ロビンソンの庭化
2017年 05月 06日
初夏の庭、三日会わざれば刮目して。
連休が終わってしまうのがなにか勿体無く、休みを最後まで有効利用すべく夜には窓を全部開けてガタゴトと衣替えやら部屋の夏支度やらしていたら、家の中を暖かい夜風が通って行った。その後、部屋全体が羽衣ジャスミンの甘い香り。
そっか、毎年思うけど、花の香りって夜の方が濃い。ジャングルも良い。
でも、例年だと、帰省から戻る頃には庭が色んな花々でもっとカラフルだったと思うんだけどなー。今年は全体的に開花が遅いみたいだ。こう緑一色で鬱蒼としてると、昔みた映画、『ロビンソンの庭』を思い出す。
鬱蒼とした緑って格好良いじゃん、自然回帰って良いじゃん、スピリチュアルってヤツじゃん、とか廃墟に集うヤングなフーテンたちがシャラくさいことを言っていたら、どんどん増殖する緑の狂気に飲み込まれてしまいましたとさ、という話(←嘘くさい要約)。
当時、夜バイト後の時間潰しに行ってたオールナイト映画館で観た時は、湿気や緑増殖の感覚が生々しくて感動した。この不快が一周して快感になる感覚、分かるよなあと。
当時は自分もモワッとした空気の中、ジメジメと怠惰に所在無く暮らしていたせいもあるかもしれない。冷んやりドライなオフィスで一日中勤勉に暮らしている現在、もう一回見ても当時ほど身に迫った感覚を感じられるかは分からない。
ただ、初夏までは美しく優しい緑が、真夏にかけて突如凶暴な原始の緑に変化するという点については、常々マイガーデンにより身をもって知らされており、当時よりも今、より共感できると思う。
夜の庭のロマンチックな様子を以前にも綴られていましたねぇ、なんて素敵♪
「誰が袖」なんてね、
子供たちの隠れ家「スイスのロビンソン」みたく何でも工夫して庭全体が本当にオアシスですねぇ~、
「 Disney Girls」The Beach Boys
懐かしいこんな歌が聴こえてきます♪
去年私は弦ズッキーニを畑で育てたのだけど、夏に入る前は可愛い野菜だったのに、剪定してもどんどんおばけ化して、ナスもトマトにもツルを伸ばして、リトルショップオブホラーズかと慄いて戦ってましたw
これもテレビで見ました。
ミッドナイトアートシアターだったかな。
髭が青々って(笑)、でも分かります、近所の里山で実感しました。
タケノコとか凄い迫力で怖い。
でも子孫を残す為に必死なんでしょうね。
素敵なお庭に思わず見とれてしまいました。お子さんの隠れ家!いいですね。私も隠れてみたい。
「ぼくね、ジャングルに住みたいんだ。あ!そこの雑草は刈らないで」が口癖の長男(小3)が見たら、「この家に引っ越す」と言い出しそうです。
子どもが赤ちゃんの頃に庭のある中古戸建に引っ越してきたのですが、当時は虫が怖くて怖くて、庭に出る時は腐海にマスクなしで挑む谷の住人のような気持ちでしたが、そんな家で育った子どもたちは虫が大好きになり、恥じらいやら色んな大切なものを失う子育て期間の最中に私の中にあった虫への恐怖心もどこかへ行ってしまったようで、今は一生懸命蝶の食草を植えて、何の蝶が来てくれるか楽しみにしています。
また遊びに来させてください。長々と失礼しました。
はは。誰が袖、夫の香りが思い浮かびました。夜でも分かる。芳香ではないけれど(失礼)。
スイスのロビンソンって、ふしぎな島のフローネの原作なんですね。面白そう。
ビーチボーイズは中学の時に同級生の男の子が猛烈にプッシュしてたけれど、その時の私にはピンと来ず……。それから食わず嫌いで殆ど聴いたことがないのです。ディズニー繋がり(?)の懐メロなら、私はスエードのMetal Mickey派かなー。
africajさん、LB15さん>
ロビンソンの庭は、あまり褒めて人に勧めると期待値だけ高くなっちゃって実際はがっかりされそうな気もするんで、人には茶化しちゃいたくなる映画なんですが、映像とか雰囲気は私はかなり好きでしたよ。
見たのがまた汚めの古い映画館だったんで、なんとなく映画自体とその時の空気とが混ざって、思い出すと若くてウロウロしてた時の気分が蘇ります。あれ、またちょっと見たくなってきた……。
humming0324さん>
おおー、ジャングル好きの小3、ウェルカムですよー。ゴールデンウィークは夫実家で親戚の子供達と虫捕りしたんですが、小さい子と遊ぶのって、たたた楽しい!!!
今では大きくなった我が子たちだと、いかにも子供達がお母さんに付き合ってあげてる感満々なんですが、珍しく本当に楽しんでくれてるチビッコと一緒に同レベルで遊べて面白かったなー。チビッコ、懐かしいなー。
ジャングルを愛する時代は短いかもです。少年少女の世界は他にも魅力的な遊びがいっぱいですからねえ。遊べる限り、一緒に楽しんでください!子どもが育つのって、あっという間でビックリですよ。