「ほっ」と。キャンペーン
2016年 03月 21日
親子喧嘩
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3連休の中日の朝。
なんだか久々にゆっくり子供と一緒に過ごせるなーと思って、今日は何でも好きなことに付き合うよって言ったら、漫画喫茶で半日過ごしてみたいという。

ええー、ごめん、その選択はナイ!
せっかくのお天気の日に勿体ないよ、漫画喫茶なんてシケた密室には(←失礼、好きなんだけど)雨の日とか夕方とか、もっと貴重じゃない時間帯を使って連れてってあげるからさー、と説得したが、「なんでもって言ったのに……」と不満そうに黙り込む子ども。そこに夫が加勢してきたので、こちらは全くの不利となり、「行きゃあ良いんでしょうが、行きゃあ!もう絶対『なんでも』とかって言わないからな!私は君らに対して慎重になる!」と、プリプリしながら漫画喫茶に行くことになった。

それでムッツリしながら漫画読みに入ったら、やっぱり漫画は面白く、半冊目くらいで思わず「フヘッ」とか笑ってしまって目があって、さっきごめんよ、と仲直りする。そっからはお互いに独り笑いしつつ、一緒にゴロゴロ寝そべって、黙々と4時間ほど物語にどっぷり浸る。

そうして、今日はすっごい読んだねー、満足だー、ぐったりだー、と1日の終わりくらいの気持ちで外に出たところ、まだまだ明るくて暖かい昼下がりだった。うわ、ちょっとしたタイムスリップ感。

で、午後はサイクリングに行って、暗くなるまで外で遊んだ。
帰り道、充実した1日だった!という娘。確かに、なんだか二日分遊んだみたいな気持ちがする。
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それで思ったんだけど。
私は毎日ずっとオフィスに閉じこもって過ごしてるから、お昼の陽光や外気ってものすごく貴重なものに感じるけど、子どもはいつも外で遊んでて、年に数回大人といる時しか漫画喫茶なんて入れないから、そっちの方が特別感があるんだよなあ。きっと。
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漫画喫茶で読んだ一冊(ってか、上下二巻)。

『百万畳ラビリンス(上) 』

話の筋は、すごく面白い出来かっていうと、そうでもなかったんだけど。

団地っぽい部屋や畳敷きの和室が変な風に歪んでどこまでも連なるラビリンスの感覚が、とっても良かった。こういう場所、夢で見たことあるなーって感じ。

個人的なかなり偏った嗜好の話になってしまうが、変な場所に迷って出てこられなくなる物語って、映画でも漫画でも小説でも、昔から何故か妙にグッとくるんだよなー。古くは子どもの頃に読んだ眉村卓の『迷宮物語』とか、小説だけでなくアニメ版も好きだったんだけど、風景的にはそういうのに通じる感じがちょっとした。

あと、私もゲーム好きな子どもだったので、昔のゲーム話のアルアル話も共感できたり、風景のモデリングの手法とかも「うんうん、ゲームだとそうだよね」って思えたりとか。

小学校の時、ファミコンのソフトをわざと半挿しにしてプレイすると普段と違う変なステージが現れるという現象を見つけた時には非常にワクワクして、そればっかりやってたのを思い出した。マリオブラザーズとかドンキーコングとか、いつもの場面なのに、床に見た事がない穴がボコボコあいてるとか(←これは本当にそうなる)。そしてその中のある穴に落ちると、隠しステージである地下世界を見ることになるとか(←これは当時の期待と空想)。

そういう嗜好や経験がある人には、おすすめの漫画かも。

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by macchi73 | 2016-03-21 23:55 | 書籍・CD | Comments(0)


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