バードウォッチカム自作(2)動体検知で自動撮影
2015年 01月 31日
今日は末っ子の作品が出展されている展覧会を家族全員で見に行った。
実は先月も書道展の招待状をもらっていたのにうっかり出勤してしまい、「せっかく選ばれたのに……見て欲しかったよ……」としょんぼり言われ、平謝りしたばかりなんだった。
展覧会はなかなかポップで面白く、上の子たちも一緒に楽しんだ。
帰り道、長女の好きな雑貨屋と、夫が前から目をつけていたというレストランに寄る。タルタルステーキなるものを生まれて初めて食す。美味。
満腹で眠い食後、末っ子がポケットからチラリとU字磁石とビニール袋を見せて「今日はこれに付き合ってもらいたい」と言う。そのチラリズムに屈して、善福寺公園まで砂鉄集めに行く。
冬の公園は、ピリッと寒くて澄み切った冬の空気が気持ち良かった。
公園の砂場で砂鉄を集めながら、顔を上げたら色の薄い月がくっきり見えてた。
池に水鳥がいろいろと集まっているのを家族と並んで眺めつつ、今晩はゆっくり庭の動体検知カメラの画像をチェックをしよう……とか一人考えて、顔がにやり。
本日は家族サービス(←悪い言葉)で時間がなかったので、動体検知できるところまででOKとする。できれば撮影した画像をPCに自動送信する仕組みまでやりたかったんだけどなー。それはまたそのうち。
そして、本日の成果はこちの動画。(動画って初めて作った……)
狙ってたツグミ、GETだぜ!
強風のせいで木や影の揺れが大きく、無駄な画像も多く撮れてたけど、なかなかの成功と言えるでしょう。ひとまず満足。
【動体検知カメラの作り方】
使っていないiPhoneに、「Cambush」というアプリをインストールして、野鳥の餌場に固定しておく。
→ Cambush(100円)
http://samulife.com/iPhone/cambush-motion-movie-app
動きを検出したときに自動的に動画を録画するアプリ。画像はiPhone内に保存される。
あまり感度を上げ過ぎると、風が吹いただけで撮影してしまったりするので注意。
オススメの設定値は次の通り:
⚫︎Resolution: 640*480(画像サイズ)
⚫︎Sensitivity: 7% (動体検知感度)
⚫︎Idle Time: 30s (検知してから、何秒間連続撮影するか)
⚫︎Power Save: ON (省エネのため、作動中のモニタを切っておく)
⚫︎Auto Focus: ON (場合によってはOFFにして固定焦点でもOK)
⚫︎その他は全てOFFにし、Wifiは切っておく(消費電力節約のため)【カメラ設置について】
⚫︎iPhoneは水に弱いので、雨飛沫等がかかりそうな場所では防水ケースが必要。
⚫︎鳥をいい感じに撮影するには、自在アームのついた固定用クリップが便利。
⚫︎電池の持ちが悪い古いスマフォの場合は、バッテリー付ケースがあると電池切れを防げる。
私は雨のかかりにくそうな軒下・縁の下にセットすることにして、防水ケースは使わず、固定アームだけ利用した。バッテリーケースはとても便利そうだが、ちょっと高いので自作で対応(ガーデンライト用の屋外電源からコードを這わせて電源をとり、DIYで簡易的に雨除け作成)。2万5千円ちょっとのBirdWatchCamを我慢して、アプリと固定アームで1500円程度で自作できたから、まあまあのコストパフォーマンスかな。
MOTION MotionTech 防水フィルム iPhone4対応
iPhone4用の防水フィルム(500円)。各自のスマフォに対応したものが必要。
500円〜3000円くらいの価格帯だが、基本的に雨天時の撮影はやめておくのなら、水中撮影したい訳ではないので安価なもので十分そうに思う。
BESTEK クリップ式 フレキシブルアーム ホルダー
スマフォを好きな場所に固定できるクリップ(1380円)。BESTEKのこれは大抵の機種に共通で使える作りだし、BirdWatchCamの用途以外にも色々使えそうで、買っても損はない感じ。
今回使ってみたが、カメラ角度や位置を自由自在に変えられて便利だった。
iPhone4S/4専用バッテリーケース i616
iPhone4用バッテリー付きケース(2390円)。各自のスマフォ機種に対応したものを選ぶ必要がある。もしも本物のBirdWatchCamと同等に、単体で常設する野鳥監視カメラにしたいなら、是非欲しいところ。
iPhone5以降になると、防水+電池付きのibattz aquaというものがあって、機能的には理想っぽい。ちょい高いけどね。
生『とりぱん』だ!!あ、マンガです。
ツグミんはほんとに慎重なんですね〜。
面白いです。またぜひぜひ動画をあげてください。
と勝手なお願いをしてしまう私です。
うちも庭の木にみかんを挿してありますが
メジロを蹴散らしてギャー子、あ失礼、ヒヨドリが皮ごと食い荒らしてみかんを落として去っていきます(笑)
鳥の性格も色々ですね
ツグミがえらい慎重派なんで可笑しかったです
ツグミはミカンを食べていませんね?
なにを食べていたのですか?
今月は週末も出勤続きで胃が痛いんですが、落ち着いたらまた作ろうっと。
撮影への熱意は、家族からはちょっと苦笑されていました。
まあでも、だいたい何でも試せばできるってことを子供たちに焼き付けられれば本望です!(買った方が早いとかありますが……)
『とりぱん』、とびとびで数巻だけですが娘が愛読していますよー。
毎日鳥を眺める生活、楽しそうですよねえ。
ヒヨドリがギャー子でツグミが慎重とか、種に共通する性格があるのが不思議です。
一羽一羽は別の個体なのになー。長い種の歴史があるんでしょうね。
中には気の強いツグミとかおっとりしたヒヨドリとか色々いるはずですが、本能に従って生きてると、人間ほどには個体差の幅が出ないのかもですね。
あと、人間からだと、あまり詳しく個体識別できないから、種全体で一羽のキャラみたいに見えるんですかね。
ツグミが食べてるのは、バードケーキってやつです。
パン粉+きび砂糖+油をこねて団子にしたもので、種を問わず冬の野鳥の好物らしいです。
冬、脂肪をつけて生き延びるためかなと思います。
焼きついてくれてありがとうございます!(←?)
その甲斐あってか、今日は末っ子が、自分で思いついた「チョコを使わないでチョコを作ってみる!」という方法でバレンタインチョコを作り中……。
面白いこと考えたなーと思いますが、果たしてそんなことができるのか?楽しみです。