2015年 07月 24日
イギリス夏休みドライブ:3日目(エデン・プロジェクト)
e0134713_2123729.jpg
2015夏休み旅行の3日目は、残念ながら朝から大雨だったので屋内で過ごせるエデン・プロジェクトをゆっくりみることにした。
エデン・プロジェクトは、大きな植物園みたいなものではあるが、バイオームと呼ばれるドームの中に、イギリスとは違う気候の環境が人工的に作られており、世界中から集められた各種植物が栽培されているのが特徴。
e0134713_2124621.jpg

 3日目(エデン・プロジェクト観光)


▶︎ 8:00 予定変更
3日目は、朝早くから激しい雨。
これまでの雨は、パラパラ降ってもすぐに光が差したりして屋外活動に問題なかったが、今日はさすがにダメっぽい……。

なので、今日は屋根のある施設、エデンプロジェクトでゆっくり過ごすことにした。エデンプロジェクトは、日本でイギリス旅行を計画中に娘が一番食いつきが良かった場所だし、ちょうど良いかもしれない。

宿で美味しい朝食を食べてから、出発!

▶︎ 9:00 宿出発、雨の湿原
せっかくの雨なので、ムーアの本当の湿原状態も見てみたいところ。
ということで、すぐに高速にはのらずに、ダートムアの中を通って西に向かう。

すごい雨で、ムーアは一面の霧。運転していても前方が見えない。これは湿原の本領発揮を期待できそうだ。
e0134713_2121886.jpg

ダートムアに入ってしばらく進むと、あちこちに昨日とは違って水場ができているのが分かった。
e0134713_212272.jpg

動物たちはどうしているんだろう?と思ったら、昨日より見かける数がかなり少ないので、どこか良い場所で雨宿りしているのかもしれない。ただ、体の大きな馬や羊はわりと平気な顔で、その辺の藪の中でムシャムシャ草を食べていたりもした。動物はそんなに気にしないのかな。

この状態の地面ってどんな感じなんだろうと思い、適当な場所に車をとめて歩き回ってみた。
そしたら、水たまりなどないように見える地面でも、水がたっぷり含まれていて、歩くたびにジュワッと水が滲み出て足跡部分が水たまりになる。本当にスポンジみたいだ。

e0134713_2122533.jpg
↑地面に水は見えないのに、走り回ると足元からは水しぶきが上がる。面白い。

▶︎ 10:00 迷子
道を数回間違えたら、どんどん変なところに迷い込んでしまう。ナビにももう ”Unnamed” としか判定されない道ばかり。ダートムアはとっくに出ているはずだけど、よくわからないことになってきた……。道幅がどんどん狭くなってきて、そのうち舗装もない土の道になってきて、道に森が被さって来て枝が窓にビシバシぶつかったりする。
e0134713_2121612.jpg

建造物発見。この橋みたいなのは何だろう?地図で探してみたけど、ちょっとわからなかった。水道か何かかな?
e0134713_2122976.jpg

▶︎ 12:00 エデンプロジェクト到着
やっと道にエデンプロジェクトの看板発見。
宿からエデンプロジェクトまではダートムアを通っても2時間はかからないはずだったが、迷子やら何やらで、結局3時間かかってしまった……。

看板に従い、駐車場に車を停めて、ここからは遊歩道を歩くかシャトルバスに乗るかするようだ。もう乗り物はみんな飽きてたので、遊歩道を歩いて行くことにする。
e0134713_2123999.jpg

エデンプロジェクトはイギリス人の夏休みの結構な人気スポットらしく、場内についてからもチケットゲートまでの待ち時間1時間という案内が出て、人が並んでいた。「ちょっとmacchi, 1時間って、どうすんだよ……」と夫が嫌そうに言う。ムッ。これは私が大嫌いな質問だ。そりゃ選択肢は二つ、黙って待つか、嫌なら引き返すかしかないね、と少し意地悪な感じで答えてしまう。

が、並んでみたら、チケットゲートまでの道のりにも綺麗な植物や模型がレイアウトされていたり、お手洗いがあったり、動く怪獣(手人形)を連れたスタッフが並んでいる子どもたちが飽きないような対応をして回ってくれていたりで、そんなに待っている感覚でもなかった(実際には40分弱くらい)。
e0134713_212206.jpg

▶︎ 13:00 - 17:00 エデンプロジェクト見学
場内は植物園らしくいろんな草花で彩られている。早速、一番面白そうな熱帯バイオームへと突入!
e0134713_2123559.jpg

園内には水場や熱帯住居、本物みたいな滝もあって、ムワッとした熱帯の中、マイナスイオンを浴びられたりした。また、熱帯の鳥たちが、木々の間を飛び回っていたり、足元を歩いていたりもする。楽しい。

子どもがやたら笑っていたのは、Baka Campというプレート。なんだかな……こういうとこだけ目敏いよな……。
e0134713_2124196.jpg

それと一番面白がっていたのは、バイオーム内、高さ50mのところまで登れる階段。
登ると足元が網になっていて、網越しや手摺り越しに下を覗くとチョー怖い!下を覗き込んでる子どもの姿を見ると、自分で覗き込むよりも更に怖い!!

