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2008年 03月 17日
梅の剪定方法:花を咲かせるか、実を収穫するか
我が家の庭の枝垂れ梅も、そろそろ花が終わり剪定の時期。
本やwebをざっと調べると、梅は花後にザックリ剪定・・・なんて書いてあるが、「そしたら実はどこにつくの?」という疑問がわいて来たので、調べてみた。

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梅の剪定の仕方
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【2〜3月】開花

【4月初旬】花後の剪定
  • 新梢を出させるための剪定
  • 一つの枝に葉芽を数個残すようにして、枝の2/3ほどを切る
  • 枝垂れ梅の剪定の場合、幹に近い上向きの枝で強剪定すると形が良くなる。下を向いた芽は掻き取ること
【5月〜6月】摘果、害虫駆除
  • 同じ枝に実がつき過ぎた場合は育たないので適宜実を摘んでおく。
  • アブラムシが発生していたら駆除しておく(5月中にスミチオン1000倍液)。
【6月】収穫!
  • 梅の実は新しい枝ではなく2年以上前に伸びた枝の短果枝につく。
【7月初旬】収穫後の剪定
  • 来年の花を多くするための剪定(梅の花芽は7月下旬〜8月に作られる)。
  • 花芽をつける枝に日光と風通しを確保するように、不要な枝を間引く。
  • 枝を切り戻すのではなく、枝の根元から切ること。この時期に切り戻しを行うと、実のつかない長果枝が出て樹勢が落ちてしまう。
【12月〜1月】冬期剪定
  • 全体の樹形を整えるための剪定。
  • つぼみを見ながら、外芽の上で切る(内芽の上で切ると枝が内側にむかって伸びてしまう)。
  • 枝分かれして同年枝が多くでている場合、一本だけ残す。
  • 施肥は寒いうちに。夏には肥料切れになるようにしないと、葉ばかり茂って花が付かなくなる。

※ 枝の成長の様子に関しては、下記ページの図が分かり易かった。
http://www.jainaba.com/einou/situmon/sodatekata/ume/ume.htm
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基本的に、花も実も望むと上手くいかないっぽい。
花を楽しみたいなら花後の剪定をバッサリして、果実は大きくなる前に摘み取ってしまうようだ。
果実を沢山収穫するならば、翌年は花はあまり咲かないのを覚悟しないといけないとのこと(あれ、でも花が咲かなくなれば、当然実も付かないだろうし・・・隔年収穫にするってことかな?)。

うーん、悩ましい。
ちなみに、枝垂れ梅は果実用の品種でないため、実はなっても果肉は薄いらしい。
それでも収穫してみたい!

2008/3/22
青梅梅郷に梅見物に行った。満開の梅の香りにうっとり。
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梅郷の周囲では梅の木を売っている露店が多い。
家にしだれ梅があることを話したところ実梅の受粉木になると言うので、美味しい実がなるという「白加賀」の大きな木を買ってしまう。

2008/3/23
ちゃんとした実梅の木を得たからには、しだれ梅は毎年奇麗な花を咲かせることを本分とさせようと思い、早速花梅用の剪定をしてみる。
かなり枝元の方から、外芽のところでバッサリと・・・(なんて言いつつ、微妙に未練がましく枝が長いかな)。

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● 実梅(白加賀)の冬期剪定 覚え書き
2009/12/6
上に載せた枝の図解へのリンクが切れてしまったので、どんな風に切るのか忘れてしまった。
来年の剪定のため、今年の剪定は写真に残しておくことにする。
こんな感じで良かったっけな・・・ちょっと恐る恐る。

e0134713_18505321.jpg
昨年伸びた枝の状態はこんな感じ。

古い枝の先から、緑色の枝が2本、勢い良く長〜く伸びている。
他の枝を見ても、だいたい枝先からは2,3本の新しい枝を伸ばしているから、これは梅の性質っぽい。

一方、枝の途中からからチョコチョコ伸びている緑の短い枝が、短果枝ってやつだと思う。

短果枝を間近で見ると、プクッとした花芽がよく付いている。
園芸書曰く、短果枝が多いとそれだけ花と実がよく付くので大事にすべし。
また、剪定でも、来年できるだけ多くの短果枝を出させるような切り方にすべし。

e0134713_2053940.jpg

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枝先から長く伸びた枝の方には、花芽は見当たらず、プチっと尖った節のようなものが並んでいる。
ここから来年、また新しい短果枝が出ると良いんだろうな。

梅の剪定法を読むと、このように同年枝が複数出ている場合は、最も良い枝一本だけ選んで残し、他の枝は根元から間引くと書いてある。

なんか勿体ないけど「梅切らぬ馬鹿」。
右の枝の方を根元から間引いてしまうことにする。


それから、一年で1m近く伸びてしまった徒長枝については、冬の間に切り戻しておくことで、次の夏には短果枝がつくようになるそうだ。
ということで、さっき残した左側の枝や、その他の徒長枝は、先端から1/3〜半分くらい切り戻しておく。
刃物を持って怯む心を励ます呪文、「梅切らぬ馬鹿」を念仏のように唱えつつ、ザクッと行くぞー。

また、短果枝に混じって、長く太い枝がにょきっと生えていることがある(下の写真の、一番左の枝)。

e0134713_11205320.jpg
多分これが長果枝ってやつだと思う。
夏に枝を切り戻してしまったため、先端に行くエネルギーが勢い余って途中の枝を伸ばしてしまったものらしい。短果枝と違い、芽らしきものは付いていない。

短果枝への日当りを阻害し、主枝の勢いも落とすため、根元から間引くこと。


e0134713_11231377.jpgあとは全体を見て、混合っている枝や、内側に伸びている枝などを適当に間引いておしまい。

できるだけ花芽を残し、枝を切り戻す場合は元気な外芽の上で切ること。


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『はじめての果樹ガーデニング』

その後、すごく良い本を見つけた!
梅などの普通の果樹は勿論、ベリー類やサルナシ、パッションフルーツ、フェイジョアなんかのちょっと珍しいものまで載ってるのが嬉しい。
うちの庭には珍しい果樹が多いと思っていたが、これ一冊で全部網羅されている……。

内容は、各果樹について、だいたい下記の項目がシンプルにまとめられていている。

●シンプルで小さな通年カレンダー(花芽分化・萌芽・開花・収穫・施肥剪定等の時期)
●果樹としての特徴(巨木になりやすいとか、結実までの年数とか)
●栽培条件と品種選び(品種毎の特徴や、受粉しやすい品種のペアなど)
●栽培方法(各作業の時期と詳しいやり方を図と写真付きで)
●ガーデニングへの応用(トレリス向き等、どんな風景を作れるか)

どの果樹も、1〜5ページくらいに、写真と図を交えて、要点だけ短くまとめられているのが素人には嬉しい。
今まで色々と詳しい本を買っていたが、どれも詳し過ぎ・専門用語が多過ぎて難解だったんだよなー。

剪定については毎回検索して調べたり、詳しい本も買ったが、結局この本一冊頼みになっている……。
各果樹の情報だけでなく、剪定全体に共通するTIPSもあり、便利。


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by macchi73 | 2008-03-17 21:50 | 書籍・CD | Comments(0)


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