ニゲラ(黒種草)
2009年 06月 28日
●花期は4〜6月。
●種まきは9月頃。耐寒性は高いが、夏の高温多湿に弱く、夏前には種をつけて枯れる。
●嫌光性種子なので、種の上にはしっかり土をかける。移植を嫌うので直播きすること。
●花はドライフラワーに
→ 種が食用にできるのはニゲラ・サティバという品種のみで、日本で一般に流通しているニゲラ(ニゲラ・ダマスケナ)は食用不可らしい。残念。
●一度種まきすると、翌年からは零れ種で自然に生えてくる。
2008/9
フェイジョアの株元がガラッと空き地なので、ハーブコーナーで売られていたニゲラという花の種を蒔いてみた。
2009/05/22
薄青色の花が咲いた。細い葉の感じと相まって、なんだか涼しそうな様子。
2009/6/3
気付いたら変な形になっている。風船みたいだ。
2009/6/28
読んだところによると、この中に入っている種に芳香とピリッとした刺激があり、ケーキなどにトッピングしたり胡椒の替わりに使えるらしい。なんか見た目、凶悪そうな形だけど・・・。
開いてみたら、ゴマみたいな種はまだ熟し切っていないようで少し緑がかっている。潰してみたら甘い匂いがした。
この甘ったるい香りはいつか嗅いだ・・・そうだ、小学生の頃の香水ケシゴムの香りだ!
試しに種をちょっと齧ってみたが、なんとも言えない微妙な後味がいつまでも残る。
「これがペッパーの替わりになるか?まだ真っ黒じゃないからダメなのか?」なんて訝しんでウェブで更に詳しく調べたところ、どうも食用になるのはまた違った品種(ニゲラ・サティバ)っぽい。
それどころか、サイトによってはニゲラ・ダマスケナの種には毒があるから摂取不可との記述も。うへえ。食べちゃった。1,2粒だけだから平気だとは思うけど。ショック。
香りは甘くていかにも食用になりそうなんだけどなあ。
2010/5
気付いたら、今年も菜園に青い花がちらほら。零れ種でよく咲くようだ。
ハーブと言いつつ食べられないのはガッカリだったけど、観賞用にも悪く無いかも。