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2015年 07月 23日
イギリス夏休みドライブ:2日目(ダートムア)
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2015夏休み旅行の2日目は、ムーアが広がるダートムア国立公園の観光。
公園と言っても物凄い広大なので当然ハッキリした区切りも見当たらず、中にも普通に点々と村のようなものがあったりする(公園面積 954 km², 東京都の半分弱の大きさ)。
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 2日目(ダートムア観光)


▶︎ 6:00前 起床(早起き!)
宿の前の広々とした野原を散歩したくて、珍しく早起きできた。
早速チャチャッと身支度して出ようとしたら、単独行動禁止!と夫に注意される。で、みんなを誘ったが、子供たちは「庭の動物と遊んだりバドミントンしたりアニメ見てる方がイイ〜」と連れない。夫はまだ眠いという(ドライバーお疲れ様)。で、友人に付き合ってもらって二人で早朝荒野の散策をした。
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背丈ほどの藪が茂る荒野の中には、草が刈られた道、草を踏み倒しただけの道などがあっちこっちに伸びている。
それらを辿って歩くと草の上に小さくて丸い糞がたまに落ちているのでワクワクする。これは野ウサギがいるっぽい……。とか思ってたら、早速見つけた!!歩いていた先方で、小道を横切って藪から藪へ飛び込むウサギ発見!!うわー、一気に目が覚める!!「ピーターラビットに似てる」と冷静な友人。本当は這いつくばって藪の中のウサギの跡を探したい気がしたが、友人の手前、ちょっと恥ずかしくて衝動を堪える。

藪の中からは、カチカチ、チッチ、ピーピー、いろんな鳥の声が賑やかに聞こえて、囀りの中を歩いているみたいだった。私たちの足音で、色んな小鳥が飛び立つ。そのうち小雨がぱらついて来たので宿に戻る。戻り道、なんか地面から規則的な振動が伝わって来たと思ったら、大きな馬に乗った人が荒野の向こうを駆けて行くのが見えた。これ、地面に耳をつけたら色んな動物の足音が聞こえそう。

宿に戻り、みんなで簡単な朝食を食べてたら晴れてきたので、今度は夫と散策に出た。今回はずーっと丘を越えるところまで足を伸ばすと、遠くにリッチな感じのペンションが見えた。犬の群れの声が移動してくる……と思ったら、大きくてスリムな格好良い犬を連れた男たちが開けた野原からこちらの藪に向かってきている。うわー、これはウサギたちドキドキじゃないか?

なんて思ってたら、またウサギを見かける。やった!……が、すばしっこくって写真は無理だ!その代わり、ウサギ道っぽい草のトンネルや、地面の穴を見つけた。この広い野原を、私には見えないウサギたちが縦横無尽に駆け回っているのかと思うと、なんだか楽しい。犬に気をつけろよ!と思う。

▶︎ 9:00 Glastonbury着、食事と観光
Bristolの宿を出て、40分くらいのドライブでGlastonbury という街についた。休憩を兼ねて、食事と散歩をする。

グラストンベリーは、一言でいうと「スピリチュアルの町」という感じ。アーサー王とグイネヴィア王妃の墓があると言われるグラストンベリー修道院は、イギリス最古のキリスト教の遺跡らしい。そのアーサー王伝説のせいか、街全体が、魔法・妖精・ヒーリング・ヨガ・占いなどに満ち満ちている。それがいたく子供心にヒットしたようで、お店巡りで興奮することこの上ない。1時間ほどの滞在にしとこうと思ってたんだけど、子供達が楽しそうなので、結局半日近くを過ごしてしまった。

Glastonbury 街中
街中のお店には、魔法の杖や魔女の鍋、なんかの骨や指輪、コスプレみたいな衣装などなどがゾロリと並んでいる。おもちゃ屋さんにも、面白いものが多い。
街の教会の芝生の上には ラビリンスと呼ばれる模様が書かれていた。和解と調和の精神で歩きましょうと書かれていたので、みんなでそのようにしてみる。
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Charris Well(庭園)
前に写真で見て、来てみたいと思ってた庭園。
全部見てまわっても30分程度の小ぢんまりとした庭だけど、とっても居心地の良い綺麗なとこだった。ウチもこういう庭にできたら良いなあ。
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チャリスの湧水はイギリスの中でも最も古く水量も豊富らしく、神聖視されたりしているようだ。
有名なパワースポットで、ジョンレノンもここで「イマジン」の構想を練ったりしたとか。所々にじっと瞑想してる人たちがいて、子どもたちもつられて座禅を組んでじっと瞑想したりしていた。行儀が良くて大変よろしい。この赤い聖なる水は飲むこともできる、と書かれたグラスが置いてあったので一口飲んでみる。とても冷たくて、鉄の味がした。
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Glastonbury Tor(トーの丘)
アーサー王伝説に出てくるグランストベリー修道院の近くにあるトー。
Tor(トー)って、コーンウォール移動中によくみかけた表記だけど、丘とか高所っていう意味なのかな?よく分からず。試しに登ってみたら、けっこう高くてしんどかった!
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登る途中には家畜も自由にうろついており、足元は糞注意。トーの丘は、糞の丘でもあった。
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てっぺんの塔の中は、なんか座禅を組んで瞑想している人たちでいっぱいだった。
丘の頂上は凄く見晴らしが良くて、向こうの海峡までが見渡せた。例のごとく柵などないので、子どもたちがはしゃいで駆け回っているのを見るにつけ、急斜面を転げ落ちたらどうしよう……とドキドキして足が萎える。それを可笑しがって、斜面のふちでわざと転ぶ真似などする子供たち。そういう冗談はヤメロ!と叫ぶと、めちゃくちゃ嬉しそうに笑う。ハイテンションな子どもたちって、心臓に悪い。
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▶︎ 15:40 Bovey Tracy着、チェックイン
Glastonburyから1時間半くらいで、宿のあるBovey Tracyに到着。
グラストンベリーで長く遊んだので、もう4時近い……。車を宿前に停めてみんなには車内で待っててもらい、チェックインだけ急いで済まして、まっすぐダートムア国立公園に向かう。

