ホオノキ(朴の木)
2010年 11月 21日
野天での飲食って楽しい。ウィー&ゲップ。
ふと見ると、一きわ大きな葉っぱを集めている同行の方がいた。軍配みたいな形の葉っぱ。
それは何ですか?と尋ねたら、ホーバだという。
うんうんと頷く友人たち。しかし私は寡聞にして知らず。
で、ホーバってなんですか?と聞いたら、ホーバミソに使われる葉だということ。
そこでまたうんうんと頷く皆。
しかし私はホーバミソというものも知らない。
ホーバミソ?それどういう字?オーソレミヨと関係ある?とか首を傾げていたら、ほら飛騨の……とか、肉と味噌のせて食べるじゃない……とか皆に細々説明されるが、全然分からない。つくづく我が身の雑学無しさ加減が厭になる。
帰宅して調べた。
ホーバとは朴の木の葉。そっかー、みんなは「朴葉」って言ってたのか。
その殺菌作用と芳香から、食材を包むのに適しており、朴葉寿司や朴葉味噌、朴葉餅などに使われるという。
朴の木はモクレン科の落葉高木。
とにかく葉が大きいのと芳香が特徴で、古代から食材包みに使われていたようだ。
材としては固く、細工物に使われる。花も綺麗らしい。