林で見かける、足が速い大型甲虫:オサムシ、キマワリ
2014年 08月 21日
近くの自然公園の森林の中を虫を探して散策していたら、樹上や林床を素早く歩き回っている甲虫がよく目に付く。動くものって目につきやすい。
地面の枯葉の間を歩き回っているのは、オサムシ。翅は退化して飛べないが、健脚の虫だ。
前に庭で見たアオオサムシより地味な色味だったから、オオオサムシ(大筬虫)かと思う。
「オ」が多いな……。
体が大きくて見栄えがするので、夫と子どもが喜んで捕まえようとする。
が、「オサムシの放屁には強烈な毒があるんだよ」というようなことを教えたら、「うわー!」と言って逃げ出す。大げさ。
木の幹の上を素早く歩き回っていた真っ黒な甲虫。
ゴミムシとかゴミムシダマシとかクチキムシとかの仲間だな……とはすぐ思ったけど、この辺りって地味なものが多くて難しいんだよなあ。
これは、ゴミムシダマシの仲間のキマワリ(木廻)っぽい。木の上をよく早足で歩き回っているから、キマワリと呼ばれる。
この辺りの仲間の中では大型なので、目に付きやすい。
体は丸いのに、足が妙に長いのが特徴。