小江戸でお花見
2016年 03月 26日
お花見に行こうと急に思い立ち、子どもと電車乗って小江戸・川越に行ってきた。
川越市には「自転車シェアリング」という仕組みがあるので、駅前で自転車を200円で借りたら、あとはずっと一日中、自由にサイクリングと散歩を楽しめる。
花を見たりお城を見たり、いかにも江戸時代っぽい古い町並みを散策するのも楽しかったが、子供が一番喜んだのは菓子屋横丁。小遣い内で、いかに良い感じにお菓子を買うかを考えるために、横丁のお店を一通り検分したり、またもう一周したり、脇目も振らずに真剣に悩む様子がおかしくて笑ってしまった……。あからさまに、花より団子すぎ。
そして、全く知らなかったが、川越はガラス工芸も盛んなのか?
歩道の敷石にガラスが組み込まれていたり、ガラス細工のお店や体験工房がチラホラ見られた。
私たちもオリジナルのトンボ玉作りにトライ。たくさんある色とりどりのガラスの棒を好きに溶かして、色も大きさも柄も自由に作って良くて、すごく楽しい!娘は水玉、私はマーブル模様を作った。
完成品をみて、あまりの素晴らしさに絶句する私たち。
ねえねえ、なんかお店で売られてるプロの作品より輝いてない?まったく素晴らしい出来ですなあ……とか、帰りの電車の中でも何度も何度も袋から取り出して、ウットリ眺めて二人でニヤニヤしてしまう(馬鹿)。自分たちで作ると、何でもひときわ輝いて見える不思議。手作りの楽しみ。
楽しい一日だった。
夫がオーディオファンっぽいところがあって、「コレよくない?」って色々見せてくれても、私はあまり興味がなくて大抵「ふーん」ってな感じなんですが、真空管アンプだけは見た目から凄さを感じました。自分で作ったら、なおさら格好良く見えるんだろうなー。……って、見た目の話ばかりですみません。真空管の音、聴いたことはないんですよね。どんな音がするんだろう。
私は音楽は、どっちかって言えば、曲が分かれば良い派です。そして夫は音質にこだわり派です。両者の間には深くて暗い河がありますね……。若い頃、夫がどうしても買いたいというオーディオセットを、働かざるものオーディオマニアすべからず!どうしても買うなら私を倒して行け!と立ちはだかって邪魔したら、macchi, ごめん、本当にごめん!と言いつつ、私を倒して出て行った夫の後ろ姿が忘れられません。ふ。夫婦史上トップ何位かの大喧嘩でした。
MAGNAVOX M4、ホーン型で黒くて、夫が良いなーって言ってたノーチラスとかエンファシスとかいうスピーカもちょっと思い出しました。やっぱり特徴がある形って、憧れや愛着が湧いて良いのかも。手作りオーディオ、なんだか楽しそうなので、夫にもおすすめしてみようかな、なんて。
川越は、けっこう「観光地!」って感じでした。時期外れな平日に行って、自転車借りて少しメインストリームを外れたところなんかもぶらーっとすると、のどかで良いかもです(ある意味、観光地外れた普通のサイクリングになっちゃいますが)。
実際に行ったのは投稿日の1週間前だったのでそうでもなかったんですが、投稿日だと、春祭り期間中の日曜なんできっとかなり混雑してたろうな……と想像。
似た雰囲気(大雑把?)だと、葛飾区の柴又帝釈天オススメですよ。
参道ももちろん楽しいですが、すぐそばが江戸川なんで、川沿い散歩がのどかで良いんですよねえ。なんで川沿いって、のんびり気分になるんでしょう。
そしてなぜか意外と、混雑していない気がします(アクセスが悪いおかげかな?私がたまたま人が少ない時しか行ったことないだけかもですが……)。