夏鳥探鳥会:キビタキ、オオルリ
2011年 05月 01日
井の頭かんさつ会主催の「夏鳥探鳥会」に行って来た。
今回は、末っ子が喜ぶかなーと思い、子どもチームに参加してみる。
冬鳥探鳥会に比べて、今の時期は木々に葉が茂っているので、鳥を見つけるのが大変だ。
事前に鳥のさえずりを覚えて、鳴き声から探す、というのをやってみたが……難しいなあ!!
声は聞こえても、姿はなかなか見つけられず。
でも、色んな鳴き声を聞けて楽しかった。
センダイムシクイは本当に「ツルチヨギミ〜」と鳴いていたし。
(歌舞伎の先代萩の登場人物の「鶴千代君」の名前から、「先代ムシクイ」という名前になったそうだ。仙台に由来する鳥なのかと思ってた……。)
今回見られたのは、エナガ、キビタキ、オオルリ、バン、アオゲラ、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、ハシビロガモ。中々の収穫!
他の小鳥達のように飛び回らず、惜し気もなくその姿を晒してくれたアオゲラ。
子どもでも双眼鏡で探して観察できて、とても楽しませてくれた。
鮮やかな黄色のキビタキ。
やっぱり色鮮やかな鳥って見るとドキドキする。
すばしこくて、ちゃんとした写真は撮れなかったが、見られて嬉しかった〜!
こちらは真っ青なオオルリ(のはず)。
逆光で、その魅惑の青さは分からず……残念!
蛍光イエローの太い足を持つ「バン」。
漕いでる割りには泳ぐのが遅いなーと思ったら、バンは足指の間に水掻きがついていないと言う。
水鳥なのに、それは大変だ!
ハシビロガモの夫婦。
派手な方がオスで、褐色の方がメス。カモってだいたいそういう風になっているそうだ。
本当はもう日本を発っているはずの冬鳥だが、今年は例年より2週間ほど夏鳥・冬鳥の動きが遅いらしい。そう言えば、桜が咲くのもそれくらい遅れたもんなー。
その他、鳥ではないが、観察できたもの。
甲羅干しするカメ。
やっぱりまだ少し寒いのかな?頭数は少ない。
うちのアオが活発になるのも、まだもう少し先っぽいなー。
殆どがミシシッピアカミミガメで、在来種を圧倒しているらしい……。
井の頭公園の丸々大きなコイたちの中でも、一際大きくて「お堀のヌシか!?」とギョッとさせられる魚が一匹。
これは中国からやってきた「草魚(ソウギョ)」。
草をよく食べる大型魚で、水場の掃除屋として導入されたらしいが、今では「草食べ過ぎ!」と言われたりしてるようだ。
日向ぼっこしているアオダイショウ。
太いな。
探鳥会が終わって、娘に感想を聞いたら、「ダルマ体操と、皆と遊ぶの楽しかったあ!!」と一声。
「えええー、鳥は!?」と思ったけど、それなりに鳥の名前と習性まで覚えていて、やっぱり楽しく学ぶのがチビには一番そうなのであった。