フナムシ(船虫)
2014年 04月 27日
虫とは言うが、見ての通り、体の構造が昆虫ではない。
甲殻類の一種なので、どっちかって言うとエビやカニなんかの仲間か。
しかし海の掃除屋として腐敗したものを食べているため、臭くて不味く、食用にはできないらしい。
ダンゴムシに似てると思ったら、ワラジムシ目(等脚目)という同じ種の仲間だった。
等脚目の多くは海に棲むが、陸棲に進んだのがダンゴムシやワラジムシ。
私の人差し指との比較(私は手が大きい方)。
つい陸棲のワラジムシと比較してしまうので、でっかいよなあと思ってしまう。
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近くの潮溜まりには、カニやイソギンチャクもいた。
イソギンチャクも色んな種類がいるみたいだけど、同定できず。
当たり前だけど、潮溜まりとかで見かける生物って、庭で見かける生物とは全然違っていて、なんとなく感心する。
やっぱり海に棲む生物のフォルムって、陸棲の動物より私たちから遠いよなあ。
逆に言うと、霊長類っぽい形の海中生物がいたら、ちょっとギョッとしちゃうだろうな。