エチゼンクラゲのポーチ
2016年 08月 25日
今年の夏休み自由工作の、娘デザインの給食袋、やっと完成!
−−このエチゼン君っていうクラゲの形の給食袋作りたいんだよ、袋なんだけど着せ替え人形になっててー、頭のところが紐でキュってしばる巾着袋みたいになっててー、形は丸くてふっくらしててー、学校の机の横に腕とか足で掛けられるようになってるのがイイんだけど。頭のとこを逆さまの巾着にして、首のところの紐はスカーフで隠すとか、どうかなあ……
と、最初にデザイン画を見せられた時は、「いやあその方法で作っても、重力もあるし、君の絵みたいにならないよ、クタッとしたり、使いにくいと思う。普通の袋にクラゲのアップリケつけるくらいでイイじゃん」なんて話したんだけど、どうしてもやりたいと言うので、現実的なやり方を色々と相談したんだった。
娘によれば、エチゼン君とはゲームに登場するクラゲのキャラクター。
洋服屋さんをやってて、オシャレなヤツらしい。
で、丸っこい形のがまぐちポーチのハンドメイドキットがあるのを見つけて、そちらの型紙を少しアレンジして頭部に使うことにしたのだった。キットと言えども金具と布を縫い付けたりが結構大変で、子どもの力では苦労していたようだが、こちらはなかなか良い感じに準備できた。
そうして、それから頭部に合わせて体も作ったんだけど、こちらは何度もやり直して、ものすごく苦労した……。
最初は、頭部と同じ帆布で、単純に体の形を袋状に縫ってみたが、布が固くて複雑な形の袋なので、どうしても裏返らない、とか。
じゃあ、パーツは単純な形にして、最後に縫い合わせればイイかなとやり直したら、やはり布が固すぎて細かい細工に向かず、思った感じならなかったのでこれも失敗、とか。
それで手持ちの布の中から、伸縮性のある似た色のものを探し出して手足を作ったら、今度は良い感じにできたけど、どうやって体幹と縫い合わせたら綺麗にくっつくのかよくわからず、中表やら中裏やら試して何度もやり直したり、とか。
ここの構造は本当に難しく、親子ともども非常に不機嫌になった……(←短気同士)。
体をくるんとひっくり返して、手足がやっとちょうど良い角度で綺麗につながって出てきた時には、かなり嬉しかったなー。
で、何度もやり直しが続くと、自分でやりたいと言ったくせに、だんだんと「ああーもう!また変になったー!」「なんでこんなに固いんだ」「ううーもうやだ……」とか、不機嫌になりだす娘。
つられて私も、それは自分が面倒な形を選んだんだから仕方がない、面倒が嫌なら一般的な形にすれば良かったんだよ、袋なんて先人の知恵で最小の工程で最大の便利さが既に用意されているんだから、それがベストソリューションってやつなんだよ!とか、なんだか怒り気味。
しかし、そんなこんなで日数もかかったが、やっとできたら、やっぱり凝ったぶんだけ嬉しい!良い出来じゃん!すごい!
ということで、人類の叡智の結果のベストソリューションを使わず、自分のやり方で凝ってしまえば、そのぶん面倒が待っていることが分かったと思う。
でも、自分のやり方で結果を出せた時は、充実感もひとしおという部分もあると分かったと思う。
なので、今後はその両方をよく天秤にかけて、頑張ることと頑張らないことを決めて、面倒な方をやると決めたんだったらブーブー言わないのが良いと思う。
今回のは、君の意見通り、こだわってやって良かったと思う。
それと、お母さんも自分も、短気でお天気屋というのは覚えておいて良いかもと思う。すぐプリプリして、すぐ良い気分になるんだよね。
使ったのはこちらのキット。
はは。火星人=クラゲってイメージ、どこからなんでしょうね。やっぱりウェルズが最初なのかな?
水量たっぷりの水槽、いいなー。
しかも収穫までできるとは!ジュンサイ大好きなんですけど、ジュンサイは清流じゃないとやっぱ難しいんでしょうね。
庭に水辺の風景が欲しいと思いつつ、水を導入すると、今のように放置とはいかなくなってしまうんで、いつか時間ができたら……と想像するばっかりです。
Like a Rolling Stoneさん>
サンキューです!
針仕事で手がチクチク痛くなってしまった娘も、作品を見返してはニヤニヤして、たぶん内心同じこと思ってるっぽいです……。