草木染め:桑の葉
2014年 08月 24日
引き続き、末娘の自由研究の草木染め中。
簡単に大量に収穫できる植物ということで、裏庭の桑の葉を使ってみる。
普通に煮出す用と、実験用に灰汁で煮出す用と、お鍋2つ分、いっぱい刻んでね!
という訳で、桑の葉をごっそり取って来たら、あとはお姉ちゃんにも手伝ってもらって、ひたすら刻むのみ……。
桑の葉は、煮ていると美味しそうな香りがするので、「あれ、今、お茶沸かしてる?」と子ども。
普通に水で煮ただけだといかにも桑の葉茶みたいな黄褐色の煮汁になるが、灰汁で煮出すと煮汁は真っ黒だ。
で、3種類の媒染(銅・鉄・ミョウバン)を試してみたら、黒い煮汁の銅媒染は明るいベージュ、黄色い煮汁の鉄媒染はグレーベージュに発色した。
あれー、思ってたのと逆の色になった!と娘。
「バイセンするまでどんな色かが分からないのが草木染めだね〜」と語る。その通り。
でも、どれも温かい黄みを強く感じさせる色味なのが共通している。
この強い黄みが、桑の葉の色の特徴なのかもしれない。