今日の宿はThe Cromwell Arms。
市街地にあるパブの裏側が感じの良い庭になっていて、後ろに幾つか部屋がくっついている。これなら今晩は晩御飯も宿で食べれるから、ギリギリまでダートムアで遊べそう。
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▶︎ 16:00 - 20:00 Dartmoor National Park
Bovey Tracyからは、すぐにダートムアに入ることができる。

まずは一番近いインフォメーションセンターに向かい、公園内の地図をもらった。おすすめスポットは?と聞くと、フームと考えた様子で「ここはとてもとても広い……」と言うので、とりあえずそこにあったポスターに大きく載っている石橋みたいなものの写真を指差して聞いたら、Postbridgeという場所だと言って行き方を教えてくれた。

公園は、本当にとてもとても広かった。
なので基本は車で流しつつ、面白そうなものがあれば車を停めて散策する。道路脇には点々と車止めのための空き地があるので、動物の群れや登ってみたい岩山(岩登りしてる人たちはけっこういた)、走り回りたい野原など見つけたら、だいたいその付近で適当に降りて遊ぶことができた。
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ムーアに降り立ってみると、色んな草に覆われた足元はフカフカしていて、ちょっとスポンジみたいな感触だった。ダートムアは湿原とは言っても、雨水をよく吸収・分散する泥炭の厚い層に覆われている湿原なので、雨が降っていない限りは表面は乾いているようだ。ただ、インフォメーションでもらった地図をみると危険地帯のマークなどもあり、その辺りは底なし沼みたいな湿地になっていて遭難者とかもいるようだ。地図なしで闇雲に移動しないようには気をつけないといけないかもしれない。
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あちこちで、羊・馬・牛・ウサギ・色んな鳥などが、群れで、または一匹で、頻繁に見られ、とても楽しい。
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古代の石橋(Postbridge)
ダートムア国立公園内にある川にかかる石造りの橋。13世紀頃に作られた古いものらしい。
川の水は透明で、子どもたちと覗き込むと魚が泳いでいるのが見える。

川沿いを歩くと、花が咲き乱れていてとても綺麗。
いかにもワイルドフラワーの花畑といった中にジギタリスがよく咲いていたけど、こっちだと野草だったりするのかな?川に沿ってずっと散策したら、野原の奥の方に、どこかに続いている散策用の小道のようなものもあった。試してみたい気がしたが、さすがに今からだと途中で暗くなりそうなのでやめた。残念。
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▶︎ 20:30 宿、夕食
ムーアを堪能後、暗くなる前に宿に戻る。
6人用の大きなファミリールームが安かったので一室借りたら、クローゼットには古いオモチャ箱なんかもあって、「おおっ!この宿は良いね」とみんなに言われる(←えっ、それって、昨日の宿は……!?)。
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おもちゃ箱の中を見て「あっ、これは俺が子どもの頃に気に入って遊んでたものと全く同じのだ、すげー!」と嬉しそうにする夫(TOMY製)。子供たちはツイストゲームなどして遊ぶ。
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それからたっぷり食事して、まだ遊んで、明日に備えておやすみなさい。子どもたち、二段ベッドをどのように使うかでしばし議論した後、妥協案に至って眠る。

なんかダートムアが思っていたよりみんな楽しそうだったので、英国最西端(ランズエンド)の地を踏むという計画はやめて、明日もダートムアでも良いかもな……とか思ったり。

もっと時間があればなあ!しばらく滞在して、ダートムア探検するのも面白そうに思う。

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ドライブ中、子どもたちが気に入って歌いまくっていたのは、 ヒゲ美人コンチータのアルバム。見た目はインパクトあるが、歌は朗々と歌い上げるスタンダードな感じ。歌謡曲っぽい。


子供たちは歌詞がわからないので、だいたいは「コンチータはコンチ〜タ ♪ オオ!」という歌詞で気分良さそうに歌っていたので笑った。

が、サビだけは何故かいきなり上手な英語になってたり。


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by macchi73 | 2015-07-23 23:55 | 書籍・CD | Comments(0)


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