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2024年 03月 19日
庭のせっかち / Sigur Rós
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昨日20℃超えしちゃったもんだから、目を覚ましたヤツがいた。
しばらく前から水中でゆったりと冬眠から目を覚ましつつあるのは気づいてたけど、上陸したのは昨日が初めて。

久しぶり。ちょっと痩せたな。
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でも、翌日になったらまた温度も10℃切っちゃうし。しかも凄い強風だし……また水中に戻ってジッと微睡む状態に戻っていた。ちょっと気が早かったね。

しかしそれは人間も同じで。

暖かい日に浮かれて、うっかり種まきの準備しちゃったんだよなー。
金蓮花のタネを一晩水に浸けて、今朝植え付けるつもりになっていた。発芽温度は15-20℃、しかし今日の気温は4-12℃。ぐぐぐ。かなり気が早かったようだ。どうしよう。種はすっかり良い感じにふやけてるし。
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今朝のところは見合わせて、そのまましばらく水に浸けていても良いものか?はたまた一旦浸けてしまった水から引き上げても良いものか?迷いながらも朝の時間がなく、仕方ない、エイヤッと予定通り庭の土に播いてしまった。せっかちだったかなあ……。うまく芽吹いて育ってくれると良いけれど。

しかも、他にも色んな種を買って、もう今週中には播くつもりで庭の整地までしてしまったんだよね。発芽温度に十分に達した時期でないと、せっかく出た芽も低温でやられちゃったり、そもそも発芽しなかったりするから、庭に直播きするなら種は少し遅播きくらいの方が上手くいくのに。

今後2週間の天気予報を見たら(なぜ最初から見ないのか?自分でも不思議だ)今月中はまだまだ20℃には達しないみたいだ。てことは、種を播きたいなら直播きじゃなくて育苗箱かなんかを作ってやる方が成功率が高そうだな。

逸る気持ちをじっと堪えて十分に暖かくなるのを待つか?それとも育苗器を作って前倒しで播くか。とりあえず今週末に考えようっと。年度末は用事が多くってなあ、あれもこれもと気が急くが。


(↓ 庭のアンズも咲き始めるからさあ、ついすっかり春本番の気分になっちゃった。
毎年、春には一度は騙されて、衣更えやら何やら、必ずせっかちの失敗をしてしまう)
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# by macchi73 | 2024-03-19 00:30 | ペット:ミドリガメ | Comments(0)
2024年 03月 18日
2024年度の庭準備⑧:今ある作物も活用する(アシタバ収穫)/Space
2024年度の庭準備⑧:今ある作物も活用する(アシタバ収穫)/Space_e0134713_11130020.jpeg

引っ越ししてきた時から庭のあちこちに巨大なアシタバがあるんだけど、夫の「本当に食べて大丈夫なの?絶対に?」という疑念によりあまり活用されていなかった。どうも以前に友達と海に山菜摘みに行ったときにアシタバだと思って摘んだものが「それ毒草だよ」と指摘されたのがトラウマになっているっぽいと見た。

でもここ最近の庭の菜園化の煽りを受けて(←煽っているのは私だが)、やっとアシタバについて前向きな姿勢になった模様。先日のネギ坊主とアシタバの味噌汁も美味しかったしね。今朝は「Macchi, 細めのネギと一緒にアシタバも採ってきて!ちゃんと庭のシンクで泥落としてね!」と凛々しく指令された。イエッサー!今後は食卓での利用も多くなると思われるので、この辺で一回アシタバについておさらいしとこう。上手く収穫することで、長く美味しくつきあえる由。




【見分け方】
まずは夫が懸念していた毒草との見分け方について。
アシタバと誤食があるのは、チョウセンアサガオとハマウドあたりらしい。

夫が以前に間違えたのはハマウドだが、確かに同じセリ科シシウド属だからよく似ている。でも海岸植物で庭には生えないし、実際のところは「アシタバに似てるが、アシタバのように美味しくない」というだけで毒はないようだ。
一方、朝鮮朝顔(ダチュラ)は、大きな花が美しいので庭や空地でちょくちょく見られるけど、葉の外見はアシタバとだいぶ違うから、ある程度の植物好きだったら間違えることって余り無さそうだけどな……アシタバみたいなセリ科の匂いもないだろうし。どっちかっていうと、根をゴボウ、蕾をオクラと誤食するのはありそうに思う。

