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キタキチョウ(北黄蝶)、サザナミスズメ(細波雀)、ヤマトシジミ(大和小灰蝶)

キタキチョウ(北黄蝶)、サザナミスズメ(細波雀)、ヤマトシジミ(大和小灰蝶)_e0134713_11122783.jpg

庭の一角を占領して咲き乱れる萩の花(乱れ過ぎ)に、黄色い蝶がとまっている。
今年はモンキチョウを庭でよく見るなーと思って何気なく写真を撮った。

で、写真でよく見たら紋がない(写真はクリックで拡大可)。
調べてみたら、モンキチョウではなくてキチョウの仲間っぽい。

なんだー。黄色い蝶は、今までずっと全部モンキチョウと認識してたや。
図鑑の写真ではツマグロキチョウにも似てるけど、前翅が尖ってないから多分これはキタキチョウの方だろう。

黄蝶の写真を撮りながら、周囲のチラチラする影に気付いてフッと辺りを見回したら、草の間、大小色んな蝶が舞っている。
アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、アゲハチョウ、シジミチョウ、キチョウ、セセリチョウ……。
ええっ凄くないか?と思って、息を飲む。
どれも珍しい蝶って訳ではないけれど、種の違う蝶がすれ違ってヒラヒラしてるところとか、なんか凄い。

へえーと思って日陰に潜んで見ていたら、しばらくしたら皆どこか飛んでいった。
蝶って羽音が無いから、いっぱいいても無音で静かで夢みたいだった。
今日は良いものを見た。まだ10時。洗濯してから出かけよう。

キタキチョウ(北黄蝶)、サザナミスズメ(細波雀)、ヤマトシジミ(大和小灰蝶)_e0134713_11393424.jpg蝶の集会には加わらず、日陰でジッとしているヤツもあり……。

これはサザナミスズメかな。
庭のキンモクセイについてたヤツが、今年は無事に大人になったと見た。

幼虫はこんな感じ。イモムシらしいイモムシだ。


庭で(というより日本で、かな)一番たくさん見かけるのは、ヤマトシジミチョウ。
2cmに満たない小さな蝶だが、ひらひら、ひらひら、あっちにもこっちにも飛んでいる。
止っていると翅の裏しか見えず地味だけど、翅の表は粉をメタリックな粉をふいたような水色だ。
飛翔中は、その水色がほんのり光って綺麗。
キタキチョウ(北黄蝶)、サザナミスズメ(細波雀)、ヤマトシジミ(大和小灰蝶)_e0134713_1250101.jpg

Commented by drawdraw at 2011-09-20 22:16
我が家の庭でも、注意して見ていたら色々な蝶が見られました。
同じ空間で何種類もの蝶って・・確かに何だか凄いですね!
綺麗だな~・・と思いしばらくぼーっと見てましたが
蝶のやたらと多かった年の事を思い出しました。
下の子がお腹にいた年、とにかくたくさんのモンシロ蝶がヒラヒラと我が家に。お腹の赤ちゃんが呼んできたのかね~・・なんて、上の子とお腹を一緒にさすってはゆっくりと時は流れ・・・。
そんな時って蝶もヒラヒラではなくキラキラに見えたりして。

でもその次の年の春、悪夢が・・
薔薇に恐ろしい程の青虫の数!!
さすがに虫好きなmacchiさんでも、その量を見たらギョエ!っとなったに違いありません。
Commented by macchi73 at 2011-09-21 15:45
蝶がキラキラ見える感じ、分かります!
間近で見ると怖いんですが、離れて見ると、蝶の群れってすごく綺麗ですよね……。

でもよく考えると、蝶の群れ=(翌年の)青虫の群れ、というのも自然の理。
いま気付きました。がーん!!

でも時は台風で、外は大変なことになっています(今日は会社も早仕舞でした)。
こんな暴風雨では、卵や幼虫も全員生き残るのは難しそうな気もします。
自然に野ざらしで生きるって、大変なことですね。
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by macchi73 | 2011-09-18 11:42 | 【生物】昆虫・その他の生物 | Comments(2)

庭ブログのはずだった。なのに昆虫の記事がダントツで多い。虫 & 植物 & 子供の記録。日常読む本はほとんどブログのアフィリエイトポイントで買わせてもらってます。感謝。


by macchi73