ブラックカラント(カシス)
2010年 12月 04日
●黒い房スグリ。
●独特の香り(私には猫のおしっこの匂いに感じられる)があり、ジャムやドリンクに利用される。
育て方はフサスグリに準ずる。
我が家には紅白の房スグリ(レッドカラント、ホワイトカラント)が生えている。
しかし、カラント(房スグリ)にはもう一種類、黒いタイプもあるようだ。
その名はブラックカラント。別名カシス。最近、苗木をよく見かける。
カシスって何か有名じゃない?知名度から言って、レッドカラントやホワイトカラントより高級感あるよね……と、どこからか天の声を聞き(アブナイ)、導かれるがままに庭の片隅に植えてみた。
が、植えている途中、どこからか猫のおしっこの匂いがする。
幻聴の次は幻臭か?
と、クンクンと鼻を動かして、臭いの出所を探してみたら、どうもカシスの苗が臭い……!?
調べてみたら、カシスの「独特の匂い」って、どうもこれのことっぽい。
えー、独特の良い香りっていう意味じゃなくて、臭いってことだったのか……。
食べる時は平気なのか?
カシスソーダって臭いのか(そういえば飲んだことない)!?
……などと複雑な気持ちは置いておいて。
房スグリは、全然世話しなくても、植え場所が悪くても、年々収穫量が増えることは経験済みだから、安心して放置しとく。
木も場所をとらない割に、実は鈴なりで収穫量多いしね。
再来年あたりには、きっと(臭い?)カシスソーダとかが味わえるなあ。ふっふ。
ブラックカラントは、眼に良いのですが、実つきが悪~い!他の色のカラントの場合、2・3個しか色づいていないと、そのまま食べることもできますが、ブラックの場合は積極的に食べたいとは思いません。ジャムにするのがベストなのですが、冷凍保温して貯めておいても木全体の収量が少ないので、今一作る気にもなりません。よって、ササッと砂糖煮にしてヨーグルトへ、と苗を育てていたときはしていました。本州の夏は暑すぎるので、ヨーロッパのような実つきにはなりません。
えええ。それは、美味しくは無さそうな……。
ジャムにすれば、臭くは無くなるんでしょうか。
なんだか、天の声に従ったのは間違いだったような……。カラントは、花も綺麗な訳じゃなし、美味しくなければ、かなり地味な木ですしね。うーん。
あ、でもサマープディングに使えるんですね。
臭いものって、ちょっとだけ混ぜるとかえって美味しさを引き立てたりするし、そういうアレかな?
収穫できたら試してみます。FYI、ありがとうです。