊かな村らしく、寺社やら道やらどこ歩いても、水路が目につく。
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そして帰り道。
途中でぐんぐん快晴になってきて、景色の彩度がどんどん上がって行く。で、彩り綺麗な千曲川や妙義山を見物しながら帰った。とっても楽しいとこだった。今度は冬にスキーしに来ても楽しいだろうな。
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ドライブ中のBGM、ものすごく久々に聴いたRay Wonderが楽しくて良かった。
アルバムだと、ファーストの "Hurray"が一番好き。




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by macchi73 | 2016-11-15 07:00 | 【その他】日記 | Comments(2)
2016年 11月 14日
ランダムウォーカー
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子供と森をふらふら歩き。
子供の歩き方ってリズミカルで、かつ予測がつかない。いきなりしゃがんで木の実を拾う。小径の脇の熊笹の藪に飛び込んで葉をむしる。枯葉を蹴ってヒラヒラ降らせる。そしていろんなものを拾ってポッケに入れる。

おーい、ポッケの中、洗濯の時に大変なことになるから気をつけなよ、と声をかけたら、ちがう、使うもの集めてるんだと言う。いやあ、使わないだろ、いっつもポッケの中のガラクタ大変だよ……という小言を飲み込んで口笛吹いたら、赤い実を乗せた笹舟をつくって、湖に放った。

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湖は流れが無いので、川に流した時のように舟も軽快には走らない。風まかせで行きつ戻りつしながら、こちらもランダムなゆっくりした動きで、それでもじわじわ岸を離れて行く。

舟に合わせて岸をゆっくり歩いてたら、魚が足音に驚いてサッと岸から離れて行くのに気づいた。うわ、魚いるじゃん!と目を凝らすと、あちらこちらに魚影が見える。そうして湖全体を注意深く眺めてみれば、ニジマスかな、けっこう大きな魚が水面に波紋を作るのも見える。と同時に、カゲロウたちの繁殖ダンスも目につき、『岸辺のヤーベ』で魚たちが飛び跳ねてカゲロウたちを捕食するシーンが急に生き生きと思い出されてきた。

そしたら、そういえばこの間、釣堀に行った時にカゲロウを模したルアーも売ってたなー、きっとこういう時に使ったら釣れるんだろうなあ……なんてことも思い出し、うわあ、こんな時こそポッケに自作ルアーを入れてくるべきだった!絶好のチャンスだったのに!!と残念に思う。今度はもっとゆっくり、ルアーもって遊びに来よう。
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口笛BGM。
ランダムウォーク→乱歩→月と手袋、ってな連想で。


『月とテブクロ』

筋少だと、『SISTER STRAWBERRY』に収録の『夜歩く』も良いと思う。あ、これは乱歩じゃなく横溝正史か。


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by macchi73 | 2016-11-14 07:00 | 【その他】日記 | Comments(2)
2016年 11月 05日
マインドフルネス散策@上ノ平高原
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長引く風邪でグズグズしていたら、夫が、ならマインドフルネスが良いよ、マインドフルネスで免疫力アップしなよ、マインドフルネス〜、え〜マインドフルネス〜と聞きなれない単語を連呼してくる。なんとなくバナナの叩き売り的な趣。なにそのマインドフルネスって?と聞くと、ふふん、いま最新の流行だよ、あとmacchiのイントネーションはおかしい、「マインド・フルネス」じゃなくて「マインドフル・ネス」だから、と笑われる。

聞くと、どうも頭を空っぽにして呼吸などに集中し、今その瞬間に対して五感をフルに働かせる瞑想法みたいなものらしい。ふーん、そんなの流行る前から私だって普通にやってた、自然散策とかの時に気分がシーンとして音や匂いがクリアになってくるアレでしょ?アレいいよね、マインドフルだよね。あーあ、自然散策したいなー。久々にマインドフりたいなー。(←知ったかぶり)

−−とか言ってたら、子供が「お母さん好きそうな場所知ってるよ、今度一緒に行こうよ」と、自然教室で行ったという飯山のブナの森の話を色々と教えてくれた。む、確かに面白そう。でも風邪っぴきだからなー。だけど今週末逃すとまたしばらく自由な週末無いしなー。行こうかなー、今回は止めとくかなー、迷う。

で、その辺の天気をSiriに聞いたら「−3℃、晴れでしょう」とか言う。マイナス3度!北国育ちの血が騒ぐ。東京の(というか、我家の)この隙間風のスースー肌寒い貧相な寒さでなく、キュッと冷たい空気を浴びたいかも。その方が調子も上がるかも!風邪もスパッと治るかも!……と、鼻をズルズルさせながら、なにか変に閃いてしまう(微熱のせいかも)。

で、マスクしてセーター着て、分厚い靴下はいて出かけた。
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ドライブしながらスマートフォンで検索して、上ノ平高原というところを目的地にしてみる。
着いた山にはもう雪もあったが、秋晴れのせいか厚着して日光浴をすればまだ暖かく、顔に冷たい風があたるのを感じるのはむしろ気持ち良い。明るい黄色の紅葉が多くてなんだか気分も晴れ晴れする。看板によれば、あと1, 2日で冬季閉鎖する山道らしく、そのせいか他の人の姿はどこにもなく、非常に静かだった。

一応、適当な場所で、みんなで並んでマインドフルネスもした。
やり方、よくわからないけど、瞑想っぽい形で。(形から入る人たち)
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それで十分マインドフルネス(嘘)を堪能して山から麓に降りると、透明な金色だった日の光が段々とオレンジレッドの西日になってきた。

辺り一面が赤く染まって、隣に立ってる夫の横顔もオレンジ色。

自分もすっぽり赤い光に包まれて、体の中まで赤くポカポカ暖かくなっていく気がする。
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ちょうど夕日が山際に沈みそう。
左側、白く光って大きく蛇行するのが、千曲川。
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夕日が山に隠れる瞬間を見物する。
光りながらてんでばらばらに四方に進んで行く飛行機雲が点在して、水面を泳ぐメダカみたいに見えた。
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そして、夜は温泉で一泊。
電気が消えた真っ暗な貸切露天風呂に浮かんで空を見たら、星屑まで見えて、またマインドフル状態。何かが開いて色々と発散して、風邪もぐんぐん治って行くのを感じる気がした。

それで良い気分で帰宅したら、体調はまあまあ落ち着いてるが、声が変。
正直、家で寝てても風邪の治り的には同じくらいだったかもしれないが、でもプラシーボも薬効のうち。マインドフルネス、ありだなと思った。

(そもそも、どこがどうマインドフルネスかはよくわからないけど。全然違うかも)
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by macchi73 | 2016-11-05 23:55 | 【その他】日記 | Comments(3)