お手軽パーゴラを作る
2008年 02月 01日
写真が豪華だし、子供が喜ぶ面白い庭作りの図面等が沢山載ってる。
ブランコ、柳のトンネル、ツリーハウス、東屋、小川・・・熱中して読んでしまった。
しかし外国の庭って広いよなあ・・・。
これ庭というより森じゃん!ってな図面も沢山。
とてもそのままでは東京の庭(というか、我が家の庭)には使えないプランなので、かなりショボ〜くスケールダウンして作ってみることにした。
我が家に点在する蔓植物(モッコウバラ、ジャスミン、アケビ、ブラックベリー、房スグリ等)をかき集め、トンネルを組んだ回りに植える。そして、次女のベンチを移動してトンネルの奥に据え付けた。
これで葉が繁ってくれれば、花と果実のつく緑のトンネルができるはず。
横軸になる竹棒が手前にちょっと飛び出るように切ったのは、子供らが好む密室感を出せるよう、夏にはカーテンを吊るすため。
ちなみにトンネルは最初、その辺で数十円で売ってる竹の棒で組もうかと思ったが、モッコウバラの蔓が結構重そうなので、スチール製の丈夫な部品を買って組む事にした。
本格的な東屋は高価だし作るのも大変そうだけど、これなら簡単&お手頃。
作業の時間は植え替えも含めて丸半日、部品代は5000円程度でした。
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2009/5/10
一年後の春、植え付けた植物が繁った様子はこんな感じ。
トンネルの天井にはアケビが繁り、日差しが良い感じに遮られて、木漏れ日が娘のベンチに模様を描いている。
ベンチに座ると、背面からはゼフィリーヌ・ドルーアン、前方からはジャスミンの良い香りが漂う。足元にはツルコケモモ、左手にはブラックベリー、右手には房スグリが繁り、腹ペコ娘のお腹を満たしてくれる。
ただ一つ、問題は・・・色々欲張って植え過ぎて、なんだか見た目がゴテゴテと垢抜けないことか。
2009/夏
夏。まわりの草花の丈が伸びたおかげで、縦のラインが出て、ゴテゴテっぽさは少し減った気が(そうでも無いか?)。
鬱蒼とし過ぎの嫌いもあるが、日陰で涼しいので子供たちの休憩所になっている。
2010/5/16
更に一年後。
放置の末、ゴテゴテした様子も通り過ぎ、侘び寂びの境地に達した感がある。
というより、荒れている…。
でも香りの良い日陰で、果実も多いし、まあ良いかな。
2011/11/20
アケビが繁り過ぎ、妖怪の家みたいになってしまった。
固い蔓は間引くのも難しいので、トンネルは撤去して、蔓はまた小さく刈り込んでみた。
華奢なパーゴラに、ヘビーな蔓モノを絡めたのが失敗の原因かな。
ジャスミンあたりにしておけば良かった……。