「ほっ」と。キャンペーン
2011年 06月 10日
ブラックスワン
e0134713_803342.jpg

帰宅が遅くなってしまった仕事帰り。
映画館でブラックスワンを観て帰る。バレリーナが主役の怖い映画らしい。

私のバレエ体験と言えば、無料でもらったチケットで、ボリショイ・バレエを不真面目に見たくらいしかない。
こんなに大変な世界だとは知らなかった。ボリショイ、もっと真剣に観るべきだった。

物語の前半で、プリマドンナに選ばれて、トイレでうれし泣きするヒロイン。
あー、こういうのってある……。
なんか、その場面を観ただけで、もうこの映画良い映画と思ってしまった。
ヒロイン役のナタリー・ポートマンの演技、すごく良い(もうちょっと四肢が長ければもっと良い)。

まあ、サイコホラーだから、途中からどんどん怖い方向に話は進むんだけど。
あんな風に泣くほど嬉しかった瞬間があったんだから、後はどんなになっても良いよなと思う。

ここまで行かなくても、子供たちにも似た体験はして欲しいなと思っちゃうのは変なんだろうか。
ギリギリのとこで緊張で顔面蒼白で踏ん張るくらいの経過があってこそ、嬉し泣きすることもある。
ヤッタ!(or 切り抜けた!)と思って、ドーパミンが噴出する瞬間を知って欲しい。

そういう体験があればある程、他の何でも投げ出さなくなると思うんだよなあ。
どれだけ胃の痛くなるような状況でも、持ちこたえれば開放感と喜びがあるということを知っておけば。
その上で、「失敗しても別に死ぬ訳じゃなし、そのうち挽回するし」的なしぶとさも獲得してくれたら、親としてはすごく安心。

「そんなに頑張らなくて良いじゃない」的ポリシーの、のんびりした夫と子どもたちを見て、たまにカッカしてしまう。
そこに喜びはあるのか?楽=快楽なのか?違う種類の快楽も知っとけよ!と。
一家で一人だけ、スポ根気味の自分。

まあでも、自分だけじゃなく周りの人も幸せにするのは、ドーパミン系じゃなくって、リラックス系の人々ではある。
スポ根は良いけど、スポ根を人にも強いるのは迷惑この上ないと人々は言う。色々と反省している。
映画の中のお母さん、嫌でもあり、分かる気がする部分もあり。


[PR]

by macchi73 | 2011-06-10 22:20 | 書籍・CD | Comments(0)


<< 黒パン、イチゴ、それとジューンベリー      ユスラウメのジャム >>