皇帝ダリア・ビルディング
2009年 07月 04日
広く繁った葉の日陰具合が良いのか、それとも樹液が美味しいのか。
茎の上を沢山のアリが忙しそうに歩き回っている。
よくよく見ると、所々に穴を開けて、皇帝ダリア内に出入りしている。
幹から伸びる葉柄の付け根は、大きく凹んで水が溜っている。
その水場で休んでいるチャバネ青カメムシ。水を飲みに来ているのだろうか。
ここにもよく見ると蟻の穴が開いていて、竹の節のようになった茎の内部を部屋にしているようだ(?)。
あれ、このカメムシは初めてみた種類かも。後で調べよう。
→ この体型のカメムシが図鑑に見つからないと思ったら、どうも幼虫のようだ(多分クサギカメムシ)。ペアでいたので、つい成虫夫婦かと思い込んでしまっていた・・・。
その下の階では、独り者のカメムシも。
→ 上の写真の幼虫がクサギカメムシっぽいので成虫の見た目も調べてみたら、これもクサギカメムシっぽい。上画像の幼虫たちの親御さんか?
そうやって沢山の虫がいることを知って眺めると、皇帝ダリアがなんだか高層マンションのように見えて来る。
去年とは違って太く真っ直ぐ伸びたもんなあ。なかなか堂々たるビルディングだ。