2015年 11月 08日
シダクロスズメバチ(シダ黒雀蜂)
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紅葉狩りに誘われて、友達の友達グループと山歩きに出かけた。アウトドア、すっごい久しぶり。

山上でのお弁当タイム中、ウィンナーを食べてる人の手元に黒っぽい蜂が執拗に寄って来て、図々しくもウィンナーをムシャムシャ食べ始めた。雀蜂に似ているが、ずっと小型で、黒地に白に近い淡黄色の縞模様の蜂だ。キラービーだ!と同行のおじさんが、なぜか嬉しそうに何度も叫ぶ。あはは。


←キラービー。
B級映画で一分野を確立している、凶暴な生物が遺伝子のナニカで巨大化しちゃったり、超進化しちゃう系。

まだ小さかった頃に、それ系の元祖とも言えそうな『新巨大生物の島』を観て以来、私はわりと避けてる分野でもある。わざわざ避けなくても、普通かすりもしないが。


家に帰ってから調べたら、キラービーではなくてクロスズメバチ(黒雀蜂)だった。
Wikipediaによれば、地中に営巣する体長10-18mmの小型のスズメバチ。肉食性が強く、新鮮な動物の死体から筋肉を切り取って肉団子を作ったり、食卓上の焼き魚の肉からも肉団子を作ることがあるっていうから、今回の行動にもぴったり合致する。

で、もう少し調べていたら、シダクロスズメバチっていうのもいるらしい。
海抜約300m以上の山地樹林に生息しており、見た目はクロスズメバチにそっくり。違うのは、顔の中心の黒い線がクロスズメバチは途中で切れているのに対し、シダクロスズメバチは顔の先まで貫通している。それで撮影した動画をよくよく見たら、今回のはどうもシダクロスズメバチっぽいかな。
(ところで、「シダ」ってどういう意味なんだろう?)
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登山は、運動不足の身には致死量近い勾配だった気がする……。
「辛くても景観の良いルートが良いか?楽な感じで普通の景色のルートが良いか?」という岐路が何度かあったのに、連れて行った子供がピョンピョンと楽しそうに先頭の方を行くので、「ハイ!後者ルートで!」と日和るタイミングを逃し続ける。子ども、みんなに遊んでもらって楽しそう(だが、お母さん、そこまでなかなか追いつけないぜ!)。
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そのおかげでアップダウンが激しい難路だったせいか、歩いているうちに周囲の樹木の種類がどんどん変わり、それに伴って、足元に敷き詰められた落葉の色も淡緑〜黄色〜赤紫〜茶色〜そしてまた緑……と、移り変わっていくのを見ながら歩くのは、とても楽しかった。どうせ先頭にはだいぶ遅れているので、気になる地面は掘り起こしたり、朽木を割って中身をみたりしながら、のんびり進む。

む、もしかして、この落葉鑑賞ってのは山歩きの新しい楽しみ方かもしれないな……とか、発見にちょっと気をよくしつつ。単に、うつむいて足を運ぶだけで精一杯で、顔を上げて歩けなかっただけとも言える。

机にばっかり噛りついてないで、もっと運動しようっと!
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「ファイトォ〜! イッパァ〜ツ!!」 いつでもどこでもふざけてる。それが子ども。
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落葉鑑賞。足元がまた緑になってきたことで、下山ゴールが近いことを知る。ホッ。
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by macchi73 | 2015-11-08 19:13 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(4)
Commented by ローズマリー at 2015-11-08 23:54 x
紅葉が奇麗、おじょうちゃんの楽しそうな笑顔、良い休日を過ごされましたね。
「落ち葉を楽しむ」って良いことを教えていただきました。
私も紅葉観に出かけたくなりました。

ちょうど今、ファーブル昆虫記を読んでいます。一巻二巻は蜂の事が書かれています。
昆虫の不思議さを楽しんでいます。シダクロスズメバチって攻撃性はあまりないのかな?
それにしても指先のウィンナーを食べるなんて面白いですね。
Commented by macchi73 at 2015-11-10 23:25
ファーブル昆虫記、面白いですよね。
記録の中に、よく『肉団子』って出てきませんか?
それを読んで、子供の頃は、お鍋の中の肉団子とかを想像しちゃって、変な感じがしたように覚えてます。

クロスズメバチは、攻撃性はそんなにないっぽいですよ。
大きさも小さいし、スズメバチがそばに来た時のような恐怖心は感じませんでした。

今は紅葉が綺麗な時期ですが、あと週末も1,2回で、あっという間に枯葉の季節かもですねえ!
Commented by 薪の炎 at 2015-11-17 15:22 x
ブログ記事へのコメント初めてなので勝手がわからず古い記事へ、直接関係ないことをコメントしてしまいました。蜂にも関係ないです。すみません。ユスラウメの記事にコメントあると思います。ごらんいただければ幸いです。名前は薪ストーブを愛用しているということだけです。
Commented by macchi73 at 2015-11-19 00:07
薪の炎さん、はじめまして。
このところブログを放置しており、コメントに気づくのが遅れてしまい、ごめんなさい。

薪ストーブ、いいなあ!憧れる。
私は東京ではずっと冷暖房を使っておらず、親切な友人に「赤んぼ死ぬから暖房は入れなよ!」と、ガスストーブをプレゼントされたことがあります……。

それから10年、今ではエアコンまで導入してぬくぬくと暮らすようになってしまいましたが、懐かしく思い出すのは、子供時代の北国の床やベッドの冷たさ、居間の石油ストーブの熱さ、それと炎の上でシュンシュンいうヤカンの蒸気とかですね。
燃える本物の炎は良いですよね。


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