クリスマス休暇
2014年 12月 25日
クリスマスを終えて、朝早くから家族みんなで冬休みの旅に出た。
久しぶりに受験生たちも一緒の家族旅行で、嬉しいような、心配なような。
が、末っ子の顔がイマイチ冴えない。いつもだったら一番嬉しそうにはしゃいでいるはずなのに。
どうしたの?と聞いたら、ううん、と首を振る。
えー、どうしたんだよう、何なんだよう、と気になってしつこく聞いたら、モジモジと、なんか今年のクリスマスプレゼントがね……と呟く。欲しかったものだけど(オモチャの補給パーツ)、でも普通のものだった……いつもだったら本物のすごい驚きがあるのに……と言う。「なんていうか、いつもの華とか品が無かったんだ……」とか評論家のようなセリフを言う。むむ。ションボリ言ってるけど、けっこう酷い。それってきっとサンタさん傷つくぜ。
で、旅行から帰って来てクリスマスの片付けでツリーを子供達がどけたら、その陰に転がった小さな小さな包みが……。
それを開けて、飛び上がって喜ぶ末っ子。すごーい、コレだよ、コレがサンタさんなんだよー!普通の人じゃないものなんだよー(←?)と叫ぶ。
そして親であるわたくし厳しく曰く、誰かからあなたへのプレゼントに決して文句を言ってはいけません。何事も確認が雑ではいけません。箒はきちんと部屋の隅からかけなくてはいけません。
サンタのプレゼントは、小さな鉱物標本とプレパラートだった。
早速手持ちの顕微鏡であれこれ調べ始める娘。
家にあるUVランプを当てると、透明だった鉱物がピンクや水色に蛍光することも確認された。面白い。
最近、末っ子専用展示BOXには娘があちこちで拾って来た色んな石がズラリと並べられているので、そこに一緒に並ぶことになるだろう。
とても小さい試験管たち。鉱物に混じって、「妖精ノ鱗粉」など、何だか怪しい標本も幾つか見られる……。
試しにそれらも顕微鏡で見たら、キラキラといろんな色に発光して綺麗!と、娘、興奮。
娘の影響により最近知ったが、光らせたり砕いたり、なんか鉱物にもいろんな楽しみ方があるらしい。これは楽しいかもね。