2012年 06月 01日
1/12 スケール
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寝かしつけの時、ベッドの中の娘と話していたら、小人の大きさってどのくらいかというテーマで大きく意見が食い違った。

末っ子が考えている小人は、身長10cmに満たない女の子。すごく小さい。妖精っぽい。
対して私がすぐに思い浮かべる小人は、赤ちゃん〜幼児くらいの大きさ。
「見たことないからわかんないね。でもお母さんの小人だと、庭のお家に入れないね」と呟く娘。
「白雪姫の小人もいるし、アリエッティもいるし、たぶん色々なんじゃない」と私。

数日後、ホームセンターでドールハウス用の食器など見かけて、「このサイズだと娘の小人だな」とふと思う。
見回せば、統一規格でもあるのか、だいたい同じサイズのミニチュア食器やら家具やらが並んでる。
1/12スケールっていうサイズらしい。しかし、人間の1/12って、こんなに小さいか?
尺が1/12ってことで、体積としてはずっともっと小さくなるってことなのかな。

更に数日後。
ワイヤー飾りの植木鉢を眺めながら、娘サイズの小人の部屋にちょうど良さそうだなーなんて想像してしまう。

そしてある夜の深夜過ぎ、家族が寝静まった後、植木鉢の中に1/12の住処を作っている自分がいた……。

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万が一、急に子どもが起きてくるとヤバいので、電気を消した部屋隅で作業する。

道具類は全てちゃんと使えること、という点にだけこだわった。

ドライハーブを瓶に詰めたり、唐辛子を吊ったり、縄を編んだり、フックを作ったり。


完成した家は、ちょっとやそっとでは見つからない、庭隅のクリスマスローズの藪の中に隠しておこう。
子どもが見つけるかもしれないし、見つけられないうちに苔でも生えて腐っちゃうかもしれない。
そのドキドキ感や良し。

いつか娘が思いがけなく不意に発見したとしたら……。
想像してみて、ウヒヒヒヒと深夜に一人笑い。

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小人つながり、ミニチュアつながり。


『ノーム』(大型本)

十代の頃、本屋さんから段ボール箱一杯の本を購入できる特典を得た時があり、その時注文した本。

「ちょっと子供っぽいかなー」と思っていたが、読んでみたら、予想に反して凝った内容でなかなか面白く。結局、その時ゲットした十数冊の中で一番愛着深い一冊になったのだった。

(ちなみにその時一緒に注文したのは、当時話題になってた椎名桜子の小説など。『ノーム』とは反対の意味で呆気にとられたので、覚えてる)

ノームを中心とした西洋の小人の眷属について、住居や生態を、あたかも実際に観察したかのように記録した内容になっている。いま、『こびとづかん』ってのが流行ってるけど、あちらがポップで面白風なのに対して、こちらは昔の図鑑画風で。

我が家の子どもたちが小人遊びを始めた時期って覚えてないが(気付いたら何となく定番の遊びになってた)、もしかしたらこの本の影響があるかもしれないな……と、今思い当たったりして。

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『スコープ少年の不思議な旅』(桑原弘明)

以前、長女が面白がって見ていた写真本。
桑原弘明というオブジェ作家が作る、スコープ(とても小さいミニチュアの世界を拡大鏡を通して眺める仕組み)の写真が載っている。なんかワクワクする。

あまりに面白そうだったんで、実物を観に行ったんだった
ミニチュアの部屋の窓から明るい緑の景色が見えたりして、面白いもの作るもんだなあと感心した。

あんな風にリアルに作り込んだ小人の家、私も作ってみたいなあ。


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by macchi73 | 2012-06-01 06:30 | 【その他】日記 | Comments(2)
Commented by リーサ at 2012-06-05 11:20 x
小人の家、い〜いですね♪
娘さん、見つけたらビックリ仰天するでしょうね。
うちの庭にも、誰かこっそり仕掛けてほしいです。
Commented by macchi at 2012-06-05 23:50 x
こっそり仕掛けてはみたものの、娘が付近を通るとソワソワ・ソワソワしてしまい、挙動不審になってしまいます。これは、子どもの頃、かくれんぼで上手く隠れ過ぎて、鬼が何度も目の前を通る時のあの胸の高鳴りに似ている……。

目の前で娘に発見されたら自然なリアクションをとる自信が無いので、見つけるならば私の留守中にして欲しい……なんて。ガラスのハート(?)の母です。


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