「これってアシタバ?ハマウド?」と疑念を抱いたら、その場で茎を切ってみれば良い。鮮やかな黄色の汁が出てきたら、それはアシタバ。ハマウドの汁は白い(しかし淡い黄白色という記述もある)。

ただ、黄色の汁で思い浮かぶセリ科の植物といえばドクゼリもあるよね(図鑑知識しかなく、ドクゼリの黄色の汁を実際に見たことはないが)。ドクゼリは湿地帯に生える毒草でアシタバよりもセリやミツバに似た姿をしており、食用のセリに特徴的な匂いがないことで見分けられる……とは言われるが、死亡事故もある猛毒の植物だから、自信がなければ自分で植えたんではない野良のセリは食べない方が良いだろうな。
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【収穫方法】
アシタバの若葉はセリっぽい風味があってしかも柔らかく肉厚で、汁物、炒め物、天ぷら、何にでも使える。葉が大きく展開し切った後には固く食味が悪くなるので、開き切る前の艶々の新葉を茎の根本の方から切り取って利用する。

ただし、あまりに全ての茎を刈り取ると株が弱ってしまうので、新葉の茎を刈り取る際には光合成のために他の古い茎(&葉)は残しておくこと。アシタバの茎は3つくらいに分岐しながら伸びるので、新しい茎を刈り取るときには、他の2つの古い茎は残すくらいが良い。
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ちなみに、アシタバの名前の由来は摘んだ翌日にはもう新葉がでるくらい生命力が強いためと聞く。だったら古い葉を何枚かだけ残して、あとはバンバン摘んじゃえば良いじゃん!って思いそうになるが、カットする場所を間違えると新葉も出てきにくくなるから注意。

アシタバの新葉の出方って、こんな感じなので……
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カットする時には、その上からにするのが大事。
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アシタバは3年くらいして大株になると花を咲かせて枯れるようなので、長く収穫するには、小まめに葉を収穫して花を付けにくくするのが良いようだ。引っ越し時から生えてるアシタバだが咲いたのは見ていない気がするので、もしかしたら今年あたり咲いちゃうのかもな。花の時期は6-7月。薹がたってきたら気をつけて摘蕾してみよう。
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# by macchi73 | 2024-03-18 06:00 | 栽培日記:ハーブ、果樹、野菜 | Comments(0)
2024年 03月 17日
(月+花)見@3月の庭 / radiohead
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夫と二人で庭の隅々まで落葉掃除したら、コンポスターも堆肥枠も満杯状態、さらには大きなゴミ袋10袋以上になった。久々に庭の黒い土が隅々まで剥き出しになって、清々しい。ふかふかの落葉も良いけど、やっぱりスッキリ地面が見えているのもいいなあ!

いっぱい動いて四肢が重いから、夕食はみんなでお寿司食べに行って楽に済まして、夜は風呂上がりに庭に出てパジャマで夕涼み。桜も満月もまだだけど、白木蓮と三日月で花見&月見しよう。

柔らかく枝をのばした南洋山椒の木の下で、ガーデンテーブルから静かな夜の庭を眺めるのって快感。いやー、片付いたねーとコーヒーで乾杯する。沈丁花、ヒヤシンス、白木蓮が甘い香りを漂わせながら月夜に光ってる。時々、真っ白な花びらが降ってくる。暑くもなく寒くもなく蚊もおらず、ただ花の香りだけが綺麗になった地面をさらさら渡る。これからしばらく気持ちの良い季節。


月夜の庭で5カ年報告書つくる年度末、BGMは"2+2=5"


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# by macchi73 | 2024-03-17 00:30 | 【庭】季節の様子・庭仕事 | Comments(2)