ヒペリカム(西洋弟切草)
2014年 11月 30日
ヒペリカムの育て方:
⚫︎花期は6〜7月。初夏の黄色い花も、秋の赤い実も鑑賞用に楽しめる。
⚫︎夏の直射日光が苦手なので、半日陰に植える。寒さはマイナス5度くらいまではOK。
⚫︎強健でよく増えるが、日当たりが悪すぎると花付きは悪くなる。
⚫︎水切れに弱く、やや湿った酸性土が好き。
⚫︎春に挿し木で増やせる。または種をとって蒔いても発芽率は良いらしい。
⚫︎幾つか種類があり、主に花を鑑賞する系(カリシナム)と、実を鑑賞する系(アンドロサエマム)があるようだ。前者の方が地植え向き、後者は夏以外は日光を必要とするので鉢植え向き。
娘が生け花教室で使った草の実が、濃いピンク色でツヤツヤしていてとても可愛い。
ヒペリカムという花材らしい。調べてみたら、実だけでなく花も綺麗だ。挿木でよく殖えるとのこと。
しばらく飾って楽しんだ後、果実が熟したので、種をとって撒きつつ、季節外れではあるが試しに挿木も試してみる。たいていの植物はそうだが節から発根しやすいので、節のあたりを斜めに切って、数節埋まるようにして柔らかい土に斜めに挿しておくこと。
来年の楽しみが一つ増えた。根付くといいなあ。
なんて、朝から庭仕事をせっせとやっていたら、娘が寄ってきて、「それ格好良いね……」と私のナイフを羨ましげに見つめる。
DIYの名残の木っ端を拾ってナイフの使い方を教えたら、黙々と練習し出す。
娘の隣で、私はガーデンデッキ周りをいい香りにしようと、芳香で有名なブッドレアを植えてみたりする。大きくなる品種も多いブッドレアだが、植えてみたのは小型の「アドニスブルー」という品種。
手入れとしては、毎年2月に地際で刈り込むと、春に枝を伸ばして5月頃から咲き始めるらしい。
それって紫陽花のアナベルと同じ管理方法なので、忘れないようにアナベルの隣に植えておいた。
そんな感じで出だし好調だった日曜日だが、仕事で呼ばれて急遽出勤になってしまう。
えーなんで?行かなければ良いよ、とちょっと不機嫌になる娘。このところも深夜の帰宅で、昨日も結局出勤だったしなあ……。
でもそんな時、ちょうど友達が誘いに来て、「お母さん、お魚つくったから見てね!もっと作ってもいいよ。尻尾欠けちゃったの直してくれる?」と言い残し、娘は公園に行っちゃった。
娘の去った後には木屑。
けっこう根気よく削ったもんだなー。
ちょっとだけ手直しして柄とか付けて、娘が気づくよう、出勤の前にデッキの周りに飾って出かける。
ちょい、クリスマスぽい、かな。明日から12月だ。