クレマチス(育て方、剪定)
2009年 01月 28日
●開花は品種にもよるが、春から秋にかけて。
●日陰では花がつきにくいが、真夏の株元の乾燥には弱い。
●植え付ける時は、2節くらいが土に埋まるよう、深めに植えること。
●株分けは2月。挿し木、取り木は5〜8月くらいに。
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<クレマチスの剪定方法>
*花後すぐと、休眠期(2月)に剪定する。品種により剪定方法が全く違うので注意すること!
【旧枝咲き品種】
●花後には、花から1,2節下で剪定。
●2月には、芽の先端を剪定するのみ(弱剪定)。
●古枝に花芽を持つ。または、古枝から数節伸ばした枝に花芽をつける。
【新枝咲き品種】
●花後には、新梢を1,2節残して切り戻す。
●2月には、地際から1節程度のこして刈り込む(強剪定)。
●春に伸びた新しい枝に花芽がつく。
【新旧両枝咲き品種】
●花後には、新梢を1/2に切り戻す。
●2月には、地上を1/2ほどに刈り込む(中剪定)。
●前年枝と当年枝の両方から新梢を伸ばし、花芽をつける。
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以下は、我が家のクレマチス。
◆パテンス系(旧枝咲き; 開花は春と秋。早咲き。10cm以上の大輪)
ベル・オブ・ウォーキング
バラのように豪華で、色は微妙繊細。
花もちがよく、長いことずっと綺麗に咲いている。
ただ、背が伸びるのが遅い気がする。
ドクター・ラッペル(かな?)
伸びるのが早く、とても丈夫。
旧枝咲きのはずだが、何故か地際から刈り込んでしまっても10輪くらいは咲いていた。
◆モンタナ系(旧枝咲き; 開花は春で花期はやや短い。小輪多花性。芳香あり)
ルーベンス
薄桃色のグラデーションが可愛い。
高温多湿に弱いようで、なかなか海外の庭の写真にあるようには蔓延ってくれない・・・。
◆ ビチセラ系(新枝咲き; 開花は5〜10月。小輪多花性。強健。)
マダム・ジュリア・コレボン
なかなか繁ってくれないモンタナ系の替わりに植えてみた。
小さい花を沢山咲かせるのはモンタナにも似ているが、こちらはかなり丈夫で繁りやすいようだ。娘のベンチのあるアーチの根元に植える。
◆ テクセンシス系(新枝咲き; 開花は5〜10月。ベル型小輪多花性)
プリンセスダイアナ
花はかなり小さいが、鮮やかな色と面白い形で目立つ。
下から上へ、花をつけながら枝を伸ばしていく。柳イチゴの株元に植えた。
◆ ラヌギノーサ系(新旧両枝咲き; 開花は春〜初冬。花期が長い。肥料は少なめに。)
H.F.ヤング
大輪でいかにもクレマチスっぽい形。
かなり丈夫で初心者向きの品種らしいので、地上部が殆どない苗をあまり日当りの良くない木塀の前に植えたが、植付けてすぐの春に花を咲かせた。