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2014年 11月 26日
子供の時間
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夜中に帰宅したら、街灯の光を反射して庭でテントが静かに光っていた。
中を覗くと、誰かが野営した形跡。む。

翌朝、家族との会話で、末っ子の仕業だと知る。
「そうなんだよー。家に帰ってきたらお父さんがお出かけしててドアが開かなくって、ずーっと待ってても来なかったから、仕方ないからテント張ってたー」なんて言う。

ええっ!でもどうやって!?と驚いて娘を見ると、あれ、意外とヒョロ長い。

いつの間にか一人でテントが張れるほど大きくなっていることに、いきなり気づいた。
もう赤ちゃんじゃあないんだなあ。

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テントの中の寛ぎの痕跡。

一人でどんな風に過ごしていたんだろう。
すごく想像つくけど、でも実は想像と全然違うのかもしれない。

『にんげんになったニクマンジュウ』(長 新太)

そんなに盛り上がりも無いだらけた話なのにとても面白かった。
肉まんの下のペラッとした紙。人類共通の記憶である、あのぺラッとした感触を介して、肉まんが人間になることもあるかもしれない……と納得させる力作(←ちょっと嘘)。

読んでて、子供の頃に見た夢の感触を思い出した。
私の母親というのはスチロールトレーに入れて売られている薩摩芋で、私はその子芋である……という変てこな夢。しかもその衝撃の事実を、デパートのトイレで青い顔ののっぺらぼうに聞かされるというシュールな夢だった。でもその感覚が子供の私にはとてもリアルで、起きた後、大人に「人間って焼き芋になったりすることある?」なんて聞いて呆れられたのを、未だに覚えている。


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by macchi73 | 2014-11-26 23:55 | 書籍・CD | Comments(0)


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