キューガーデンのTreetop Walkway(18m)は怖くなかったのに……50mの威力って凄い。
e0134713_2124389.jpg

そんなこんなで、一番派手な熱帯バイオドームを楽しんだ後、食堂のオープンテラスでランチして、他のスポットもざっと見て、17:00頃にシャトルバスでエデンプロジェクトを後にした。ちょっと駆け足だったけど、楽しかった!

ちなみに、午前中早い時間帯に着くようにすれば、たぶん入場も並ばず、もっとゆっくり楽しめると思う。


▶︎ 18:00 - 19:30 プリマス
エデンプロジェクトを出たが、更に西進してランズエンドなど目指すか、東の方に戻るかを少し悩む。

結果、西は諦めて、東へ1時間ほどのプリマスに行くことに決めた。
ランズエンドまで行って「イギリス最西端制覇!」と達成感を得たい感じはするけど、戻り時間を考えると、子どもはドライブばっかり長くなっちゃってあんまり面白くないだろうしなー。

で、プリマスについたらいい感じに雨は上がって、みるみる明るい光がさしてきた。広々した海の景色が気持ち良くっていい感じ!
e0134713_2182889.jpg

しかも、偶然何かのイベントらしく、広場には屋台や移動遊園地がセッティングされていて、ステージではヘビメタっぽいライブが行われている。

お祭り気分に盛り上がり、最初、乗り物のりたーい!と浮かれて走り回る子供たち。
が、実際に乗っている人たちの様子と悲鳴を見たらすっかり怖気付いてしまい(遠心力系の激しい乗り物ばかり。ヘビメタだから?)、一緒に乗ろうよ〜乗りたいんでしょ〜と追いかけると、「乗らない!乗らない!広場の方がイイ!macchiイジワル!お母さんイジワル!」と走って逃げ惑う子供たちであった。うひひ。
e0134713_2123193.jpg

プリマスの港、光がさして綺麗だ。
e0134713_2123337.jpg

1620年、ピルグリムファーザーズを乗せたメイフラワー号が新大陸アメリカに向けて出発したのも、この港。

世界の植物を集約するエデンプロジェクトというのもなんとなく大英帝国という感じだし、探検家フランシス・ドレーク船長が拠点としたのもこのプリマス港と考えると、凄い勢いで海外に拡張していた大英帝国の昔日を思ってしまう。植民地とか各種戦争とかの是非はあるけれど、やっぱり、外へ外へと拡大しようという人間の精神には、何かしらのロマンを感じたりもしなくもない。

▶︎ 21:00 ホテル着
プリマスを散策した後は、明日からの化石拾いに備えて、1時間半ほど東のエクセターまで戻った。
道中、子どもは疲れて眠ってしまって静か。連日の移動、お疲れさん。眠ってる子供って、かわいいものだ。

e0134713_247424.jpg宿についたら起きた。起きたら生意気だった。

「今日のホテルはまあまあ合格」



* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

夜のドライブ中、夫が気に入ってずっとかけていたCD。
旅の出発前に友人から借りた一枚だが、子供達には不評で、「曲交換!」とビシッと言われるので、寝てる間に……。

Die Buben im Pelz & Freundinnen

なんかよく分からないドイツ(or オーストリア?)のバンドの、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのコピーアルバム。よく見ると、ジャケットがウォーホールのバナナ(本家版ジャケ)じゃなくて、ソーセージになっている。

長距離ドライブ中のリピート再生で耳に馴染んでしまって、「もう本家よりこっちの方が断然イイよ、聞いてるとイギリスの風景が浮かんでくる……」と、旅行後の夫の愛聴盤になってしまった感あり。


[PR]

by macchi73 | 2015-07-24 23:55 | 【その他】日記 | Comments(0)


<< イギリス夏休みドライブ:4〜5...      イギリス夏休みドライブ:2日目... >>