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2011年 04月 30日
ふくろみ病(ユスラウメ)
夫に呼ばれて庭に出る。
ユスラウメに変な形の実があるという。どうすんの、なんか怖いよ、と夫。
見てみたら、なんだかアーモンドか豆の鞘みたいに肥大化した果実が4つほど出来ている。

ふくろみ病(ユスラウメ)_e0134713_18485217.jpg

これが「ふくろみ病」というものかな。
中がスポンジ状になって膨らみ、熟す前に落下してしまう病気だ。

春先の雨で越冬した胞子が発芽し、雨で伝染する。
防除のためには、発芽前に石灰硫黄合剤の10倍液を散布すれば良いようだ。
石灰硫黄合剤は芽につくと芽をダメにするので、必ず発芽前に行うこと(2月下旬〜3月)。

今年はもうどうしようもないので、来年の春先に薬剤を試してみようかな。
とりあえず今は、雨で広がらないように、奇形果は取り除いておく。

ふくろみ病(ユスラウメ)_e0134713_1921039.jpg
ちなみに、健康な果実はこんな感じ。
丸くて行儀良く整列している。


庭では、いま果実の準備が着々と進んでいるようだ。
色んな植物に果実の気配――ユスラウメ、アケビ、ボケ、フサスグリ、イチゴ、コーネリアンチェリー、ブラックベリー、アルプス乙女、クワの実。

ふくろみ病(ユスラウメ)_e0134713_1961996.jpg
梅の実は、ユスラウメにそっくりな見た目だけど、サイズは10倍くらいか?
丸々してる。

ふくろみ病(ユスラウメ)_e0134713_1972579.jpg
三須臾の花後に、青い実ができている。

果実はコーネリアンチェリーと呼ばれ、楕円形のサクランボといった感じになる。


貰ったり購入したりして、いつの間にか5本に増えたブルーベリー。
花が沢山咲いている。

ふくろみ病(ユスラウメ)_e0134713_1984211.jpg


by macchi73 | 2011-04-30 19:13 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(0)
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